4716 日本オラクル 2019-12-20 15:00:00
2020年5月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年5月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年12月20日
上 場 会 社 名 日本オラクル株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4716 URL http://www.oracle.com/jp/corporate/investor-relations/index.html
代 表 者 (役職名) 代表執行役 最高法務責任者(CLO) (氏名) 金子 忠浩
問合せ先責任者 (役職名) IR部 シニア・マネジャー (氏名) 西尾 有貴 (TEL) 03-6834-6666
四半期報告書提出予定日 2020年1月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年5月期第2四半期の業績(2019年6月1日~2019年11月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年5月期第2四半期 97,485 6.8 30,052 8.2 30,046 8.0 20,790 7.9
2019年5月期第2四半期 91,254 8.5 27,784 11.1 27,829 11.3 19,276 11.6
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年5月期第2四半期 162.47 162.32
2019年5月期第2四半期 150.64 150.44
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年5月期第2四半期 256,275 164,316 64.1
2019年5月期 269,518 160,288 59.4
(参考) 自己資本 2020年5月期第2四半期 164,145百万円 2019年5月期 160,078百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年5月期 - 0.00 - 136.00 136.00
2020年5月期 - 0.00
2020年5月期(予想) - - -
(注1) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注2) 次期の配当金は未定です。
3.2020年5月期の業績予想(2019年6月1日~2020年5月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
1株当たり
売上高
当期純利益
% 円
1.0 340.00
通期
~5.0 ~350.00
(注1) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注2) 2020年5月期の業績予想については、レンジ形式により開示しております。詳細は、添付資料3ページ「1.当四半
期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(注3) 予想実効税率は30.8%です。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年5月期2Q 128,152,171株 2019年5月期 128,098,771株
② 期末自己株式数 2020年5月期2Q 118,178株 2019年5月期 184,430株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年5月期2Q 127,967,273株 2019年5月期2Q 127,958,324株
(注) 当社は、役員報酬BIP信託および株式付与ESOP信託を導入しております。信託が所有する当社株式は、自己株
式に含めて記載しております。また、当該信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除
する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日において当社が入手可能な情報お
よび合理的であると判断する一定の前提に基づき策定したものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数
値と大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想の利用にあたっての注意事項等
については、四半期決算短信(添付資料)P3.「(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………6
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………7
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………7
1
日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績の概要
当第2四半期累計期間(自 2019年6月1日 至 2019年11月30日。以下、「当四半期」)の経営成績につきまして
は、売上高97,485百万円(前年同期比6.8%増)、営業利益30,052百万円(前年同期比8.2%増)、経常利益
30,046百万円(前年同期比8.0%増)、四半期純利益20,790百万円(前年同期比7.9%増)となりました。
当四半期における当社の属する国内の情報サービス産業においては、システム更新需要の他、モバイル対応、
IoT等デジタルデータを活用した業務効率化、エンドユーザーとの接点強化など企業成長、競争力強化を目的とす
るクラウドおよびIT投資が堅調に推移しております。
市場展開方針
当社は、クラウドサービスやデータを活用し、顧客企業のイノベーションの実現とビジネスの変革を支援する
ことにより、さらなる企業成長をめざしております。
また、当社はシステムを構築するために必要なプラットフォーム製品、業務アプリケーション、ハードウェア
までを、クラウド、オンプレミスいずれの環境においても展開可能な総合的製品ポートフォリオを有しておりま
す。特にソフトウェア・ライセンス製品は、長年、高度なセキュリティ、可用性と高速処理性能が求められるミ
ッションクリティカル領域で広く採用されております。新たな事業の柱として注力しているオラクルクラウドは、
このソフトウェア・ライセンスと同じ設計思想、同じ技術で構築しており、オラクルのソフトウェア・ライセン
スで構築したオンプレミス・システムとオラクルクラウドとの連携、双方向の移行を可能とすることを強みとし
ております。
これらの強みを活かし、注力ポイントである「大型案件の獲得」、オラクルクラウドにAIを組み込み、パッチ
適用やパフォーマンス・チューニングなどの保守運用の自律化を行う「Oracle Autonomous Database」へのアッ
プグレード、「ERPアップグレード」をさらに加速させるため、2019年5月東京地域に開設した「Generation2
Cloud」データセンターに加え、2020年初旬には大阪地域にデータセンターを開設し、エンタープライズのワーク
ロード、セキュリティに対応したクラウドサービスを提供してまいります。
また、市場規模に応じたあらゆる業種のお客様向けに営業部隊を構築し、当社の価値を訴求し続けておりま
す。
[用語解説]
* クラウドサービス:企業等のITシステムに利用されるソフトウェアやハードウェアのリソースを、インターネットを通じてサー
ビスとして提供する形態。
* オンプレミス:ITシステムを自社所有で構築・運用する形態。
第2四半期会計期間(自 2019年9月1日 至 2019年11月30日)の営業状況
クラウドライセンス&オンプレミスライセンスについては、製造、流通サービス、通信公益を始めとする幅広
い業種のお客様からの引合いが引き続き堅調に推移いたしました。当社製品・サービスの価値訴求を積極的に展
開し、複数の大型案件を獲得することができました。
また、「Oracle Autonomous Database Cloud」を始めとするクラウドサービスについては、パフォーマンスや
セキュリティ、費用対効果を重視されるお客様からの引合いが多く、5月に開設した東京地区データセンターの利
用量は引き続き順調に増加しており、提供サービスの多くが好調に展開いたしました。
ライセンスサポートについては、高い契約更新率を維持しており、クラウドライセンス&オンプレミスライセ
ンスの販売に伴う新規保守契約も堅調を維持しております。
ハードウェア・システムズにつきましては、2019年9月にインテル社製の“Persistent Memory(永続性メモ
リ)”を搭載した、” Oracle Exadata Database Machine X8M“ の提供を開始し、多くの引き合いをいただいて
おります。 Exadata X8Mは、ストレージ・ボトルネックを排除し、オンライン・トランザクション処理(OLTP)、
アナリティクス、IoT、不正検出、高頻度取引など、最も過酷なワークロード向けにパフォーマンスを大幅に向上
させます。
2
日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第2四半期決算短信
<報告セグメント別売上高の状況>
2019年5月期 2020年5月期
2019年5月期
第2四半期 第2四半期
区分 対前年
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
同期比
百万円 % 百万円 % % 百万円 %
クラウドライセンス&
18,343 20.1 20,446 21.0 11.5 52,747 26.1
オンプレミスライセンス
クラウドサービス&
54,332 59.5 58,053 59.6 6.8 110,066 54.4
ライセンスサポート
クラウド&ライセンス 72,675 79.6 78,500 80.5 8.0 162,813 80.4
ハードウェア・システムズ 8,084 8.9 8,407 8.6 4.0 18,340 9.1
サービス 10,493 11.5 10,577 10.9 0.8 21,234 10.5
合計 91,254 100.0 97,485 100.0 6.8 202,389 100.0
(注) 金額は単位未満を切り捨て、構成比ならびに対前年同期比は単位未満を四捨五入で表示しております。
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期会計期間においてオラクル・ジャパン・ホールディング・インク(当社の親会社)に対する最長で
2019年2月より2年間を貸付期間とするローンの追加実施(30,000百万円)等により、流動資産は50,686百万円(前
事業年度末比42,319百万円減)、固定資産は205,588百万円(前事業年度末比29,076百万円増)となりました。
負債は91,958百万円(前事業年度末比17,271百万円減)、純資産は164,316百万円(前事業年度末比4,028百万円増)
となりました。この結果、自己資本比率は64.1%(前事業年度末比4.7ポイントアップ)となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年6月28日に発表いたしました2020年5月期の業績予想より変更はありません。
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日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第2四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当第2四半期会計期間
(2019年5月31日) (2019年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 65,505 33,120
売掛金 20,283 14,863
その他 7,228 2,714
貸倒引当金 △12 △12
流動資産合計 93,005 50,686
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 11,088 10,661
土地 26,057 26,057
その他(純額) 3,743 3,404
有形固定資産合計 40,889 40,123
無形固定資産 2 2
投資その他の資産
関係会社長期貸付金 130,000 160,000
その他 5,655 5,463
貸倒引当金 △34 △0
投資その他の資産合計 135,620 165,463
固定資産合計 176,512 205,588
資産合計 269,518 256,275
負債の部
流動負債
買掛金 15,910 11,982
未払金 5,313 3,439
未払法人税等 10,969 9,890
前受金 70,772 62,210
賞与引当金 2,581 1,227
その他の引当金 442 190
その他 3,232 3,010
流動負債合計 109,222 91,950
固定負債
その他 7 7
固定負債合計 7 7
負債合計 109,230 91,958
純資産の部
株主資本
資本金 24,679 24,807
資本剰余金 8,030 8,158
利益剰余金 128,580 131,950
自己株式 △1,211 △771
株主資本合計 160,078 164,145
新株予約権 209 171
純資産合計 160,288 164,316
負債純資産合計 269,518 256,275
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日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第2四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第2四半期累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2018年11月30日) 至 2019年11月30日)
売上高 91,254 97,485
売上原価 47,544 50,842
売上総利益 43,709 46,642
販売費及び一般管理費 15,925 16,589
営業利益 27,784 30,052
営業外収益
為替差益 51 -
受取利息 6 13
その他 23 29
営業外収益合計 81 43
営業外費用
為替差損 - 47
その他 36 1
営業外費用合計 36 49
経常利益 27,829 30,046
特別利益
新株予約権戻入益 14 12
特別利益合計 14 12
税引前四半期純利益 27,843 30,058
法人税等 8,567 9,268
四半期純利益 19,276 20,790
5
日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第2四半期決算短信
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期累計期間 当第2四半期累計期間
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2018年11月30日) 至 2019年11月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 27,843 30,058
減価償却費 925 1,167
株式報酬費用 12 10
貸倒引当金の増減額(△は減少) - △34
賞与引当金の増減額(△は減少) △1,064 △1,354
その他の引当金の増減額(△は減少) △203 △251
為替差損益(△は益) △27 44
受取利息及び受取配当金 △6 △41
固定資産除売却損益(△は益) 36 1
売上債権の増減額(△は増加) 8,087 5,420
その他の流動資産の増減額(△は増加) △502 4,527
仕入債務の増減額(△は減少) △3,243 △3,928
未払金の増減額(△は減少) △1,476 △1,847
前受金の増減額(△は減少) △6,402 △8,561
その他の流動負債の増減額(△は減少) △767 △250
その他 271 638
小計 23,484 25,598
利息及び配当金の受取額 5 27
法人税等の支払額 △10,367 △10,319
営業活動によるキャッシュ・フロー 13,122 15,306
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,635 △441
有形固定資産の売却による収入 - 32
関係会社貸付けによる支出 - △30,000
定期預金の預入による支出 △52,000 -
定期預金の払戻による収入 51,000 -
差入保証金の差入による支出 △4 △19
差入保証金の回収による収入 3 2
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,636 △30,424
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 190 220
自己株式の取得による支出 △0 △3
自己株式の売却による収入 - 0
配当金の支払額 △15,485 △17,439
財務活動によるキャッシュ・フロー △15,295 △17,222
現金及び現金同等物に係る換算差額 27 △44
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △4,782 △32,384
現金及び現金同等物の期首残高 118,326 65,505
現金及び現金同等物の四半期末残高 113,543 33,120
6
日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第2四半期決算短信
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積
り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。なお、法人税等調整額
は、法人税等に含めて表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期累計期間(自 2018年6月1日 至 2018年11月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
クラウド& ハードウェア
サービス 計 (注)2
ライセンス ・システムズ
売上高
外部顧客への売上高 72,675 8,084 10,493 91,254 ― 91,254
セグメント間の
― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 72,675 8,084 10,493 91,254 ― 91,254
セグメント利益 26,949 371 2,544 29,865 △2,080 27,784
(注) 1.セグメント利益の調整額△2,080百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部
門等に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期累計期間(自 2019年6月1日 至 2019年11月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
クラウド& ハードウェア
サービス 計 (注)2
ライセンス ・システムズ
売上高
外部顧客への売上高 78,500 8,407 10,577 97,485 ― 97,485
セグメント間の
― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 78,500 8,407 10,577 97,485 ― 97,485
セグメント利益 30,229 393 1,731 32,354 △2,301 30,052
(注) 1.セグメント利益の調整額△2,301百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部
門等に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
7