4716 日本オラクル 2019-09-24 15:00:00
2020年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年9月24日
上 場 会 社 名 日本オラクル株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4716 URL http://www.oracle.com/jp/corporate/investor-relations/index.html
代 表 者 (役職名) 代表執行役 最高法務責任者(CLO) (氏名) 金子 忠浩
問合せ先責任者 (役職名) IR部 ディレクター (氏名) 板橋 剛仁 (TEL) 03-6834-6666
四半期報告書提出予定日 2019年10月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家、証券アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年5月期第1四半期の業績(2019年6月1日~2019年8月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年5月期第1四半期 47,505 4.1 14,249 5.1 14,189 4.5 9,817 4.4
2019年5月期第1四半期 45,646 10.6 13,555 10.3 13,579 11.0 9,401 10.9
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年5月期第1四半期 76.74 76.66
2019年5月期第1四半期 73.49 73.37
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年5月期第1四半期 253,230 152,855 60.3
2019年5月期 269,518 160,288 59.4
(参考) 自己資本 2020年5月期第1四半期 152,671百万円 2019年5月期 160,078百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年5月期 - 0.00 - 136.00 136.00
2020年5月期 -
2020年5月期(予想) - - - -
(注1) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注2) 次期の配当金は未定です。
3.2020年5月期の業績予想(2019年6月1日~2020年5月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
1株当たり
売上高
当期純利益
% 円
1.0 340.00
通期
~5.0 ~350.00
(注1) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注2) 2020年5月期の業績予想については、レンジ形式により開示しております。詳細は、添付資料3ページ「1.当四半
期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(注3) 予想実効税率は30.8%です。
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年5月期1Q 128,139,571株 2019年5月期 128,098,771株
② 期末自己株式数 2020年5月期1Q 184,480株 2019年5月期 184,430株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年5月期1Q 127,935,547株 2019年5月期1Q 127,932,083株
(注) 当社は、役員報酬BIP信託および株式付与ESOP信託を導入しております。信託が所有する当社株式は、自己株
式に含めて記載しております。また、当該信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除
する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日において当社が入手可能な情報お
よび合理的であると判断する一定の前提に基づき策定されたものであり、実際の業績等は様々な要因により予想
数値とは大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意
事項等については、決算短信(添付資料)P3 「(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………6
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………6
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日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績の概要
当第1四半期累計期間(自 2019年6月1日 至 2019年8月31日。以下、「当四半期」)の経営成績につきまして
は、売上高47,505百万円(前年同期比4.1%増)、営業利益14,249百万円(前年同期比5.1%増)、経常利益
14,189百万円(前年同期比4.5%増)、四半期純利益9,817百万円(前年同期比4.4%増)となりました。
当四半期における当社の属する国内の情報サービス産業においては、システム更新需要の他、モバイル対応、
IoT等デジタルデータを活用した業務効率化、エンドユーザーとの接点強化など企業成長、競争力強化を目的とす
るクラウドおよびIT投資が堅調に推移しております。
市場展開方針
当社は、クラウドサービスやデータを活用し、顧客企業のイノベーションの実現とビジネスの変革を支援する
ことにより、さらなる企業成長をめざしております。
また、当社はシステムを構築するために必要なプラットフォーム製品、業務アプリケーション、ハードウェア
までを、クラウド、オンプレミスいずれの環境においても展開可能な総合的製品ポートフォリオを有しておりま
す。特にソフトウェア・ライセンス製品は、長年、高度なセキュリティ、可用性と高速処理性能が求められるミ
ッションクリティカル領域で広く採用されております。新たな事業の柱として注力しているオラクルクラウドは、
このソフトウェア・ライセンスと同じ設計思想、同じ技術で構築しており、オラクルのソフトウェア・ライセン
スで構築したオンプレミス・システムとオラクルクラウドとの連携、双方向の移行を可能とすることを強みとし
ております。
これらの強みを活かし、注力ポイントである「大型案件の獲得」、オラクルクラウドにAIを組み込み、パッチ
適用やパフォーマンス・チューニングなどの保守運用の自律化を行う「Oracle Autonomous Database」へのアッ
プグレード、「ERPアップグレード」をさらに加速させるため、2019年5月東京地域に開設した「Generation2
Cloud」データセンターに加え、今後大阪地域にデータセンターを開設し、エンタープライズのワークロード、セ
キュリティに対応したクラウドサービスを提供してまいります。
また、営業面では、ミッドマーケット向け営業組織「Oracle Digital」に加え、エンタープライズ向けクラウ
ド営業組織「Autonomous Database Rep(営業)」を新たに設置し、コンサルティング部門との付加価値サービスの
訴求により、クラウドビジネスの拡大を推進してまいります。
[用語解説]
* クラウドサービス:企業等のITシステムに利用されるソフトウェアやハードウェアのリソースを、インターネットを通じてサー
ビスとして提供する形態。
* オンプレミス:ITシステムを自社所有で構築・運用する形態。
第1四半期会計期間の営業状況
クラウドライセンス&オンプレミスライセンスについては、製造、流通サービス、公益を始めとする幅広い業
種のお客様からの引合いは引き続き堅調です。しかしながら、大型案件獲得において、時期変動の影響があり、
売上高は前年同期比2.0%減となりました。
「Oracle Autonomous Database Cloud」を始めとするクラウドサービスについては、パフォーマンスやセキュ
リティ、費用対効果を重視されるお客様からの引合いが多く、5月に開設した東京地区データセンターの利用量が
順調に増加しております。また、ライセンスサポートについては、引き続き高い契約更新率を維持しており、ク
ラウドライセンス&オンプレミスライセンスの販売に伴う新規保守契約も堅調に推移しております。
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日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第1四半期決算短信
<報告セグメント別売上高の状況>
2019年5月期 2020年5月期
2019年5月期
第1四半期 第1四半期
区分 対前年
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
同期比
百万円 % 百万円 % % 百万円 %
クラウドライセンス&
9,561 20.9 9,371 19.7 △2.0 52,747 26.1
オンプレミスライセンス
クラウドサービス&
26,651 58.4 29,058 61.2 9.0 110,066 54.4
ライセンスサポート
クラウド&ライセンス 36,212 79.3 38,429 80.9 6.1 162,813 80.4
ハードウェア・システムズ 4,145 9.1 3,950 8.3 △4.7 18,340 9.1
サービス 5,288 11.6 5,125 10.8 △3.1 21,234 10.5
合計 45,646 100.0 47,505 100.0 4.1 202,389 100.0
(注) 金額は単位未満を切り捨て、構成比ならびに対前年同期比は単位未満を四捨五入で表示しております。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期会計期間末における総資産は253,230百万円(前事業年度末比16,287百万円減)となりました。流動資
産は77,210百万円(前事業年度末比15,795百万円減)となりました。
負債は100,375百万円(前事業年度末比8,855百万円減)、純資産は152,855百万円(前事業年度末比7,432百万円減)
となりました。この結果、自己資本比率は60.3%(前事業年度末比0.9ポイントアップ)となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年6月28日に発表いたしました2020年5月期の業績予想より変更はありません。
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日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第1四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年5月31日) (2019年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 65,505 61,561
売掛金 20,283 11,663
その他 7,228 3,997
貸倒引当金 △12 △12
流動資産合計 93,005 77,210
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 11,088 10,872
土地 26,057 26,057
その他(純額) 3,743 3,735
有形固定資産合計 40,889 40,664
無形固定資産 2 2
投資その他の資産
関係会社長期貸付金 130,000 130,000
その他 5,655 5,387
貸倒引当金 △34 △34
投資その他の資産合計 135,620 135,352
固定資産合計 176,512 176,019
資産合計 269,518 253,230
負債の部
流動負債
買掛金 15,910 11,002
未払金 5,313 4,636
未払法人税等 10,969 4,691
前受金 70,772 74,426
賞与引当金 2,581 966
その他の引当金 442 527
その他 3,232 4,116
流動負債合計 109,222 100,367
固定負債
その他 7 7
固定負債合計 7 7
負債合計 109,230 100,375
純資産の部
株主資本
資本金 24,679 24,777
資本剰余金 8,030 8,127
利益剰余金 128,580 120,977
自己株式 △1,211 △1,211
株主資本合計 160,078 152,671
新株予約権 209 184
純資産合計 160,288 152,855
負債純資産合計 269,518 253,230
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日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第1四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年6月1日 (自 2019年6月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
売上高 45,646 47,505
売上原価 24,531 24,856
売上総利益 21,115 22,648
販売費及び一般管理費 7,559 8,399
営業利益 13,555 14,249
営業外収益
為替差益 15 -
受取利息 3 6
その他 4 5
営業外収益合計 23 12
営業外費用
為替差損 - 71
その他 0 0
営業外費用合計 0 72
経常利益 13,579 14,189
特別利益
新株予約権戻入益 0 3
特別利益合計 0 3
税引前四半期純利益 13,579 14,192
法人税等 4,178 4,374
四半期純利益 9,401 9,817
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日本オラクル株式会社(4716) 2020年5月期 第1四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用については、当事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積
り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。なお、法人税等調整額
は、法人税等に含めて表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期累計期間(自 2018年6月1日 至 2018年8月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
クラウド& ハードウェア
サービス 計 (注)2
ライセンス ・システムズ
売上高
外部顧客への売上高 36,212 4,145 5,288 45,646 ― 45,646
セグメント間の
― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 36,212 4,145 5,288 45,646 ― 45,646
セグメント利益 12,921 173 1,393 14,488 △932 13,555
(注) 1.セグメント利益の調整額△932百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部門
等に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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Ⅱ 当第1四半期累計期間(自 2019年6月1日 至 2019年8月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
調整額 損益計算書
(注)1 計上額
クラウド& ハードウェア
サービス 計 (注)2
ライセンス ・システムズ
売上高
外部顧客への売上高 38,429 3,950 5,125 47,505 ― 47,505
セグメント間の
― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 38,429 3,950 5,125 47,505 ― 47,505
セグメント利益 14,627 187 714 15,530 △1,281 14,249
(注) 1.セグメント利益の調整額△1,281百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部
門等に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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