4716 日本オラクル 2021-06-24 15:00:00
2021年5月期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2021年5月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2021年6月24日
上 場 会 社 名日本オラクル株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号4716 URL http://www.oracle.com/jp/corporate/investor-relations/index.html
代表執行役 法務室
代 表 者 (役職名) (氏名) 内海 寛子
マネージング・カウンシル
問合せ先責任者 (役職名) IR部 ディレクター (氏名) 西尾 有貴 (TEL) 03-6834-6666
定時株主総会開催予定日 2021年8月20日 配当支払開始予定日 2021年8月4日
有価証券報告書提出予定日 2021年8月20日
決算補足説明資料作成の有無 :有
決算説明会開催の有無
:有 (機関投資家、証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年5月期の業績(2020年6月1日~2021年5月31日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年5月期 208,523 △1.3 70,904 3.0 70,904 3.0 49,175 3.1
2020年5月期 211,357 4.4 68,865 10.5 68,857 10.6 47,686 10.0
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年5月期 383.92 383.66 23.9 22.6 34.0
2020年5月期 372.52 372.19 27.1 24.4 32.6
(参考) 持分法投資損益
2021年5月期 -百万円 2020年5月期 -百万円
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年5月期 333,999 219,999 65.8 1,717.30
2020年5月期 294,139 191,362 65.0 1,493.01
(参考) 自己資本 2021年5月期 219,881百万円 2020年5月期 191,206百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年5月期 65,148 △50,118 △21,115 53,964
2020年5月期 42,309 △30,584 △17,097 60,091
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年5月期 - 0.00 - 149.00 149.00 19,097 40.0 10.9
2021年5月期 - 0.00 - 1,146.00 1,146.00 146,949 298.5 71.4
2022年5月期(予想) - - - - - -
(注1) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
(注2) 2021年5月期末の配当金内訳は、普通配当154円、特別配当992円、合計1,146円です。
(注3) 次期の配当金は未定です。
3.2022年5月期の業績予想(2021年6月1日~2022年5月31日)
(%表示は、通期は対前期増減率)
1株当たり
売上高
当期純利益
% 円
1.0 385.00
通期
~4.0 ~395.00
(注1) 2022年5月期の業績予想については、レンジ形式により開示しております。詳細は、添付資料5ページ「1.経営成
績の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(注2) 予想実効税率は30.8%です。
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年5月期 128,240,971株 2020年5月期 128,184,271株
② 期末自己株式数 2021年5月期 201,781株 2020年5月期 116,303株
③ 期中平均株式数 2021年5月期 128,087,828株 2020年5月期 128,009,848株
(注) 当社は、役員報酬BIP信託および株式付与ESOP信託を導入しております。信託が所有する当社株式は、自己株
式に含めて記載しております。また、当該信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除
する自己株式に含めております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日において当社が入手可能な情報お
よび合法的であると判断する一定の前提に基づき策定されたものであり、実際の業績等は様々な要因により予想
数値とは大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意
事項等については、決算短信(添付資料)5ページ「(4)今後の見通し[業績予想に関する留意事項]」をご覧くださ
い。
日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………6
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………6
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………8
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………11
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(追加情報) …………………………………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………14
1
日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
業績の概要
当事業年度(自 2020年6月1日 至 2021年5月31日。以下、「当期」)における当社の属する国内の情報サービ
ス産業においては、システム更新需要のほか、モバイル対応、IoT等デジタルデータを活用した業務効率化、急拡
大しているリモートワークへの対応、エンドユーザーとの接点強化など企業成長、競争力強化を目的とするクラ
ウドおよびIT投資が底堅く推移しております。一方、新型コロナウイルス感染拡大により業績への影響を受けた、
一部業種における顧客企業のIT投資延期や意思決定の保留も依然としてみられました。
このような環境下において、当社は引き続き、当社製品・サービスの活用によって顧客企業のイノベーション
の実現とビジネス変革、成長を強力に支援することへの価値訴求を継続してまいりました。
また今般の新型コロナウイルスについて、当社としても、社員および顧客企業をはじめとするあらゆるステー
クホルダーの安全と健康を守り、安定的に事業運営を継続していくための対策を講じることが最重要課題のひと
つと捉えております。全従業員のリモートワークへのシフトと顧客企業への安定的なサービスの提供、営業体制
の構築を継続して実施してまいりました。
このような取り組みの結果、売上高208,523百万円(前年同期比1.3%減)、営業利益70,904百万円(前年同期
比3.0%増)、経常利益70,904百万円(前年同期比3.0%増)、当期純利益49,175百万円(前年同期比3.1%増)と
なり、通期では営業利益、経常利益および当期純利益ともに過去最高益を達成いたしました。
市場展開方針
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう
支援していくことです。
「Be a TRUSTED TECHNOLOGY ADVISOR」を掲げ、お客様企業の基幹システムのクラウド移行と積極的なデータ活
用によるビジネス成長を支援することにより、さらなる企業成長を目指しております。テクノロジー企業である
オラクルが自社のテクノロジーを用いて実践したDX(デジタル・トランスフォーメーション)のビジネス成果を
お客様企業へ導入することで、Oracle@Oracleが実現したデータ・ドリブンなDXへのジャーニーを支援してまいり
ます。
当社はシステムを構築するために必要なプラットフォーム製品、業務アプリケーション、ハードウェアまでを、
クラウド、オンプレミスいずれの環境においても展開可能な総合的製品ポートフォリオを有しております。特に
ソフトウェア・ライセンス製品は、長年、高度なセキュリティ、可用性と高速処理性能が求められるミッション
クリティカル領域で広く採用されております。新たな事業の柱として注力しているオラクルクラウドは、このソ
フトウェア・ライセンスと同じ設計思想、同じ技術で構築しており、オラクルのソフトウェア・ライセンスで構
築したオンプレミス・システムとオラクルクラウドとの連携、双方向の移行を可能とすることを強みとしており
ます。
データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウドサービス、それらの利用を支援する各種
サービスの提供をさらに加速させるため「カスタマー・フォーカス」を掲げ、「ERPクラウドアップグレード」、
「大型案件の獲得」、「クラウドデータ利用量の増大」に一層注力してまいりました。また、企業が取り扱う爆
発的な情報量の増大、過酷なワークロードに対して、セキュアな環境下でパフォーマンスを発揮することができ
る「OCI(Oracle Cloud Infrastructure)」を基盤とするテクノロジークラウドサービスの価値訴求にも注力し
ております。
戦略を推進する体制として、2019年5月東京地域に開設したデータセンターに加え、2020年2月大阪地域に2拠点
目のデータセンターを開設し、エンタープライズのワークロード、セキュリティ、さらにDR(ディザスター・リ
カバリー:災害被害からの回復、事業継続マネジメント)に対応したサービスを提供しております。
また、営業面では、クラウドビジネスおよびライセンスビジネスに特化した営業組織を再編し、サポート、コ
ンサルティング部門との「チームコラボレーション」により付加価値サービスを訴求し、クラウドビジネスの拡
大を推進してまいります。さらに、市場規模に応じたあらゆる業種のお客様向けに営業部隊を構築し、当社の価
値を訴求し続けております。
[用語解説]
* クラウドサービス:企業等のITシステムに利用されるソフトウェアやハードウェアのリソースを、インターネットを通じてサー
ビスとして提供する形態。
* オンプレミス:ITシステムを自社所有で構築・運用する形態。
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
第4四半期会計期間(自 2021年3月1日 至 2021年5月31日)の営業状況
クラウドライセンス&オンプレミスライセンスについては、上記の市場展開方針により、当社製品・サービス
の価値訴求を積極的に展開してまいりましたが、国内で二度目の緊急事態宣言発令および延長を受け、ライセン
スビジネスにおいては一部プロジェクトの延期や保留がありました。一方、引き続きパートナー企業様とのアラ
イアンス強化を積極的に推進し、中堅中小企業向けの需要創出にも注力してまいりました。
また、「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」を始めとするクラウドサービスについては、パフォーマンスや
セキュリティ、費用対効果を重視されるお客様からの引合いがより強くなっており、当期の戦略のひとつである
エンタープライズ向けERPアップグレード(オンプレミスからクラウドへのリフト&シフト)についても幅広い業
種において多くの実績を残すことができました。これに伴い、2019年5月に開設した東京地区データセンターおよ
び2020年2月に新設した大阪地区データセンターの利用量は引き続き順調に増加しており、適宜設備増設を行って
おります。
ライセンスサポートについては、高い契約更新率を維持しており、クラウドライセンス&オンプレミスライセ
ンスの販売に伴う新規保守契約も高水準を堅持しております。
ハードウェア・システムズにつきましては、2019年9月に提供を開始したインテル社製の“Persistent Memory
(永続性メモリ)”を搭載した、“Oracle Exadata Database Machine X8M”は引き続き多くの引き合いをいただ
いております。Exadata X8Mは、ストレージ・ボトルネックを排除し、オンライン・トランザクション処理
(OLTP)、アナリティクス、IoT、不正検出、高頻度取引など、最も過酷なワークロード向けにパフォーマンスを
大幅に向上させます。
サービスにつきましては、コンサルティングサービスにおいて、オンプレミス環境からIaaS・PaaS環境への基
盤移行、ERPクラウドを始めとするSaaSとの連携案件など、当社の総合的な製品サービス・ポートフォリオを活か
した複合型案件が堅調に推移しております。
<報告セグメント別売上高の状況>
2020年5月期 2021年5月期
区分 対前年
金額 構成比 金額 構成比
同期比
百万円 % 百万円 % %
クラウドライセンス&
54,972 26.0 47,173 22.6 △14.2
オンプレミスライセンス
クラウドサービス&
117,601 55.6 123,052 59.0 4.6
ライセンスサポート
クラウド&ライセンス 172,573 81.7 170,225 81.6 △1.4
ハードウェア・システムズ 17,362 8.2 17,083 8.2 △1.6
サービス 21,420 10.1 21,214 10.2 △1.0
合計 211,357 100.0 208,523 100.0 △1.3
(注) 金額は単位未満を切り捨て、構成比ならびに対前年同期比は単位未満を四捨五入で表示しております。
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当事業年度末における流動資産は、81,038百万円(前期末比168,794百万円減)となりました。これは主に、
2019年2月より実施したオラクル・ジャパン・ホールディング・インク(当社の親会社)からの貸付金の回収に
よる関係会社短期貸付金の減少(160,000百万円)によるものです。
当事業年度末における固定資産は、252,960百万円(前事業年度末比208,654百万円増)となりました。これは主
に、新たにオラクル・ジャパン・ホールディング・インク(当社の親会社)に対する最長で2021年2月より5年
間を貸付期間とするローンの実施による関係会社長期貸付金の増加(210,000百万円)によるものです。
当事業年度末における負債は、113,999百万円(前期末比11,223百万円増)、純資産は219,999百万円(前期末比
28,636百万円増)となりました。この結果、自己資本比率は65.8%(前期末比0.8ポイントアップ)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、65,148百万円(前年同期比22,838百万円増)となりました。これは主に、税
引前当期純利益(70,918百万円)の計上、前受金の増加(12,475百万円)、売上債権の減少(7,739百万円)によ
るキャッシュ・インがある一方で、法人税等の納付(20,193百万円)等によるキャッシュ・アウトがあった結果
によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、50,118百万円(前年同期比19,534百万円増)となりました。これは主に、オ
ラクル・ジャパン・ホールディング・インク(当社の親会社)からの貸付金の回収(160,000百万円)の一方、新
たにオラクル・ジャパン・ホールディング・インク(当社の親会社)に対する最長で2021年2月より5年間を貸
付期間とするローンの実施による貸付け(210,000百万円)を行った結果によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、21,115百万円(前年同期比4,017百万円増)となりました。これは主に、配
当金の支払いによるものです。
以上の結果、当事業年度末における現金及び現金同等物は前事業年度末と比べ、6,127百万円減少し、53,964百
万円となりました。
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
(4)今後の見通し
当社は、お客様企業の基幹システムのクラウド移行と積極的なデータ活用によるビジネス成長を支援すること
により、さらなる企業成長を目指しております。また人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限
の可能性を解き放てるよう支援していくことをミッションとしております。
これまで注力してきたデータ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウドサービス、それら
の利用を支援する各種サービスの提供をさらに加速させ、お客様のDXをけん引してまいります。
「クラウドトランスフォーメーションを加速」させていくための施策として、具体的には以下4点に注力し取
り組みます。
1)「SaaSによるデータ・ドリブンなDX実現」
大規模かつ戦略的なトランザクションに焦点を当てたOracle Cloud ERP/HCM/CXにより、お客様のDXを推
進してまいります。
2)「ハイブリッド・クラウドでIT基盤をモダナイズ」
基幹システムの大規模ワークロードをOCI(Oracle Cloud Infrastructure)に移行し、クラウドエンジニ
アの増員に注力します。
3)「社会インフラのDX推進」
パブリックセクターの営業体制を強化し、社会インフラのDXを推進し、地方自治体のスマートシティプロ
ジェクトを支援してまいります。
4)「パートナーエコシステム拡充」
お客様のデータセンター内にオラクルのパブリック・クラウドを構築する「Dedicated Region Cloud
@Customer」を戦略パートナーに展開し、OCI/SaaSのデリバリー体制構築を支援いたします。
次期の予想につきましては、当社ではレンジによる業績予想を採用しております。新型コロナウイルスによる
今後の業績への影響を勘案しておりますが、引き続き精査を続けたうえ、変更の必要が認められる場合は速やか
に公表いたします。
(%表示は対前期増減率)
1株当たり
売上高 予想実効税率
当期純利益
% 円 %
通期 1.0 385.00
30.8
~ 4.0 ~ 395.00
[業績予想に関する留意事項]
業績予想に関する留意事項
本資料に含まれている業績予想等、歴史的事実以外の事象については、本資料の発表日において入手可能な情報
および合理的であると判断する一定の前提に基づき策定したものであり、当社としてその実現を約束する趣旨の
ものではありません。実際の業績は様々な要因によって予想数値と異なる可能性があることをご承知おきくださ
い。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、連結財務諸表を作成していないため、日本基準を適用しております。なお、IFRS(国際会計基準)の適用
については、今後の動向を注視し、適切に対応を進めていく方針です。
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2020年5月31日) (2021年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 60,091 53,964
売掛金 26,539 18,799
関係会社短期貸付金 160,000 -
前渡金 - 3,399
前払費用 95 109
その他 3,118 4,784
貸倒引当金 △13 △20
流動資産合計 249,832 81,038
固定資産
有形固定資産
建物 19,566 19,447
減価償却累計額 △9,199 △9,959
建物(純額) 10,367 9,487
工具、器具及び備品 7,919 7,627
減価償却累計額 △5,448 △6,278
工具、器具及び備品(純額) 2,471 1,349
土地 26,057 26,057
有形固定資産合計 38,895 36,894
無形固定資産
ソフトウエア 1 0
無形固定資産合計 1 0
投資その他の資産
投資有価証券 36 36
繰延税金資産 3,184 3,817
差入保証金 301 352
関係会社長期貸付金 - 210,000
その他 1,887 1,859
貸倒引当金 △0 -
投資その他の資産合計 5,409 216,065
固定資産合計 44,306 252,960
資産合計 294,139 333,999
6
日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(2020年5月31日) (2021年5月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 10,501 9,379
未払金 4,242 3,743
未払法人税等 11,875 13,982
前受金 67,730 80,206
預り金 343 288
賞与引当金 2,341 2,120
役員賞与引当金 6 12
製品保証引当金 54 42
株式給付引当金 364 688
その他 5,308 3,534
流動負債合計 102,768 113,999
固定負債
その他 7 0
固定負債合計 7 0
負債合計 102,776 113,999
純資産の部
株主資本
資本金 24,884 25,033
資本剰余金
資本準備金 8,235 8,384
資本剰余金合計 8,235 8,384
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 158,846 188,924
利益剰余金合計 158,846 188,924
自己株式 △759 △2,461
株主資本合計 191,206 219,881
新株予約権 156 118
純資産合計 191,362 219,999
負債純資産合計 294,139 333,999
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
(2)損益計算書
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
売上高 211,357 208,523
売上原価 109,110 106,764
売上総利益 102,246 101,758
販売費及び一般管理費 33,380 30,854
営業利益 68,865 70,904
営業外収益
受取利息 30 32
その他 32 14
営業外収益合計 62 47
営業外費用
為替差損 67 33
その他 2 12
営業外費用合計 70 46
経常利益 68,857 70,904
特別利益
新株予約権戻入益 14 13
特別利益合計 14 13
税引前当期純利益 68,872 70,918
法人税、住民税及び事業税 20,895 22,375
法人税等調整額 290 △633
法人税等合計 21,186 21,742
当期純利益 47,686 49,175
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年6月1日 至 2020年5月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 24,679 8,030 8,030 128,580 128,580
当期変動額
新株の発行
204 204 204
(新株予約権の行使)
剰余金の配当 △17,419 △17,419
当期純利益 47,686 47,686
自己株式の取得
自己株式の処分 0 0
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 204 205 205 30,266 30,266
当期末残高 24,884 8,235 8,235 158,846 158,846
株主資本
新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △1,211 160,078 209 160,288
当期変動額
新株の発行
409 409
(新株予約権の行使)
剰余金の配当 △17,419 △17,419
当期純利益 47,686 47,686
自己株式の取得 △6 △6 △6
自己株式の処分 457 457 457
株主資本以外の項目の
△52 △52
当期変動額(純額)
当期変動額合計 451 31,127 △52 31,074
当期末残高 △759 191,206 156 191,362
9
日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
当事業年度(自 2020年6月1日 至 2021年5月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
資本金 その他利益剰余金
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益剰余金
当期首残高 24,884 8,235 8,235 158,846 158,846
当期変動額
新株の発行
149 149 149
(新株予約権の行使)
剰余金の配当 △19,097 △19,097
当期純利益 49,175 49,175
自己株式の取得
自己株式の処分
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 149 149 149 30,077 30,077
当期末残高 25,033 8,384 8,384 188,924 188,924
株主資本
新株予約権 純資産合計
自己株式 株主資本合計
当期首残高 △759 191,206 156 191,362
当期変動額
新株の発行
298 298
(新株予約権の行使)
剰余金の配当 △19,097 △19,097
当期純利益 49,175 49,175
自己株式の取得 △2,275 △2,275 △2,275
自己株式の処分 573 573 573
株主資本以外の項目の
△38 △38
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △1,701 28,675 △38 28,636
当期末残高 △2,461 219,881 118 219,999
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前事業年度 当事業年度
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 68,872 70,918
減価償却費 2,308 2,049
株式報酬費用 19 16
貸倒引当金の増減額(△は減少) △33 6
賞与引当金の増減額(△は減少) △240 △220
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △4 6
製品保証引当金の増減額(△は減少) △64 △12
株式給付引当金の増減額(△は減少) 53 323
為替差損益(△は益) 41 41
受取利息及び受取配当金 △58 △38
固定資産除売却損益(△は益) 2 7
売上債権の増減額(△は増加) △6,255 7,739
前渡金の増減額(△は増加) - △3,399
未収入金の増減額(△は増加) 4,084 △1,743
その他の流動資産の増減額(△は増加) 243 37
仕入債務の増減額(△は減少) △5,409 △1,121
未払金の増減額(△は減少) △1,035 △506
未払消費税等の増減額(△は減少) 2,273 △1,760
前受金の増減額(△は減少) △3,041 12,475
その他の流動負債の増減額(△は減少) 208 △143
その他 370 597
小計 62,334 85,273
利息及び配当金の受取額 29 69
法人税等の支払額 △20,054 △20,193
営業活動によるキャッシュ・フロー 42,309 65,148
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △708 △98
有形固定資産の売却による収入 97 46
関係会社貸付けによる支出 △30,000 △210,000
貸付金の回収による収入 - 160,000
定期預金の預入による支出 - △30,000
定期預金の払戻による収入 - 30,000
差入保証金の差入による支出 △19 △0
差入保証金の回収による収入 45 19
資産除去債務の履行による支出 - △86
投資活動によるキャッシュ・フロー △30,584 △50,118
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 351 256
自己株式の取得による支出 △6 △2,275
自己株式の売却による収入 0 -
配当金の支払額 △17,443 △19,096
財務活動によるキャッシュ・フロー △17,097 △21,115
現金及び現金同等物に係る換算差額 △41 △41
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △5,413 △6,127
現金及び現金同等物の期首残高 65,505 60,091
現金及び現金同等物の期末残高 60,091 53,964
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
当社は、新型コロナウイルス感染症の事業への影響が当事業年度中にかけて一定程度継続するとの仮定のもと、会
計上の見積り(繰延税金資産の回収可能性の評価や固定資産の減損会計の検討等)を行っておりましたが、当事業年
度末時点では依然として収束時期等が不透明な状況であることを踏まえ、翌事業年度前半にかけて一定程度事業への
影響が継続するものと仮定を変更いたしました。
当社はこの仮定のもと、会計上の見積り(繰延税金資産の回収可能性の評価や固定資産の減損会計の検討等)を行
っております。なお、これによる当社の経営成績および財政状態に与える影響については、現時点において重要性は
ありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2019年6月1日 至 2020年5月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
損益計算書
調整額
ハードウェ 計上額
クラウド& (注)1
ア・システム サービス 計 (注)2
ライセンス
ズ
売上高
外部顧客への売上高 172,573 17,362 21,420 211,357 ― 211,357
セグメント間の
― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 172,573 17,362 21,420 211,357 ― 211,357
セグメント利益 69,431 758 3,372 73,563 △4,697 68,865
その他の項目
減価償却費(注)3 1,729 93 249 2,072 235 2,308
(注) 1.セグメント利益の調整額△4,697百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部
門等に係る費用であります。
2.セグメント利益は、損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.「調整額」の区分の「減価償却費」は主に報告セグメントに帰属しない管理部門等に係る費用であります。
4.資産についてのセグメント情報は、最高意思決定機関が経営の意思決定上当該情報を各セグメントに配分し
ていないことから開示しておりません。
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
当事業年度(自 2020年6月1日 至 2021年5月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
損益計算書
調整額
ハードウェ 計上額
クラウド& (注)1
ア・システム サービス 計 (注)2
ライセンス
ズ
売上高
外部顧客への売上高 170,225 17,083 21,214 208,523 ― 208,523
セグメント間の
― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 170,225 17,083 21,214 208,523 ― 208,523
セグメント利益 70,110 699 4,594 75,404 △4,500 70,904
その他の項目
減価償却費(注)3 1,473 98 178 1,750 299 2,049
(注) 1.セグメント利益の調整額△4,500百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部
門等に係る費用であります。
2.セグメント利益は、損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.「調整額」の区分の「減価償却費」は主に報告セグメントに帰属しない管理部門等に係る費用であります。
4.資産についてのセグメント情報は、最高意思決定機関が経営の意思決定上当該情報を各セグメントに配分し
ていないことから開示しておりません。
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日本オラクル株式会社(4716) 2021年5月期 決算短信
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
1株当たり純資産額 1,493.01円 1,717.30円
1株当たり当期純利益金額 372.52円 383.92円
潜在株式調整後1株当たり
372.19円 383.66円
当期純利益金額
(注) 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は以下のとおりであ
ります。
前事業年度 当事業年度
(自 2019年6月1日 (自 2020年6月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(百万円) 47,686 49,175
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る当期純利益(百万円) 47,686 49,175
普通株式の期中平均株式数(株) 128,009,848 128,087,828
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
当期純利益調整額(百万円) ― ―
普通株式増加数(株) 111,986 86,440
(うち新株予約権(株)) (111,986) (86,440)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり 新株予約権2種類(新株予
当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要 約権の数 436個) ―
(注) 当社は、「役員報酬BIP信託」および「株式付与ESOP信託」を導入しております。
株主資本において自己株式として計上されている、役員報酬BIP信託および株式付与ESOP信託に残存す
る自社の株式は、1株当たり当期純利益金額および潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上、期中
平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております(前事業年度においては、役員報酬BIP信託
14,147株、株式付与ESOP信託 115,827株。当事業年度においては、役員報酬BIP信託 6,078株、株式付
与ESOP信託 111,929株。)。
信託口が保有する当社株式を、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含
めております(前事業年度においては、役員報酬BIP信託 10,983株、株式付与ESOP信託 93,445株。当事
業年度においては、役員報酬BIP信託 3,356株、株式付与ESOP信託 185,950株。)。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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