4716 日本オラクル 2019-03-22 15:00:00
2019年5月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

                    2019年5月期             第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                        2019年3月22日
上 場 会 社 名  日本オラクル株式会社                            上場取引所               東
コ ー ド 番 号  4716 URL http://www.oracle.com/jp/corporate/investor-relations/index.html
代   表   者 (役職名) 代表執行役 最高法務責任者(CLO)                 (氏名)金子 忠浩
問合せ先責任者 (役職名) IR部 ディレクター                           (氏名)板橋 剛仁 (TEL) 03-6834-6666
四半期報告書提出予定日      2019年4月11日          配当支払開始予定日                 -
四半期決算補足説明資料作成の有無         :有
四半期決算説明会開催の有無            : 有 (機関投資家、証券アナリスト向け )
 
                                                                                            (百万円未満切捨て)
1.2019年5月期第3四半期の業績(2018年6月1日~2019年2月28日)
(1)経営成績(累計)                              (%表示は、対前年同四半期増減率)
                        売上高                        営業利益                 経常利益                    四半期純利益
                        百万円               %            百万円        %     百万円           %             百万円    %
    2019年5月期第3四半期     139,784            6.1     42,421 8.1            42,430        8.3        29,387    8.7
    2018年5月期第3四半期     131,716            6.9     39,225 4.9            39,164        5.0        27,028    4.7
 
                                               潜在株式調整後
                       1株当たり
                                                 1株当たり
                      四半期純利益
                                                四半期純利益
                                     円    銭                   円   銭
    2019年5月期第3四半期                   229.68                   229.39
    2018年5月期第3四半期                   211.57                   211.14
 
 
(2)財政状態
                        総資産                            純資産            自己資本比率
                                    百万円                       百万円                     %
 2019年5月期第3四半期        225,701                                146,230                  64.7
 2018年5月期             236,509                                131,425                  55.5
(参考) 自己資本 2019年5月期第3四半期 146,007百万円                                2018年5月期       131,162百万円
 
 

2.配当の状況
                                                        年間配当金

                    第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                               期末             合計
                          円     銭              円   銭          円   銭          円   銭          円   銭
  2018年5月期         -     0.00                                     -     121.00             121.00
  2019年5月期         -     0.00                                     -
  2019年5月期(予想)
(注1) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注2) 次期の配当金は未定です。
 
3.2019年5月期の業績予想(2018年6月1日~2019年5月31日)
                                         (%表示は、通期は対前期増減率)
                                              1株当たり
                        売上高
                                              当期純利益
                                          %                       円
                         1.0     305.00
         通期
                        ~5.0    ~315.00
(注1) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注2) 2019年5月期の業績予想については、レンジ形式により開示しております。詳細は、添付資料4ページ「1. 当四半
     期決算に関する定性的情報 (3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(注3) 予想実効税率は30.9%です。
※       注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                     :有
 
 

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
  ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                       :無
     ②    ①以外の会計方針の変更                        :有
     ③    会計上の見積りの変更                         :無
     ④    修正再表示                              :無
 
        (注)詳細は、添付資料P7「2.四半期財務諸表及び主な注記(3)四半期財務諸表に関する注記事項 (会計方
          針の変更)」をご覧ください。

(3)発行済株式数(普通株式)
    ①     期末発行済株式数(自己株式を含む)    2019年5月期3Q   128,079,571株   2018年5月期     128,019,371株

    ②     期末自己株式数              2019年5月期3Q      185,330株    2018年5月期        103,302株

    ③     期中平均株式数(四半期累計)       2019年5月期3Q   127,951,035株   2018年5月期3Q   127,749,599株
 
        (注) 当社は、役員報酬BIP信託および株式付与ESOP信託を導入しております。信託が所有する当社株式は、自己株
            式に含めて記載しております。また、当該信託が保有する当社株式を、期中平均株式数の計算において控除
            する自己株式に含めております。

    ※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
    ※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
         本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日において当社が入手可能な情報お
         よび合理的であると判断する一定の前提に基づき策定したものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数
         値と大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想の利用にあたっての注意事項等
         については、四半期決算短信(添付資料)P4.「業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
                        日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


○添付資料の目次


    1. 当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1) 経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………2

    (2) 財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………4

    (3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………4

    2. 四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5

    (1) 四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………5

    (2) 四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………6

       第3四半期累計期間 …………………………………………………………………………………6

    (3) 四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………7

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7

      (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………7

      (会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………7

      (セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8

    3. その他 ……………………………………………………………………………………………………9

      継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………9




                           1
                                          日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
    ①   業績の概要
        当第3第四半期累計期間(自 2018年6月1日 至 2019年2月28日。以下、「当四半期」)における日本国内の経済
     環境は、米国をはじめとする政策の変更、貿易摩擦の拡大等の動きがあり、今後も注視していく必要があるもの
     の、引き続き緩やかな改善基調にありました。
        また現在、社会、企業活動においては生産年齢人口の減少、グローバル対応、新規事業の開拓などの課題に対
     し、デジタル技術を活用し問題解決に取り組んでいくことが重要となっております。当社の属する国内の情報サ
     ービス産業におきましても、システム更新需要の他、モバイル対応、IoT等デジタルデータを活用した業務効率
     化、エンドユーザーとの接点強化など企業成長、競争力強化を目的とするIT投資が堅調に推移しております。
        このような事業環境のもと、当社は、クラウドサービスやデータを活用し、顧客企業のイノベーションの実現
     とビジネスの変革を支援するベストパートナーになることを目指し、社員への継続的な投資を行い、社員の専門
     性を高めるとともに、営業、コンサルティングサービス、サポートサービスの連携による複合提案力の強化を図
     っております。
        2018年12月には中堅・中小企業のIT・クラウド活用を推進・支援するための営業拠点として「Oracle Digital
     Hub Tokyo」 を 開 設 し ま し た 。 当 該 マ ー ケ ッ ト を カ バ ー す る 営 業 組 織 「Oracle Digital」 と、 ク ラ ウ ド ERP
     「Oracle NetSuite」の部門を当拠点に配置し、全国のお客様のニーズにダイレクトに対応できるよう、最新のデ
     ジタルツールを活用し、オラクルのクラウド・ソリューション提案を推進しております。
        以上の結果、当四半期(9ヶ月累計)の経営成績につきましては、売上高139,784百万円(前年同期比6.1%
     増)、営業利益42,421百万円(前年同期比8.1%増)、経常利益42,430百万円(前年同期比8.3%増)、四半期純
     利益29,387百万円(前年同期比8.7%増)となりました。
 
    ②   報告セグメント別の状況
     市場展開方針
         当社は、システムを構築するのに必要なプラットフォーム製品、業務アプリケーション、ハードウェアまで
        をクラウド、オンプレミスいずれの環境においても展開可能な総合的な製品ポートフォリオを有しておりま
        す。特にソフトウェア・ライセンス製品は、長年、高度なセキュリティ、可用性と高速処理性能が求められる
        ミッションクリティカル領域で広く採用されております。新たな事業の柱として注力しているオラクルクラウ
        ドは、このソフトウェア・ライセンスと同じ設計思想、同じ技術で構築しており、オラクルのソフトウェア・
        ライセンスで構築したオンプレミス・システムとオラクルクラウドとの連携、双方向の移行を可能とすること
        が強みです。
         現在当社ではこの強みを活かし、お客様が当社の製品サービスを最適な状態でご利用できるよう、社員の専
        門 性 を 高 め、 営 業、 コ ン サ ル テ ィ ン グ サ ー ビ ス、 サ ポ ー ト サ ー ビ ス が 連 携 し、「 大 型 案 件 の 獲 得 」、
        「Autonomousアップグレード」、「ERPアップグレード」にフォーカスし、ビジネスを推進しております。
         製品・サービス面では、現在オラクルでは他のクラウドサービスとの差別化の1つとして、オラクルクラウ
        ドにAIを組み込み、パッチ適用やパフォーマンス・チューニングなどの保守運用の自律化を推進しておりま
        す。2018年3月に提供を開始した「Oracle Autonomous Data Warehouse Cloud」に続き、同年8月にはオンライ
        ントランザクションを管理する「Oracle Autonomous Transaction Processing」の提供を開始しました。また、
        ERPアップグレードを推進するためのサービスとして、オンプレミス環境で稼働している「Oracle E-Business
        Suite」をオラクルのERPクラウドに短期間で移行する「Oracle Soar」の提供を開始しました。
         2018年2月に発表しました国内データセンターにつきましては、サービス開始に向けて準備を進めておりま
        す。また、2019年2月に当社と日本オラクルインフォメーションシステムズ合同会社は、クラウドサービス販売
        に関する代理店契約(当社を日本国内の販売代理店とする)を締結いたしました。
         購入形態については、より幅広いお客様にオラクルのテクノロジーをより柔軟にご利用いただくため、お客
        様が既にお持ちのオラクル・ ソフトウェア・ライセンスを「Oracle PaaS」に持ち込むことを可能とする
        「Bring Your Own License(BYOL)」 と、 シ ン プ ル な 契 約 を 1 つ 結 ぶ だ け で、「Oracle PaaS」、「Oracle
        IaaS」のあらゆるサービスを利用することができる「Universal Credits」を提供し、クラウド&ライセンスビ
        ジネスの拡大に取り組んでおります。



                                               2
                                     日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


      [用語解説]
        * クラウドサービス:企業等のITシステムに利用されるソフトウェアやハードウェアのリソースを、インターネットを通じてサー
          ビスとして提供する形態。
        * SaaS(Software as a Service):財務会計や給与・人事管理などのソフトウェアの必要な機能を必要な分だけ、インターネット
          を経由して提供するサービス。
        * PaaS(Platform as a Service):ITシステムを構築、稼働させるための基盤となるデータベース管理ソフトウェアや、異なるソ
          フトウェア間を円滑に連携させる中間層のソフトウェアを、インターネットを経由して提供するサービス。
        * IaaS(Infrastructure as a Service):ITシステムを構築、稼働させるための基盤(サーバーマシンやストレージなどのハード
          ウェアやネットワークなど)そのものを、インターネットを経由して提供するサービス。
        * オンプレミス:ITシステムを自社所有で構築・運用する形態。
 
    [クラウド&ライセンス (*)]
      売上高は110,781百万円(前年同期比6.5%増)となりました。内訳につきましては、クラウドライセンス&オ
     ンプレミスライセンスの売上高は28,901百万円(前年同期比5.0%減)、クラウドサービス&ライセンスサポート
     の売上高は81,879百万円(前年同期比11.2%増)となりました。 当セグメントは企業等のIT基盤に利用される、
     データベース管理ソフトウェア、各種ミドルウェア、ERP等の業務アプリケーションソフトウェアのソフトウェ
     ア・ライセンスを販売する「クラウドライセンス&オンプレミスライセンス」とライセンスを利用されているお
     客様に更新版等のアップデートや技術サポートを提供する「ライセンスサポート」、これらのソフトウェアやハ
     ードウェアのリソースを、インターネットを通じてサービス提供する「クラウドサービス」から構成されます。
       * 第1四半期会計期間より、従来の「クラウドおよびソフトウェア」を「クラウド&ライセンス」、「新規ライセンス」を「クラ
         ウドライセンス&オンプレミスライセンス」、「アップデート&プロダクトサポート」と「クラウド(SaaS/PaaS/IaaS)」を統合
         し、「クラウドサービス&ライセンスサポート」に変更致しました。


      第1四半期会計期間では、サービス、通信、流通を中心にデータ、デジタルテクノロジーを積極的に活用し、
     顧客接点の強化を行い、売上成長を図られているお客様や、企業の急速な成長に対応するため基幹業務システム
     の増強を推進されている複数のお客様から、クラウドサービス、ソフトウェアライセンスを組み合わせた大型案
     件を受注いたしました。
      第2四半期会計期間では、製造、流通・サービス、公共・公益を中心に幅広い業種・事業規模のお客様からご
     採用いただきました。当社の強みを活かした営業活動の結果、グローバル展開されている製造業のお客様から海
     外拠点向けのERPクラウドを受注したほか、小売業のお客様からERPクラウド、顧客接点強化のためのマーケティ
     ングおよび営業管理とカスタマーサービスの機能を統合したエンゲージメントクラウド、それらの追加機能を
     PaaSで構築する総合型クラウド案件を受注しました。
      第3四半期会計期間では、前年同期の大型案件の反動減の影響がありましたが、流通、サービス、製造のお客
     様から店舗販売管理、決済サービス、生産管理のシステム基盤として、当社の「Oracle Exadata」をご採用いた
     だきました。
      全般的な需要動向としては、四半期毎の変動はあるものの、ミッションクリティカル・システム向けへの
     Oracle Databaseを中心とするオンプレミス・ライセンスが堅調です。また、クラウドサービスについてはオンプ
     レミス・システムとの親和性やPaaS、IaaSの機能の豊富さから、「Oracle Cloud Platform」に対する需要の他、
     解析処理やリスク計算など、セキュリティを確保しつつ、高負荷処理に対応し、高いコスト・パフォーマンスを
     必要とするお客様向けに、「Oracle Cloud Infrastructure」に対する需要が増加しております。 SaaSにつきまし
     ても、企業規模の拡大に伴い経営管理・リスク統制の強化、業務の効率化を目的とするお客様から、短期導入が
     可能であるとしてERPクラウドを始めとするSaaSの検討、採用が進んでおります。


    [ハードウェア・システムズ]
      売上高は12,975百万円(前年同期比3.5%増)となりました。
      当セグメントは、サーバー、ストレージ、エンジニアド・システム、ネットワーク機器等のハードウェアの販
     売およびそれらのオペレーティングシステム(OS)や関連ソフトウェアを提供する「ハードウェアシステムズ プ
     ロダクト」、ハードウェア製品の技術サポート、修理、メンテナンスの提供およびOS等関連ソフトウェア の更新
     版等の提供を行う「ハードウェアシステムズ サポート」から構成されます。




                                         3
                                   日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


    [サービス]
       売上高は16,027百万円(前年同期比6.0%増)となりました。
       当セグメントは、当社製品の導入支援を行う「コンサルティングサービス」、予防保守サービスやお客様のIT
     環境の包括的な運用管理サービスを提供する「アドバンストカスタマーサポートサービス」、技術者や利用者向
     けの研修事業や技術資格の認定事業を提供する「エデュケーションサービス」から構成されております。コンサ
     ルティングサービスでは、オンプレミス環境からIaaS・PaaS環境への基盤移行、ERPクラウドを始めとするSaaSと
     の連携案件など、当社の総合的な製品サービス・ポートフォリオを活かした複合型案件が順調に推移しておりま
     す。


       <報告セグメント別売上高の状況>
                        2018年5月期                       2019年5月期
                                                                            2018年5月期
                         第3四半期                          第3四半期
          区分                                                      対前年
                      金額        構成比          金額          構成比              金額        構成比
                                                                  同期比
                        百万円         %          百万円           %       %      百万円         %

    クラウドライセンス&
                       30,423     23.1        28,901       20.7    △5.0    46,557    25.1
    オンプレミスライセンス
    クラウドサービス&
                       73,635     55.9        81,879       58.6    11.2    99,960    53.9
    ライセンスサポート

クラウド&ライセンス            104,059     79.0       110,781       79.3     6.5   146,518    79.0

ハードウェア・システムズ           12,538      9.5        12,975        9.3     3.5    18,063      9.7

サービス                   15,117     11.5        16,027       11.5     6.0    20,898    11.3

          合計          131,716    100.0       139,784      100.0     6.1   185,481    100.0

 (注)   金額は単位未満を切り捨て、構成比ならびに対前年同期比は単位未満を四捨五入で表示しております。



(2)財政状態に関する説明
     当第3四半期会計期間末における総資産は225,701百万円(前事業年度末比10,807百万円減)となりました。
      当第3四半期会計期間におけるオラクル・ジャパン・ホールディング・インク(当社の親会社)に対する最長
     で2年間を貸付期間とするローンの実施(130,000百万円)等により、流動資産は49,711百万円(前事業年度末比
     142,579百万円減)、固定資産は175,990百万円(前事業年度末比131,771百万円増)となりました。
      負債は79,471百万円(前事業年度末比25,612百万円減)、純資産は146,230百万円(前事業年度末比14,804百万円
     増)となりました。この結果、自己資本比率は64.7%(前事業年度末比 9.2ポイントアップ)となりました。
 


(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
     2018年6月26日に発表いたしました2019年5月期の業績予想より変更はありません。




                                         4
                  日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
                                                  (単位:百万円)
                            前事業年度            当第3四半期会計期間
                         (2018年5月31日)         (2019年2月28日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                          169,326              27,446
   売掛金                              19,871              14,236
   その他                               3,105               8,040
   貸倒引当金                              △12                 △12
   流動資産合計                          192,290              49,711
 固定資産
   有形固定資産
     建物(純額)                         10,635              10,737
     土地                             26,057              26,057
     その他(純額)                         3,171               3,916
     有形固定資産合計                       39,863              40,711
   無形固定資産                                4                   3
   投資その他の資産
     関係会社長期貸付金                          -              130,000
     その他                             4,385               5,310
     貸倒引当金                            △34                 △34
     投資その他の資産合計                      4,350             135,275
   固定資産合計                           44,218             175,990
 資産合計                              236,509             225,701
負債の部
 流動負債
   買掛金                              13,087              12,139
   未払金                               5,521               2,970
   未払法人税等                           10,991               5,361
   前受金                              69,862              55,169
   賞与引当金                             2,281                 942
   その他の引当金                             390                 330
   その他                               2,941               2,548
   流動負債合計                          105,075              79,463
 固定負債
   その他                                   7                   7
   固定負債合計                                7                   7
 負債合計                              105,083              79,471
純資産の部
 株主資本
   資本金                              24,480              24,633
   資本剰余金                             7,831               7,984
   利益剰余金                            99,450             114,606
   自己株式                              △599              △1,217
   株主資本合計                          131,162             146,007
 新株予約権                                 262                 222
 純資産合計                             131,425             146,230
負債純資産合計                            236,509             225,701




                     5
              日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


(2)四半期損益計算書
  第3四半期累計期間
                                               (単位:百万円)
                 前第3四半期累計期間            当第3四半期累計期間
                  (自 2017年6月1日          (自 2018年6月1日
                  至 2018年2月28日)         至 2019年2月28日)
売上高                         131,716                139,784
売上原価                         69,102                 73,531
売上総利益                        62,613                 66,252
販売費及び一般管理費                   23,388                 23,831
営業利益                         39,225                 42,421
営業外収益
 為替差益                             -                      17
 受取利息                             12                      8
 その他                              19                     25
 営業外収益合計                          32                     51
営業外費用
 為替差損                             89                     -
 その他                               3                     41
 営業外費用合計                          93                     41
経常利益                          39,164                 42,430
特別利益
 新株予約権戻入益                        102                     17
 特別利益合計                          102                     17
税引前四半期純利益                     39,267                 42,448
法人税等                          12,238                 13,061
四半期純利益                        27,028                 29,387




                 6
                         日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


(3)四半期財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。




  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。


  (四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
   税金費用については、当事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、
  税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
  なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。




  (会計方針の変更)
  「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2018年3月30日。以下「収益認識会計基準」という。)及
 び「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号2018年3月30日)が2018年4月1日以
 後開始する事業年度の期首から適用可能となったことに伴い、第1四半期会計期間の期首から収益認識会計基準等
 を適用しました。収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取
 扱いに従っており、第1四半期会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第
 1四半期会計期間の期首の利益剰余金に反映させ、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。これに
 よる変更点は以下の通りです。
   
  1)収益認識基準の変更
       約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれ
      る金額で収益を認識することとしております。これによる主な変更点として、一部のライセンス販売につい
      て、従来、契約に定める許諾期間に渡って収益を認識しておりましたが、ライセンスが顧客に供与される時点
      において収益を認識する方法に変更いたしました。
       この結果、利益剰余金の当期首残高は、287百万円増加しております。また、当第3四半期累計期間の売上
      高、営業利益及び税引前四半期純利益に与える影響は軽微であります。
        
  2)契約獲得に伴う増分コスト
       契約獲得によって発生した営業部門の賞与については、従来より資産計上をし、契約期間(サービス提供期
      間)に渡って、定額法により償却しておりましたが、第1四半期会計期間より、資産計上の対象範囲とその償
      却期間の一部見直しを行っております。クラウド契約獲得による賞与に加えて、サポート契約獲得による賞与
      も資産計上の対象範囲とするとともに、その償却期間については、主として、契約期間によっておりますが、
      一部の契約形態については、将来の契約更新を含む見積契約期間または対象製品の見積耐用年数等に渡って、
      定額法により償却することとしております。
       この結果、利益剰余金の当期首残高は、970百万円増加しております。また、当第3四半期累計期間の営業
      利益及び税引前四半期純利益に与える影響は軽微であります。




                             7
                                 日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


    (セグメント情報等)
    【セグメント情報】
Ⅰ   前第3四半期累計期間(自   2017年6月1日 至   2018年2月28日)
     報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                   (単位:百万円)
                               報告セグメント                                      四半期
                                                                調整額        損益計算書
                   クラウド& ハードウェア                                 (注)1        計上額
                                            サービス      計                     (注)2
                   ライセンス ・システムズ

売上高

    外部顧客への売上高        104,059   12,538        15,117   131,716          -    131,716
    セグメント間の
                          -        -             -         -           -         -
    内部売上高又は振替高
         計           104,059   12,538        15,117   131,716          -    131,716

セグメント利益               38,280      568         3,759    42,608   △3,383       39,225
 (注) 1.セグメント利益の調整額△3,383百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部
       門等に係る費用であります。
     2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。


Ⅱ   当第3四半期累計期間(自   2018年6月1日 至   2019年2月28日)
 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                   (単位:百万円)

                               報告セグメント                                      四半期
                                                                調整額        損益計算書
                                                                (注)1        計上額
                   クラウド& ハードウェア
                                            サービス      計                     (注)2
                   ライセンス ・システムズ

売上高

    外部顧客への売上高        110,781   12,975        16,027   139,784          -    139,784
    セグメント間の
                          -        -             -         -           -         -
    内部売上高又は振替高
         計           110,781   12,975        16,027   139,784          -    139,784

セグメント利益               41,090      569         3,764    45,425   △3,004       42,421
 (注) 1.セグメント利益の調整額 △3,004百万円は、全社費用であります。主に報告セグメントに帰属しない管理部
       門等に係る費用であります。
     2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
 
 2.報告セグメントの変更等に関する事項
     第1四半期会計期間より、従来の「クラウドおよびソフトウェア」セグメントを「クラウド&ライセンス」セグ
    メントに名称変更しております。なお、前第3四半期累計期間のセグメント情報は、変更後の名称により作成した
    ものを記載しております。




                                        8
                    日本オラクル株式会社(4716) 2019年5月期 第3四半期決算短信


3.その他
 継続企業の前提に関する重要事象等
 該当事項はありません。




                       9