4712 J-KeyH 2020-05-12 15:00:00
2020年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年5月12日
上場会社名 株式会社KeyHolder 上場取引所 東
コード番号 4712 URL http://www.keyholder.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)畑地 茂
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 (氏名)大出 悠史 TEL 03(5843)8888
四半期報告書提出予定日 2020年5月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第1四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第1四半期 3,275 - △144 - △177 - △165 - △137 - △167 -
2019年12月期第1四半期 3,094 116.6 △264 - △365 - △401 - △360 - △401 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第1四半期 △0.88 -
2019年12月期第1四半期 △2.34 -
(注)1.2019年12月期は、決算期変更により2019年4月1日から2019年12月31日までの9ヶ月間となっております。
従いまして、対前年同四半期増減率については記載しておりません。
2.当第1四半期連結累計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2019年12月期第
1四半期の連結経営成績(累計)について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2020年12月期第1四半期 25,195 11,396 11,641 46.2
2019年12月期 25,550 10,925 11,142 43.6
(注)当第1四半期連結累計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2019年12月期の連結
財政状態について、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 1.00 1.00
2020年12月期 -
2020年12月期(予想) 0.00 - 1.00 1.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 16,000 - 250 - 50 - 0.32
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.2019年12月期は、決算期変更により2019年4月1日から2019年12月31日までの9ヶ月間となっております。
従いまして、対前期増減率については記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(注)詳細は、添付資料P.13「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 (5)要約四半期連結財務諸表に関
する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期1Q 160,273,232株 2019年12月期 154,257,832株
② 期末自己株式数 2020年12月期1Q 25,890株 2019年12月期 25,952株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期1Q 155,938,507株 2019年12月期1Q 154,068,926株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基
づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があ
ります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4「1.当四半期決算に関す
る定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 6
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 16
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、年明け以降に発生し、世界各国で猛威を振るっている新型コロ
ナウイルス感染症の影響により、国民生活及び国内外経済において厳しい状況が続くものと見込まれます。今後、経
済をさらに下振れさせるリスクに十分留意する必要があり、金融経済財政政策に関する不確実性や金融資本市場の変
動の影響に対する懸念などから、先行きは予断を許さない状況であります。
当社グループにおける、各事業を取り巻く環境も日々変化しており、一般消費動向の影響を受け易い事業も一部あ
るものの、機動的に必要かつ十分な対策を行うこととし、政府からの要請等に対しては、積極的な措置を講じており
ます。
このような中、当第1四半期連結累計期間におきましても、将来の収益体質向上を見据えた積極的な取り組みを行
いました。
総合エンターテインメント事業では、昨年2019年12月25日に公表した「株式会社角川春樹事務所との合弁会社設立
に関するお知らせ」のとおり、1月に合弁会社「株式会社ホールワールドメディア(出資比率49%、以下「WWM」
という。)」を設立し、早期収益化に向けた取り組みを開始したほか、所属アーティスト・タレントの更なる拡充策
として、音楽業界で本年度注目度№1と推されている男性5人組バンド「Novelbright(ノーベルブライ
ト)」やフリーアナウンサーの所属を発表するなど積極的な展開を図りました。
映像制作事業につきましては、既存の制作番組のほか、新ドラマ及び新バラエティ番組の制作案件を獲得するなど
積極的な展開を図りました。
広告代理店事業につきましては、各種継続案件を着実に積み上げることで売上強化に努めました。
不動産事業につきましては、都内の高級住宅エリアでの取扱い物件の販売強化に努めたほか、アセット面でも積極
的な運用を図りました。
商業施設建築事業につきましては、引き続き海外飲食大手企業などからの新規案件の受注による売上強化に努めま
した。
各事業の詳細につきましては、後述のセグメント別概況にて記載しております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上収益3,275百万円、営業損失144百万円、税引前四半
期損失177百万円、親会社の所有者に帰属する四半期損失137百万円となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間における前年同四半期比較に関しましては、前連結会計年度より事業年度の末日
を従来の3月末日から12月末日に変更したことにより、当第1四半期連結累計期間(2020年1月1日から3月31日ま
で)と比較対象となる前第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から6月30日まで)の期間が異なるため、前年同
四半期比の記載はしておりません。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
<セグメント別概況>
〔総合エンターテインメント事業〕
(ライブ・エンターテインメント部門)
同部門につきましては、株式会社ゼスト(以下「ゼスト」という。)が、SKE48などのアーティストやタレント、ス
ポーツ選手などの運営・管理を行っております。SKE48は、1月15日に26作目の新曲「ソーユートコあるよね?」をリ
リースし、発売初週オリコンチャートにおいて、同グループとして22作連続で1位を獲得しました。また、2月にはSN
S等を通じて特に若年層から爆発的な支持を受け、様々な音楽番組や情報番組などでも取り上げられるなど、今年度最も
高い注目度を誇る、大阪出身の男性5人組バンド「Novelbright(ノーベルブライト)」の所属を公表するな
ど、積極的な展開を図りました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響及び政府からの要請に基づき、日々の劇場公演や各アーテ
ィストのライブ、ツアーの各種イベントの自粛により、一部の活動において中止や延期等の影響がありました。
(カラーコンタクトレンズ部門)
同部門につきましては、株式会社FA Project(以下「FAP」という。)が、イメージキャラクターに元乃
木坂46の西野七瀬さんを起用し、「me me mar(メメマール)」のブランド名でカラーコンタクトレンズの企画・
開発・販売を展開しており、ネット販売のほか、ドン・キホーテや薬局など全国600を超える販売店で取り扱っておりま
す。
(デジタル・コンテンツ部門)
同部門につきましては、株式会社allfuz(以下「AF」という。)において、600万ダウンロードを超える乃木
坂46のメンバーとの恋愛疑似体験ができる恋愛シミュレーションアプリ「乃木恋」、そして韓国のPOPアイドルグルー
プ「TWICE」の公式ゲームアプリである「TWICE -GO! GO! Fightin’-」など、スマートフォン向けのゲームアプリ
の企画・管理・運営やプロモーションに関わる支援を行っております。
以上の結果、総合エンターテインメント事業の業績は、売上収益477百万円、セグメント損失120百万円となりました。
〔映像制作事業〕
同事業につきましては、株式会社UNITED PRODUCTIONSが、地上波における人気バラエティ番組のほ
か、制作委員会の出資案件として制作参加した、長渕剛主演映画「太陽の家」の公開(1月17日から順次全国公開)や、
1月から3月20日まで放送された金曜ドラマ「病院で念仏を唱えないでください(TBS)」、3月14日から放送が開始
された当社特別顧問の秋元康氏との企画である新番組「日向坂46です。ちょっといいですか?(ひかりTV)」など、複
数の番組に係る案件を獲得・制作を行っており、当社グループ内におけるシナジー効果を含めて順調に推移いたしまし
た。
以上の結果、映像制作事業の業績は、売上収益952百万円、セグメント利益31百万円となりました。
〔広告代理店事業〕
同事業につきましては、AFにおける主力事業として、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンが毎年展開するセブンイ
レブンフェアの企画・提案を行っており、著名アーティストや「乃木坂46」などとのコラボ企画を提案し、年間を通して
様々な取り組みを実施しております。このほかに、東京都が主催する生配信音楽ライブ『ROOF TOP LIVE:TOKYO』の取り
組みなど、行政機関を含めた各企業からの依頼案件において実績を積み上げております。
以上の結果、広告代理店事業の業績は、売上収益193百万円、セグメント損失30百万円となりました。
〔不動産事業〕
(不動産分譲部門)
同部門につきましては、キーノート株式会社(以下「キーノート」という。)において取り扱う一戸建て分譲住宅の営
業エリア及び事業リソースの集約を図ることで、都内の高級住宅エリアでの取扱い物件の販売強化に取り組んでおりま
す。
(不動産賃貸部門)
保有不動産の安定した賃料収入及び仲介手数料などを着実に積み上げております。
以上の結果、不動産事業の業績は、売上収益1,041百万円、セグメント利益40百万円となりました。
〔商業施設建築事業〕
海外飲食大手企業などからの設計・デザイン案件の受注や継続している施工案件を着実に積み上げております。
以上の結果、商業施設建築事業の業績は、売上収益550百万円、セグメント利益7百万円となりました。
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
〔その他事業〕
同事業につきましては、AFにおいて青果事業及び飲食事業を、AFの子会社において運送事業を行っております。運
送事業はネットスーパーに関わる配送業務のほか、ライブやイベントなどで使用する機材運搬を、青果事業は青果類の卸
売りをしております。飲食事業においては、都内で「Meat Bar Lis Bee」の屋号などで、ダイニングバー4店舗を運営し
ております。
以上の結果、その他事業の業績は、売上収益60百万円、セグメント損失12百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び資本の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べて354百万円減の25,195百万円となりました。これ
は主として棚卸資産の減少によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べて825百万円減の13,798百万円となりました。これは主として借入金
の返済によるものであります。
資本につきましては、前連結会計年度末に比べて471百万円増の11,396百万円となりました。これは主として新株予
約権の行使により、資本金及び資本準備金の増加によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年
度末に比べ753百万円増加し5,525百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1,057百万円の資金の増加となりました。これは主として棚卸資産の減少に
よるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、334百万円の資金の減少となりました。これは主として定期預金の預入れに
よる支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、31百万円の資金の増加となりました。これは主として借入金の返済により資
金が減少した一方で、新株予約権の行使などにより資金が増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年12月期の通期連結業績予想につきましては、2020年2月13日に公表いたしました業績予想からの変更はござ
いませんが、目下猛威を振るう新型コロナウイルスの国内経済に与える影響に引き続き注視しながら、然るべき時期
に判断が求められた折には改めてお知らせいたします。当面は、新たに開始した各事業における事業基盤の強化に加
え、機動的な事業再編や経営資源の最適配分により、当社グループの収益拡大及び企業価値の向上に努めてまいりま
す。
また現在、国民生活に最も影響を与えている新型コロナウイルス感染症への対応につきましても、機動的に必要か
つ十分な対策を行うこととし、政府からの要請等に対しては、引き続き積極的な措置を講じていくことで、企業とし
ての社会的責任を全うしてまいります。
〔総合エンターテインメント事業〕
ライブ・エンターテインメント部門につきましては、ゼスト及び株式会社A.M.Entertainment所属のアーティスト・
モデル・女優・タレント・スポーツ選手などの様々な活動を通して、多くのファンの皆様にご支援いただけるプロダク
ション運営を行ってまいります。また、業務提携や所属契約などにより4月1日以降新たなタレントや女優を迎えたほ
か、各種オーディションを通してアーティスト・タレントなど新人の発掘・育成を行なっており、事業規模の拡大及び
早期収益化に向けて、さらに取り組みを強化してまいります。なお、当該部門につきましては、新型コロナウイルスの
影響による政府からの要請に対応するべく、各アーティスト・タレントの活動自粛、ライブ・ツアー等の中止及び延期
を決定しておりますが、SNSや動画ストリーミング配信プラットフォーム等を活用した活動にシフトすることで、新
規ファン層の獲得や醸成に努めてまいります。
カラーコンタクトレンズ部門につきましては、FAPの企画・開発による協力企業との連携を図りつつ、プロモーシ
ョン活動も展開するなど、引き続き販売強化に努めてまいります。
デジタル・コンテンツ部門につきましては、引き続き「乃木恋」や「TWICE -GO! GO! Fightin’-」の企画・管理・
運営やプロモーションに関わる支援を行ってまいりますが、当社グループが今後創出する自社IPコンテンツを活かし
たスマホアプリの開発や支援にも積極的に取り組むことで、さらなる事業規模の拡大に努めてまいります。
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
上記のほか、前述した角川春樹事務所との合弁会社であるWWMにおいて、角川春樹事務所に所属する10代を中心と
した専属モデルを起用した新たな企画や、動画ストリーミング配信プラットフォームであるYoutubeなどを活用
した配信事業、自社メディアの名を冠したイベントの企画・運営に加え、専属モデルの卒業後の活躍も視野に入れたマ
ネジメント体制の整備・構築などを図ってまいります。
〔映像制作事業〕
現在の主流であるテレビ局から依頼される番組制作は継続しながらも、より主体的にゼロから企画を立案し、様々な
映像プラットフォームに向けたコンテンツを制作して納品まで一気通貫で行える体制の構築を目指します。
その上で現在、新型コロナウイルスに関連した報道等でもご周知のとおり、各放送局が収録の延期やロケの中止など
の決定をしたことによる影響により、一部の番組制作においては自粛せざるを得ない状況になっております。しかしな
がら、事前に収録が終了しているものや、再放送等で対応が可能な状況であり、引き続き各放送局や各種放送プラット
フォームなどとの連携を高め、鋭意対応に最善を尽くしてまいります。
〔広告代理店事業〕
広告代理店事業につきましては、大手コンビニエンスストアチェーンや有名アーティストなどとのタイアップを行っ
ており、イベントの企画・提案・開発のほか、企画に基づく商品企画のマネタイズもできるなど、クライアントの要望
を一手に引き受けられるノウハウを有しております。今後も、同社の強みを生かした積極的な営業戦略によって、事業
規模の拡大に努めてまいります。
〔不動産事業〕
不動産分譲部門につきましては、引き続き人的リソースの集約による営業力の強化や効率化を図ると共に、良質案件
の取り組みによる利益率の改善・向上に努め事業規模の拡大に努めてまいります。
不動産賃貸部門におきましても、引き続き運用・保有の両面にわたり収益不動産を手掛けていくことで、事業規模の
拡大に努めてまいります。
〔商業施設建築事業〕
キーノートの強みであるデザイン力や営業ノウハウなどをさらに高めることで、得意とするアミューズメント施設の
ほか、海外大手飲食店や宿泊施設などの新規設計・施工案件を、引き続き積極的に獲得し、事業規模の拡大に努めてま
いります。
〔その他事業〕
当該事業のうち、飲食事業につきましては、政府から発表された緊急事態宣言及び東京都から要請されている休業要
請を受けて、4月初旬より運営4店舗を休業としております。
本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づくものであるため、実際の業績は、今後様々な要因によって予想
値と異なる可能性があります。
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:千円)
当第1四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2019年12月31日)
(2020年3月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 4,772,151 5,525,954
営業債権及びその他の債権 2,747,884 2,401,510
その他の金融資産 611,863 932,789
契約資産 95,625 133,953
棚卸資産 7,242,313 6,407,226
その他の流動資産 151,974 126,349
流動資産合計 15,621,812 15,527,784
非流動資産
有形固定資産 1,975,789 1,784,272
のれん 4,300,938 4,300,938
無形資産 720,071 698,054
投資不動産 2,309,646 2,290,125
持分法で会計処理している投資 - 8,624
その他の金融資産 579,062 544,756
繰延税金資産 28,844 29,759
その他の非流動資産 14,078 11,481
非流動資産合計 9,928,431 9,668,012
資産合計 25,550,243 25,195,796
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(単位:千円)
当第1四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2019年12月31日)
(2020年3月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 1,608,823 1,626,923
社債及び借入金 2,543,741 1,586,544
その他の金融負債 501,934 633,757
未払法人所得税等 134,888 13,138
引当金 165,074 -
契約負債 187,148 170,799
その他の流動負債 125,376 811,834
流動負債合計 5,266,987 4,842,997
非流動負債
社債及び借入金 6,417,055 6,244,011
その他の金融負債 2,588,062 2,367,550
引当金 119,677 122,283
繰延税金負債 232,892 222,148
非流動負債合計 9,357,688 8,955,994
負債合計 14,624,676 13,798,991
資本
資本金 4,405,000 4,799,008
資本剰余金 6,146,127 6,540,136
自己株式 △2,911 △2,908
その他の資本の構成要素 71,506 74,206
利益剰余金 522,778 230,804
親会社の所有者に帰属する持分合計 11,142,500 11,641,246
非支配持分 △216,933 △244,441
資本合計 10,925,567 11,396,805
負債及び資本合計 25,550,243 25,195,796
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年3月31日)
売上収益 3,094,310 3,275,522
売上原価 2,586,303 2,759,636
売上総利益 508,007 515,885
販売費及び一般管理費 774,014 707,350
その他の収益 9,147 50,265
その他の費用 7,379 3,742
営業損失(△) △264,238 △144,941
金融収益 40,687 17,437
金融費用 142,423 49,551
税引前四半期損失(△) △365,973 △177,055
法人所得税費用 35,300 △11,804
四半期損失(△) △401,274 △165,251
四半期損失(△)の帰属
親会社の所有者 △360,426 △137,742
非支配持分 △40,847 △27,508
四半期損失(△) △401,274 △165,251
1株当たり四半期損失(△)
基本的1株当たり四半期損失(△)(円) △2.34 △0.88
希薄化後1株当たり四半期損失(△)(円) - -
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年3月31日)
四半期損失(△) △401,274 △165,251
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金
51 △2,533
融資産
純損益に振り替えられることのない項目合計 51 △2,533
税引後その他の包括利益 51 △2,533
四半期包括利益 △401,222 △167,784
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 △360,374 △140,276
非支配持分 △40,847 △27,508
四半期包括利益 △401,222 △167,784
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:千円)
親会社の所
その他の資
有者に帰属
資本金 資本剰余金 自己株式 本の構成要 利益剰余金
する持分合
非支配持分 資本合計
素
計
2019年3月31日時点の残高 4,405,000 4,393,440 △2,905 53,542 1,640,404 10,489,482 13,948 10,503,430
新会計基準適用による累積的影響
△132,282 △132,282 - △132,282
額
2019年4月1日時点の残高 4,405,000 4,393,440 △2,905 53,542 1,508,121 10,357,199 13,948 10,371,148
四半期損失(△) △360,426 △360,426 △40,847 △401,274
その他の包括利益 51 51 - 51
四半期包括利益合計 - - - 51 △360,426 △360,374 △40,847 △401,222
株式交換による増加 1,754,852 1,754,852 - 1,754,852
剰余金の配当 △139,233 △139,233 - △139,233
所有者との取引額合計 - 1,754,852 - - △139,233 1,615,619 - 1,615,619
2019年6月30日時点の残高 4,405,000 6,148,292 △2,905 53,594 1,008,461 11,612,444 △26,898 11,585,545
当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
親会社の所
その他の資
有者に帰属
資本金 資本剰余金 自己株式 本の構成要 利益剰余金
する持分合
非支配持分 資本合計
素
計
2020年1月1日時点の残高 4,405,000 6,146,127 △2,911 71,506 522,778 11,142,500 △216,933 10,925,567
四半期損失(△) △137,742 △137,742 △27,508 △165,251
その他の包括利益 △2,533 △2,533 - △2,533
四半期包括利益合計 - - - △2,533 △137,742 △140,276 △27,508 △167,784
新株予約権の発行 11,249 11,249 - 11,249
新株予約権の行使 394,008 394,008 △6,015 782,002 - 782,002
剰余金の配当 △154,231 △154,231 - △154,231
自己株式の処分 3 3 - 3
所有者との取引額合計 394,008 394,008 3 5,233 △154,231 639,022 - 639,022
2020年3月31日時点の残高 4,799,008 6,540,136 △2,908 74,206 230,804 11,641,246 △244,441 11,396,805
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期損失(△) △365,973 △177,055
減価償却費及び償却費 197,543 185,879
受取利息及び受取配当金 △4,760 △2,229
支払利息 29,779 48,155
固定資産売却損益(△は益) △67 △10,847
固定資産除却損 7,907 -
純損益を通じて公正価値で測定する金融商品の公正
97,772 △14,994
価値変動
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) 82,190 516,612
契約資産の増減額(△は増加) △3,989 △38,327
棚卸資産の増減額(△は増加) 514,206 835,086
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △446,582 6,563
契約負債の増減額(△は減少) △7,874 △16,348
引当金の増減額(△は減少) △60,667 △165,074
その他 48,252 △15,913
小計 87,736 1,151,506
法人所得税等の支払額 △17,645 △94,487
営業活動によるキャッシュ・フロー 70,091 1,057,018
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の増減額(△は増加) △100 △301,800
有形固定資産の取得による支出 △11,852 △18,044
有形固定資産取得に係る一部金の支出 △1,018,495 -
有形固定資産の売却による収入 67 -
無形資産の取得による支出 - △10,000
投資有価証券の取得による支出 △19,992 △787
投資有価証券の売却による収入 428,270 -
出資金の払込による支出 - △6,000
敷金保証金の差入による支出 △20,362 △533
敷金保証金の回収による収入 100,594 4,118
資産除去債務の履行による支出 △39,100 -
短期貸付金の純増減額(△は増加) △157,295 3,347
利息及び配当金の受取額 4,760 2,229
連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 △729,600 -
連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 474,632 -
持分法で会計処理している投資の取得による支出 - △8,624
その他 △8,487 1,172
投資活動によるキャッシュ・フロー △996,960 △334,921
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △582,200 △321,503
長期借入れによる収入 248,000 -
長期借入金の返済による支出 △322,430 △792,858
社債の発行による収入 50,000 -
社債の償還による支出 △30,000 △15,880
自己株式の売却による収入 - 3
利息及び配当金の支払額 △160,773 △175,290
リース負債の返済による支出 △143,338 △144,774
新株予約権の行使に伴う収入 - 1,482,010
財務活動によるキャッシュ・フロー △940,741 31,706
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,867,611 753,803
現金及び現金同等物の期首残高 6,073,851 4,772,151
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,206,240 5,525,954
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸
表において適用した会計方針と同一であります。
なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
当社グループは、当第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しております。
IFRS 新設・改訂の概要
IFRS基準における概念フレームワーク
財務報告に関する概念フレームワーク
の参照に関する修正
IAS第1号 財務諸表の表示
IAS第8号 会計方針、会計上の見積り 「重要性がある」の定義を修正
の変更及び誤謬
IFRS第3号 企業結合 企業結合に関する事業の定義を修正
上記基準書の適用による要約四半期連結財務諸表に与える重要な影響はありません。
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会等が経営資源配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであ
ります。
当社グループは、当社及び当社の連結子会社を基礎とした業種別のセグメントから構成されており、「総合
エンターテインメント事業」、「映像制作事業」、「広告代理店事業」、「不動産事業」及び「商業施設建築
事業」の5つの事業セグメントを報告セグメントとしております。
各報告セグメントの概要は以下のとおりであります。
「総合エンターテインメント事業」:タレント及びアイドル等の芸能プロダクション運営・管理
イベントの企画・運営及びイベントスペースの運営・管理など
「映像制作事業」 :各種映像コンテンツの企画・制作
映像制作スタッフの養成及び派遣など
「広告代理店事業」 :タレント・アーティスト等のキャスティング及び広告企画
「不動産事業」 :個人から法人に至る、各種不動産の開発・売買・リーシング・賃貸
「商業施設建築事業」 :パチンコホールやカラオケ店並びに飲食店など各種商業施設の設計・施工
(2)セグメント収益及び業績
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりであります。
なお、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメント
総合エンターテイン
映像制作事業 広告代理店事業 不動産事業
メント事業
売上収益
外部収益 474,774 902,892 196,014 1,347,929
セグメント間収益 - 65 11,556 1,259
合計 474,774 902,957 207,570 1,349,188
セグメント損益(注)3
(営業利益又は営業損失 △25,522 7,767 △17,087 △19,354
(△))
金融収益
金融費用
税引前四半期損失(△)
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
(単位:千円)
報告セグメント
その他 調整額
合計 連結
商業施設建 (注)1 (注)2
計
築事業
売上収益
外部収益 103,713 3,025,325 68,985 3,094,310 - 3,094,310
セグメント間収益 2,897 15,777 - 15,777 △15,777 -
合計 106,610 3,041,102 68,985 3,110,087 △15,777 3,094,310
セグメント損益(注)3
(営業利益又は営業損失 △31,411 △85,607 △34,597 △120,204 △144,033 △264,238
(△))
金融収益 40,687
金融費用 142,423
税引前四半期損失(△) △365,973
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に運送事業であります。
2.セグメント損益の調整額△144,033千円は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント損益は、要約四半期連結損益計算書の営業損益と調整を行っております。
4.前連結会計年度において、㈱SKE(現:㈱ゼスト)及びフーリンラージ㈱(現:㈱UNITED PRO
DUCTIONS)は、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前第1四半期連結累計期間
の数値については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見直しが反映された後の金額によっ
ております。
5.当第1四半期連結累計期間において、㈱allfuzは、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行って
おり、前第1四半期連結累計期間の数値については、暫定的な会計処理の確定による取得原価の配分額の見
直しが反映された後の金額によっております。
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(株)KeyHolder(4712) 2020年12月期第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年3月31日)
報告セグメント
総合エンターテイン
映像制作事業 広告代理店事業 不動産事業
メント事業
売上収益
外部収益 477,901 952,467 193,187 1,041,329
セグメント間収益 63,931 68 300 188
合計 541,833 952,535 193,487 1,041,518
セグメント損益(注)3
(営業利益又は営業損失 △120,763 31,677 △30,118 40,644
(△))
金融収益
金融費用
税引前四半期損失(△)
(単位:千円)
報告セグメント
その他 調整額
合計 連結
商業施設建 (注)1 (注)2
計
築事業
売上収益
外部収益 550,501 3,215,387 60,134 3,275,522 - 3,275,522
セグメント間収益 11 64,500 850 65,350 △65,350 -
合計 550,513 3,279,887 60,985 3,340,873 △65,350 3,275,522
セグメント損益(注)3
(営業利益又は営業損失 7,557 △71,003 △12,813 △83,817 △61,124 △144,941
(△))
金融収益 17,437
金融費用 49,551
税引前四半期損失(△) △177,055
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、主に運送事業であります。
2.セグメント損益の調整額△61,124千円は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
3.セグメント損益は、要約四半期連結損益計算書の営業損益と調整を行っております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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