4704 トレンド 2020-11-12 15:00:00
2020年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月12日
上 場 会 社 名 トレンドマイクロ株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4704 URL http://www.trendmicro.com
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) エバ・チェン
問合せ先責任者 (役職名) 代表取締役副社長 (氏名) マヘンドラ・ネギ (TEL) 03-5334-3600
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 127,029 5.0 27,535 △5.6 27,504 △10.9 18,981 △15.0
2019年12月期第3四半期 120,933 2.5 29,157 7.1 30,865 11.3 22,323 6.2
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 15,646百万円( △13.4%) 2019年12月期第3四半期 18,074百万円( △7.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 136.37 136.07
2019年12月期第3四半期 160.51 160.00
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 345,222 179,908 51.5
2019年12月期 359,710 187,425 51.8
(参考) 自己資本 2020年12月期第3四半期 177,737百万円 2019年12月期 186,170百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 160.00 160.00
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) - -
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(注)2020年12月期の期末配当については未定です。
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 174,200 5.5 37,700 0.0 37,900 △3.2 27,300 △2.3 196.19
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料5ページ「四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 140,565,404株 2019年12月期 140,513,004株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 1,948,155株 2019年12月期 1,365,655株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 139,189,981株 2019年12月期3Q 139,082,729株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)3ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご覧ください。
トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 ………………………………………………………………5
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ……………………………………………5
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ……………………………………………5
3.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………11
(追加情報) …………………………………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………12
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(単位:百万円)
売上高
2020年12月期 2019年12月期
第3四半期 第3四半期 増減率
(累計) (累計)
日本 52,622 48,800 7.8%
北米地域 26,302 27,537 -4.5%
欧州地域 22,157 21,216 4.4%
アジア・パシフィック地域 22,413 19,682 13.9%
中南米地域 3,532 3,696 -4.4%
合計 127,029 120,933 5.0%
当第3四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年9月30日) における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影
響による経済活動の抑制の中、推移いたしました。直近のGDPが予想を上回る結果になったことなどを受けIMFが
2020年の世界経済見通しの更新をマイナス4.4%成長に上方修正するなど、一時期の想定よりも経済減速が緩和されたと
みられるものの、引き続き深刻な景気後退と世界的な景気回復の遅れなどの懸念は避けられない様相を呈しておりま
す。
わが国経済におきましても、このところ持ち直しの動きがみられましたが、今後も上記新型コロナウイルス感染症の
影響により景気は依然として厳しい状況が続くと見込まれます。
情報産業につきましても、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大影響を受け、2020年の世界におけるIT支出額は
昨年対比5.4%減少し、3兆6,000億ドル規模に縮小する見通しだと言われている一方、ビジネス向けソフトウェアは
2021年には7.2%の成長を予測されるなど、今後最も力強い回復が見込まれるとみられております。国内外問わずリモー
トワークやオンラインによるコミュニケーションシステムなどの導入は激増し、今後しばらく企業のIT投資は事業の
継続性を守るためのクラウドコンピューティングや、初期支出を抑制できるようなITサービスの利用を優先するとみ
られます。
セキュリティ業界におきましては、引き続き国家機関などを狙ったサイバー攻撃、企業の機密情報の漏洩の被害、仮
想通貨の流出などをはじめとする特定の企業や組織を狙う標的型攻撃が数多く見られるほか、IoT環境を狙った新たな
脅威として工場などの制御系システムを標的にした暗号化型ランサムウェアや、リモートミーティングシステムを悪用
したマルウェアなども横行しました。また、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延における法人・個人を問わず急速
な生活様式の変化に応じ、一層セキュリティ意識が問われる風潮が高まってきております。
このような環境下、当社グループの経営状況は、以下のようなものでありました。
日本地域につきましては、企業向けビジネス及び個人向けビジネス共に好調でした。個人向けビジネスは引き続き携
帯電話ショップでの販売が牽引し、更新ユーザを中心に成長を維持しました。また、企業向けビジネスはクラウド関連
ビジネスを中心に大企業向けのネットワークセキュリティ関連ビジネスなど戦略製品が大きく伸長し、その結果、同地
域の売上高は52,622百万円(前年同期比7.8%増)と増収となりました。
北米地域につきましては、ネットワークセキュリティビジネスにおける大型案件の規模が昨年に比べ小さくなってい
るなどの不調が企業向けビジネス全体の足かせとなりました。その結果、同地域の売上高は26,302百万円(前年同期比
4.5%減)と減収となりました。
欧州地域につきましては、企業向けビジネスにおいてネットワークビジネスが低調もクラウドセキュリティが伸長し
ました。その結果、同地域の売上高は22,157百万円(前年同期比4.4%増) と増収となりました。
アジア・パシフィック地域につきましては、クラウド関連ビジネスが大幅な伸長を見せ、戦略製品群を中心に従来型
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
セキュリティも好調でした。オーストラリアや中東が同地域の売上を牽引し、同地域の売上高は22,413百万円(前年同期
比13.9%増)と二桁増収となり全地域において最も高く伸長しました。
中南米地域につきましてはクラウド関連ビジネスが大きく伸長し、加えて従来型セキュリティ製品も好調でした。現
地通貨ベースでは二桁成長であったものの円高の影響を大きく受け、同地域の売上高は3,532百万円(前年同期比4.4%
減)と減収となりました。
その結果、当社グループ全体の当第3四半期連結累計期間における売上高は127,029百万円(前年同期比5.0%増)とな
りました。
なお、当第3四半期連結累計期間の業績における新型コロナウイルス感染症の影響は限定的なものに留まったものと
考えておりますが、その収束タイミングは現時点において予測しにくく、今後も同ウイルスの社会的影響が継続するこ
とが見込まれます。
一方費用につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響下で出張の機会が減少したことなどによる一般管理費の
大幅な減少があったものの、今後のSaaSビジネス強化の為のクラウド利用コストの大幅な増加や人員増に伴う人件費が
増加しました。さらに、研究開発部門のソフトウェアが算定過程の誤りにより過年度から過大に計上されていたことが
判明し、当第3四半期連結会計期間において一括して修正を行いました。当該修正が営業利益に与える影響は3,522百万
円の減少となりました。その結果、売上原価並びに販売費及び一般管理費の合計費用は99,493百万円(前年同期比8.4%
増)と増加となり、当第3四半期連結累計期間の営業利益は27,535百万円(前年同期比5.6%減)と減益となりました。
また、当第3四半期連結累計期間の経常利益は為替差損などもあり、27,504百万円(前年同期比10.9%減)、親会社株
主に帰属する四半期純利益は18,981百万円(前年同期比15.0%減)となりました。
当社が重要な経営指標として意識しているPre-GAAP(契約締結金額からリベート及び返品を控除した額)ベース
の営業利益額は25,831百万円となり、前年同期に比べ4,968百万円減少(前年同期比16.1%減)となりました。これは、主
に上記ソフトウェアの算定過程の誤りの一括修正による影響が大きく、加えてPre-GAAPの伸長以上に、先行投資
的側面の強い人員増加及び今後のSaaSビジネス強化の為のクラウド利用コストを中心とした売上原価並びに販売費及び
一般管理費の合計費用の増加の方が大きかったことによるものです。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の現金及び預金の残高は139,113百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,131百万円増
加いたしました。
現金並びに有価証券が大きく増加した一方、受取手形及び売掛金や投資有価証券の大幅な減少のほか、のれん、ソフ
トウェア等も減少したことにより、当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ14,487百万円減少
の345,222百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の負債は主に未払法人税や繰延収益が大幅に減少したことなどにより前連結会計年度末
に比べ6,971百万円減少の165,314百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、配当金の支払い、自己株式の取得や為替換算調整勘定のマイナスの大幅な
増加などにより、前連結会計年度末に比べ7,516百万円減少の179,908百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大における影響の下、当社グループにおきましても、営業活動において顧客と
の直接の面談が困難となっていることを中心に、様々な面で影響を受けております。しかしながら当社事業およびサー
ビスはテレワークの実施などにより通常稼働をしております。
当第3四半期連結累計期間の業績影響については限定的なものに留まったものと考えております。今後も同ウイルス
の社会的影響は継続すると見込まれており、その収束タイミングは予測しにくい状況となっております。しかしながら、
当社グループにおきましては現時点において当期業績に与える影響は限定的であると想定しており、2020年2月18日に
公表した通期業績予想はそのままといたします。
2020年12月期通期業績見通し(2020年1月1日~2020年12月31日)
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
連結売上高 174,200百万円
連結営業利益 37,700百万円
連結経常利益 37,900百万円
親会社株主に帰属する当期純利益 27,300百万円
上記業績予想値の策定にあたって、想定しております為替レートの主要なものは下記の通りであります。
1米ドル 109円
1ユーロ 118円
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
該当事項はありません。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法によっておりま
す。
但し、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、税引前四半期
純損益に一時差異等に該当しない重要な差異を加減した上で、法定実効税率を乗じて計算しております。
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
3.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 124,982 139,113
受取手形及び売掛金 45,231 33,468
有価証券 47,617 50,685
たな卸資産 4,106 3,922
その他 5,702 6,116
貸倒引当金 △292 △324
流動資産合計 227,347 232,981
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,358 4,627
工具、器具及び備品(純額) 4,485 3,586
その他(純額) 16 61
有形固定資産合計 9,860 8,274
無形固定資産
ソフトウエア 11,174 7,797
のれん 10,096 6,042
その他 14,906 13,004
無形固定資産合計 36,177 26,845
投資その他の資産
投資有価証券 49,569 40,872
関係会社株式 421 321
繰延税金資産 34,501 34,239
その他 1,832 1,688
投資その他の資産合計 86,324 77,121
固定資産合計 132,362 112,240
資産合計 359,710 345,222
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,202 907
未払金 4,565 4,917
未払費用 6,488 6,966
未払法人税等 8,063 1,888
賞与引当金 2,598 1,961
返品調整引当金 803 811
短期繰延収益 88,791 86,433
その他 7,048 5,830
流動負債合計 119,561 109,717
固定負債
長期繰延収益 42,480 43,434
退職給付に係る負債 6,197 6,414
その他 4,046 5,748
固定負債合計 52,724 55,597
負債合計 172,285 165,314
純資産の部
株主資本
資本金 18,822 18,969
資本剰余金 24,715 26,504
利益剰余金 153,788 150,506
自己株式 △6,119 △10,310
株主資本合計 191,205 185,670
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1 △207
為替換算調整勘定 △4,560 △7,385
退職給付に係る調整累計額 △476 △339
その他の包括利益累計額合計 △5,035 △7,932
新株予約権 1,102 1,224
非支配株主持分 152 945
純資産合計 187,425 179,908
負債純資産合計 359,710 345,222
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 120,933 127,029
売上原価 23,746 28,930
売上総利益 97,186 98,098
販売費及び一般管理費 68,029 70,562
営業利益 29,157 27,535
営業外収益
業務受託手数料 163 144
受取利息 1,336 607
有価証券売却益 30 105
為替差益 211 -
助成金収入 - 154
その他 179 89
営業外収益合計 1,921 1,102
営業外費用
為替差損 - 820
持分法による投資損失 108 103
固定資産除却損 65 195
その他 39 13
営業外費用合計 213 1,132
経常利益 30,865 27,504
税金等調整前四半期純利益 30,865 27,504
法人税等 8,654 8,951
四半期純利益 22,211 18,552
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △112 △428
親会社株主に帰属する四半期純利益 22,323 18,981
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 22,211 18,552
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 316 △209
為替換算調整勘定 △4,474 △2,669
退職給付に係る調整額 251 136
持分法適用会社に対する持分相当額 △230 △164
その他の包括利益合計 △4,136 △2,906
四半期包括利益 18,074 15,646
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 18,192 16,084
非支配株主に係る四半期包括利益 △117 △438
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 30,865 27,504
減価償却費 8,356 13,718
株式報酬費用 306 499
のれん償却額 3,235 3,915
貸倒引当金の増減額(△は減少) △88 41
返品調整引当金の増減額(△は減少) 290 12
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 99 209
受取利息 △1,336 △607
持分法による投資損益(△は益) 108 103
固定資産除却損 65 195
有価証券売却損益(△は益) △30 △105
売上債権の増減額(△は増加) 4,257 11,202
たな卸資産の増減額(△は増加) △619 86
仕入債務の増減額(△は減少) △783 △244
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) △290 1,243
繰延収益の増減額(△は減少) 1,000 21
自社株連動型報酬(△は減少) △1,654 △3
助成金収入 - △154
その他 △860 △2,591
小計 42,920 55,046
利息及び配当金の受取額 1,371 780
助成金の受取額 - 154
法人税等の支払額 △10,346 △14,983
営業活動によるキャッシュ・フロー 33,945 40,997
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) △2,427 △1,036
有価証券及び投資有価証券の取得による支出 △17,633 △11,833
有価証券及び投資有価証券の売却及び償還によ
24,591 12,825
る収入
有形固定資産の取得による支出 △3,393 △1,225
無形固定資産の取得による支出 △4,718 △6,814
非連結子会社株式の取得による支出 - △167
預り保証金の受入による収入 1,384 -
関係会社株式の売却による収入 - 1,005
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,196 △7,246
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 396 245
自己株式の取得による支出 △5,335 △4,999
非支配株主からの払込みによる収入 233 2,574
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△222 -
による支出
自己株式の処分による収入 910 783
配当金の支払額 △21,990 △21,678
財務活動によるキャッシュ・フロー △26,006 △23,074
現金及び現金同等物に係る換算差額 △3,364 △1,966
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,379 8,709
現金及び現金同等物の期首残高 131,627 148,127
現金及び現金同等物の四半期末残高 134,007 156,837
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(AsiaInfo Security Limitedの株式売却)
2019年10月8日において、持分法適用会社であるAsiaInfo Security Limitedについて当社保有の全株式
をGreat Media Technology Limitedに譲渡するため、譲受会社との間で株式譲渡契約を締結しています。
当該契約は、契約締結時に株主名簿の書換を行い株主権の移転を行う一方で、対価の収受は2021年10月
までに3回に分けて実施されるもので、譲渡対価は58,503万元(約87億円、為替レート1元=15円換算)
になります。
当社は株主権の移転により同社を持分法適用の範囲から除外することになりますが、債務不履行が生じ
た場合に当社は譲渡契約前の状態に回復する権利を有することから、当該株式に係る消滅の認識要件を満
たさないため、その帳簿価額を関係会社株式から投資有価証券に振り替えて、売却益は全ての対価を受領
した2021年10月に計上いたします。
(連結子会社について)
当社連結子会社にはTrend Forward Capital I,L.P.(以後、TFI)が含まれております。
TFIの業務執行権限を保有しているのは、2020年3月まで当社取締役であったワイエル・モハメド氏であ
り、当社は一切の業務執行権限を保有しておりません。しかしながら、「連結財務諸表に関する会計基
準」(企業会計基準第22号)に従うと、当第3四半期連結会計年度末時点では同氏が当社の緊密な者であ
るとみなされることから、前期から引き続き当社の連結範囲に含めております。
また、当社及び当社子会社(TFIを除く)のCysiv,Inc.に対する議決権比率は38%ですが、TFIの同社に
対する持分を含めた議決権比率は50%を超えることから、同社についても連結範囲に含めております。
(誤謬の訂正について)
研究開発部門におけるソフトウェア及びこれに関連した繰延税金資産が、算定過程の誤りにより過年度
から過大に計上されておりました。
当該過年度の誤謬については、過年度及び当第3四半期連結会計期間の財政状態及び経営成績への影響
は軽微であるため、当第3四半期連結会計期間において一括して修正を行っております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上総利益、営業利益、経常利益が3,522百万円、親会社株主に
帰属する四半期純利益が4,078百万円減少しております。
なお、当該誤謬の修正に関するキャッシュ・フローへの影響はありません。
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位 : 百万円)
四半期
連結損益
アジア・ 調整額
日本 北米 欧州 中南米 計 計算書
パシフィック (注)3
計上額
(注)4
売上高
(1) 外部顧客に
48,800 27,537 21,216 19,682 3,696 120,933 - 120,933
対する売上高
(2) セグメント間の内部
7 6,574 2,255 16,741 10 25,589 △25,589 -
売上高又は振替高
計 48,808 34,112 23,472 36,423 3,706 146,523 △25,589 120,933
セグメント利益 15,248 4,684 4,310 4,187 591 29,022 134 29,157
(注) 1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2 本邦以外の区分に属する主な国又は地域
北米 … 米国・カナダ
欧州 … アイルランド・ドイツ・イタリア・フランス・英国
台湾・韓国・オーストラリア・中国・フィリピン・シンガポール・
アジア・パシフィック …
マレーシア・タイ・インド・UAE・エジプト
中南米 … ブラジル・メキシコ
3 セグメント利益の調整額134百万円は、その全額がセグメント間取引の金額であります。
4 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
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トレンドマイクロ株式会社(4704) 2020年12月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位 : 百万円)
四半期
連結損益
アジア・ 調整額
日本 北米 欧州 中南米 計 計算書
パシフィック (注)3
計上額
(注)4
売上高
(1) 外部顧客に
52,622 26,302 22,157 22,413 3,532 127,029 - 127,029
対する売上高
(2) セグメント間の内部
5 6,505 3,144 18,067 12 27,734 △27,734 -
売上高又は振替高
計 52,628 32,807 25,302 40,480 3,544 154,764 △27,734 127,029
セグメント利益 14,814 3,308 5,100 3,895 549 27,667 △131 27,535
(注) 1 国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2 本邦以外の区分に属する主な国又は地域
北米 … 米国・カナダ
欧州 … アイルランド・ドイツ・イタリア・フランス・英国
台湾・韓国・オーストラリア・中国・フィリピン・シンガポール・
アジア・パシフィック …
マレーシア・タイ・インド・UAE・エジプト
中南米 … ブラジル・メキシコ
3 セグメント利益の調整額△131百万円は、その全額がセグメント間取引の金額であります。
4 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
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