4684 オービック 2019-04-23 15:00:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年4月23日
上場会社名 株式会社 オービック 上場取引所 東
コード番号 4684 URL http://www.obic.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 橘 昇一
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営企画室長 (氏名) 松下 祐二 TEL 03-3245-6510
定時株主総会開催予定日 2019年6月27日 配当支払開始予定日 2019年6月28日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 74,163 11.0 37,939 17.4 41,927 17.9 32,223 22.7
2018年3月期 66,814 8.7 32,325 16.1 35,570 10.3 26,268 12.5
(注)包括利益 2019年3月期 32,201百万円 (13.6%) 2018年3月期 28,344百万円 (13.4%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 362.26 ― 15.5 18.0 51.2
2018年3月期 295.32 ― 14.0 16.9 48.4
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 3,564百万円 2018年3月期 2,819百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 244,909 218,476 89.2 2,456.16
2018年3月期 221,260 197,394 89.2 2,219.15
(参考) 自己資本 2019年3月期 218,476百万円 2018年3月期 197,394百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 29,843 △8,209 △11,119 119,972
2018年3月期 26,107 △6,320 △8,450 109,458
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 47.50 ― 67.50 115.00 10,229 38.9 5.5
2019年3月期 ― 57.50 ― 77.50 135.00 12,008 37.3 5.8
2020年3月期(予想) ― 70.00 ― 70.00 140.00 38.6
(注)2018年3月期の期末配当金には創立50周年の記念配当10円00銭を含んでおります。
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 80,000 7.9 41,000 8.1 45,100 7.6 32,300 0.2 363.12
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 99,600,000 株 2018年3月期 99,600,000 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 10,649,488 株 2018年3月期 10,649,394 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 88,950,576 株 2018年3月期 88,950,655 株
(参考)個別業績の概要
2019年3月期の個別業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 65,068 10.8 36,419 16.9 37,934 16.3 28,700 21.2
2018年3月期 58,719 8.9 31,167 16.3 32,619 10.3 23,680 12.8
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2019年3月期 322.65 ―
2018年3月期 266.22 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 197,473 174,733 88.5 1,964.39
2018年3月期 178,773 158,120 88.4 1,777.62
(参考) 自己資本 2019年3月期 174,733百万円 2018年3月期 158,120百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する主旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
㈱オービック(4684) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 3
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 6
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 6
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する事項) ………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 13
4.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 14
受注及び売上の状況 ……………………………………………………………………………………………… 14
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㈱オービック(4684) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、輸出や生産の一部に弱さもみられるものの、雇用・所得環境の改善が続
くなかで、各種政策の効果もあって、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、通商問題の動向が世
界経済に与える影響や、中国経済の先行きなど海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響など、景気の先行
きは不透明な状況にあります。
当情報サービス業界においては、働き方改革への取り組みなどを背景に、企業の生産性向上や業務効率化を目的
としたシステムの更新投資需要は引き続き高い状態にあるものの、先行き不透明な景況感の中で投資判断には慎重
さが見られました。企業のニーズは「効率的でコストパフォーマンスの高い情報システム」にあり、さらなる顧客
目線でのシステム提案が求められております。
当社は、このような状況の中、自社開発・直接販売にこだわり続け、顧客企業の経営効果を実現するため、製販
一体体制のもと顧客満足度を高めるべく努めてまいりました。当社の主力である統合業務ソフトウェア「OBIC
7シリーズ」は、会計を中心に統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々な業界・業種の企業に幅広く
求められました。主な傾向として、大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移しております。業種・業務別
のソリューションに関しても、金融業向け、サービス業向け、流通業向け、製造業向け等、業種を問わずシステム
構築の引き合いが強まりました。システムの短期導入、早期稼働につながりやすいとして引き合いが強まっている
クラウドサービスのニーズにも、顧客に合わせた提案で対応しております。また、クラウド関連施設の増強や顧客
向け研修施設の拡張など付加価値向上につながる先行投資も進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高741億63百万円(前年同期比11.0%増)、営業利益379億39百万円
(同17.4%増)、経常利益は419億27百万円(同17.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は322億23百万円(同
22.7%増)となりました。
今後も当社は、顧客第一主義のもと、よりコストパフォーマンスの高いシステム提案ビジネスに注力し業績の向
上に努めてまいる所存であります。
セグメントの業績は次の通りであります。
(A)システムインテグレーション事業
主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々
な業界・業種の企業に求められました。主な傾向として、大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移してお
ります。
この結果、外部顧客に対する売上高は380億5百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は190億24百万円(同
13.0%増)となりました。
(B)システムサポート事業
主力サービスであるシステムの「運用支援サービス」および「クラウドソリューション」が好調に推移いたしま
した。
この結果、外部顧客に対する売上高は270億57百万円(前年同期比15.5%増)、営業利益は173億64百万円(同
21.2%増)となりました。
(C)オフィスオートメーション事業
主力の業務用パッケージソフトの販売に加え、印刷サプライやオフィス家具等の販売も堅調に推移いたしまし
た。
この結果、外部顧客に対する売上高は91億円(前年同期比12.4%増)、営業利益は15億50百万円(同33.7%増)
となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における資産合計残高については、前連結会計年度末比で236億48百万円増加し2,449億9百万
円となりました。これは主に、現金及び預金が105億14百万円増加したこと及び建設仮勘定が96億58百万円増加し
たことによるものであります。
負債合計残高は、25億66百万円増加し264億32百万円となりました。これは主に、未払法人税等が13億円増加し
たことによるものであります。
純資産合計残高は、210億81百万円増加し2,184億76百万円となりました。これは主に、利益剰余金が211億4百
万円増加したことによるものであります。結果、自己資本比率は89.2%となりました。
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㈱オービック(4684) 2019年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(単位:百万円 百万円未満は切捨て表示)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー 26,107 29,843
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,320 △8,209
財務活動によるキャッシュ・フロー △8,450 △11,119
現金及び現金同等物の増減額 11,336 10,514
現金及び現金同等物の期首残高 98,121 109,458
現金及び現金同等物の期末残高 109,458 119,972
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,199億72百万円となり、前連結会計
年度末に比べ、105億14百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであり
ます。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、298億43百万円であります。これは主に税金等調整前当期純利益が439億85百万
円計上されたほか、利息及び配当金の受取額が16億42百万円計上された一方で、持分法による投資利益が35億64百
万円計上されたこと及び法人税等の支払額が106億46百万円発生したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、82億9百万円であります。これは主に償却債権の回収による収入が20億60百万
円発生した一方で、有形固定資産の取得による支出が105億9百万円発生したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、111億19百万円であります。これは主に配当金の支払額が111億18百万円発生し
たことによるものであります。
なお、今後とも資金を企業の業績伸長のため有効に使用しつつ、「効率経営」に努力をしてまいる所存でありま
す。
(4)今後の見通し
この先の我が国の経済は、当面、一部に弱さも見られるものの、雇用・所得環境の改善が続く中で緩やかな回復
が期待されます。一方で、米中摩擦など海外経済の減速による国内への影響がリスクとして懸念され、景気の先行
きは不透明な状況が続いております。
当情報サービス業界においては、働き方改革への取り組みなどを背景にシステム投資需要の緩やかな増加が続く
ことが予想されるなか、企業のニーズは「効率的でコストパフォーマンスの高い情報システム」にあり、さらなる
顧客目線でのシステムの開発力や提案力が求められております。
当社は自社開発の製品を直販体制によりお客様におとどけする「ワンストップ・ソリューション・サービス」を
基軸に置き、顧客の潜在的ニーズを的確に捉える「製販一体体制」の強みを活かし、今後とも企業業績の伸長に努
めてまいります。また、一層の高まりが予想されるクラウドニーズに対応するためのクラウド関連施設の増強や顧
客向け研修施設の拡張投資の継続、政府の進める制度改定へ的確に対応することなどにより、更なる顧客満足度の
向上を図ってまいります。
以上により、連結業績の見通しにつきましては、売上高800億円(前年同期比7.9%増)、営業利益410億円(同
8.1%増)、経常利益451億円(同7.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益323億円(同0.2%増)を見込んでおりま
す。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準に基づき連
結財務諸表を作成する方針であります。なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情
勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 109,458 119,972
受取手形及び売掛金 8,795 9,626
商品及び製品 151 142
仕掛品 299 210
原材料及び貯蔵品 20 40
その他 862 1,135
貸倒引当金 △1 △1
流動資産合計 119,585 131,125
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 6,036 6,134
減価償却累計額 △3,041 △3,121
建物及び構築物(純額) 2,994 3,012
土地 27,849 27,849
建設仮勘定 6,130 15,788
その他 2,597 3,130
減価償却累計額 △1,756 △2,032
その他(純額) 840 1,097
有形固定資産合計 37,814 47,747
無形固定資産
その他 112 106
無形固定資産合計 112 106
投資その他の資産
投資有価証券 59,871 61,663
会員権 214 207
敷金及び保証金 1,080 831
繰延税金資産 2,355 2,955
その他 229 275
貸倒引当金 △2 △4
投資その他の資産合計 63,749 65,929
固定資産合計 101,675 113,784
資産合計 221,260 244,909
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 3,535 4,029
未払法人税等 5,888 7,188
前受収益 1,123 1,166
賞与引当金 2,372 2,372
役員賞与引当金 91 100
その他 3,661 4,124
流動負債合計 16,671 18,981
固定負債
退職給付に係る負債 6,003 6,290
資産除去債務 170 187
再評価に係る繰延税金負債 1 1
その他 1,018 972
固定負債合計 7,193 7,451
負債合計 23,865 26,432
純資産の部
株主資本
資本金 19,178 19,178
資本剰余金 19,530 19,530
利益剰余金 175,078 196,183
自己株式 △22,138 △22,139
株主資本合計 191,649 212,752
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,406 7,553
土地再評価差額金 △1,705 △1,705
退職給付に係る調整累計額 44 △124
その他の包括利益累計額合計 5,745 5,723
純資産合計 197,394 218,476
負債純資産合計 221,260 244,909
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 66,814 74,163
売上原価 22,296 23,221
売上総利益 44,517 50,941
販売費及び一般管理費 12,192 13,002
営業利益 32,325 37,939
営業外収益
受取利息 3 4
受取配当金 442 545
投資有価証券売却益 19 61
持分法による投資利益 2,819 3,564
受取賃貸料 1 2
その他 70 92
営業外収益合計 3,357 4,270
営業外費用
投資有価証券売却損 - 159
賃貸費用 108 120
その他 2 1
営業外費用合計 111 282
経常利益 35,570 41,927
特別利益
償却債権取立益 888 2,060
その他 0 0
特別利益合計 888 2,060
特別損失
固定資産除却損 2 1
投資有価証券評価損 130 -
その他 0 0
特別損失合計 133 2
税金等調整前当期純利益 36,325 43,985
法人税、住民税及び事業税 10,159 11,888
法人税等調整額 △102 △126
法人税等合計 10,057 11,762
当期純利益 26,268 32,223
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 26,268 32,223
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(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 26,268 32,223
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,066 △973
退職給付に係る調整額 35 △100
持分法適用会社に対する持分相当額 △26 1,051
その他の包括利益合計 2,076 △22
包括利益 28,344 32,201
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 28,344 32,201
非支配株主に係る包括利益 - -
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㈱オービック(4684) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 19,178 19,530 157,260 △22,137 173,831
当期変動額
剰余金の配当 △8,450 △8,450
親会社株主に帰属する当期
純利益
26,268 26,268
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 17,818 △0 17,817
当期末残高 19,178 19,530 175,078 △22,138 191,649
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金
土地再評価差額金
累計額 計額合計
当期首残高 5,373 △1,705 1 3,669 177,500
当期変動額
剰余金の配当 △8,450
親会社株主に帰属する当期
純利益
26,268
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
2,033 42 2,076 2,076
当期変動額合計 2,033 - 42 2,076 19,894
当期末残高 7,406 △1,705 44 5,745 197,394
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㈱オービック(4684) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 19,178 19,530 175,078 △22,138 191,649
当期変動額
剰余金の配当 △11,118 △11,118
親会社株主に帰属する当期
純利益
32,223 32,223
自己株式の取得 △0 △0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 21,104 △0 21,103
当期末残高 19,178 19,530 196,183 △22,139 212,752
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
差額金
土地再評価差額金
累計額 計額合計
当期首残高 7,406 △1,705 44 5,745 197,394
当期変動額
剰余金の配当 △11,118
親会社株主に帰属する当期
純利益
32,223
自己株式の取得 △0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
146 △168 △22 △22
当期変動額合計 146 - △168 △22 21,081
当期末残高 7,553 △1,705 △124 5,723 218,476
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 36,325 43,985
減価償却費 504 599
持分法による投資損益(△は益) △2,819 △3,564
投資有価証券売却損益(△は益) △19 98
投資有価証券評価損益(△は益) 130 -
償却債権取立益 △888 △2,060
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 24 9
貸倒引当金の増減額(△は減少) △0 2
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 146 142
受取利息及び受取配当金 △446 △549
固定資産除却損 2 1
会員権評価損 0 0
売上債権の増減額(△は増加) 724 △830
たな卸資産の増減額(△は増加) 201 77
仕入債務の増減額(△は減少) △120 494
その他 250 440
小計 34,015 38,847
利息及び配当金の受取額 1,474 1,642
法人税等の支払額 △9,382 △10,646
営業活動によるキャッシュ・フロー 26,107 29,843
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △7,002 △10,509
有形固定資産の売却による収入 0 0
無形固定資産の取得による支出 △58 △27
投資有価証券の取得による支出 △1 △151
投資有価証券の売却による収入 27 180
償却債権の回収による収入 888 2,060
敷金及び保証金の差入による支出 △274 △2
敷金及び保証金の回収による収入 - 248
その他 100 △7
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,320 △8,209
財務活動によるキャッシュ・フロー
自己株式の取得による支出 △0 △0
配当金の支払額 △8,450 △11,118
財務活動によるキャッシュ・フロー △8,450 △11,119
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 11,336 10,514
現金及び現金同等物の期首残高 98,121 109,458
現金及び現金同等物の期末残高 109,458 119,972
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
a.セグメント情報
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営
資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社の事業は主に企業情報システムのシステムインテグレーション事業、システムサポート事業、オフィ
スオートメーション事業及び業務用パッケージソフト事業を行っております。
なお、業務用パッケージソフト事業は持分法適用の関連会社で行っているため報告セグメントには含まれ
ておりません。
また、報告セグメントの主要品目は以下の表のとおりです。
報告セグメント 主要品目
システムインテグレーション 顧客に対する総合情報システム
システムサポート ハードウェア保守 システム運用サポート
オフィスオートメーション OA機器一般及びコンピュータサプライ用品
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価額に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産及びその他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)
(単位:百万円)
連結
システムインテ システムサポ オフィスオート 調整額 財務諸表
計
グレーション ート メーション (注)1 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売
35,291 23,424 8,098 66,814 - 66,814
上高
セグメント間の
内部売上高又は 3 - 280 284 △284 -
振替高
計 35,295 23,424 8,379 67,099 △284 66,814
セグメント利益 16,841 14,323 1,159 32,325 - 32,325
セグメント資産 21,718 11,673 10,107 43,499 177,760 221,260
その他の項目
減価償却費 295 196 12 504 - 504
持分法適用会社
1,129 - - 1,129 39,780 40,909
への投資額
有形固定資産及
び無形固定資産 317 210 36 563 6,556 7,119
の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)売上高の△284百万円は、セグメント間取引の消去の額であります。
(2)セグメント資産の177,760百万円並びに有形固定資産及び無形固定資産の増加額の6,556百万
円は全社資産であり、その内容は当社での余資運用資金(現金・預金及び有価証券)、長期
投資資金(投資有価証券、会員権及び長期預託金)、本社用地、及び繰延税金資産でありま
す。
(3)持分法適用会社への投資額の39,780百万円は、報告セグメントに含まれておりません。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は連
結貸借対照表の総資産額と一致しております。
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当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
(単位:百万円)
連結
システムインテ システムサポ オフィスオート 調整額 財務諸表
計
グレーション ート メーション (注)1 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売
38,005 27,057 9,100 74,163 - 74,163
上高
セグメント間の
内部売上高又は 5 - 438 443 △443 -
振替高
計 38,010 27,057 9,538 74,606 △443 74,163
セグメント利益 19,024 17,364 1,550 37,939 - 37,939
セグメント資産 18,343 10,027 11,523 39,894 205,014 244,909
その他の項目
減価償却費 342 244 12 599 - 599
持分法適用会社
1,207 - - 1,207 43,224 44,432
への投資額
有形固定資産及
び無形固定資産 505 359 8 873 9,658 10,532
の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)売上高の△443百万円は、セグメント間取引の消去の額であります。
(2)セグメント資産の205,014百万円並びに有形固定資産及び無形固定資産の増加額の9,658百万
円は全社資産であり、その内容は当社での余資運用資金(現金・預金及び有価証券)、長期
投資資金(投資有価証券、会員権及び長期預託金)、本社用地、及び繰延税金資産でありま
す。
(3)持分法適用会社への投資額の43,224百万円は、報告セグメントに含まれておりません。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は連
結貸借対照表の総資産額と一致しております。
b.関連情報
1.製品及びサービスごとの情報
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)及び当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019
年3月31日)
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため省略いたします。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)及び当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019
年3月31日)
本邦以外の外部顧客への売上高がないため該当事項はありません。
(2)有形固定資産
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)及び当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019
年3月31日)
本邦以外に所在している有形固定資産がないため該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)及び当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019
年3月31日)
単一の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の10%を超えないため記載しておりません。
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c.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)及び当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月
31日)
該当事項はありません。
d.報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)及び当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月
31日)
該当事項はありません。
e.報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前連結会計年度(自2017年4月1日 至2018年3月31日)及び当連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月
31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 2,219.15円 2,456.16円
1株当たり当期純利益金額 295.32円 362.26円
潜在株式調整後1株当たり当期純利
-円 -円
益金額
(注1)1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額
26,268 32,223
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
26,268 32,223
利益金額(百万円)
期中平均株式数(株) 88,950,655 88,950,576
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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4.その他
受注及び売上の状況
①受注実績
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日 増 減
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額
システムインテグレーション事業 24,552 41.3 35,241 46.8 10,689
システムサポート事業 26,718 44.9 31,062 41.3 4,344
オフィスオートメーション事業 8,184 13.8 8,968 11.9 783
合 計 59,455 100.0 75,272 100.0 15,817
②売上実績
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日 増 減
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額
システムインテグレーション事業 35,291 52.8 38,005 51.2 2,714
システムサポート事業 23,424 35.1 27,057 36.5 3,633
オフィスオートメーション事業 8,098 12.1 9,100 12.3 1,001
合 計 66,814 100.0 74,163 100.0 7,348
以上
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