4684 オービック 2021-04-22 15:00:00
2021年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年4月22日
上場会社名 株式会社 オービック 上場取引所 東
コード番号 4684 URL https://www.obic.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 橘 昇一
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営企画室長 (氏名) 阿南 友則 TEL 03-3245-6510
定時株主総会開催予定日 2021年6月29日 配当支払開始予定日 2021年6月30日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期の連結業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 83,862 4.2 48,077 11.2 52,600 14.3 38,001 8.3
2020年3月期 80,488 8.5 43,238 14.0 46,012 9.7 35,096 8.9
(注)包括利益 2021年3月期 43,765百万円 (32.5%) 2020年3月期 33,036百万円 (2.6%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2021年3月期 427.22 ― 15.1 18.7 57.3
2020年3月期 394.56 ― 15.4 18.1 53.7
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 3,348百万円 2020年3月期 3,455百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 298,257 266,025 89.2 2,990.72
2020年3月期 264,596 238,392 90.1 2,680.06
(参考) 自己資本 2021年3月期 266,025百万円 2020年3月期 238,392百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 41,677 △5,422 △15,121 150,745
2020年3月期 31,999 △9,238 △13,120 129,612
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2020年3月期 ― 70.00 ― 90.00 160.00 14,232 40.6 6.2
2021年3月期 ― 80.00 ― 105.00 185.00 16,455 43.3 6.5
2022年3月期(予想) ― 92.50 ― 92.50 185.00 41.1
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日∼2022年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 90,000 10.7 52,000 8.2 56,000 6.5 40,000 5.3 449.69
(注)2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後
の金額となっており、対前期増減率については、2021年3月期に当該会計基準等を適用したと仮定して算定した増減率を記載しております。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 99,600,000 株 2020年3月期 99,600,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期 10,649,548 株 2020年3月期 10,649,548 株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 88,950,452 株 2020年3月期 88,950,476 株
(参考)個別業績の概要
2021年3月期の個別業績(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 74,720 5.5 46,574 12.0 49,146 16.3 35,005 9.9
2020年3月期 70,811 8.8 41,599 14.2 42,275 11.4 31,854 11.0
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2021年3月期 393.54 ―
2020年3月期 358.11 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期 244,189 215,575 88.3 2,423.55
2020年3月期 215,058 192,229 89.4 2,161.08
(参考) 自己資本 2021年3月期 215,575百万円 2020年3月期 192,229百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 3
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 6
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 6
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する事項) ………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 13
4.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 14
受注及び売上の状況 ……………………………………………………………………………………………… 14
- 1 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けるなかで、持ち直しの動きが続
いているものの、依然として厳しい状況にあります。
当情報サービス業界においては、働き方改革への取り組みなどを背景に、企業の生産性向上や業務効率化を目的
としたシステムの更新投資需要は引き続き高い状態にあるものの、先行き不透明な景況感の中で投資判断には慎重
さが見られました。企業のニーズは「効率的でコストパフォーマンスの高い情報システム」にあり、さらなる顧客
目線でのシステム提案が求められております。
当社は、このような状況の中、自社開発・直接販売にこだわり続け、顧客企業の経営効果を実現するため、製販
一体体制のもと顧客満足度を高めるべく努めてまいりました。当社の主力である統合業務ソフトウェア「OBIC
7シリーズ」は、会計を中心に統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々な業界・業種の企業に幅広く
求められました。主な傾向として、大企業向けのシステム構築が引き続き順調に推移しております。業種・業務別
のソリューションに関しても、製造業向け、流通業向け、サービス業向け、金融業向け等、業種を問わずシステム
構築の引き合いが強まりました。システムの早期稼働につながりやすく、グループ全体の最適化やビジネス環境の
変化にもスピーディに対応できるクラウドサービスのニーズにも、自社運営のクラウドセンターで提供し対応して
おります。また、クラウド関連施設の設備増強やセキュリティ・サービス強化、従業員のテレワーク環境整備な
ど、安定的な事業継続や当社の持続的成長につながる先行投資も継続して進めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高838億62百万円(前期比4.2%増)、営業利益480億77百万円(同
11.2%増)、経常利益は526億円(同14.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は380億1百万円(同8.3%増)とな
りました。
新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、先行きは依然として不透明な状況が続くものと見込まれますが、今後
も当社は、顧客第一主義のもと、よりコストパフォーマンスの高いシステム提案ビジネスに注力し業績の向上に努
めてまいる所存であります。
セグメントの業績は次の通りであります。
(A)システムインテグレーション事業
主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、統合的に情報を管理するERPシステムとして、様々
な業界・業種の企業に求められました。主な傾向として、当社クラウドソリューションの採用増加に伴い、サーバ
ー機器等のハードウェア仕入販売の売上が減少したものの、付加価値の高い「OBIC7シリーズ」のシステム構
築売上については、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、堅調に推移しております。
この結果、外部顧客に対する売上高は380億82百万円(前期比3.5%減)、営業利益は210億2百万円(同2.4%
増)となりました。
(B)システムサポート事業
主力のクラウドソリューションを中心に、ソフトウェア及びハードウェアの「運用支援・保守サービス等」が好
調に推移いたしました。
この結果、外部顧客に対する売上高は366億32百万円(前期比16.9%増)、営業利益は255億91百万円(同21.7%
増)となりました。
(C)オフィスオートメーション事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、中小企業を中心に印刷サプライやオフィス家具等の販売が
やや減少しました。
この結果、外部顧客に対する売上高は91億46百万円(前期比5.6%減)、営業利益は14億84百万円(同12.2%
減)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末における資産合計残高については、前連結会計年度末比で336億61百万円増加し2,982億57百万
円となりました。これは主に、現金及び預金が211億33百万円増加したこと及び投資有価証券が143億15百万円増加
したことによるものであります。
負債合計残高は、60億28百万円増加し322億31百万円となりました。これは主に、未払法人税等が23億12百万円
増加したこと及び未払消費税等が38億52百万円増加したことによるものであります。
純資産合計残高は、276億33百万円増加し2,660億25百万円となりました。これは主に、利益剰余金が218億68百
万円増加したことによるものであります。結果、自己資本比率は89.2%となりました。
- 2 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(単位:百万円 百万円未満は切捨て表示)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー 31,999 41,677
投資活動によるキャッシュ・フロー △9,238 △5,422
財務活動によるキャッシュ・フロー △13,120 △15,121
現金及び現金同等物の増減額 9,640 21,133
現金及び現金同等物の期首残高 119,972 129,612
現金及び現金同等物の期末残高 129,612 150,745
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は1,507億45百万円となり、前連結会計
年度末に比べ、211億33百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであり
ます。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、416億77百万円(前期比30.2%増)であります。これは主に税金等調整前当期
純利益が528億84百万円計上されたほか、利息及び配当金の受取額が19億53百万円計上された一方で、持分法によ
る投資利益が33億48百万円計上されたこと及び法人税等の支払額が127億20百万円発生したことによるものであり
ます。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、54億22百万円(前期は92億38百万円の減少)であります。これは主に投資有価
証券の取得及び売却により52億33百万円減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、151億21百万円(前期は131億20百万円の減少)であります。これは配当金の支
払額が151億21百万円発生したことによるものであります。
なお、今後とも資金を企業の業績伸長のため有効に使用しつつ、「効率経営」に努力をしてまいる所存でありま
す。
(4)今後の見通し
この先の我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を講じつつ社会経済活動のレベルを段階的に
引き上げていくなかで、感染症が内外経済に与える影響に十分注意する必要があり、当面の間は不透明な状況が続
くと見込まれます。
当情報サービス業界においては、感染症対策も含めた働き方改革への取り組みなどを背景にシステム投資需要の
緩やかな増加が続くことが予想されるなか、企業のニーズは「効率的でコストパフォーマンスの高い情報システ
ム」にあり、さらなる顧客目線でのシステムの開発力や提案力が求められております。
当社は自社開発の製品を直販体制によりお客様におとどけする「ワンストップ・ソリューション・サービス」を
基軸に置き、顧客の潜在的ニーズを的確に捉える「製販一体体制」の強みを活かし、今後とも企業業績の伸長に努
めてまいります。また、一層の高まりが予想されるクラウドニーズに対応するためのクラウド関連施設の増強や政
府の進める制度改定へ的確に対応することなどにより、更なる顧客満足度の向上を図ってまいります。
以上により、連結業績の見通しにつきましては、売上高900億円(前期比10.7%増)、営業利益520億円(同8.2%
増)、経常利益560億円(同6.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益400億円(同5.3%増)を見込んでおります。
尚、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連
結業績の見通しは当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率については、2021年3月期に当
該会計基準等を適用したと仮定して算定した増減率を記載しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準に基づき連
結財務諸表を作成する方針であります。なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情
勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
- 3 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 129,612 150,745
受取手形及び売掛金 10,110 11,035
商品及び製品 102 103
仕掛品 198 232
原材料及び貯蔵品 0 0
その他 1,138 930
貸倒引当金 △2 △1
流動資産合計 141,160 163,046
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 30,945 31,093
減価償却累計額 △3,317 △4,607
建物及び構築物(純額) 27,628 26,485
土地 28,193 27,636
その他 4,452 5,326
減価償却累計額 △2,425 △3,183
その他(純額) 2,026 2,143
有形固定資産合計 57,847 56,265
無形固定資産
その他 122 133
無形固定資産合計 122 133
投資その他の資産
投資有価証券 60,501 74,816
繰延税金資産 3,577 2,296
その他 1,390 1,701
貸倒引当金 △4 △2
投資その他の資産合計 65,465 78,811
固定資産合計 123,435 135,211
資産合計 264,596 298,257
- 4 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 3,708 3,523
未払法人税等 7,393 9,706
前受収益 1,237 1,138
賞与引当金 2,372 2,372
役員賞与引当金 116 105
その他 3,616 7,086
流動負債合計 18,444 23,931
固定負債
退職給付に係る負債 5,942 6,046
資産除去債務 156 240
再評価に係る繰延税金負債 1 1
その他 1,657 2,012
固定負債合計 7,758 8,300
負債合計 26,203 32,231
純資産の部
株主資本
資本金 19,178 19,178
資本剰余金 19,530 19,530
利益剰余金 218,159 240,028
自己株式 △22,140 △22,140
株主資本合計 234,728 256,596
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 5,177 10,162
土地再評価差額金 △1,705 △694
退職給付に係る調整累計額 192 △39
その他の包括利益累計額合計 3,663 9,428
純資産合計 238,392 266,025
負債純資産合計 264,596 298,257
- 5 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 80,488 83,862
売上原価 24,159 23,021
売上総利益 56,328 60,840
販売費及び一般管理費 13,090 12,762
営業利益 43,238 48,077
営業外収益
受取利息 3 1
受取配当金 562 566
投資有価証券売却益 - 577
持分法による投資利益 3,455 3,348
受取賃貸料 42 1,272
その他 57 62
営業外収益合計 4,120 5,829
営業外費用
投資有価証券評価損 273 -
賃貸費用 1,068 1,306
その他 4 0
営業外費用合計 1,346 1,306
経常利益 46,012 52,600
特別利益
償却債権取立益 2,498 -
その他 1 288
特別利益合計 2,499 288
特別損失
償却債権取立費用 500 -
固定資産売却損 - 1
固定資産除却損 3 2
投資有価証券評価損 103 -
その他 0 -
特別損失合計 606 4
税金等調整前当期純利益 47,905 52,884
法人税、住民税及び事業税 13,004 15,017
法人税等調整額 △194 △134
法人税等合計 12,809 14,883
当期純利益 35,096 38,001
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 35,096 38,001
- 6 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 35,096 38,001
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,237 3,464
土地再評価差額金 - 1,010
退職給付に係る調整額 269 △257
持分法適用会社に対する持分相当額 △1,091 1,546
その他の包括利益合計 △2,059 5,764
包括利益 33,036 43,765
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 33,036 43,765
非支配株主に係る包括利益 - -
- 7 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 19,178 19,530 196,183 △22,139 212,752
当期変動額
剰余金の配当 △13,120 △13,120
親会社株主に帰属する当期
35,096 35,096
純利益
自己株式の取得 △0 △0
土地再評価差額金の取崩 -
株主資本以外の項目の当期
-
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 21,976 △0 21,975
当期末残高 19,178 19,530 218,159 △22,140 234,728
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
土地再評価差額金
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 7,553 △1,705 △124 5,723 218,476
当期変動額
剰余金の配当 △13,120
親会社株主に帰属する当期
35,096
純利益
自己株式の取得 △0
土地再評価差額金の取崩 -
株主資本以外の項目の当期
△2,376 316 △2,059 △2,059
変動額(純額)
当期変動額合計 △2,376 - 316 △2,059 19,915
当期末残高 5,177 △1,705 192 3,663 238,392
- 8 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 19,178 19,530 218,159 △22,140 234,728
当期変動額
剰余金の配当 △15,121 △15,121
親会社株主に帰属する当期
38,001 38,001
純利益
自己株式の取得 -
土地再評価差額金の取崩 △1,010 △1,010
株主資本以外の項目の当期
-
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 21,868 - 21,868
当期末残高 19,178 19,530 240,028 △22,140 256,596
その他の包括利益累計額
純資産合計
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累
土地再評価差額金
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 5,177 △1,705 192 3,663 238,392
当期変動額
剰余金の配当 △15,121
親会社株主に帰属する当期
38,001
純利益
自己株式の取得 -
土地再評価差額金の取崩 1,010 1,010 -
株主資本以外の項目の当期
4,985 △231 4,753 4,753
変動額(純額)
当期変動額合計 4,985 1,010 △231 5,764 27,633
当期末残高 10,162 △694 △39 9,428 266,025
- 9 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 47,905 52,884
減価償却費 907 2,240
持分法による投資損益(△は益) △3,455 △3,348
投資有価証券売却損益(△は益) - △577
投資有価証券評価損益(△は益) 376 -
償却債権取立益 △2,498 -
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 16 △11
貸倒引当金の増減額(△は減少) △0 △2
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 41 △268
受取利息及び受取配当金 △565 △568
固定資産売却損益(△は益) △1 △287
固定資産除却損 3 2
売上債権の増減額(△は増加) △484 △924
たな卸資産の増減額(△は増加) 91 △34
仕入債務の増減額(△は減少) △321 △184
その他 837 3,523
小計 42,852 52,443
利息及び配当金の受取額 1,932 1,953
法人税等の支払額 △12,786 △12,720
営業活動によるキャッシュ・フロー 31,999 41,677
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △12,490 △1,085
有形固定資産の売却による収入 3 845
無形固定資産の取得による支出 △39 △27
投資有価証券の取得による支出 △1 △8,841
投資有価証券の売却による収入 200 3,607
償却債権の回収による収入 2,498 -
その他 592 78
投資活動によるキャッシュ・フロー △9,238 △5,422
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △13,120 △15,121
その他 △0 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △13,120 △15,121
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 9,640 21,133
現金及び現金同等物の期首残高 119,972 129,612
現金及び現金同等物の期末残高 129,612 150,745
- 10 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
a.セグメント情報
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営
資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社の事業は主に企業情報システムのシステムインテグレーション事業、システムサポート事業、オフィ
スオートメーション事業及び業務用パッケージソフト事業を行っております。
なお、業務用パッケージソフト事業は持分法適用の関連会社で行っているため報告セグメントには含まれ
ておりません。
また、報告セグメントの主要品目は以下の表のとおりです。
報告セグメント 主要品目
システムインテグレーション 統合基幹業務システム
システムサポート 統合基幹業務システムの運用支援・保守サービス等
オフィスオートメーション OA機器一般及びコンピュータサプライ用品
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産及びその他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
(単位:百万円)
連結
システムインテ システムサポ オフィスオート 調整額 財務諸表
計
グレーション ート メーション (注)1 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売
39,465 31,338 9,685 80,488 - 80,488
上高
セグメント間の
内部売上高又は 7 - 600 608 △608 -
振替高
計 39,472 31,338 10,285 81,096 △608 80,488
セグメント利益 20,512 21,035 1,690 43,238 - 43,238
セグメント資産 18,437 11,357 12,774 42,570 222,026 264,596
その他の項目
減価償却費 397 315 10 723 - 723
持分法適用会社
1,332 - - 1,332 44,096 45,429
への投資額
有形固定資産及
び無形固定資産 1,178 935 29 2,143 10,863 13,007
の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)売上高の△608百万円は、セグメント間取引の消去の額であります。
(2)セグメント資産の222,026百万円並びに有形固定資産及び無形固定資産の増加額の10,863百万
円は全社資産であり、その内容は当社での余資運用資金(現金・預金及び有価証券)、長期
投資資金(投資有価証券、会員権及び長期預託金)、本社及び賃貸等不動産の用地及び建物
並びに繰延税金資産であります。
(3)持分法適用会社への投資額の44,096百万円は、報告セグメントに含まれておりません。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は連
結貸借対照表の総資産額と一致しております。
- 11 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月31日)
(単位:百万円)
連結
システムインテ システムサポ オフィスオート 調整額 財務諸表
計
グレーション ート メーション (注)1 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売
38,082 36,632 9,146 83,862 - 83,862
上高
セグメント間の
内部売上高又は 5 - 149 154 △154 -
振替高
計 38,087 36,632 9,296 84,017 △154 83,862
セグメント利益 21,002 25,591 1,484 48,077 - 48,077
セグメント資産 18,042 12,570 13,677 44,290 253,966 298,257
その他の項目
減価償却費 597 574 24 1,197 - 1,197
持分法適用会社
1,458 - - 1,458 47,480 48,939
への投資額
有形固定資産及
び無形固定資産 605 582 3 1,190 39 1,230
の増加額
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
(1)売上高の△154百万円は、セグメント間取引の消去の額であります。
(2)セグメント資産の253,966百万円並びに有形固定資産及び無形固定資産の増加額の39百万円は
全社資産であり、その内容は当社での余資運用資金(現金・預金及び有価証券)、長期投資
資金(投資有価証券、会員権及び長期預託金)、本社及び賃貸等不動産の用地及び建物並び
に繰延税金資産であります。
(3)持分法適用会社への投資額の47,480百万円は、報告セグメントに含まれておりません。
2.セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と一致しております。また、セグメント資産は連
結貸借対照表の総資産額と一致しております。
b.関連情報
1.製品及びサービスごとの情報
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)及び当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021
年3月31日)
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため省略いたします。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)及び当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021
年3月31日)
本邦以外の外部顧客への売上高がないため該当事項はありません。
(2)有形固定資産
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)及び当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021
年3月31日)
本邦以外に所在している有形固定資産がないため該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)及び当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021
年3月31日)
単一の外部顧客への売上高が、連結損益計算書の売上高の10%を超えないため記載しておりません。
- 12 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
c.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)及び当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月
31日)
該当事項はありません。
d.報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)及び当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月
31日)
該当事項はありません。
e.報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)及び当連結会計年度(自2020年4月1日 至2021年3月
31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 2,680.06円 2,990.72円
1株当たり当期純利益金額 394.56円 427.22円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
-円 -円
金額
(注1)1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益金額
35,096 38,001
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利
35,096 38,001
益金額(百万円)
期中平均株式数(株) 88,950,476 88,950,452
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 13 -
㈱オービック(4684) 2021年3月期 決算短信
4.その他
受注及び売上の状況
①受注実績
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 増 減
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額
システムインテグレーション事業 39,191 46.0 38,087 42.8 △1,104
システムサポート事業 36,443 42.7 41,711 46.9 5,268
オフィスオートメーション事業 9,609 11.3 9,163 10.3 △446
合 計 85,245 100.0 88,962 100.0 3,717
②売上実績
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 増 減
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
金 額 構成比 金 額 構成比 金 額
システムインテグレーション事業 39,465 49.0 38,082 45.4 △1,382
システムサポート事業 31,338 38.9 36,632 43.7 5,294
オフィスオートメーション事業 9,685 12.1 9,146 10.9 △538
合 計 80,488 100.0 83,862 100.0 3,373
以上
- 14 -