２０１９年３月期
第３四半期
決算説明資料
2019年2月5日
㈱ﾌｼﾞ･ﾒﾃﾞｨｱ･ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ
本資料には当社及び当社の関係会社・出資先企業の
見通し、目標、予想数値など、将来に関する記述が含
まれている場合がありますが、実際の業績は今後の
事業運営、経済情勢、金融市場その他の状況変化等
さまざまな要因により大きく異なる可能性があります。
2019年3月期 第3四半期 連結決算概要
（単位：百万円）
≪2018/4∼2018/12≫
通期
対通期予想
前 期 当 期 対前期増減 業績予想
（5/10） 達成率
売 上 高 479,802 448,529 ▲31,273 ▲6.5% 623,000 ▲174,470 72.0%
営 業 利 益 20,222 21,679 1,456 7.2% 25,500 ▲3,820 85.0%
経 常 利 益 26,800 27,562 762 2.8% 33,100 ▲5,537 83.3%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 19,081 15,444 ▲3,636 ▲19.1% 25,000 ▲9,555 61.8%
2
セグメント別の売上高及び営業利益
≪2018/4∼2018/12≫ （単位：百万円）
事業 セ グ メ ン ト 連 結 損 益
メ デ ィ ア ・ 都 市 開 発 ・ 合 計 調 整 額 計 算 書
そ の 他
コ ン テ ン ツ 観 光
事 業
計 上 額
事 業 事 業
当 期 392,370 52,116 14,200 458,687 ▲10,158 448,529
前 期 398,941 76,937 14,596 490,475 ▲10,672 479,802
売上高
増 減 ▲6,570 ▲24,821 ▲395 ▲31,787 513 ▲31,273
増減（％） ▲1.6% ▲32.3% ▲2.7% ▲6.5% − ▲6.5%
当 期 17,209 4,383 417 22,010 ▲330 21,679
前 期 8,945 11,707 488 21,141 ▲918 20,222
営業利益
増 減 8,263 ▲7,324 ▲70 868 587 1,456
増減（％） 92.4% ▲62.6% ▲14.5% 4.1% − 7.2%
3
2019年3月期 第3四半期 連結決算概要（前期比較）
（単位：百万円） ※前期の「メディア・コンテンツ」には、前期末に連結子会社の範囲から外れたサンケイリビング新聞社、
リビングプロシード、ポニーキャニオンエンタープライズの3社等が含まれています。
500,000
479,802 448,529
（▲31,273） 30,000 27,562
（▲6.5%） （+762）
（+2.8%）
26,800
76,937 都市開発・観光
52,116 （▲32.3%）
400,000 25,000
21,679
（+1,456）
（+7.2%）
20,222
20,000 都市開発・観光 20,000 20,000 19,081
300,000 4,383
（▲62.6%） 15,444
（▲3,636）
（▲19.1%）
398,941 15,000 15,000 15,000
ﾒﾃﾞｨｱ・ｺﾝﾃﾝﾂ 11,707
392,370
200,000 （▲1.6%）
10,000 10,000 10,000
ﾒﾃﾞｨｱ・ｺﾝﾃﾝﾂ
17,209
（+92.4%）
100,000
5,000 5,000 5,000
8,945
0 0 0 0
2017.12月期 2018.12月期 2017.12月期 2018.12月期 2017.12月期 2018.12月期 2017.12月期 2018.12月期
親会社株主に帰属する
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 四半期純利益 4
第3四半期決算（4月-12月）業績のポイント
連結営業利益216億円 減収営業増益
メディア・コンテンツ
フジテレビ
放送事業の増益に加え、映画「劇場版コード・ブルー」「万引き家族」の大ヒットや、シルク・ドゥ・ソレイユ
「キュリオス」などの好調な催事が業績を牽引し、大幅増益
ポニーキャニオン
ノンパッケージ分野のシェアが更に拡大／イベント・チケット・グッズ販売、音楽・映像配信が好調
在庫にかかわる廃棄損や評価損が減少 赤字幅縮小
ディノス・セシール
ＴＶ通販は好調に推移したが、カタログ通販の苦戦と配送費値上げの影響で減収減益
セシール事業の計画未達により、減損計上
都市開発・観光
サンケイビル／グランビスタ
サンケイビルは、新規賃貸物件の通期稼動などで堅調に推移したが、前期の大型物件売却などの反動
で減収減益
グランビスタは、一部ホテルの営業終了や、台風・地震の影響などにより減収減益
札幌のホテルの宿泊は12月に入り回復
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＜セグメント詳細 ＞メディア・コンテンツ事業 会社別概要
≪2018/4∼2018/12≫ （単位：百万円）
売上高 営業利益
前期 当期 前期比 前期 当期 前期比
7,127 8,422
フ ジ テ レ ビ ジ ョ ン 193,824 200,951 (3.7%) 3,246 11,668 (259.4%)
▲294 ▲262
ビ ー エ ス フ ジ 13,754 13,459 (▲2.1%)
1,974 1,712 (▲13.3%)
▲292 ▲8
ニ ッ ポ ン 放 送 10,786 10,494 (▲2.7%)
34 25 (▲24.6%)
フ ジ ク リ エ イ テ ィ ブ ▲401 ▲0
コ ー ポ レ ー シ ョ ン
10,814 10,412 (▲3.7%)
649 648 (▲0.1%）
1,521 ▲72
共 同 テ レ ビ ジ ョ ン 10,636 12,158 (14.3%) 302 229 (▲24.1%)
▲594 202
ポ ニ ー キ ャ 二 オ ン 24,955 24,360 (▲2.4%) ▲419 ▲216 (−)
▲4,788 ▲446
デ ィ ノ ス ・ セ シ ー ル 87,507 82,719 (▲5.5%)
1,872 1,426 (▲23.8%)
2,736 157
ク オ ラ ス 32,409 35,145 (8.4%) 404 561 (38.9%)
そ の 他 及 び
セグメント内修正等 14,253 2,668 − 880 1,153 −
▲6,570 8,263
合 計 398,941 392,370 (▲1.6%)
8,945 17,209 (92.4%)
※前期の「その他及びセグメント内修正等」には、前期末に連結子会社の範囲から外れたサンケイリビング新聞社、リビングプロシード、
ポニーキャニオンエンタープライズの3社等が含まれています。 6
＜セグメント詳細 ＞都市開発・観光事業 会社別概要
≪2018/4∼2018/12≫ （単位：百万円）
売上高 営業利益
前期 当期 前期比 前期 当期 前期比
▲22,484 ▲4,475
サ ン ケ イ ビ ル 45,476 22,991 (▲49.4%)
7,166 2,690 (▲62.5%)
グ ラ ン ビ ス タ ▲3,068 ▲1,055
ホ テ ル ＆ リ ゾ ー ト 22,635 19,567 (▲13.6%)
2,521 1,465 (▲41.9%)
そ の 他 及 び
セグメント内修正等 8,826 9,557 − 2,020 227 −
▲24,821 ▲7,324
合 計 76,937 52,116 (▲32.3%)
11,707 4,383 (▲62.6%)
7
営業外収益・費用の主な内容
≪2018/4∼2018/12≫ （単位：百万円）
前 期 当 期 対前期増減
営 業 外 収 益
受 取 配 当 金 2,537 2,622 84 3.3%
持 分 法 に よ る
3,208 2,437 ▲771 ▲24.0%
投 資 利 益
そ の 他 2,185 2,179 ▲6 ▲0.3%
営 業 外 収 益 合 計 7,931 7,238 ▲692 ▲8.7%
営 業 外 費 用
支 払 利 息 918 875 ▲43 ▲4.7%
そ の 他 435 479 44 10.3%
営 業 外 費 用 合 計 1,353 1,355 1 ▲0.1%
8
特別利益・損失の主な内容
≪2018/4∼2018/12≫ （単位：百万円）
前 期 当 期 対前期増減
特 別 利 益
投 資 有 価 証 券
986 819 ▲167 ▲17.0%
売 却 益
そ の 他 334 195 ▲138 ▲41.5%
特 別 利 益 合 計 1,320 1,014 ▲306 ▲23.2%
特 別 損 失
減 損 損 失 51 3,640 3,589 −
建 替 関 連
263 − ▲263 ▲100%
損 失
そ の 他 537 596 58 10.9%
特 別 損 失 合 計 852 4,236 3,384 396.9%
9
フジテレビの業績
2019年3月期 第3四半期 フジテレビ決算概要
≪2018/4∼2018/12≫ （単位：百万円）
前期 当期 対前期増減
売 上 高 193,824 200,951 7,127 3.7%
営 業 利 益 3,246 11,668 8,422 259.4％
経 常 利 益 3,526 11,879 8,353 236.9%
四 半 期 純 利 益 2,270 8,067 5,797 255.3%
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≪2018/4∼2018/12≫
放送事業 収入と原価 （単位：百万円）
当期 対前期増減
放送事業収入 164,575 ▲1,695 ▲1.0%
放 送 収 入 140,416 ▲1,829 ▲1.3%
ネットタイム 61,231 1,995 3.4%
ローカルタイム 10,095 ▲121 ▲1.2%
スポット 69,090 ▲3,703 ▲5.1%
その他
24,158 134 0.6%
放送事業収入
番組販売 12,505 ▲668 ▲5.1%
CS放送・その他 11,653 802 7.4%
放送事業原価 109,933 ▲5,173 ▲4.5%
12
スポット収入 業種別動向
2018年10月∼12月 ※管理ベース
業種 前年シェア シェア 対前期増減 業種 前年シェア シェア 対前期増減
化粧品・トイレタリー 17.6% 14.7% ▲21.1% 事務・精密・光学機器 3.9% 4.8% 15.5%
情報・通信・放送 11.9% 13.9% 10.0% 出版・エンタテイメント 4.5% 4.3% ▲8.9%
食品 9.6% 8.9% ▲13.0% 衣料・身回品・雑貨 4.7% 3.5% ▲29.9%
医薬品・医療用品 8.3% 8.0% ▲9.0% 家電・ＡＶ機器 2.9% 3.3% 7.5%
外食・各種サービス 4.5% 6.6% 38.3% 交通・レジャー・観光 2.5% 3.0% 15.3%
金融・保険 5.1% 6.5% 20.2% 電話サービス 2.0% 2.4% 15.6%
自動車・関連品 6.6% 5.6% ▲20.7% 不動産・住宅設備 1.7% 1.7% ▲4.8%
流通・小売業 3.7% 5.5% 38.3% アルコール飲料 1.0% 0.9% ▲19.4%
非アルコール飲料 7.3% 5.0% ▲35.8% エネルギー・機械 0.7% 0.3% ▲61.4%
その他 1.4% 1.0% ▲36.3%
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番組制作費
（単位：百万円）
前期 当期 増減
第１四半期 20,495 19,283 ▲5.9%
第２四半期 20,305 19,259 ▲5.2%
上期 40,801 38,543 ▲5.5%
第３四半期 19,960 18,572 ▲7.0%
累計 60,761 57,115 ▲6.0%
第４四半期 19,922
下期 39,882
通期 80,684
※自社制作番組及び購入番組の直接費
14
その他事業 収入と原価 （単位：百万円）
≪2018/4∼2018/12≫
当期 対前期増減
その他事業収入 36,376 8,822 32.0%
催物事業収入 13,107 6,052 85.8%
映画事業収入 7,813 1,722 28.3%
デジタル事業収入 6,473 ▲125 ▲1.9%
MD事業収入 4,981 1,909 62.1%
ビデオ事業収入 1,089 ▲394 ▲26.6%
その他の収入 2,910 ▲340 ▲10.5%
その他事業原価 27,800 5,895 26.9%
15
販管費及び営業外損益概要
≪2018/4∼2018/12≫ （単位：百万円）
当期 対前期増減
販売費及び
51,548 ▲2,015 ▲3.8%
一般管理費
販売費 36,816 ▲932 ▲2.5%
一般管理費 14,732 ▲1,083 ▲6.9%
営業費用合計 189,282 ▲1,294 ▲0.7%
営 業 利 益 11,668 8,422 259.4%
営業外収益 428 ▲31 ▲6.8%
営業外費用 217 38 21.2%
経 常 利 益 11,879 8,353 236.9%
16
2019年3月期
業績予想
（修正あり）
業績予想修正のポイント
通期の連結営業利益予想を325億円に上方修正
メディア・コンテンツ事業、都市開発・観光事業を上方修正
メディア・コンテンツ
フジテレビ
堅調なネットタイムを受け、放送収入の通期見込みを上方修正
好調な映画事業等が第4四半期も業績向上に貢献
一般管理費は引き続き削減
ポニーキャニオン
大ヒット映画『劇場版コード・ブルー』のBlu-ray・DVD発売等、パッケージの売上に期待
通期黒字化・増益を目指す
都市開発・観光
サンケイビル/グランビスタ
サンケイビルは、計画を上回る資産の売却益を予定 増益を目指す
グランビスタは、広島・金沢に新しい「インターゲートホテルズ」を展開 収益基盤の拡充を計画
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2019年3月期通期 連結業績予想（修正あり）
≪2018/4∼2019/3 ≫ （単位：百万円）
通期予想 前回予想 増減額
売 上 高 654,000 623,000 31,000
営 業 利 益 32,500 25,500 7,000
経 常 利 益 39,100 33,100 6,000
親 会 社 株 主 に 帰 属 す る
当 期 純 利 益 25,000 25,000 −
地上波テレビ広告収入の通期見込み （前期比）
通期予想 前回予想
ネットタイム 1.0% ▲1.7%
ローカルタイム ▲1.6% ▲6.4%
スポット ▲4.9% ▲4.1%
放送収入合計 ▲2.2% ▲3.2%
19
2019年3月期通期 セグメント別業績予想（修正あり）
≪2018/4∼2019/3 ≫ （単位：百万円）
事業 セ グ メ ン ト
連 結 損 益
メ デ ィ ア ・ 都 市 開 発 ・ 合 計 調 整 額 計 算 書
そ の 他
コ ン テ ン ツ 観 光 計 上 額
事 業 事 業 事 業
通期予想 520,000 126,700 19,100 665,800 ▲11,800 654,000
売上高 前回予想 514,000 101,600 19,500 635,100 ▲12,100 623,000
増減額 6,000 25,100 ▲400 30,700 300 31,000
通期予想 18,300 14,500 400 33,200 ▲700 32,500
営業利益 前回予想 14,100 11,500 400 26,000 ▲500 25,500
増減額 4,200 3,000 − 7,200 ▲200 7,000
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設備投資計画と減価償却費
（単位：百万円）
2019年3月期 2020年3月期
通期
4月∼12月 通期
（計画）
（実績） （計画）
連 結 60,839 72,400 40,900
フジテレビ 5,483 7,500 7,500
設備投資額
都市開発・観光事業 36,821 46,600 25,300
フジ・メディアＨＤ 14,329 14,900 ※ 800
連 結 13,283 18,900 21,300
フジテレビ 5,340 8,000 8,700
減価償却費
都市開発・観光事業 3,874 5,500 6,200
フジ・メディアＨＤ 1,401 2,000 2,000
※本社ビル土地（底地）の購入が含まれております。
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株主への利益還元
目標配当性向40%を基本に配当の安定性等を考慮
2019年3月期 年間配当44円 （変更なし）
2019年3月期の中間配当及び期末配当には、普通配当20円以外に
認定放送持株会社移行10周年及び（株）フジテレビジョン開局60周年記念配当2円が含まれております。
（円）
50
44 44
40 40 40 40 40
40 36
30
20 16 18
10
0
2010.3月期 2011.3月期 2012.3月期 2013.3月期 2014.3月期 2015.3月期 2016.3月期 2017.3月期 2018.3月期 2019.3月期
（見込み）
※単元株制度の導入に伴い、2013年10月1日を効力発生日として1株につき100株の割合で
株式分割を行いました。過去の配当実績は分割後の株式数で算定した値を記載しています。
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セグメント情報（連結子会社）
セグメント 会 社 名 会社数
フジテレビジョン、ビーエスフジ、ニッポン放送、仙台放送、
フジクリエイティブコーポレーション、共同テレビジョン、ポニーキャニオン、
フジパシフィックミュージック、ディノス・セシール、クオラス、扶桑社、
フジゲームス、ＮＥＸＴＥＰ、フジアール、フジ・メディア・テクノロジー、
メディア・コンテンツ 26社
共同エディット、バスク、バンエイト、ベイシス、フジ・ミュージックパートナーズ、
エグジットチューンズ、シンコーミュージック・パブリッシャーズ、
ディノス・セシールコミュニケーションズ、FUJI MUSIC GROUP、ARC MUSIC、
ARC/CONRAD MUSIC
サンケイビル、グランビスタホテル＆リゾート、サンケイビルマネジメント、
都市開発・観光 サンケイビルテクノ、サンケイビルウェルケア、サンケイ会館、甲子園開発、 9社
SKB USA 、SKB Seattle
フジミック、ニッポン放送プロジェクト、フジキャリアデザイン、
そ の 他 4社
FUJISANKEI COMMUNICATIONS INTERNATIONAL
合 計 39社
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