4671 ファルコHD 2019-02-08 15:30:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月8日
上場会社名 株式会社ファルコホールディングス 上場取引所 東
コード番号 4671 URL http://www.falco-hd.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)安田 忠史
問合せ先責任者 (役職名) 管理室理事 (氏名)大馬 久幸 TEL 075-257-8585
四半期報告書提出予定日 平成31年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 33,537 △3.0 1,210 △26.3 1,423 △20.0 861 △28.9
30年3月期第3四半期 34,584 △0.5 1,642 2.9 1,779 4.6 1,211 19.5
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 416百万円 (△71.8%) 30年3月期第3四半期 1,473百万円 (14.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年3月期第3四半期 78.92 78.56
30年3月期第3四半期 111.45 111.25
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 32,372 19,097 58.7
30年3月期 32,656 19,081 58.2
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 18,991百万円 30年3月期 19,012百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年3月期 - 20.00 - 24.00 44.00
31年3月期 - 23.00 -
31年3月期(予想) 23.00 46.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
30年3月期期末配当金の内訳 普通配当 22円00銭 記念配当 2円00銭
3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 44,000 △2.2 - - - - - - -
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、現時点では不確定要素が多く、業績へ
の影響を合理的に見積もることが困難であるため、未定といたしました。詳細につきましては、平成31年2月6日
公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 11,280,177株 30年3月期 11,280,177株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 331,925株 30年3月期 387,414株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 10,916,989株 30年3月期3Q 10,866,055株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱ファルコホールディングス(4671)平成31年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 7
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㈱ファルコホールディングス(4671)平成31年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
平成31年2月3日に当社連結子会社株式会社ファルコバイオシステムズ総合研究所にて発生しました火災事故に
より、近隣住民の皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを心からお詫び申し上
げます。物的被害及び検査への影響等への初度調査の結果、検査機器の使用に相当程度の障害があり、当社グルー
プの検体検査における通常処理能力の約5割を喪失した状態です。早期の復旧に向けて全社一丸となって取り組ん
でおりますが、同研究所は現在、全面操業を停止しており、操業再開には数ヶ月を要する見込みです。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善等を背景に緩やかな回復基調で推
移したものの、米国の保護主義的な通商政策や金融資本市場の変動等の影響が懸念され、先行きは依然として不透
明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く受託臨床検査市場では、医療費抑制に向けた取り組みが進められるなか、同業他社間の
競争が激化しており、厳しい事業環境が続いております。また、調剤薬局市場では、平成30年4月に実施された調
剤報酬及び薬価の改定において、特定の医療機関からの処方箋集中率が高い薬局の調剤基本料の引き下げや薬価の
引き下げ等が行われ、厳しい事業環境となっております。
当社グループでは、このような事業環境のもと、臨床検査事業及び調剤薬局事業の収益力の強化を図るととも
に、将来の事業環境の変化を見据えた事業展開を進めております。
当第3四半期連結累計期間においては、調剤薬局事業での調剤報酬及び薬価の改定の影響が大きく、売上高は
33,537百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益は1,210百万円(同26.3%減)、経常利益は1,423百万円(同
20.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は861百万円(同28.9%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 臨床検査事業
臨床検査事業につきましては、営業活動の強化により新規顧客の獲得を図るとともに、生産性の向上及びコスト
競争力の強化に取り組んでおります。また、中小規模病院向けのクラウド型電子カルテ「HAYATE/NEO」
の販売強化に取り組んでおります。さらに、MSI-Highを有する固形癌に対する抗PD-1抗体「キイトルー
ダ」の適応を判定するためのコンパニオン診断薬「MSI検査キット(FALCO)」を用いた検査が、平成30年
12月1日より保険適用となり、その販売は順調に推移しております。
臨床検査事業においては、電子カルテ「HAYATE/NEO」の売上が増加したものの、夏以降の猛暑や豪
雨・台風等の天候不順の影響により、臨床検査の受託検体数が伸び悩んだことにより、売上高は20,830百万円(前
年同期比0.5%減)、営業利益は838百万円(同5.7%増)となりました。
② 調剤薬局事業
調剤薬局事業につきましては、堅実な店舗運営を推進しつつ、既存店舗の処方箋応需の拡大及び店舗運営の効率
化に取り組んでおります。また、かかりつけ薬剤師・薬局として求められる役割・機能を果たすとともに、高齢者
施設及び在宅を中心とした地域医療との連携を進めております。
当第3四半期連結累計期間において、1店舗を開局、2店舗を閉局したことにより、当第3四半期連結会計期間
末における当社グループが運営する調剤薬局店舗総数は110店舗(フランチャイズ店5店舗含む)となりました。
調剤薬局事業においては、平成30年4月に実施された調剤報酬及び薬価の改定の影響が大きく、処方箋単価が低
下したことにより、売上高は12,718百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益は541百万円(同46.0%減)となりま
した。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の財政状態につきましては、総資産は、主に売掛金が減少したことにより、前連結
会計年度末に比べ284百万円減少し、32,372百万円となりました。
負債は、主に引当金や未払法人税等の減少により、前連結会計年度末に比べ300百万円減少し、13,274百万円と
なりました。
また、純資産は、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加及びその他有価証券評
価差額金の減少により、前連結会計年度末に比べ16百万円増加し、19,097百万円となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成31年3月期の連結業績予想につきましては、平成31年2月3日に発生した当社連結子会社株式会社ファルコ
バイオシステムズ総合研究所火災事故の影響を現在精査中であります。業績に与える影響につきましては、平成31
年2月6日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰
属する当期純利益につきましては、現時点では不確定要素が多く、業績への影響を合理的に見積もることが困難で
あるため、未定といたしました。
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㈱ファルコホールディングス(4671)平成31年3月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,391 7,672
受取手形及び売掛金 6,869 6,224
商品及び製品 904 1,471
仕掛品 92 107
原材料及び貯蔵品 403 478
その他 1,198 1,307
貸倒引当金 △7 △6
流動資産合計 17,853 17,256
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 9,253 9,297
減価償却累計額 △5,666 △5,784
建物及び構築物(純額) 3,587 3,512
土地 4,589 4,775
リース資産 507 507
減価償却累計額 △445 △462
リース資産(純額) 61 44
その他 7,107 7,305
減価償却累計額 △6,285 △6,211
その他(純額) 822 1,094
有形固定資産合計 9,060 9,427
無形固定資産
のれん 42 29
その他 491 501
無形固定資産合計 533 530
投資その他の資産
その他 5,219 5,180
貸倒引当金 △9 △21
投資その他の資産合計 5,209 5,158
固定資産合計 14,803 15,116
資産合計 32,656 32,372
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㈱ファルコホールディングス(4671)平成31年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,685 5,138
短期借入金 1,925 1,925
未払法人税等 476 187
引当金 568 215
その他 2,207 2,421
流動負債合計 9,863 9,888
固定負債
長期借入金 550 465
引当金 167 182
退職給付に係る負債 1,956 1,931
資産除去債務 139 147
その他 897 658
固定負債合計 3,711 3,386
負債合計 13,575 13,274
純資産の部
株主資本
資本金 3,371 3,371
資本剰余金 3,391 3,391
利益剰余金 12,360 12,694
自己株式 △616 △526
株主資本合計 18,506 18,931
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 505 60
その他の包括利益累計額合計 505 60
新株予約権 69 106
純資産合計 19,081 19,097
負債純資産合計 32,656 32,372
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㈱ファルコホールディングス(4671)平成31年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 34,584 33,537
売上原価 24,186 23,656
売上総利益 10,397 9,880
販売費及び一般管理費 8,755 8,670
営業利益 1,642 1,210
営業外収益
受取配当金 72 66
貸倒引当金戻入額 0 0
受取補償金 - 80
その他 79 80
営業外収益合計 152 227
営業外費用
支払利息 8 7
支払手数料 4 4
その他 3 3
営業外費用合計 16 14
経常利益 1,779 1,423
特別利益
投資有価証券売却益 120 -
事業譲渡益 14 7
特別利益合計 134 7
特別損失
固定資産除却損 18 11
減損損失 1 -
特別損失合計 20 11
税金等調整前四半期純利益 1,893 1,420
法人税、住民税及び事業税 592 543
法人税等調整額 90 14
法人税等合計 682 558
四半期純利益 1,211 861
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,211 861
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㈱ファルコホールディングス(4671)平成31年3月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 1,211 861
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 262 △445
その他の包括利益合計 262 △445
四半期包括利益 1,473 416
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,473 416
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㈱ファルコホールディングス(4671)平成31年3月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
臨床検査 調剤薬局 (注)1 計上額
計
事業 事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 20,923 13,661 34,584 - 34,584
セグメント間の内部売上高
11 0 11 △11 -
又は振替高
計 20,934 13,661 34,596 △11 34,584
セグメント利益 792 1,002 1,795 △153 1,642
(注)1.セグメント利益の調整額△153百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用
△1,004百万円及び内部取引の消去に伴う調整額851百万円が含まれております。全社費用は、主
に人事・経理部門等の管理費用及び建物の減価償却費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
臨床検査 調剤薬局 (注)1 計上額
計
事業 事業 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 20,819 12,718 33,537 - 33,537
セグメント間の内部売上高
11 0 11 △11 -
又は振替高
計 20,830 12,718 33,549 △11 33,537
セグメント利益 838 541 1,379 △169 1,210
(注)1.セグメント利益の調整額△169百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△972
百万円及び内部取引の消去に伴う調整額803百万円が含まれております。全社費用は、主に人事・
経理部門等の管理費用及び建物の減価償却費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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