4666 パーク24 2020-09-15 16:00:00
2020年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年9月15日
上 場 会 社 名 パーク24株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4666 URL https://park24.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 西川 光一
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員経営企画本部長 (氏名) 佐々木 賢一 (TEL) 03-3491-8924
四半期報告書提出予定日 2020年9月15日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2020年10月期第3四半期の連結業績(2019年11月1日~2020年7月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年10月期第3四半期 200,436 △13.8 △11,825 - △12,822 - △12,233 -
2019年10月期第3四半期 232,614 7.7 14,620 △3.1 13,956 △5.1 7,805 △13.9
(注) 包括利益 2020年10月期第3四半期 △12,211百万円( -%) 2019年10月期第3四半期 4,159百万円( △45.9%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年10月期第3四半期 △79.19 -
2019年10月期第3四半期 50.44 47.58
(注)当第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、
1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年10月期第3四半期 326,955 64,514 19.7
2019年10月期 293,097 90,791 30.8
(参考) 自己資本 2020年10月期第3四半期 64,279百万円 2019年10月期 90,407百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年10月期 - 0.00 - 70.00 70.00
2020年10月期 - 0.00 -
2020年10月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年10月期の連結業績予想(2019年11月1日~2020年10月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 263,000 △17.1 △24,200 - △25,000 - △25,500 - △164.94
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 社 (社名) 除外 社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年10月期3Q 155,016,369株 2019年10月期 154,974,269株
② 期末自己株式数 2020年10月期3Q 528,203株 2019年10月期 528,203株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年10月期3Q 154,475,915株 2019年10月期3Q 154,747,257株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の
前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信【添付資料】P.4
「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………4
(4)新型コロナウイルス感染症に係る事業等のリスク ………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………10
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………11
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年11月1日~2020年7月31日)におけるわが国経済は、堅調な企業収益や雇用
環境の改善により緩やかな回復基調で推移しておりましたが、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の世界
的流行の影響により経済活動が急速に悪化しました。また、海外においても感染症の拡大が続いており、収束の見
通しが立たないことから、世界経済は依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような環境のもと、当社グループは、グループ理念「時代に応える、時代を先取る快適さを実現する。」に
向けて、人(会員)・クルマ(モビリティ)・街(目的地)・駐車場の4つのネットワークの拡大を推進し、これ
らをシームレスにつなぐ新たなサービスの創出に取り組んでおりますが、感染症の影響により大変厳しい経営環境
が続いております。
当社グループでは、感染症に対しては、「お客様の安全を守る」「社員の安全を守る」そして「交通インフラ企
業としての使命を果たす」の方針に基づいて事業継続のための取り組みを実施しております。その上で、可能な限
り各事業の拡大はしつつも、原価及び販管費については最大限グループ内費用の見直しを実施、不要不急の投資は
抑制する等、業績回復に向けた取り組みを実施しております。
営業概況といたしましては、第1四半期連結会計期間は堅調に推移していたものの、第2四半期連結会計期間以
降、感染症拡大防止のために人の移動が顕著に減少し、各事業に大きく影響しました。当第3四半期連結会計期間
におきましては、国内外事業ともに感染症の影響は底を打ち、徐々に回復基調となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループ業績は、売上高は2,004億36百万円(前年同期比13.8%
減)、営業損失は118億25百万円(前年同期営業利益146億20百万円)、経常損失は128億22百万円(前年同期経常利
益139億56百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は122億33百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期
純利益78億5百万円)となりました。
報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。
駐車場事業国内
昨年の消費増税対応として行った駐車料金の変更は順調に進捗し、売上高も堅調に推移しておりましたが、2月
頃から感染症拡大防止のための外出自粛や企業の営業活動縮小が駐車場の稼働に影響を及ぼし始め、4月に発出さ
れた政府の緊急事態宣言以降はその影響がさらに強くなりました。その後、5月下旬の緊急事態宣言の解除から6
月下旬にかけて人の移動は順調に回復し、駐車場の稼働も回復基調となりましたが、7月は再度感染者数が全国的
に増加したことに伴い、各自治体が警戒レベルを引き上げ、移動自粛要請を行った影響等により回復ペースが若干
鈍化しました。
こうした状況を踏まえ、赤字物件の縮小や管理・メンテナンスの更なる効率化等によるコストの抑制を行いまし
た。新規開発については、このような状況下においても収益化が可能な物件に絞って開発を進めております。
この結果、国内におけるタイムズパーキングの運営件数は19,361件(前連結会計年度末比102.4%)、運営台数は
610,171台(同101.0%)、月極駐車場及び管理受託駐車場を含めた総運営件数は20,757件(同102.1%)、総運営台
数は761,367台(同100.7%)となり、当事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は1,163億88百万円(前
年同期比5.3%減)、営業利益は95億99百万円(同53.0%減)となりました。
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
駐車場事業海外
当社グループの展開国における感染症の影響は、2月頃からアジア(シンガポール、マレーシア、台湾、韓国)
で、3月頃からオセアニア及び欧州(豪州、英国)で受け始め、一部の国で政府から強制力の強いロックダウンや
行動制限が発令されたことにより各国の駐車場の稼働に大きな影響を及ぼしました。5月以降は段階的な行動制限
の緩和に伴い、駐車場の稼働は徐々に回復してきておりますが、人の移動は依然として低調であることから、稼働
は低水準となっております。こうした状況を踏まえ、国内と同様に管理・メンテナンスの効率化等をはじめとする
コスト抑制施策を行っております。
この結果、海外の駐車場の総運営件数は2,813件(前連結会計年度末比106.9%)、総運営台数は694,311台(同
104.3%)となり、日本を含む全世界における駐車場の総運営件数は23,570件(同102.6%)、総運営台数は
1,455,678台(同102.4%)となり、当事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は356億69百万円(前年同
期比27.9%減)、営業損失は85億70百万円(前年同期11億98百万円の営業損失)となりました。
※当第3四半期連結累計期間における海外各国の連結対象期間は2019年10月1日~2020年6月30日となります。
モビリティ事業
感染症拡大防止の影響は、レンタカーサービスについては1月下旬から海外からの入国制限に伴うインバウンド
需要の大幅な低下に加え、国内の旅行観光需要を低下させ、カーシェアリングサービスについては2月頃から移動
の自粛等を引き起こし、いずれのサービスも利用件数が大きく落ち込みましたが、5月を底に回復基調となりまし
た。特に、レンタカーサービスは利用件数の減少が著しかったため、需要に合わせて保有車両台数の適正化を図り
ました。カーシェアリングサービスは、こうした状況においても会員数は着実に増加し、利用件数も順調な回復を
みせ、7月の売上高前年同月比及び一台当たり売上高前年同月比は100%を超える水準となりました。さらに、今期
から本格的に始動した「タイムズカーサービス」(レンタカーとカーシェアを融合したサービス)をより強力に推
進し、コストを抑制すると同時に車両の稼働を効率的に上げる取り組みを行っております。
この結果、当第3四半期連結累計期間末におけるモビリティ車両台数は前連結会計年度末比78.4%の45,261台
(うち、カーシェアリングサービスの車両台数は同101.4%の27,469台)となり、当事業の売上高(セグメント間の
内部売上高を含む)は521億14百万円(前年同期比13.8%減)、営業損失は30億78百万円(前年同期営業利益45億66
百万円)となりました。なお、カーシェアリングサービスに関しては、当社の子会社であるタイムズ24株式会社
から同じく子会社であるタイムズモビリティ株式会社へ移管したことに伴い、駐車場事業国内とモビリティ事業に
おいて、新たにセグメント間の内部取引が発生しております。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比338億58百万円増加して3,269億55百万円となりま
した。主な増減といたしましては、増加で使用権資産が311億51百万円、現金及び預金が180億40百万円、減少で機
械装置及び運搬具が129億11百万円、未収入金を含むその他流動資産が26億9百万円となっております。
負債合計は、同601億35百万円増加し、2,624億40百万円となりました。主な増減といたしましては、増加でリー
ス債務が319億61百万円、長・短期借入金が364億57百万円となり、減少で未払法人税等が43億65百万円となってお
ります。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による減少122億33百万円、利益剰余金の配当による減少
108億11百万円等により、同262億76百万円減少し645億14百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて180億2百万円増加し、
426億67百万円となりました。
当四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりです。
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られたキャッシュ・フローは、201億87百万円(前年同期比81億27百万円の減少)となりまし
た。主な内訳といたしましては、減価償却費を加えた税金等調整前四半期純利益146億5百万円、たな卸資産の減少
額53億2百万円、未払金の増加額24億69百万円、売上債権の減少額10億35百万円があった一方、法人税等の支払額
40億57百万円があったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュ・フローは、177億19百万円(前年同期比221億18百万円の減少)となりました。
これは主として、タイムズパーキングの開設やモビリティ車両の取得に伴う有形固定資産の取得による支出147億83
百万円、長期前払費用の取得による支出19億83百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、155億3百万円の資金の調達(前年同期比151億37百万円の調達の増加)
となりました。これは、長期借入れによる収入291億77百万円があった一方、リース債務の返済による支出101億99
百万円と配当金の支払額108億16百万円があったことなどによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年10月期の連結業績予想につきましては、「2020年10月期 第2四半期決算短信」(2020年6月15日付)で公
表した数値に変更はありません。
(4)新型コロナウイルス感染症に係る事業等のリスク
① 需要減少による当社グループの財政状態の悪化リスクについて
2020年10月期の連結業績予想については、感染症の影響は受けつつも、2020年10月期末にかけて徐々に回復す
るという前提に基づき、業績影響を試算しております。しかしながら、見積りに用いた上記の仮定には不確定要
素が多く、新型コロナウイルス感染症の収束時期及び経済環境への影響が変化した場合には、今後の当社グルー
プの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。
そのような状況下においても当社グループは、駐車場の厳選開発、生産性の向上、コスト削減等の対策を継続
し、収益減少を最小限に抑えるよう努めてまいります。
② お客様の感染リスクについて
当社グループにおけるモビリティサービスはクルマのシェアリングサービスです。そのため、お客様への感染
被害抑止として、社員による定期的な車内除菌清掃の徹底を行っているほか、お客様ご自身でも車内除菌ができ
るように除菌スプレーを車中に搭載しております。しかしながら、当社サービスをご利用のお客様が感染症に罹
患された場合、当社サービスの利用を控える動きが強まることで業績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 社員の感染リスクと事業継続リスクについて
当社グループは、各拠点に勤務する社員の健康と安全を確保するため、事業所在籍率の目安を適宜設定し、時
差出勤や在宅勤務等が柔軟にできる体制を整えるとともに、働き方についてもオンライン会議や電話会議を活用
することで不要な移動や接触を控えるよう努めております。しかしながら、社員が新型コロナウイルスに感染し、
社員同士の接触等により社内での感染が拡大した場合には、事業所の閉鎖や事業の一部休業等を行う可能性があ
ります。
④ 顧客の財政状態悪化に起因する需要消失や債権の回収不能リスクについて
当社グループの得意先が、感染症の影響により財政状態が悪化し、その結果、事業継続が困難となった場合、
安定的に推移していた取引高の消失や、得意先に対して当社グループが有する売掛債権の回収が困難となる可能
性があります。
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年10月31日) (2020年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 24,881 42,922
受取手形及び売掛金 18,175 17,147
たな卸資産 1,590 6,340
その他 30,163 27,553
貸倒引当金 △198 △206
流動資産合計 74,611 93,755
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 33,783 33,640
機械装置及び運搬具(純額) 55,803 42,891
土地 25,888 26,262
リース資産(純額) 17,049 14,684
使用権資産(純額) - 31,151
その他(純額) 10,089 10,437
有形固定資産合計 142,615 159,068
無形固定資産
のれん 37,377 35,797
契約関連無形資産 13,739 13,271
その他 3,624 4,435
無形固定資産合計 54,741 53,504
投資その他の資産
その他 21,129 20,627
投資その他の資産合計 21,129 20,627
固定資産合計 218,485 233,199
資産合計 293,097 326,955
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 819 447
短期借入金 18,078 32,451
リース債務 5,385 12,794
未払法人税等 4,395 30
賞与引当金 2,318 633
その他 40,224 38,384
流動負債合計 71,222 84,741
固定負債
新株予約権付社債 35,000 35,000
長期借入金 70,698 92,783
リース債務 10,217 34,769
退職給付に係る負債 385 76
資産除去債務 8,779 8,867
繰延税金負債 2,393 2,332
その他 3,608 3,870
固定負債合計 131,082 177,698
負債合計 202,305 262,440
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年10月31日) (2020年7月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 20,087 20,134
資本剰余金 15,674 15,721
利益剰余金 63,004 36,610
自己株式 △1,255 △1,255
株主資本合計 97,511 71,211
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 140 85
繰延ヘッジ損益 △143 △142
土地再評価差額金 △1,052 △1,035
為替換算調整勘定 △4,883 △4,830
退職給付に係る調整累計額 △1,163 △1,009
その他の包括利益累計額合計 △7,103 △6,931
新株予約権 163 157
非支配株主持分 220 77
純資産合計 90,791 64,514
負債純資産合計 293,097 326,955
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
売上高 232,614 200,436
売上原価 177,302 173,903
売上総利益 55,312 26,532
販売費及び一般管理費 40,692 38,358
営業利益又は営業損失(△) 14,620 △11,825
営業外収益
受取利息 8 8
受取配当金 8 9
持分法による投資利益 1 -
駐車場違約金収入 - 118
未利用チケット収入 144 177
補助金収入 - 233
助成金収入 - 702
為替差益 1 -
その他 185 249
営業外収益合計 349 1,499
営業外費用
支払利息 538 1,318
持分法による投資損失 - 220
駐車場解約費 324 348
為替差損 - 16
減価償却費 - 418
その他 150 173
営業外費用合計 1,012 2,496
経常利益又は経常損失(△) 13,956 △12,822
特別利益
固定資産売却益 - 15
特別利益合計 - 15
特別損失
固定資産除却損 32 185
減損損失 - 74
本社移転費用 677 -
ブランド変更費用 378 -
臨時休業による損失 - 665
事業構造改善費用 - 126
特別損失合計 1,088 1,051
税金等調整前四半期純利益又は
12,868 △13,857
税金等調整前四半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 4,875 171
法人税等調整額 38 △1,647
法人税等合計 4,913 △1,475
四半期純利益又は四半期純損失(△) 7,954 △12,382
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
149 △148
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益又は
7,805 △12,233
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 7,954 △12,382
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 23 △54
繰延ヘッジ損益 △103 1
土地再評価差額金 - 17
為替換算調整勘定 △3,654 298
退職給付に係る調整額 41 154
持分法適用会社に対する持分相当額 △103 △244
その他の包括利益合計 △3,795 171
四半期包括利益 4,159 △12,211
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 4,009 △12,062
非支配株主に係る四半期包括利益 149 △148
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年7月31日) 至 2020年7月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は
12,868 △13,857
税金等調整前四半期純損失(△)
減価償却費 23,096 28,463
減損損失 - 74
のれん償却額 1,740 1,627
受取利息及び受取配当金 △17 △17
支払利息 538 1,318
固定資産売却損益(△は益) 5 △15
固定資産除却損 32 185
本社移転費用 677 -
ブランド変更費用 378 -
売上債権の増減額(△は増加) △4,905 1,035
たな卸資産の増減額(△は増加) 4,991 5,302
仕入債務の増減額(△は減少) 1,072 △373
未収入金の増減額(△は増加) △1,456 893
前払費用の増減額(△は増加) △1,885 717
未払金の増減額(△は減少) 814 2,469
未払費用の増減額(△は減少) 576 △1,609
設備関係支払手形の増減額(△は減少) 657 △1,095
その他 △1,579 367
小計 37,605 25,486
利息及び配当金の受取額 17 17
利息の支払額 △494 △1,259
法人税等の支払額 △8,813 △4,057
営業活動によるキャッシュ・フロー 28,314 20,187
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △6 △6
定期預金の払戻による収入 6 6
有形固定資産の取得による支出 △35,236 △14,783
有形固定資産の売却による収入 11 39
無形固定資産の取得による支出 △1,112 △1,336
長期前払費用の取得による支出 △3,101 △1,983
出資金の払込による支出 △169 -
その他 △229 343
投資活動によるキャッシュ・フロー △39,838 △17,719
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 3,087 12,446
長期借入れによる収入 15,000 29,177
長期借入金の返済による支出 △2,695 △5,173
リース債務の返済による支出 △4,479 △10,199
株式の発行による収入 525 69
自己株式の取得による支出 △0 -
配当金の支払額 △10,818 △10,816
非支配株主への配当金の支払額 △253 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 365 15,503
現金及び現金同等物に係る換算差額 △435 31
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △11,593 18,002
現金及び現金同等物の期首残高 29,785 24,664
現金及び現金同等物の四半期末残高 18,192 42,667
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
IFRSを適用する一部の在外連結子会社は、第1四半期連結会計期間より、IFRS第16号「リース」を適用してお
ります。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリースを貸借対照表に資産及び負債として計上する
こととしました。当該会計基準の適用については、経過的な取扱いに従っており、累積的影響を適用開始日に認
識する方法を採用しております。
この結果、当第3四半期連結貸借対照表の有形固定資産の使用権資産が31,151百万円、流動負債のリース債務
が7,819百万円、固定負債のリース債務が25,505百万円それぞれ増加しております。
なお、当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けて、第2四半期から感染症拡大抑制のための外出自粛や企業
の営業活動縮小が国内外の事業へ影響を及ぼしはじめ、日本政府から全国に緊急事態宣言が発出されたことに加
え、海外のサービス展開国の一部では政府からロックダウンが発令される等、その影響により駐車場の稼働やモ
ビリティサービスの利用の急激な低下により足元の業績に売上高減少等の影響が生じております。
そのため、当社グループにおいては、感染症の影響は受けつつも、2020年10月期末にかけて徐々に回復すると
いう仮定に基づき繰延税金資産の回収可能性の判断や減損損失の判定に用いるなど、一定の仮定のもと会計上の
見積りを会計処理に反映しております。なお、第2四半期の四半期報告書(追加情報)に記載した一定の仮定か
ら重要な変更はありません。
しかしながら、見積りに用いた上記の仮定には不確定要素が多く、新型コロナウイルス感染症の収束時期及び
経済環境への影響が変化した場合には、今後の当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状
況に影響を及ぼす可能性があります。
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パーク24株式会社(4666) 2020年10月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年11月1日 至 2019年7月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
駐車場
駐車場 モビリティ (注)2 計上額
事業海外 計
事業国内 事業 (注)3
(注)1
売上高
外部顧客への売上高 122,763 49,474 60,376 232,614 - 232,614
セグメント間の内部売上高
186 - 86 273 △273 -
又は振替高
計 122,950 49,474 60,463 232,888 △273 232,614
セグメント利益又は損失(△) 20,427 △1,198 4,566 23,795 △9,175 14,620
(注)1 セグメント利益又は損失(△)の駐車場事業海外の△1,198百万円には、のれんの償却額△1,663百万円が
含まれております。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△9,175百万円には、のれんの償却額△77百万円、全社費用△
9,097百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない総務部門等管理部門に
係る費用であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益又は営業損失(△)と調整を行って
おります。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年11月1日 至 2020年7月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
駐車場
駐車場 モビリティ (注)2 計上額
事業海外 計
事業国内 事業 (注)3
(注)1
売上高
外部顧客への売上高 112,751 35,669 52,014 200,436 - 200,436
セグメント間の内部売上高
3,636 - 99 3,735 △3,735 -
又は振替高
計 116,388 35,669 52,114 204,171 △3,735 200,436
セグメント利益又は損失(△) 9,599 △8,570 △3,078 △2,049 △9,775 △11,825
(注)1 セグメント利益又は損失(△)の駐車場事業海外の△8,570百万円には、のれんの償却額△1,626百万円が
含まれております。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△9,775百万円には、のれんの償却額△1百万円、全社費用△
9,774百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない総務部門等管理部門に
係る費用であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益又は営業損失(△)と調整を行って
おります。
4 第1四半期連結会計期間において、当社の子会社であるタイムズ24株式会社が展開するカーシェアリ
ングサービスを同じく子会社であるタイムズモビリティ株式会社へ吸収分割の方法により移管いたしま
した。これに伴い、駐車場事業国内とモビリティ事業において、新たにセグメント間の内部取引が発生
しております。
2 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
駐車場事業海外セグメントにおいて、駐車場設備について減損損失を認識いたしました。
なお、当該減損損失の計上額は、当第3四半期連結累計期間においては74百万円であります。
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