4666 パーク24 2020-06-15 16:00:00
2020年10月期第2四半期業績予想と実績との差異並びに通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年6月 15 日
各 位
会 社 名 パーク24株式会社
代表者名 代表取締役社長 西川 光一
(コード:4666、東証第一部)
問合せ先 取締役専務執行役員経営企画本部長
佐々木 賢一
(TEL:03-6747-8109)
2020 年 10 月期第2四半期業績予想と実績との差異並びに
通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2019 年 12 月 16 日に公表しました 2020 年 10 月期第2四半期(累計)連結業績予想と本日公表の実績に
差異が生じましたので下記の通りお知らせいたします。
また、本日開催の取締役会において、2019 年 12 月 16 日に公表しました 2020 年 10 月期通期連結業績
予想及び配当予想を下記のとおり修正することといたしましたので、併せてお知らせいたします。
記
1.2020 年 10 月期第2四半期(累計)連結業績予想と実績の差異(2019 年 11 月1日〜2020 年4月 30 日)
(1) 連結業績予想と実績の差異
親会社株主に帰
営 業 利 益 経 常 利 益 1株当たり
売 上 高 属する四半期純
又 は 損 失 又 は 損 失 四半期純利益
利益又は損失
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 159,700 10,100 9,600 6,100 39.47
実績(B) 145,679 △1,229 △2,020 △2,589 △16.77
増 減 額(B-A) △14,021 △11,329 △11,620 △8,689 △56.24
増 減 率( % ) △8.8% △112.2% △121.0% △142.4% △142.5%
(ご参考)前期第2四半期実績
154,124 9,970 9,523 5,628 36.38
(2019 年 10 月期第2四半期)
(2) 差異が発生した理由
当第 1 四半期は、各事業の拡大及び 2019 年 10 月の消費増税への対応等が順調に進捗したことに
より予想を超える業績となりました。しかしながら、当第2四半期から新型コロナウイルス感染症
(以下、感染症)拡大抑制のための外出自粛や企業の営業活動縮小が国内外の事業へ影響を及ぼし
はじめ、日本政府から全国に緊急事態宣言が発出されたことに加え、海外のサービス展開国の一部
政府から強制力の強い移動・行動制限やロックダウンが発令される等、その影響は徐々に強くなり
ました。こうした状況を鑑み、グループ全社及び全事業においてあらゆる経費の見直しや削減を行
いましたが、駐車場の稼働やモビリティサービスの利用の急激な低下による売上高の落ち込みが強
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く、各段階利益ともに従来予想を大きく下回りました。
2.2020 年 10 月期 通期連結業績予想の修正(2019 年 11 月1日〜2020 年 10 月 31 日)
(1) 連結業績予想の修正
親会社株主に帰
営 業 利 益 経 常 利 益 1株当たり
売 上 高 属する当期純利
又 は 損 失 又 は 損 失 当期純利益
益又は損失
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 333,000 26,700 25,500 16,500 106.73
今回修正予想(B) 263,000 △24,200 △25,000 △25,500 △164.94
増 減 額(B-A) △70,000 △50,900 △50,500 △42,000 △271.67
増 減 率( % ) △21.0% △190.6% △198.0% △254.5% △254.5%
(ご参考)前期実績
317,438 22,322 21,566 12,348 79.79
(2019 年 10 月期)
(2) 修正の理由
感染症の世界的な拡大により経済への影響が懸念される中、当社グループでは感染症拡大防止と
お客様、社員並びに関係者の皆様の安全確保を最優先にしながら各サービスを運営しており、現時
点でその運営に大きな問題は生じておりません。
5月には国内で全国的に緊急事態宣言が解除され、また海外の一部展開国で移動・行動制限やロ
ックダウン等が緩和され、経済活動が再開しました。しかしながら、感染症拡大に備えた「新しい
生活様式」が発表される等、外出自粛や移動の制約、企業の営業活動の縮小は続いていることから、
引き続き各サービスの利用は低調に推移することが予想されます。
今期の業績予想につきましては、感染症拡大の第2波への警戒が高まる中、駐車場やモビリティ
サービスの需要回復時期の予測は極めて困難ではありますが、足元の業績推移をもとに、以下に記
載の下期6か月間の仮定条件に基づく感染症影響額を試算し、当初の業績予想に上期は実績を反映、
下期は当該影響額を加味する方法で算出しました。
ただし、試算における仮定条件として設定した回復見込み推移と実際の推移とに差異が生じた場
合には、実績が上記予想と大きく乖離する可能性があります。
[試算における仮定条件]
売上高 感染症拡大による影響で通期約 700 億円減少
下期、5月は実績(海外は4月実績)で当初予想比約 50%、6月以降は経過月ごと
に約5-10%で回復、当期末の 10 月は同約 85%を見込む
営業費用 売上高減少に伴う費用の減少(変動費分)や、各事業における運用の効率化等を図
ると同時に、社内における経費削減を強力に推進することにより約 190 億円減少
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3.2020 年 10 月期 配当予想の修正
(1) 配当予想の修正
年間配当金(円)
第2四半期末 期 末 合 計
円 銭 円 銭 円 銭
前回予想 0.00 70.00 70.00
今回修正予想 0.00 0.00 0.00
当期実績 ― ― ―
前期実績
0.00 70.00 70.00
(2019 年 10 月期)
(2) 修正の理由
当社は、利益成長による企業価値向上を第一義と考え、持続的成長に必要な投資資金としての内
部留保の状況を勘案した上で、余剰資金については配当を中心に株主の皆様へ利益還元することを
基本方針としております。
当期は、上記「業績予想の修正」のとおり、当社株式上場以来初の当期純損失を見込まざるを得
ないほど、感染症拡大が当社グループの事業に及ぼす影響は甚大となっております。このような未
曾有の厳しい経営環境において、手元流動性を確保することが事業継続において喫緊の課題である
と同時に、収益力の回復に向けた財務基盤の安定化が急務であることから、誠に遺憾ではあります
が、当期末の配当予想を無配とさせていただきます。
当社グループは、可能な限り早期の業績回復に取り組んでまいりますので、株主・投資家の皆様
におかれましては、ご理解並びに引き続きのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
(注意事項)
本資料に掲載しております予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出し
たものであり、実際の数値は今後の様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。
以上
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