4665 ダスキン 2021-08-04 15:30:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月4日
上場会社名 株式会社ダスキン 上場取引所 東
コード番号 4665 URL https://www.duskin.co.jp/corp/index.html
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)山村 輝治
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 経営企画部長 (氏名)岡田 実 TEL 06-6821-5071
四半期報告書提出予定日 2021年8月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 39,461 9.4 2,748 246.3 3,379 155.9 2,263 -
2021年3月期第1四半期 36,081 △8.2 793 △61.2 1,320 △38.7 △386 -
(注)包括利益 2022年3月期第1四半期 1,614 百万円 (202.6%) 2021年3月期第1四半期 533 百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 45.87 45.84
2021年3月期第1四半期 △7.83 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 184,043 146,436 79.4
2021年3月期 188,399 145,836 77.2
(参考)自己資本 2022年3月期第1四半期 146,107百万円 2021年3月期 145,508百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 20.00 - 20.00 40.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 30.00 - 28.00 58.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 79,000 6.7 4,400 55.1 5,300 33.8 3,500 151.2 70.93
通期 159,200 3.5 7,000 50.5 8,900 34.2 5,700 102.0 115.51
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※注記事項
(1)四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特
有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.10「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧く
ださい。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 50,994,823株 2021年3月期 50,994,823株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 1,648,590株 2021年3月期 1,650,575株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 49,345,755株 2021年3月期1Q 49,337,391株
※四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記)…………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)…………………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)………………………………………………………… 9
(会計方針の変更)…………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等)………………………………………………………………………………………………… 11
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日。以下「当第1四半期」という。)の我が国経済は、新
型コロナウイルス感染症拡大(以下「コロナ」という。)の終息時期が見通せない中、持ち直し基調にあるものの力
強さを欠き、依然として先行きが不透明な情勢が続きました。
そのような環境の中当社は、前期に引き続き売上回復に力点を置いた施策に取り組むと共に、中長期的な課題解
決に向けて、㋑既存事業の発展、㋺新しい成長機会への投資、㋩構造改革と経営基盤の構築、㊁社会との共生、の
具体的な取り組みを開始いたしました。
また、ハイブリッド型バーチャル株主総会(参加型)の開催やこれまでの株式報酬型ストック・オプション制度に
替わる経営陣への新たなインセンティブ制度としての譲渡制限付株式報酬制度導入等、改訂されたコーポレートガ
バナンス・コードへの対応及び2022年4月に予定されている東京証券取引所市場再編を見据えて、より株主視点に
立ったガバナンス体制の構築にも取り組んでおります。
当第1四半期は、訪販グループ、フードグループが増収となったことにより、連結売上高は前年同期から33億79
百万円(9.4%)増加し394億61百万円となりました。利益面につきましても、増収に伴う粗利の増加等により連結営
業利益は前年同期から19億54百万円(246.3%)増加し27億48百万円、連結経常利益は前年同期から20億59百万円
(155.9%)増加し33億79百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、前年同期に支
払ったフランチャイズ加盟店へのコロナに関する見舞金が当期は発生しないこと等により特別損益が大きく改善し
たことで26億49百万円増加し、22億63百万円となりました。
なお、当第1四半期期首から、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収
益認識会計基準」という。)等を適用したことに伴う損益への影響は軽微であります。
(単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期 増減
(2021年3月期第1四半期) (2022年3月期第1四半期) 増減率 (%)
連結売上高 36,081 39,461 3,379 9.4
連結売上総利益 16,119 18,494 2,374 14.7
連結営業利益 793 2,748 1,954 246.3
連結経常利益 1,320 3,379 2,059 155.9
親会社株主に帰属する
四半期純利益又は
△386 2,263 2,649 -
親会社株主に帰属する
四半期純損失(△)
<セグメントごとの状況>
セグメント別売上高 (単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期 増 減
(2021年3月期第1四半期) (2022年3月期第1四半期) 増減率 (%)
訪販グループ 25,595 26,576 981 3.8
フードグループ 7,539 9,856 2,317 30.7
その他 3,886 3,825 △61 △1.6
小計 37,021 40,258 3,236 8.7
セグメント間取引消去 △939 △797 142 -
連結売上高 36,081 39,461 3,379 9.4
(注)各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
セグメント別営業利益 (単位:百万円)
前第1四半期 当第1四半期 増 減
(2021年3月期第1四半期) (2022年3月期第1四半期) 増減率 (%)
訪販グループ 2,102 2,969 866 41.2
フードグループ △195 710 906 -
その他 209 265 55 26.5
小計 2,116 3,945 1,828 86.4
セグメント間取引消去
△1,322 △1,196 126 -
及び全社費用
連結営業利益 793 2,748 1,954 246.3
(注)各セグメントの営業利益は、セグメント間の取引を含んでおります。
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
①訪販グループ
訪販グループは、クリーンサービス事業(ダストコントロール商品のレンタルと販売)がコロナの影響を受け
減収となったものの、前期コロナの影響が最も大きかったレントオール事業(日用品・イベント用品等のレン
タル)やケアサービス事業(役務提供サービス)が増収となったこと等により、売上高は前年同期から9億81百万
円(3.8%)増加し265億76百万円となりました。営業利益につきましては、増収に伴う粗利の増加等により、前
年同期から8億66百万円(41.2%)増加し29億69百万円となりました。
訪販グループ主力のクリーンサービス事業において、前期からのコロナの影響が継続しており、家庭向け、
事業所向けとも売上は微減となりました。家庭向けダストコントロール商品につきましては、営業活動が再開
したものの主力のモップ商品売上が微減、事業所向けダストコントロール商品につきましては、モップ、マッ
ト商品の売上は増加したものの、前期に需要が高まったアルコール除菌剤や手指消毒剤「ウエルパスマイル
ド」等の衛生関連商品売上の反動減が大きかったことに加えて、空間清浄機「クリア空感」本体の売上も減少
しました。
また、ケアサービス事業につきましては、衛生管理意識の更なる高まり等による受注増加で、「サービスマ
スター」(プロのお掃除サービス)、「メリーメイド」(家事代行サービス)、「ターミニックス」(害虫獣の駆
除と総合衛生管理)、「トータルグリーン」(緑と花のお手入れサービス)、「ホームリペア」(住まいのピンポ
イント補修)、いずれもお客様売上が増加しました。
訪販グループのその他の事業につきましては、前期コロナの影響が最も大きかったレントオール事業が、
「クリーンサービス」と「サービスマスター」等との連携による「イベント衛生サービス」の受注が好調に推
移していること等により、大幅な増収となりました。また、依然高い需要があるヘルスレント事業(介護用
品・福祉用具のレンタルと販売)が増収となった他、ライフケア事業(ご高齢者の暮らしのお手伝い)も増収と
なりましたが、ユニフォーム関連事業、化粧品関連事業は減収となりました。
②フードグループ
フードグループは、主力事業であるミスタードーナツの全店合計お客様売上が増加したことで、全体の売上
高は前年同期から23億17百万円(30.7%)増加し98億56百万円となりました。営業利益につきましては、増収に
伴う粗利の増加により、前年同期から9億6百万円増加し7億10百万円となりました。
前年同期はコロナ影響でお客様売上が大幅に減少したミスタードーナツは、前期下半期以降の好調を維持
し、全店合計お客様売上は増加に転じました。近年注力してきた“misdo meets”は、4年目を迎えた宇治茶
専門店「祇園辻利」との共同開発商品として「つや抹茶」シリーズを発売、前期に引き続きお客様に支持され
ました。更には、食事としても日常的に食べられるドーナツをコンセプトに開発した「むぎゅっとドーナツ」
を6月に発売、売上増加に寄与しました。一方当期は、来店前の注文、受取時間指定ができる“misdoネット
オーダー”の導入や前期に導入した株式会社出前館と提携してのデリバリーサービスの拡充等、お客様の利便
性向上への取り組みにも注力しております。
同様に前年同期コロナ影響により減収となったフードグループのその他の事業につきましても、いずれの事
業も増収に転じ、また連結子会社の蜂屋乳業株式会社(大手乳業メーカーへのアイスクリーム等OEM製造)も
増収となりました。
③その他
国内連結子会社につきましては、株式会社ダスキンヘルスケア(病院施設のマネジメントサービス)は顧客
数、サービス数共に増加し、好調に推移しておりますが、収益認識会計基準等の適用に伴い前年同期の売上高
を下回ることとなり、ダスキン共益株式会社(リース及び保険代理業)は、リース車両の自動ブレーキ付き車両
への入れ替えが進みリース売上が増加したことにより増収となりました。
海外につきましては、前期コロナ影響が大きかった楽清(上海)清潔用具租賃有限公司(中国(上海)における
ダストコントロール商品のレンタルと販売)は増収となった他、テイクアウト、デリバリー販売が増加した
Big Appleグループ(マレーシアを中心にドーナツ事業を展開)も増収となりましたが、前年同期は当社向けの
マスク販売があった楽清香港有限公司(原材料及び資器材の調達)が減収となったことで、海外連結子会社合計
の売上は前年同期を下回りました。
以上の結果、その他の売上高は前年同期から61百万円(1.6%)減少し38億25百万円となりました。営業利益
は前年同期から55百万円(26.5%)増加し2億65百万円となりました。
海外お客様売上は、訪販関連事業では中国(上海)、台湾は好調に推移しました。ミスタードーナツ事業につ
きましては、依然コロナ影響が続くタイ、フィリピン、インドネシアは、前年同期を下回りましたが、台湾は
前年同期を上回りました。なお、Big Appleグループは前年同期を上回りました。
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産残高は、1,840億43百万円となりました。前連結会計年度末(以下
「前期末」という。)と比較して43億55百万円減少しております。その要因は、有価証券が26億4百万円、投資有価
証券が21億92百万円減少したこと等であります。
負債残高は376億6百万円となり、前期末と比較して49億55百万円減少しております。その要因は、未払金が29億
18百万円、賞与引当金が14億49百万円減少したこと等であります。
純資産残高は1,464億36百万円となり、前期末と比較して6億円増加しております。その要因は、利益剰余金が12
億53百万円増加したことに対し、その他有価証券評価差額金が5億52百万円減少したこと等であります。
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明
2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)第2四半期累計期間及び通期の業績予想(連結・個別)につきまし
ては、2021年8月4日付で「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を公表しております。
なお、今後のコロナ状況やその他の情勢変化により、業績予想及び配当予想は大きく変動する可能性がありま
す。修正が必要となった場合は、速やかに公表いたします。
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 18,431 19,148
受取手形及び売掛金 11,875 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 13,134
リース債権及びリース投資資産 1,157 1,135
有価証券 19,711 17,106
商品及び製品 10,306 9,555
仕掛品 181 196
原材料及び貯蔵品 1,779 1,860
未収入金 4,361 4,588
その他 1,457 1,775
貸倒引当金 △23 △22
流動資産合計 69,239 68,478
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 44,249 44,429
減価償却累計額 △28,951 △29,235
建物及び構築物(純額) 15,298 15,193
機械装置及び運搬具 26,110 26,009
減価償却累計額 △18,800 △18,669
機械装置及び運搬具(純額) 7,310 7,339
土地 22,658 22,658
建設仮勘定 103 156
その他 14,981 15,093
減価償却累計額 △10,200 △10,484
その他(純額) 4,781 4,609
有形固定資産合計 50,152 49,956
無形固定資産
のれん 356 352
ソフトウエア 8,002 7,449
その他 1,275 1,430
無形固定資産合計 9,635 9,232
投資その他の資産
投資有価証券 50,768 48,575
繰延税金資産 1,684 1,437
差入保証金 5,944 5,415
その他 998 970
貸倒引当金 △22 △22
投資その他の資産合計 59,372 56,376
固定資産合計 119,159 115,565
資産合計 188,399 184,043
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,962 6,087
未払法人税等 354 290
賞与引当金 3,062 1,612
資産除去債務 1 3
未払金 9,491 6,573
レンタル品預り保証金 9,135 9,085
その他 5,579 5,999
流動負債合計 34,587 29,652
固定負債
退職給付に係る負債 6,494 6,467
資産除去債務 643 645
長期預り保証金 777 781
長期未払金 12 12
繰延税金負債 38 38
その他 8 7
固定負債合計 7,974 7,953
負債合計 42,562 37,606
純資産の部
株主資本
資本金 11,352 11,352
資本剰余金 11,091 11,091
利益剰余金 116,914 118,168
自己株式 △4,591 △4,585
株主資本合計 134,768 136,027
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 8,771 8,218
繰延ヘッジ損益 △0 △0
為替換算調整勘定 △215 △82
退職給付に係る調整累計額 2,184 1,944
その他の包括利益累計額合計 10,740 10,080
新株予約権 60 62
非支配株主持分 268 266
純資産合計 145,836 146,436
負債純資産合計 188,399 184,043
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 36,081 39,461
売上原価 19,961 20,967
売上総利益 16,119 18,494
販売費及び一般管理費 15,326 15,745
営業利益 793 2,748
営業外収益
受取利息 35 34
受取配当金 158 173
設備賃貸料 41 41
受取手数料 51 74
持分法による投資利益 179 78
助成金収入 0 165
その他 142 124
営業外収益合計 609 691
営業外費用
支払利息 0 0
設備賃貸費用 31 31
その他 50 28
営業外費用合計 82 59
経常利益 1,320 3,379
特別利益
固定資産売却益 0 0
その他 1 1
特別利益合計 1 1
特別損失
固定資産売却損 0 -
固定資産廃棄損 35 12
減損損失 3 -
新型コロナウイルス感染症に係る見舞金 1,661 -
その他 29 -
特別損失合計 1,730 12
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
△407 3,369
純損失(△)
法人税等 △27 1,097
四半期純利益又は四半期純損失(△) △380 2,272
非支配株主に帰属する四半期純利益 6 9
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
△386 2,263
に帰属する四半期純損失(△)
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) △380 2,272
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 955 △557
為替換算調整勘定 △39 74
退職給付に係る調整額 4 △233
持分法適用会社に対する持分相当額 △7 57
その他の包括利益合計 913 △658
四半期包括利益 533 1,614
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 529 1,603
非支配株主に係る四半期包括利益 3 11
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
連結子会社の税金費用については、当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対
する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算し
ております。
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当
該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っ
ており、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、当第
1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。た
だし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取
扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。ま
た、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前まで
に行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累
積的影響額を当第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であります。また、利益剰余金の当期首残高
に与える影響はありません。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示して
いた「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表
示することといたしました。また、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」に表示していた
「未払金」の一部については、当第1四半期連結会計期間より「契約負債」として「流動負債」の「その他」に
含めて表示することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前
連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。更に、「四半期財務諸表に関する会
計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第1四半期連結
累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等
が定める新たな会計方針を、将来に亘って適用することといたしました。この変更による四半期連結財務諸表
への影響はありません。
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
①前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
イ.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期連結
訪販 フード その他 調整額 損益計算書
計
グループ グループ (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
外部顧客への売上高 25,460 7,536 3,084 36,081 - 36,081
セグメント間の内部売上高
134 2 802 939 △939 -
又は振替高
計 25,595 7,539 3,886 37,021 △939 36,081
セグメント利益又は損失(△) 2,102 △195 209 2,116 △1,322 793
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務用機器及び車両の
リース、保険代理業、病院のマネジメントサービス及び海外事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,322百万円には、セグメント間取引消去0百万円、各報告
セグメントに配賦していない全社費用△1,323百万円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
ロ.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
なお、のれんの当第1四半期連結累計期間の償却額及び当第1四半期連結会計期間末の残高は以下のと
おりであります。
(単位:百万円)
訪販 フード
その他 全社・消去 合計
グループ グループ
当第1四半期連結累計期間償却額 42 1 2 - 46
当第1四半期連結会計期間末残高(注) 316 17 63 - 397
(注)当第1四半期連結会計期間末残高の主な内容は、当社及び連結子会社が複数の加盟店から事業譲受し
た際に発生したのれん残高316百万円(訪販グループ)、17百万円(フードグループ)、2017年2月に取
得したBig Apple Worldwide Holdings Sdn.Bhd.ののれん残高63百万円(その他)であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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株式会社ダスキン(4665) 2022年3月期 第1四半期決算短信
②当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
イ.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
四半期連結
訪販 フード その他 調整額 損益計算書
計
グループ グループ (注1) (注2) 計上額
(注3)
売上高
クリーンサービス事業 19,653 - - 19,653 - 19,653
ケアサービス事業 3,432 - - 3,432 - 3,432
ミスタードーナツ事業 - 9,084 - 9,084 - 9,084
その他 3,304 768 2,598 6,671 - 6,671
顧客との契約から生じる収益 26,390 9,852 2,598 38,841 - 38,841
その他の収益 - - 619 619 - 619
外部顧客への売上高 26,390 9,852 3,217 39,461 - 39,461
セグメント間の内部売上高
186 3 607 797 △797 -
又は振替高
計 26,576 9,856 3,825 40,258 △797 39,461
セグメント利益又は損失(△) 2,969 710 265 3,945 △1,196 2,748
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、事務用機器及び車両の
リース、保険代理業、病院のマネジメントサービス及び海外事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,196百万円には、セグメント間取引消去75百万円、各報
告セグメントに配賦していない全社費用△1,272百万円が含まれております。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
ロ.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
なお、のれんの当第1四半期連結累計期間の償却額及び当第1四半期連結会計期間末の残高は以下のと
おりであります。
(単位:百万円)
訪販 フード
その他 全社・消去 合計
グループ グループ
当第1四半期連結累計期間償却額 56 3 2 - 62
当第1四半期連結会計期間末残高(注) 255 39 57 - 352
(注)当第1四半期連結会計期間末残高の主な内容は、当社及び連結子会社が複数の加盟店から事業譲受し
た際に発生したのれん残高236百万円(訪販グループ)、39百万円(フードグループ)、2017年2月に取
得したBig Apple Worldwide Holdings Sdn.Bhd.ののれん残高57百万円(その他)であります。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
ハ.報告セグメントの変更等に関する情報
会計方針の変更に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間の期首より収益認識会計基準等を適用し、
収益認識に関する会計処理の方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の測定方法を同様に
変更しております。
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