4662 フォーカスシステムズ 2020-02-07 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年2月7日
上 場 会 社 名 株式会社フォーカスシステムズ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4662 URL http://www.focus-s.com
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)森 啓一
問合せ先責任者 (役職名)常務取締役 (氏名)後藤 亮 (TEL)03(5421)7777
四半期報告書提出予定日 2020年2月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 16,402 4.5 1,063 0.6 1,088 2.7 734 5.8
2019年3月期第3四半期 15,701 13.8 1,056 59.7 1,060 61.8 694 50.2
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 48.81 ―
2019年3月期第3四半期 46.12 ―
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 15,361 9,093 59.2
2019年3月期 15,991 9,106 56.9
(参考) 自己資本 2020年3月期第3四半期 9,093 百万円 2019年3月期 9,103 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 20.00 20.00
2020年3月期 ― 5.00 ―
2020年3月期(予想) 20.00 25.00
(注)1 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2 2020年3月期第2四半期末配当金 記念配当5円00銭
3.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 21,800 1.6 1,420 3.8 1,420 3.2 930 6.4 61.81
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 16,292,942株 2019年3月期 16,292,942株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 1,246,362株 2019年3月期 1,246,362株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 15,046,580株 2019年3月期3Q 15,046,596株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社フォーカスシステムズ(4662) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………2
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………3
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………3
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………6
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株式会社フォーカスシステムズ(4662) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期におけるわが国経済は、企業収益が高い水準にあり、雇用・所得環境の改善及び設備投資の増加が
続いているものの、輸出や生産が弱含み、企業の業況判断は製造業を中心に慎重さがみられます。
また、世界経済につきましては、景気の回復が期待されている一方で、通商問題を巡る動向、英国のEU離脱、
中国経済の先行き、中東地域を巡る情勢、金融資本市場の変動等が、国内経済に影響を与えるリスクがあります。
情報サービス業界におきましては、高速・低遅延・大量接続を可能とする「第5世代移動通信システム(5
G)」のサービス開始を間近に控え、あらゆるモノが5Gでつながる本格的なIoT時代を迎えようとしておりま
す。また、「Society 5.0」の実現に必要不可欠な、AI、IoT、ロボット、ビッグデータ等の先端技術
が、より一層、進化スピードを加速させてきました。そのような背景から、IT投資需要が拡大している一方で、
とりわけ先端技術のスキルを持つ技術者の不足問題が、以前にも増して顕著になっております。
このような状況の中、当社は、持続的な発展と成長のため、人材確保・育成、新製品・新サービス・新規事業領
域の開拓等、企業力の向上に努めております。トピックスとしましては、「営業支援/顧客管理ソリューション
(intra―mart DPS for Sales)の提供開始」、「大阪工業大学と効率的なAI教師デー
タ作成の開発への着手」、「BLEビーコンとLPWA技術による広域位置測位システムでの工場内物流の効率化
に向けた実証実験の開始」等、事業の拡大を目的とした取組みを推進しました。
これらの結果、当第3四半期累計期間における業績は、売上高は16,402百万円となり、前年同期と比べ増収とな
りました。利益面では、営業利益1,063百万円、経常利益1,088百万円、四半期純利益734百万円となりました。
なお、2017年12月15日に発行した「第三者割当による行使価額修正条項付第2回新株予約権」の当社普通株式
1,000,000株全てを、2019年11月25日に取得・消却しました。また、「令和記念配当」として、設立以来初めてとな
る中間配当(1株当たり5円00銭)を実施しました。それにより、年間配当金は、前期実績の20円00銭から25円00
銭に増配となる予想です。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期における総資産は15,361百万円となり、前事業年度末と比べ630百万円減少しました。
前事業年度末と比べ増減した主な内容は次のとおりです。
売掛金は55百万円減少し4,429百万円、仕掛品は319百万円増加し334百万円となりました。当社は工事進行基準を
適用しておりますが、年度末に完了するプロジェクトが比較的多いことから、四半期末の数値は前事業年度末と比
べ売掛金が減少し、仕掛品が増加する傾向にあります。
投資有価証券は330百万円減少し1,692百万円となりました。これは主に投資有価証券の取得及び時価評価による
ものです。
このほか、現金及び預金は759百万円減少し4,268百万円となりました。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年5月10日に発表いたしました業績予想に変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,028,120 4,268,316
電子記録債権 20,822 43,777
売掛金 4,484,491 4,429,454
商品及び製品 139,198 88,935
仕掛品 15,124 334,743
その他 101,927 125,446
流動資産合計 9,789,684 9,290,674
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,238,948 1,253,493
減価償却累計額及び減損損失累計額 △916,003 △890,201
建物及び構築物(純額) 322,945 363,291
土地 3,042,719 3,042,719
その他 457,050 526,630
減価償却累計額 △330,059 △343,361
その他(純額) 126,990 183,269
有形固定資産合計 3,492,654 3,589,280
無形固定資産
ソフトウエア 93,428 54,244
その他 2,962 5,733
無形固定資産合計 96,390 59,977
投資その他の資産
投資有価証券 2,022,484 1,692,070
長期貸付金 19,500 15,000
その他 590,778 729,111
貸倒引当金 △19,500 △15,000
投資その他の資産合計 2,613,262 2,421,181
固定資産合計 6,202,308 6,070,439
資産合計 15,991,992 15,361,113
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株式会社フォーカスシステムズ(4662) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 1,077,323 1,121,429
1年内償還予定の社債 650,000 660,000
短期借入金 152,660 267,320
1年内返済予定の長期借入金 562,043 474,534
未払法人税等 320,718 183,457
賞与引当金 476,081 203,557
役員賞与引当金 60,000 30,000
株主優待引当金 32,196 3,478
その他 1,103,890 1,157,268
流動負債合計 4,434,914 4,101,045
固定負債
社債 1,150,000 1,155,000
長期借入金 926,373 791,532
繰延税金負債 290,165 127,668
役員退職慰労引当金 84,000 92,250
固定負債合計 2,450,538 2,166,450
負債合計 6,885,453 6,267,496
純資産の部
株主資本
資本金 2,905,422 2,905,422
資本剰余金 2,138,968 2,138,968
利益剰余金 3,249,051 3,607,238
自己株式 △359,961 △359,961
株主資本合計 7,933,480 8,291,667
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 1,170,358 801,948
評価・換算差額等合計 1,170,358 801,948
新株予約権 2,700 -
純資産合計 9,106,539 9,093,616
負債純資産合計 15,991,992 15,361,113
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(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 15,701,087 16,402,855
売上原価 13,529,262 14,140,339
売上総利益 2,171,824 2,262,515
販売費及び一般管理費 1,115,124 1,199,502
営業利益 1,056,700 1,063,012
営業外収益
受取利息及び配当金 6,188 18,869
受取家賃 5,329 2,490
貸倒引当金戻入額 4,500 4,500
助成金収入 7,464 7,367
その他 10,440 16,334
営業外収益合計 33,922 49,562
営業外費用
支払利息 20,982 15,791
社債発行費 6,392 5,832
貸与資産減価償却費 1,934 558
その他 1,092 2,034
営業外費用合計 30,400 24,216
経常利益 1,060,221 1,088,358
特別利益
保険解約返戻金 - 30,840
特別利益合計 - 30,840
特別損失
投資有価証券評価損 - 10,427
特別損失合計 - 10,427
税引前四半期純利益 1,060,221 1,108,771
法人税等 366,209 374,420
四半期純利益 694,012 734,351
― 5 ―
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
当事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益
に当該見積実効税率を乗じる方法を採用しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効
税率を使用する方法によっております。
なお、法人税等調整額は、法人税等に含めて表示しております。
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