4661 OLC 2021-07-29 16:00:00
2022年3月期 第1四半期決算説明会 [pdf]
2022年3月期
第1四半期決算説明会
2021年7⽉29⽇
株式会社オリエンタルランド
代表取締役社⻑ 兼 COO
吉⽥ 謙次
当四半期におけるパークのオペレーションについて
4⽉ 5⽉ 6⽉
4/20 政府が千葉県に適⽤(5/11まで)
4/28 強化
まん延防⽌等 5/7 延⻑(5/31まで)
重点措置 5/28 再延⻑(6/20まで)
6/17 再々延⻑(7/11まで)
4/1〜4/18 4/20〜
各パークにおける
20,000⼈ 5,000⼈ ※販売済みチケットについては利⽤可能であるため、上限を超える⽇もあった
1⽇の⼊園者数
の上限(原則)
4/19 キャパシティの50%以下
4/1 東京ディズニーランドで「ファンタジーランド・フォレストシアター」がオープン、東京ディズニーシーで「ビッグバンドビート」の公演を再開
4/1〜 ディズニーホテルの宿泊ゲストに向けた
5/16 「アーリーエントリーチケット」のトライアルを実施
2
2020/10/1 東京ディズニーランドで ※7/30までのテスト販売を予定していたものの、千葉県から「まん延防⽌等重点措置」の強化による協⼒要
〜4/27 アルコールをテスト販売 請が発表されたため、4/28以降は休⽌。
体験価値や
売上に寄与する 4/5〜6/30 東京ディズニーランドで「ハッピーフェア・ウィズ・ベイマックス」を実施
新たな施策
4/19東京ディズニーランドでデイタイムパレード「ドリーミング・アップ!」を再開
4/19〜4/25 飲⾷店舗におけるモバイルオーダーのテスト導⼊
東京ディズニーシーの「ミッキー&フレンズのハーバー
5/12〜6/30
グリーティング」でうさピヨが登場する特別バージョンを公演
6/1〜 東京ディズニーシーで
9/2 「ダッフィー&フレンズのサニーファン」を開催
⼊園者数の制限がある中でも体験価値や売上に寄与する施策を導⼊
2
当四半期実績(前年同期比較)
(億円)
2021/3 2022/3
連結損益計算書 第1四半期実績 第1四半期実績
増減 増減率
売上⾼ 61 498 436 708.2%
テーマパーク事業 51 396 345 674.5%
ホテル事業 1 79 78 -
その他の事業 8 21 12 141.9%
営業利益(損失) △ 156 △ 88 68 -
テーマパーク事業 △ 114 △ 75 39 -
ホテル事業 △ 31 △8 23 -
3
その他の事業 △ 10 △4 5 -
経常利益(損失) △ 152 △ 82 70 -
特別損失 211 - △ 211 -
税⾦等調整前四半期純利益 (純損失) △ 364 △ 82 282 -
親会社株主に帰属する四半期純利益(純損失) △ 248 △ 60 188 -
⼊園者数を制限し運営を⾏っていたものの、前年同期テーマパークが
臨時休園していたことなどにより売上⾼が増加し、営業損失が改善
3
当四半期実績(前年同期比較) - テーマパーク事業の売上高
(億円)
2021/3 2022/3
テーマパーク事業① 第1四半期実績 第1四半期実績
増減 増減率
売上⾼ 51 396 345 674.5%
2021年3⽉期第1四半期は東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーを臨時休園していたため、
⼊園者数およびゲスト1⼈当たり売上⾼の実績はありません。
売上⾼の増
・前年同期のテーマパークの臨時休園による増
---------------参考---------------
4
ゲスト1⼈当たり売上⾼
2021/3 2022/3
前年通期⽐較 通期実績 第1四半期実績
要因
ゲスト1⼈当たり売上⾼ (円) 13,642 上回った
チケット収⼊ 6,538 上回った 変動価格制の導⼊など
商品販売収⼊ 4,122 上回った ダッフィー関連新商品の好調など
飲⾷販売収⼊ 2,982 上回った フードスーベニアの好調など
前年同期は臨時休園。ゲスト1⼈当たり売上⾼は好調に推移
4
当四半期実績(前年同期比較) - テーマパーク事業の営業損失
(億円)
2021/3 2022/3
テーマパーク事業② 第1四半期実績 第1四半期実績
増減 増減率
売上⾼ 51 396 345 674.5%
営業利益(損失) △ 114 △ 75 39 -
営業損失の減
(億円)
売上⾼の増 諸経費の増 △ 29
⼈件費の増 △ 92 前年同期の特別損失への振替 など
前年同期の特別損失への振替 減価償却費の増
5 △ 85
雇⽤調整助成⾦*の受給 など 前年同期の特別損失への振替
新規資産取得による増 など
※コストにおける△表⽰は、営業損失に対する増加影響を⽰しています。
※前年同期の商品・飲⾷原価率の影響は、臨時休園をしていたことにより算出不可であることから、主な増減要因には記載していません。
*雇⽤調整助成⾦のうち、臨時休園起因を除いた受給⾦額(⾒込み受給⾦額含む)を営業費⽤から控除しています。
前年同期の特別損失への振替により各費⽤が増加したものの、
売上⾼の増加により営業損失が改善
5
【参考】 コスト - 当四半期実績(2019年度・2020年度同期比較)
*営業費⽤に、新型コロナウイルス感染症流⾏により発⽣した特別損失と⼀部の営業外費⽤を含め、 雇⽤
コスト*の推移(連結) 調整助成⾦の受給⾦額(⾒込み額含む)を控除
(億円)
900
減価償却費 当四半期コストの主な増減要因
89
800 前年同期との⽐較
諸経費(商品・飲⾷原価含む)
543
700 減価償却費
⼈件費
600 ●東京ディズニーランド⼤規模開発エリアによる増
約110
●償却⽅法の変更による減
500
諸経費
400 約285
約95
●商品・飲⾷売上原価やロイヤリティなど運営による
6
300 費⽤の増
約175
200 252
⼈件費
約195
100 約160
●雇⽤調整助成⾦の受給⾦額の減少による増
0
2019/1Q 2020/1Q 2021/1Q
運営により増加する費⽤はあるものの、
2020年度から引き続きコストコントロールを推進
前期に引き続きコストコントロールを推進
6
当四半期実績(前年同期比較) - ホテル事業・その他事業
(億円)
2021/3 2022/3
ホテル事業 第1四半期実績 第1四半期実績
増減 増減率
売上⾼ 1 79 78 -
ディズニーホテル 0 73 73 -
その他ホテル 1 6 5 430.2%
営業利益(損失) △ 31 △8 23 -
売上⾼の増 営業損失の減
・ 前年同期の臨時休館による宿泊収⼊の増 ・売上⾼の増 ・⼈件費の増
-前年同期の特別損失への振替など
前年同期の臨時休館により、売上⾼が増加し、営業損失が改善
7
(億円)
2021/3 2022/3
その他の事業 第1四半期実績 第1四半期実績
増減 増減率
売上⾼ 8 21 12 141.9%
営業利益(損失) △ 10 △4 5 -
売上⾼の増 営業損失の減
・ イクスピアリの前年同期の臨時休館によるイクスピアリ事業の増 ・ 売上⾼の増など
イクスピアリ事業の前年同期の臨時休館などにより、売上⾼が増加し、営業損失が改善
7
2022年3月期の見通し
先々の外部環境が不透明な状況が続いていることから、合理的に予測可能となった時点で2022年3
⽉期の業績予想を開⽰します。
2022年3⽉期の⽅針
政府や⾃治体の要請に従い運営を⾏う
⼊園者数
感染症対策を徹底し、ゲストとキャストの健康と安全に配慮した⼊園者数の上限を設定
ゲスト 引き続き、チケット戦略やゲストの「体験」を新たな収益源にする施策の検討
1⼈当たり
売上⾼ 「東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!」関連商品、メニューを最⼤限に活⽤する
⼈件費 ⼊園者数⽔準に合わせ、ゲスト満⾜度を担保した上での運営時間や⼈員配置、業務量の⾒直し
8
ゲストの体験価値や売上向上のためのコストは前期の⽔準から増加を⾒込む
諸経費 (販促活動やスペシャルイベント、エンターテイメント関連など)
上記以外の活動については、引き続き前期の⽔準を維持する
投資額・ 設備投資額は1,300億円レベル、減価償却費は450億円レベルを⾒込む
償却費 投資の精査は引き続き⾏い、増加幅を最⼩限にとどめる
配当 安定的な配当を⽬指すという⽅針に変更はないものの、1株当たり年間配当額は未定
引き続き外部環境を注視しつつ、あらゆる事態に備えて多くの施策を迅速に実⾏
8
足もとのパークのオペレーション状況(7/29時点)
●⼀部職種のキャストの採⽤を実施。採⽤については、今後テーマパークの状況に合わせて
従業員 適宜対応
●7⽉5⽇より、従業員に対して新型コロナウイルスワクチン職域接種を実施
●政府や⾃治体からの要請を踏まえ、各パーク原則⼀⽇5,000⼈以下に制限
⼊園者数
※販売済みチケットについては利⽤可能であるため、上限を超える⽇もある。
営業時間 ●10〜19時
チケット価格 ●⼤⼈・1デーパスポート:¥8,200/¥8,700
9
飲⾷ ●アルコールメニューの販売を中⽌
●東京ディズニーシーで「ダッフィー&フレンズのサニーファン」を開催
(6⽉1⽇から9⽉2⽇まで)
プログラム/
エンターテイメント ●東京ディズニーランドで新しいエンターテイメントプログラム
「クラブマウスビート」をスタート ※エントリー⽅式にて受付
(7⽉2⽇から)
クラブマウスビート
政府や⾃治体からの要請を踏まえ、パークを運営
9
©Disney
2022年3月期中に今後導入するコンテンツ(予定)
①⼊園者数/
宿泊者数
②チケット・
③体験
商品・飲⾷
価値
販売収⼊
コンテンツ 予定時期 主な効果
「東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!」開催 9⽉4⽇ ① + ② + ③
10
「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」開業 下期 ① + ③
東京ディズニーシー新規ナイトタイムエンターテイメント
「ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜」導⼊
未定 ① + ③
収益や体験価値の向上が⾒込めるコンテンツの導⼊を予定
10
©Disney/Pixar
当社グループの新たな成長に向けて
11
ファンタジースプリングス
⾜もとで取り組んでいるESGの施策
・ 管理職に占める⼥性の割合を2025年度末までに25%以上とする⽬標を
・ TCFD*への賛同を表明
・ ストロー不要のリッドのテスト導⼊
S 設定
E ・ オーガニックコットンやリサイクル素材を使⽤した商品の ・ 取締役の任期を1年に変更
販売を開始 G ・ 組織を改正(「サステナビリティ推進部」、企業⾏動委員会の新設など)
* G20からの要請を受け、⾦融安定理事会(FSB)が2015年に設⽴した⺠間のタスクフォース。気候変動によるリスクおよび
機会が経営に与える財務的影響を評価し、ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と⽬標について開⽰することを推奨している。
再成⻑の起点となるハードと「⼈を活かす経営」で
新たな成⻑に向けて⼒を合わせる
11
©Disney
Appendix
【参考】2021年3月期 入園者数の上限、営業時間、チケット価格の推移
2021/3 2021/3 2021/3 2021/3
1Q 2Q 3Q 4Q
4-6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉
7/1〜10/30 10/31〜1/11 1/12〜3/18
⼊ 政府から発令された緊急事
「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡⼤ 左記ガイドラインの緩和に沿って運営
園 態宣⾔および各⾃治体から
予防ガイドライン」に従って制限 (キャパの100%以下、
者 の要請を踏まえ、各パーク原
(キャパの50%以下、ソーシャルディスタンス2m以上) ソーシャルディスタンス1m以上)
数 則5,000⼈以下に制限
3/19〜3/31
緊急事態宣解除により、
各パーク10,000⼈以下に制限
1/12〜 2/13〜
7/1〜8/31 9/1〜1/7 2/12 3/31
営 13
業
時 臨
8〜 20時 9〜21時 9〜19時 10〜19時
間 時
休
園
1/8〜1/11
各⾃治体からの協⼒要請などを踏まえ、9〜20時
7/1〜10/30⼊園分 10/31〜1/11⼊園分 1/12〜3/19⼊園分 3/20〜4/19⼊園分
︵ チ ¥8,200/
⼤ 1デー ¥8,200 1デー ¥8,200 1デー ¥8,200 1デー
ケ ¥8,700
⼈
ト 11時〜 ¥7,300 10時30分〜 ¥7,700 10時30分〜
¥7,700/
1 枚 ¥8,200
︶ 価
格 ¥7,300/
14時〜 ¥6,300 12時〜 ¥7,300 12時〜
¥7,700
★変動価格制導⼊
13
【参考】2022年3月期第1四半期 営業時間、チケット価格の推移
4⽉ 5⽉ 6⽉
4/1〜4/19 4/20〜5/16 5/17〜8/22
東京ディズニーランド
9〜20時
営業時間
9〜20時 10〜19時
東京ディズニーシー
9〜21時
4/1〜5/21⼊園分 5/22〜8/22⼊園分
14
1デー ¥8,200/¥8,700 1デー ¥8,200/¥8,700
10時30分〜 ¥7,700/¥8,200
チケット価格
(⼤⼈1枚) 12時〜 ¥7,300/¥7,700
4/1〜5/16⼊園分
アーリーエントリーチケット ※6/30までのトライアルを予定していたものの、千葉県によるまん延防
¥3,000
(トライアル) ⽌等重点措置の延⻑を踏まえ、5/16以降は休⽌
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株式会社オリエンタルランド 経理部IRグループ
047-305-2034 www.olc.co.jp
注意事項:
本資料は、OLCグループの業績及び今後の経営戦略に関する情報の提供を⽬的としたものであり、当社が発⾏する有価証券の投資勧誘を
⽬的としたものではございません。
本資料にて開⽰されているデータは、発表⽇現在の判断や⼊⼿可能な情報に基づくものです。当社グループの事業は、顧客嗜好・社会情勢・
経済情勢等の影響を受けやすい特性を持っているため、本資料で述べられている予測や⾒通しには、不確実性が含まれていることをご承知おき
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テーマパーク⼊園者数については単位未満を四捨五⼊、財務データについては単位未満を切り捨てて記載しています。
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