4659 J-エイジス 2019-01-31 15:00:00
2019年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年1月31日
上 場 会 社 名 株式会社エイジス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4659 URL https://www.ajis.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 齋藤 昭生
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部長 (氏名) 西岡 博之 (TEL) 043-350-0567
四半期報告書提出予定日 2019年2月8日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 19,381 2.7 2,170 24.3 2,204 24.2 1,477 28.1
2018年3月期第3四半期 18,872 5.0 1,745 9.0 1,774 10.6 1,153 4.4
(注) 包括利益 2019年3月期第3四半期 1,479百万円( 20.0%) 2018年3月期第3四半期 1,232百万円( 12.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 169.28 -
2018年3月期第3四半期 130.95 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 16,294 13,289 80.3
2018年3月期 17,876 13,600 75.1
(参考) 自己資本 2019年3月期第3四半期 13,078百万円 2018年3月期 13,425百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 0.00 - 55.00 55.00
2019年3月期 - 0.00 -
2019年3月期(予想) 55.00 55.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 28,000 4.2 3,600 10.5 3,651 10.3 2,500 11.7 288.96
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 10,771,200株 2018年3月期 10,771,200株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 2,365,827株 2018年3月期 1,965,668株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 8,725,462株 2018年3月期3Q 8,805,634株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予測の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将
来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社エイジス(4659) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………9
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………10
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株式会社エイジス(4659) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年12月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の
改善などを背景に緩やかな回復基調を持続しているものの、自然災害による影響や金融市場の変動の影響、米中貿
易摩擦問題により、先行きは依然として不透明な状態が続いております。
当社グループの主要顧客であります流通小売業界におきましても、業態を超えた販売競争の激化および人件費の
高騰、物流コストの上昇等により引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況のなか、当社グループは、中期経営計画(2017年度~2019年度)の2年目として計画に基づいて
事業を展開し、中長期での安定的な成長を見据え、さらなる事業基盤の強化に注力しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高19,381百万円(前年同四半期比2.7%増)、営業利益
2,170百万円(前年同四半期比24.3%増)、経常利益2,204百万円(前年同四半期比24.2%増)、親会社株主に帰属
する四半期純利益1,477百万円(前年同四半期比28.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 国内棚卸サービス
国内棚卸サービスにおいては、既存顧客の出店増、実施日程枠の拡大による棚卸実施店舗数増および受注範囲拡
大等の増加要因があったものの、既存顧客の棚卸回数減等により、減収となりました。また、利益面においては前
期に引き続きカウント作業生産性が大きく伸長したため、大幅な増益となりました。売上高は11,819百万円(前年
同四半期比0.8%減)、セグメント利益は1,634百万円(前年同四半期比46.8%増)となりました。
② リテイルサポートサービス
リテイルサポートサービスにおいては、新規出店時や店舗改装時の陳列業務および店舗商品補充業務の受注拡大
により、前期に引き続き売上増加基調で推移しております。利益面においては契約社員の正社員登用等の体制強化
のための販売管理費増により減益となりました。売上高は 5,746百万円(前年同四半期比10.3%増)、セグメント
利益は423百万円(前年同四半期比3.5%減)となりました。
③ 海外棚卸サービス
海外棚卸サービスにおいては、体制強化のための販売管理費増およびAJIS(Vietnam)CO.,LIMITEDの新規連結等
により増収・減益となりました。売上高は1,815百万円(前年同四半期比4.0%増)、セグメント利益は89百万円
(前年同四半期比49.0%減)となりました。
当社グループの売上高の特徴として、国内棚卸サービスの閑散期である第1四半期連結会計期間および第3四半期
連結会計期間の売上高は少なく、国内の主要な顧客であります流通小売業界の決算が集中する第2四半期連結会計期
間および第4四半期連結会計期間は繁忙期となり売上高が多くなる傾向があります。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は16,294百万円(前連結会計年度比8.8%減)となりました。これ
は、主として法人税、消費税の納付、賞与の支払いおよび自己株式の取得による現金及び預金の減少、ならびに当
第3四半期連結会計期間は閑散期につき売掛金が減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は3,005百万円(前連結会計年度比29.7%減)となりました。これ
は、主として法人税、消費税の納付による未払法人税等の減少および賞与引当金が減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は13,289百万円(前連結会計年度比2.3%減)となりました。こ
れは、親会社株主に帰属する四半期純利益の獲得により利益剰余金が増加したものの、自己株式の取得により株主
資本が減少したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期連結累計期間の業績経過は、概ね計画とおりの推移となっておりますので、現時点での通期業績予測
につきましては、2018年10月31日に発表いたしました「2019年3月期第2四半期決算短信」に記載の業績予測と変更
はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,690,632 7,945,443
受取手形及び売掛金 3,971,197 2,673,226
貯蔵品 46,039 42,457
その他 215,055 229,667
流動資産合計 12,922,925 10,890,795
固定資産
有形固定資産
土地 1,276,394 1,276,394
その他(純額) 860,177 810,258
有形固定資産合計 2,136,572 2,086,652
無形固定資産
のれん 162,396 160,339
その他 421,660 514,940
無形固定資産合計 584,056 675,279
投資その他の資産
投資有価証券 1,584,735 2,055,058
その他 648,195 587,138
投資その他の資産合計 2,232,931 2,642,197
固定資産合計 4,953,560 5,404,129
資産合計 17,876,486 16,294,925
負債の部
流動負債
短期借入金 77,255 85,758
1年内返済予定の長期借入金 2,352 3,180
未払金 2,200,460 1,789,024
未払法人税等 598,991 206,523
賞与引当金 431,222 247,026
役員賞与引当金 20,641 4,630
その他 843,463 577,686
流動負債合計 4,174,388 2,913,830
固定負債
長期借入金 17,351 14,760
退職給付に係る負債 11,240 18,339
その他 72,647 58,527
固定負債合計 101,240 91,628
負債合計 4,275,628 3,005,458
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 475,000 475,000
資本剰余金 492,088 492,088
利益剰余金 14,826,518 15,799,375
自己株式 △2,463,941 △3,746,490
株主資本合計 13,329,665 13,019,973
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 85,891 65,234
為替換算調整勘定 10,374 △6,494
その他の包括利益累計額合計 96,266 58,739
非支配株主持分 174,925 210,753
純資産合計 13,600,858 13,289,467
負債純資産合計 17,876,486 16,294,925
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 18,872,190 19,381,209
売上原価 13,989,427 13,806,038
売上総利益 4,882,762 5,575,170
販売費及び一般管理費 3,137,305 3,404,947
営業利益 1,745,457 2,170,222
営業外収益
受取利息 9,117 15,610
受取配当金 6,590 7,539
受取賃貸料 17,068 17,022
物品売却益 111 -
その他 8,295 12,340
営業外収益合計 41,183 52,512
営業外費用
支払利息 1,990 1,550
為替差損 1,403 7,116
賃貸費用 8,094 8,183
その他 943 1,722
営業外費用合計 12,432 18,572
経常利益 1,774,208 2,204,162
特別利益
投資有価証券売却益 1,577 5,299
特別利益合計 1,577 5,299
特別損失
固定資産除却損 5,288 2,104
特別損失合計 5,288 2,104
税金等調整前四半期純利益 1,770,496 2,207,358
法人税等 580,057 690,204
四半期純利益 1,190,439 1,517,153
非支配株主に帰属する四半期純利益 37,312 40,075
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,153,126 1,477,077
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期純利益 1,190,439 1,517,153
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 29,537 △20,657
為替換算調整勘定 12,745 △16,724
その他の包括利益合計 42,283 △37,381
四半期包括利益 1,232,722 1,479,771
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,195,164 1,439,550
非支配株主に係る四半期包括利益 37,557 40,220
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2018年11月22日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法
第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決定し、当第3四半期連結会計期間に自己株式を取得い
たしました。
取得した株式の種類 普通株式
取得した株式の数 400,000株
株式取得価額の総額 1,282,000千円
取得方法 東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)における取得
この結果、単元未満株式の買取りによる増加を含め、当第3四半期連結累計期間において、自己株式が1,282,549
千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において自己株式が3,746,490千円となっております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
リテイルサポート
国内棚卸サービス 海外棚卸サービス 合計
サービス
売上高
外部顧客への売上高 11,917,864 5,208,046 1,746,279 18,872,190
セグメント間の内部売上
64,681 73,296 - 137,977
高又は振替高
計 11,982,546 5,281,342 1,746,279 19,010,168
セグメント利益 1,112,957 438,957 175,457 1,727,371
2 報告セグメントの利益の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差
異調整に関する事項)
(単位:千円)
利 益 金 額
報告セグメント計 1,727,371
セグメント間取引消去 18,085
四半期連結損益計算書の営業利益 1,745,457
3 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
「リテイルサポートサービス」セグメントにおいて、当第3四半期連結会計期間に株式取得により株式
会社ロウプを子会社化したことに伴いのれんが発生しております。なお、当該事象によるのれんの増加額
は169,456千円であります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
リテイルサポート
国内棚卸サービス 海外棚卸サービス 合計
サービス
売上高
外部顧客への売上高 11,819,258 5,746,178 1,815,772 19,381,209
セグメント間の内部売上
70,780 67,749 - 138,530
高又は振替高
計 11,890,039 5,813,927 1,815,772 19,519,739
セグメント利益 1,634,242 423,382 89,553 2,147,178
2 報告セグメントの利益の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差
異調整に関する事項)
(単位:千円)
利 益 金 額
報告セグメント計 2,147,178
セグメント間取引消去 23,043
四半期連結損益計算書の営業利益 2,170,222
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株式会社エイジス(4659) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計
期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区
分に表示しております。
以上
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