4659 J-エイジス 2021-01-29 15:00:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上 場 会 社 名 株式会社エイジス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4659 URL https://www.ajis.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 齋藤 昭生
問合せ先責任者 (役職名) 財務経理部長 (氏名) 西岡 博之 (TEL) 043-350-0567
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 19,756 △1.0 3,098 29.9 3,214 32.1 2,082 27.3
2020年3月期第3四半期 19,962 3.0 2,384 9.9 2,432 10.4 1,636 10.8
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 2,171百万円( 33.8%) 2020年3月期第3四半期 1,622百万円( 9.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 247.65 -
2020年3月期第3四半期 194.69 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 21,988 18,491 82.6
2020年3月期 21,357 16,909 78.0
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 18,155百万円 2020年3月期 16,651百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 72.00 72.00
2021年3月期 - 0.00 -
2021年3月期(予想) 72.00 72.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 28,000 △1.4 4,400 2.9 4,462 2.7 2,968 △1.4 352.86
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 10,771,200株 2020年3月期 10,771,200株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 2,357,758株 2020年3月期 2,362,432株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 8,411,006株 2020年3月期3Q 8,407,125株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料P3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将
来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社エイジス(4659) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(セグメント情報)………………………………………………………………………………………9
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株式会社エイジス(4659) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス
感染症の拡大を受け、社会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やイン
バウンド需要の急減など極めて厳しい状況で推移しました。政府の緊急事態宣言解除後も、経済活動の回復に向け
た動きは鈍く、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの主要顧客であります流通小売業界におきましては、政府や各自治体からの外出自粛要請や行動制
限により「巣ごもり消費」が拡大し、一部の企業では業績が好調に推移したものの、消費者の生活様式の変化や根
強い節約志向が一層進み、多くの企業において業績は厳しいものとなりました。また、業界の垣根を超えた販売競
争の激化、企業統合や業界再編の動きに加えて、入国制限の長期化によるインバウンド需要の落ち込みなど、依然
として厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループでは引き続き、『従業員と顧客の安心と安全の確保を最優先とした上で、
顧客の依頼に最大限対応する』ことを方針とし、手洗いと手指消毒の励行、マスクの着用、従業員の健康管理の徹
底、使用機器の消毒の実施、在宅勤務の推進など感染予防対策に取り組み、事業活動を行って参りました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高19,756百万円(前年同四半期比1.0%減)、営業利
益3,098百万円(前年同四半期比29.9%増)、経常利益3,214百万円(前年同四半期比32.1%増)、親会社株主に帰
属する四半期純利益2,082百万円(前年同四半期比27.3%増)となりました。
セグメントごとの業績は、以下の通りであります。
Ⅰ 国内棚卸サービス
国内棚卸サービスにおいては、4月における緊急事態宣言発出に伴い、一部顧客において棚卸サービスの中止や
延期が発生した影響により減収となりましたが、10月以降につきましては概ね例年通りの受注状況へ回復してお
ります。利益面では、重点施策である棚卸作業の生産性向上取組により、作業効率(1時間あたりのカウント数量)
が前期比9.2%伸長しました。合わせて、感染予防対策としてオンラインを活用した働き方を推進した事でオフィ
ス業務の効率化が進み、結果として販管費が抑制され、増益となりました。これらの理由から、売上高は11,457
百万円(前年同四半期比3.3%減)セグメント利益は2,308百万円(前年同四半期比14.2%増)となりました。
Ⅱ リテイルサポートサービス
リテイルサポートサービスにおいては、既存顧客の店舗改装業務の増加や「巣ごもり消費」の拡大による店舗
商品補充業務の受注量増加などの売上増加要因により増収となりましたが、10月以降は概ね例年通りの受注状況
となっております。利益面では、売上増加に伴う利益の増加、店舗商品補充業務と店舗改装業務の作業生産性向
上の効果もあり、増益となりました。売上高は7,140百万円(前年同四半期比12.6%増)、セグメント利益は933
百万円(前年同四半期比196.3%増)となりました。
Ⅲ 海外棚卸サービス
海外棚卸サービスにおいては、新型コロナウイルス感染症の流行による都市封鎖や行動制限の影響を受け、当
社グループ進出地域においても一定期間の事業停止が発生致しました。5月以降全拠点において事業を再開して
おりますが、一部顧客において棚卸サービスの中止や延期、発注店舗数の減少が発生し減収となりました。利益
面においても、売上の減少に伴い減益となりました。売上高は1,158百万円(前年同四半期比34.8%減)、セグメ
ント損失は159百万円(前年同四半期は28百万円のセグメント利益計上)となりました。
当社グループの売上高の特徴として、国内棚卸サービスの閑散期である第1四半期連結会計期間および第3四半
期連結会計期間の売上高は少なく、国内の主要な顧客であります流通小売業界の決算が集中する第2四半期連結会
計期間および第4四半期連結会計期間は繁忙期となり売上高が多くなる傾向があります。
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株式会社エイジス(4659) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は21,988百万円(前連結会計年度比3.0%増)となりました。こ
れは、主として投資有価証券の購入により固定資産が増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は3,496百万円(前連結会計年度比21.4%減)となりました。こ
れは、主として法人税の納付による未払法人税等の減少および消費税等の納付による未払金の減少によるもので
す。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は18,491百万円(前連結会計年度比9.4%増)となりました。
これは、主として親会社株主に帰属する四半期純利益獲得により利益剰余金が増加したことによるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第3四半期連結累計期間の業績経過は、概ね計画通りの推移となっております。現時点での通期業績予測につ
きましては、2020年10月15日に発表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」に記載の業績予測と変更は
ありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,388,410 11,691,611
受取手形及び売掛金 3,797,975 2,880,587
有価証券 - 305,980
貯蔵品 27,816 38,529
その他 195,894 241,886
流動資産合計 15,410,096 15,158,595
固定資産
有形固定資産
土地 1,276,394 1,276,394
その他(純額) 660,680 679,873
有形固定資産合計 1,937,075 1,956,268
無形固定資産
のれん 114,410 86,853
その他 765,565 910,841
無形固定資産合計 879,975 997,695
投資その他の資産
投資有価証券 2,529,948 3,301,486
その他 600,383 574,134
投資その他の資産合計 3,130,332 3,875,621
固定資産合計 5,947,384 6,829,584
資産合計 21,357,481 21,988,179
負債の部
流動負債
短期借入金 60,000 60,000
1年内返済予定の長期借入金 3,513 3,537
未払金 2,170,125 1,793,275
未払法人税等 736,534 494,830
賞与引当金 444,407 244,256
役員賞与引当金 9,249 5,805
その他 952,124 824,030
流動負債合計 4,375,954 3,425,736
固定負債
長期借入金 7,658 5,001
退職給付に係る負債 6,987 8,711
その他 57,659 57,518
固定負債合計 72,304 71,231
負債合計 4,448,259 3,496,967
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株式会社エイジス(4659) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 475,000 475,000
資本剰余金 498,213 502,232
利益剰余金 19,421,423 20,898,958
自己株式 △3,740,906 △3,732,722
株主資本合計 16,653,729 18,143,468
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 47,637 101,961
為替換算調整勘定 △49,761 △89,831
その他の包括利益累計額合計 △2,124 12,130
非支配株主持分 257,615 335,612
純資産合計 16,909,221 18,491,211
負債純資産合計 21,357,481 21,988,179
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 19,962,352 19,756,437
売上原価 14,175,255 13,512,559
売上総利益 5,787,096 6,243,877
販売費及び一般管理費 3,402,544 3,145,839
営業利益 2,384,552 3,098,038
営業外収益
受取利息 16,756 23,355
受取配当金 8,053 8,286
受取賃貸料 16,364 16,193
補助金収入 - 50,157
その他 20,652 29,551
営業外収益合計 61,826 127,545
営業外費用
支払利息 728 422
為替差損 5,195 2,398
賃貸費用 7,852 7,668
その他 44 609
営業外費用合計 13,820 11,100
経常利益 2,432,558 3,214,483
特別利益
抱合せ株式消滅差益 25,660 -
特別利益合計 25,660 -
特別損失
固定資産除却損 29 163
特別損失合計 29 163
税金等調整前四半期純利益 2,458,189 3,214,319
法人税等 792,574 1,055,987
四半期純利益 1,665,615 2,158,331
非支配株主に帰属する四半期純利益 28,831 75,364
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,636,783 2,082,967
6
株式会社エイジス(4659) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 1,665,615 2,158,331
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △2,322 54,324
為替換算調整勘定 △40,851 △41,085
その他の包括利益合計 △43,174 13,238
四半期包括利益 1,622,441 2,171,570
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,593,200 2,097,221
非支配株主に係る四半期包括利益 29,240 74,349
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株式会社エイジス(4659) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
当連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純
利益に当該見積実効税率を乗じて計算する方法を採用しております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
リテイルサポート
国内棚卸サービス 海外棚卸サービス 合計
サービス
売上高
外部顧客への売上高 11,846,863 6,339,496 1,775,992 19,962,352
セグメント間の内部売上高又は
64,329 52,682 - 117,011
振替高
計 11,911,193 6,392,178 1,775,992 20,079,364
セグメント利益 2,022,173 315,171 28,064 2,365,408
2 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利 益 金 額
報告セグメント計 2,365,408
セグメント間取引消去 19,143
四半期連結損益計算書の営業利益 2,384,552
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
リテイルサポート
国内棚卸サービス 海外棚卸サービス 合計
サービス
売上高
外部顧客への売上高 11,457,513 7,140,407 1,158,516 19,756,437
セグメント間の内部売上高又は
43,549 74,383 - 117,933
振替高
計 11,501,063 7,214,790 1,158,516 19,874,370
セグメント利益又は損失(△) 2,308,977 933,985 △159,970 3,082,992
2 報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
利 益 金 額
報告セグメント計 3,082,992
セグメント間取引消去 15,045
四半期連結損益計算書の営業利益 3,098,038
以 上
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