4635 東インキ 2020-11-06 15:00:00
2021年3月期 第2四半期決算補足説明資料 [pdf]
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2021年3月期 第2四半期 決算補足説明資料
2020年11月6日決算発表
東京インキ株式会社
1.当期連結業績のハイライト情報
(1)2021年3月期(第149期)第2四半期決算 連結損益計算書
単位:百万円/切捨て
前第2四半期 構成比 当第2四半期 構成比 増減率
増減
連結累計期間 (%) 連結累計期間 (%) (%)
売上高 21,119 100.0 17,776 100.0 ▲3,343 ▲15.8
売上原価 17,839 84.5 15,072 84.8 ▲2,766 ▲15.5
売上総利益 3,280 15.5 2,703 15.2 ▲576 ▲17.6
販売費及び一般管理費 3,106 14.7 2,883 16.2 ▲222 ▲7.2
営業利益(営業損失▲) 173 0.8 ▲179 ▲1.0 ▲353 -
経常利益(経常損失▲) 267 1.3 ▲80 ▲0.5 ▲348 -
親会社株主に帰属する
四半期純利益(純損失▲)
161 0.8 ▲120 ▲0.7 ▲281 -
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単位:百万円/切捨て
第2四半期 連結売上高 推移
23,000 21,978
21,613 21,891
21,119
21,000
19,000 17,776
17,000
15,000
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
第2四半期 連結営業利益・連結経常利益 推移
1,200
933
789 営業利益 経常利益
900
696
582
600 460 573
300 173 267
▲ 179 ▲ 80
0
▲ 300 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
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◆参考 2021年3月期 第1~第2四半期 連結業績推移(前期・当期)
単位:百万円/切捨て
第2四半期
第1四半期 第2四半期
連結累計期間
19/4~6 20/4~6 19/7~9 20/7~9 19/4~9 20/4~9
売上高 10,450 8,736 10,669 9,040 21,119 17,776
営業利益(営業損失▲) 96 ▲24 77 ▲155 173 ▲179
経常利益(経常損失▲) 164 66 102 ▲147 267 ▲80
親会社株式帰属四半期純利益
(純損失▲) 95 55 65 ▲175 161 ▲120
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[連結決算] 売上高 要因別増減
販売価格 販売数量 単位:百万円/切捨て
連結調整額
+207 +162 ▲3,425
21,119
子会社
▲286
17,776
19年9月期 増加 減少 20年9月期
21,119 ▲3,343 17,776
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◆個別売上高 セグメント別分析(前年同期比) 単位:百万円/切捨て
インキ事業 化成品事業 加工品事業 不動産事業 計
数量差 ▲1,438 ▲2,135 +148 - ▲3,425
売値差 +31 +206 +61 ▲136 +162
合計 ▲1,407 ▲1,929 +209 ▲136 ▲3,263
・インキ事業は主力のオフセットインキの数量大幅減、売値アップはグラビアインキが寄与
・化成品事業はマスターバッチ、樹脂コンパウンドが想定以上の数量大幅減
・加工品事業はネトロン工材、土木資材がコロナ影響受けず好調維持
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◆営業利益 補足説明
単位:百万円/切捨て
前第2四半期 当第2四半期
増減 増減率(%)
連結累計期間 連結累計期間
営業利益(営業損失▲) 173 ▲179 ▲353 -
◆内訳
前第2四半期 当第2四半期
会社名 連結累計期間 連結累計期間
増減
東京インキ(個別) 248 ▲184 ▲433
連結子会社 ▲73 ▲74 ▲0
※連結調整 ▲1 78 +80
計 173 ▲179 ▲353
・東京インキ単体は大幅業績悪化(コロナ禍による売上減影響)
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[連結決算] 営業利益 要因別増減
連結調整額 販売数量 単位:百万円/切捨て
販売価格
+80 ▲891
固定費減 +162
変動費減 +178
原材料価格 +241
+367
棚卸資産
▲440
173 その他 子会社
▲51 ▲0 ▲179
増加 減少
19年9月 20年9月
期 期
173 ▲353 ▲179
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(2)①事業別セグメント情報サマリー
セグメント売上高 セグメント利益 単位:百万円/切捨て
前第2四半期 当第2四半期 増減率 前第2四半期 当第2四半期 増減率
報告セグメント 連結累計期間 連結累計期間 増減 増減
(%) 連結累計期間 連結累計期間 (%)
インキ事業 6,554 5,120 ▲1,433 ▲21.9 82 ▲75 ▲158 -
化成品事業 10,475 8,479 ▲1,996 ▲19.1 814 366 ▲447 ▲55.0
加工品事業 3,940 4,156 216 5.5 191 486 294 154.0
不動産賃貸事業 149 20 ▲129 ▲86.6 74 2 ▲72 ▲97.0
セグメント合計 21,119 17,776 ▲3,343 ▲15.8 1,163 778 ▲384 ▲33.0
全社費用他 ※ ▲989 ▲958 30 -
連結営業利益
(損失)
173 ▲179 ▲353 -
※全社費用は主に事業セグメントに属さない一般管理費
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(2)②事業別セグメント売上高 第1~第2四半期推移(前期・当期)
単位:百万円/切捨て
第2四半期
第1四半期 第2四半期
連結累計期間
19/4~6 20/4~6 19/7~9 20/7~9 19/4~9 20/4~9
インキ事業 3,284 2,434 3,269 2,685 6,554 5,120
化成品事業 5,348 4,194 5,126 4,284 10,475 8,479
加工品事業 1,742 2,095 2,198 2,060 3,940 4,156
不動産賃貸事業 74 11 74 9 149 20
セグメント合計 10,450 8,736 10,669 9,040 21,119 17,776
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(2)③事業別セグメント利益 第1~第2四半期推移(前期・当期)
単位:百万円/切捨て
第2四半期
第1四半期 第2四半期
連結累計期間
19/4~6 20/4~6 19/7~9 20/7~9 19/4~9 20/4~9
インキ事業 34 ▲22 47 ▲53 82 ▲75
化成品事業 439 215 375 150 814 366
加工品事業 80 258 110 227 191 486
不動産賃貸事業 39 7 35 ▲5 74 2
セグメント利益 593 459 569 319 1,163 778
全社費用他 ▲497 ▲483 ▲491 ▲475 ▲989 ▲958
連結営業利益
(営業損失▲)
96 ▲24 77 ▲155 173 ▲179
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単位:百万円/切捨て
セグメント売上高 推移
12,000 10,278 10,659 10,475
9,279
10,000 8,479
7,823 7,360 7,219
8,000 6,554
6,000 4,370 4,103 3,949 3,940 5,120 4,156
4,000
2,000 139 149 150 149 20
0
16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
インキ事業 化成品事業 加工品事業 不動産賃貸事業
セグメント利益 推移
1,200 1,005 945
900 771 814
486
600
353 300 366
239 243 191
300 189
68 77 79 48 82 74
▲ 75 2
0
▲ 300 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度
インキ事業 化成品事業 加工品事業 不動産賃貸事業
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(3) 2021年3月期(149期)第2四半期決算 連結貸借対照表
単位:百万円/切捨て
前連結 当第2四半期 増減率
会計年度末 連結会計期間末 増減 (%)
流動資産 24,903 24,055 ▲848 ▲3.4
固定資産 17,457 17,820 362 2.1
資産合計 42,361 41,876 ▲485 ▲1.2
流動負債 14,777 14,852 74 0.5
固定負債 4,580 4,104 ▲475 ▲10.4
負債合計 19,358 18,957 ▲401 ▲2.1
純資産合計 23,002 22,919 ▲83 ▲0.4
(自己資本比率) (53.95%) (54.34%) (+0.39%) -
負債・純資産合計 42,361 41,876 ▲485 ▲1.2
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2.今後の見通し(2021年3月期 連結業績予想)
新型コロナウイルス感染症の当社グループの事業領域に及ぼす影響が、第2四半期以降、徐々に縮小していく
想定のもと、第1四半期連結決算状況を踏まえて、入手可能な情報や予測等に基づき、一定の仮定を置いて
20年8月6日、21年3月期第2四半期(累計)及び通期連結業績予想を公表いたしましたが、足許の業績回
復見込みが想定を下回り、前回発表した第2四半期(累計)及び通期連結業績予想について修正を行いました
(20年10月30日公表)
→ 修正理由等詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」に記載
◆通期連結業績予想
親会社株主に帰属 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 する当期純利益 純利益(円 銭)
前回公表
通期連結予想数値
40,000 340 1,130 - -
通期連結予想数値 38,500 200 1,020 - -
差異 ▲1,500 ▲140 ▲110 - -
※親会社株主に帰属する当期純利益は、米国子会社が受け取った出資分配額による税金費用及び税効果会計への影響額を現在確認中のため、表示しておりません
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2. 今後の見通し(各事業)
樹脂、溶剤 ⇒ 原油価格動向に依存、原油価格は当面安定の見込み
<原材料動向>
顔料等 ⇒ 世界的な環境規制等による供給不足、依然として価格高止まり継続
<インキ事業> ◆新型コロナウイルス感染症の影響見通し
オフセットインキ:折込チラシは一部復調の兆しあるも低調、旅行・イベント関連印刷物も回
復遅れ、需要先の事業環境悪化に伴い、前年水準までの回復は厳しい見込み
グラビアインキ :包装用途は土産用・贈答需要の復調期待、抗菌・抗ウイルス製品やバリア
剤等ニーズ増加
インクジェットインク:国内サイン業界低迷、北米、欧州市場向けが感染拡大を受け、需要
先の事業環境悪化により大幅減となったが、一部復調
◆第3四半期以降の見通し
オフセットインキ:印刷市場の需要減退が当面継続見込 第3四半期の印刷物需要取込
で一部回復狙う
グラビアインキ:環境調和型製品(ライス・バイオマスインキ、バリア剤等)の販売に注力、 機
能性・高意匠性の戦略製品ラインを主力に新規案件・新規顧客の開発、市場ニーズに合わ
せた製品開発で訴求効果狙う
インクジェットインク:引き続き産業用途で受託案件・自社製品の両輪による収益確保を目
指すと共に、デジタル印刷市場での差別化技術確立、新市場創造・参入へ挑戦中
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2. 今後の見通し(各事業)
<化成品事業> ◆新型コロナウイルス感染症の影響見通し
自動車関連のマスターバッチや樹脂コンパウンドは、各自動車メーカーの生産台数回復に
伴い、第3四半期以降、更に回復の見込み、衛生材や食品包装材は需要増の一方、
日用品や建材等各種産業用途向け製品は依然として消費低迷による需要減の可能性、
また、新規案件の減少も影響あり
◆第3四半期以降の見通し
・環境問題:世界的な脱プラスチックの潮流、フードロス対策等による既存市場縮小の懸
念は継続
・バイオマス・生分解樹脂用マスターバッチの拡充:環境負荷低減ニーズや生態系保護に
対応した製品開発中、農業用途向け製品拡販
・周辺事業領域へ参入継続:機能性、医療、光学製品領域へ事業展開 → 顧客対応
力と生産能力アップにより徐々に成果
・生産体制の整備:大阪工場(大阪府枚方市)新建屋9月竣工、ライン構築し、第3四
半期の稼働を予定、省力化・自動化推進、次世代のモノづくり体制を再構築
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2. 今後の見通し(各事業)
<加工品事業> ◆新型コロナウイルス感染症の影響見通し
ネトロン工材:製品需要への影響は少ないものの、顧客訪問に制限があり新規開発に遅れ
ネトロン包材:流通向け食品包装材の需要増の一方、輸出水産用製品が減少、影響あり
一軸延伸フィルム:贈答・土産用途需要減、インバウンド需要減も引き続き影響
土木資材:社会基盤維持、災害復旧に必要な資材の開発・提供であり、公共性の高い
側面もあることから顕著な影響無し
農業資材:全般的な需要減退が継続
◆第3四半期以降の見通し
ネトロン工材:海外向け市場拡大、新規生産設備の稼働により生産能力・販売増加、来
期も新規設備投資を計画
ネトロン包材:青果市場、流通への末端営業推進による新規開発実施により拡販指向
一軸延伸フィルム:新規製品の市場投入効果と海外向け製品の拡販を目指す
土木資材:被災地の復旧、復興に貢献する活動を継続、「テラセル」・「グランドセル」新工
法開発継続、国交省新技術情報提供システムの活用を図り、認知度向上、信頼度獲得、
また、周辺部材の開発・上市により増販を図る
農業資材:顧客への訪問機会を増やし、販売増を目指す
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3. 剰余金の配当
◆2020年11月6日開催の取締役会において、第149期(2020年4月1日から2021年3月31日
まで)の中間配当を決議
1.中間配当金 1株につき40.00円
2. 効力発生日 2020年12月2日
3. 配当原資 利益剰余金
4. 通期配当
第2四半期末 期末(予想) 合計
円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期
40.00 40.00 80.00
◇配当政策 ⇒ 株主価値向上と安定的かつ継続的な利益還元
◇1株当たり80円を予定
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4. 株主優待制度について
株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を高め、
より多くの方々に当社株式を保有いただくことを目的として、株主優待制度を実施
毎年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された当社株式1単元(100株)
以上を保有する株主様を対象
優待内容:オリジナルクオカードを贈呈
(注)業績見通し・配当予想等の将来に関する記述について
本資料に記載の業績見通し等、将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以上
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