4634 洋インキHD 2020-08-07 16:00:00
2020年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月7日
上場会社名 東洋インキSCホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 4634 URL https://schd.toyoinkgroup.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 高島 悟
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役財務担当 (氏名) 青山 裕也 TEL 03-3272-5731
四半期報告書提出予定日 2020年8月12日 配当支払開始予定日 2020年9月1日
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第2四半期 123,290 △11.5 5,549 △9.2 4,933 △22.3 2,646 △4.5
2019年12月期第2四半期 139,376 △1.1 6,111 △20.6 6,347 △15.0 2,770 △47.8
(注)包括利益 2020年12月期第2四半期 △7,911百万円 (―%) 2019年12月期第2四半期 △1,030百万円 (―%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円銭 円銭
2020年12月期第2四半期 45.31 45.23
2019年12月期第2四半期 47.44 47.36
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第2四半期 367,641 216,318 56.8
2019年12月期 376,130 226,892 58.3
(参考)自己資本 2020年12月期第2四半期 208,937百万円 2019年12月期 219,439百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 ― 45.00 ― 45.00 90.00
2020年12月期 ― 45.00
2020年12月期(予想) ― 45.00 90.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年 1月 1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 260,000 △7.1 12,000 △8.9 11,500 △17.0 6,000 △29.5 102.72
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期2Q 60,621,744 株 2019年12月期 60,621,744 株
② 期末自己株式数 2020年12月期2Q 2,206,853 株 2019年12月期 2,218,965 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期2Q 58,407,998 株 2019年12月期2Q 58,391,814 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.上記に記載した予想数値は、本資料発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における
仮定を前提としており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、今後の様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性が
あります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等につきましては、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
2. 決算補足説明資料は2020年8月7日(金)に当社ホームページに掲載いたします。
3. 当社は以下のとおり投資家向けの説明会を開催いたします。この説明会で使用する決算説明会資料につきましては、決算説明会終了後に当社ホームペー
ジにて掲載する予定です。
・2020年8月18日(火) 機関投資家・証券アナリスト向け決算説明会
東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………9
(追加情報) ………………………………………………………………………………9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………10
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東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルスの感染拡大と長期化により、個人消費や企
業活動を中心に急速な悪化が進み、極めて深刻な状況に陥ってまいりました。
当企業グループにおきましても、年度方針である「積極的に拡大させる事業への社内外との連携強化、重点投資
による着実な成果の創出」、「生販技一体となったコストダウン、利益創出による事業やエリアの構造改革の確実
な実行」、「業務改革への間断なき挑戦の繰り返しによる大胆な変化」を着実に推進してまいりましたが、世界的
な消費活動の停滞に伴う販売の伸び悩みに加え、原材料の調達や生産活動への支障が発生するなど、非常に厳しい
状況が続きました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,232億90百万円(前年同期比11.5%減)と減収になりまし
たうえ、営業利益は55億49百万円(前年同期比9.2%減)、経常利益は49億33百万円(前年同期比22.3%減)、親会
社株主に帰属する四半期純利益は26億46百万円(前年同期比4.5%減)と、それぞれ減益に終わりました。
セグメントごとの経営成績につきましては、次のとおりです。
① 色材・機能材関連事業
高機能顔料や液晶ディスプレイカラーフィルター用材料は、パソコンやタブレット用のディスプレイが伸長し
ましたものの、新型コロナウイルスの感染拡大や、それに伴うオリンピックを始めとするイベント中止などによ
り、大型テレビやスマートフォンの需要が低迷し、高機能製品が伸び悩み、利益が圧迫されました。
汎用顔料は、印刷インキ用の低調が続きましたうえ、自動車販売の落ち込みに伴い塗料用も低調に推移しまし
た。
プラスチック用着色剤は、国内では衛生関連の容器用が伸長しましたが、外出自粛やインバウンド市場の落ち
込みに伴い、飲料キャップ用や化粧品容器用などが伸び悩みましたうえ、建材や太陽電池向けなどの販売も減少
しました。また東南アジアでの事務機器向けや、北米の自動車向けも低調に推移しました。
これらの結果、当事業全体の売上高は287億57百万円(前年同期比16.9%減)、営業利益は12億91百万円(前年
同期比33.8%減)と、減収減益になりました。
② ポリマー・塗加工関連事業
塗工材料では、高速通信対応の電磁波シールドフィルムの開発や拡販が進みましたものの、サプライチェーン
の寸断や、その後の需要減少に伴うスマートフォン市場の低調により、全般的には売上、営業利益とも伸び悩み
ました。
接着剤は、国内では包装用が堅調に推移しましたものの、リチウムイオン電池用は伸び悩みました。また海外
では、新型コロナウイルスに伴う事業活動の一時停止により、中国や東南アジアが低調となりました。粘着剤は、
国内ではラベル用は堅調でしたが、ディスプレイ関連や家電、自動車向けが伸び悩み、韓国や中国でも低調な推
移となりました。
缶用塗料(フィニッシェス)は、国内では外出自粛に伴いアルコール飲料缶用が伸長しましたが、自動販売機
向けのコーヒーや清涼飲料缶用は伸び悩みましたうえ、中国や北米でも低調に推移しました。
これらの結果、当事業全体の売上高は299億31百万円(前年同期比8.5%減)、営業利益は24億49百万円(前年
同期比12.2%減)と、減収減益になりました。
③ パッケージ関連事業
国内のグラビアインキは、主力の包装用でインバウンド需要は落ち込みましたものの、外出自粛に伴い冷食や
レトルト等の家庭用食品向けや、衛生商品向けの販売が堅調に推移しました。一方、出版用の需要減少が続きま
したうえ、建装材用も低調に推移し、溶剤や機器販売も減少しました。
海外では、中国や東南アジア、インドなどで、顧客や自社拠点の操業停止に伴う影響を受けましたものの、生
活必需品として比較的に早く稼働を回復できましたうえ、環境対応製品の拡販も進みました。
グラビアのシリンダー製版事業は、包装用が後半に伸び悩みましたが、エレクトロニクス関連の精密製版の拡
販は進みました。
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東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
これらの結果、当事業全体の売上高は329億10百万円(前年同期比1.6%減)と減収になりましたが、営業利益
は19億16百万円(前年同期比66.9%増)と増益になりました。
④ 印刷・情報関連事業
デジタル化に伴う情報系印刷市場の縮小が続くなか、国内ではビジネス規模の最適化や同業他社との協業、コ
ストダウンを強力に進め、利益の確保を図る一方、海外ではグローバルな拠点拡充を図りました。また、高感度
UVインキや、オンデマンド印刷向けインクジェット用インキなどの開発や拡販にも取り組みましたうえ、環境規
制に伴う原材料価格上昇の一部を転嫁させていただくため、販売価格の改定も進めております。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大や長期化に伴い、国内では外出自粛やイベント中止などでチラシや広
告などの印刷物が減少し、インキの需要減少が進みました。また中国やインドなど一部地域では事業活動の一時
停止も余儀なくされました。
これらの結果、当事業全体の売上高は308億13百万円(前年同期比18.1%減)と減収になり、営業損益は2億46
百万円(前年同期は37百万円の営業利益)の損失となりました。
⑤ その他
上記のセグメントに含まれない事業や、東洋インキSCホールディングスなどによる役務提供などを対象にして
いますが、売上高は33億19百万円(前年同期比9.1%減)と減収になりましたうえ、役務提供の対価の見直しや退
職給付費用の増加などにより、営業利益は1億43百万円(前年同期比26.1%減)と減益になりました。
(2)財政状態に関する説明
総資産の当第2四半期連結会計期間末残高は3,676億41百万円で、前連結会計年度末残高より84億89百万円減少し
ました。負債は1,513億22百万円で、前連結会計年度末残高より20億84百万円増加しました。純資産は2,163億18百
万円で、前連結会計年度末残高より105億73百万円減少しました。
当第2四半期連結会計期間末日の為替レートが前連結会計年度末日の為替レートに比べ、円高外貨安に振れたた
め、在外連結子会社で保有する資産及び負債、為替換算調整勘定が減少しました。また、受取手形及び売掛金と支
払手形及び買掛金が減少しました。さらに、日本国内の株価下落を反映し、投資有価証券、繰延税金負債、その他
有価証券評価差額金が減少しました。一方、借入金返済期限到来に伴う借り換えや、新型コロナウイルスの感染拡
大と長期化に備えた新規借入を実施しており、現金及び預金、短期借入金、長期借入金は増加しました。
(キャッシュ・フローの状況)
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の四半期末残高は、期首残高よ
り112億58百万円増加し、650億23百万円となりました。
営業活動により得られた資金は46億12百万円(前年同期比54億82百万円減)となりました。税金等調整前四半期
純利益の計上による資金の増加や、法人税等の支払いによる資金の減少などがありました。
投資活動により使用した資金は55億67百万円(前年同期比7億18百万円増)となりました。有形固定資産の取得
による支出などがありました。
財務活動により得られた資金は128億29百万円(前年同期は45億85百万円の使用)となりました。短期借入金の純
増による資金の増加や、配当金の支払いによる資金の減少などがありました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の経済情勢につきましては、新型コロナウイルスの感染リスクが解消しないまでも、新しい日常の中での経
済活動再開に伴い景気は少しずつ回復していくことが見込まれます。しかしながら、前連結会計年度までの水準に
戻るには時間を要し、当第2四半期連結累計期間の低調を補うには至らないものと見込んでおりますため、2020年
12月期の通期の業績予想につきましては、2020年2月17日に公表しました数値から変更しております。詳細につき
ましては、本日(2020年8月7日)公表の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 56,691 67,305
受取手形及び売掛金 90,173 80,766
有価証券 29 52
商品及び製品 30,535 30,653
仕掛品 1,319 1,312
原材料及び貯蔵品 16,654 18,741
その他 5,350 4,591
貸倒引当金 △786 △872
流動資産合計 199,969 202,550
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 99,260 99,339
減価償却累計額 △63,319 △64,066
建物及び構築物(純額) 35,940 35,273
機械装置及び運搬具 151,688 152,110
減価償却累計額 △129,921 △130,710
機械装置及び運搬具(純額) 21,767 21,399
工具、器具及び備品 24,798 24,883
減価償却累計額 △21,925 △21,952
工具、器具及び備品(純額) 2,873 2,930
土地 30,669 30,569
リース資産 5,006 4,889
減価償却累計額 △962 △1,093
リース資産(純額) 4,043 3,796
建設仮勘定 4,282 5,635
有形固定資産合計 99,577 99,604
無形固定資産 4,202 3,629
投資その他の資産
投資有価証券 61,071 50,177
退職給付に係る資産 7,964 8,090
繰延税金資産 2,333 2,663
その他 1,194 1,113
貸倒引当金 △182 △189
投資その他の資産合計 72,381 61,857
固定資産合計 176,161 165,091
資産合計 376,130 367,641
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東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 59,543 47,997
短期借入金 30,315 33,671
未払法人税等 1,279 1,914
その他 15,608 16,800
流動負債合計 106,747 100,383
固定負債
長期借入金 27,460 39,612
繰延税金負債 9,584 5,899
環境対策引当金 2,348 2,347
退職給付に係る負債 1,885 1,927
資産除去債務 31 31
その他 1,179 1,119
固定負債合計 42,490 50,938
負債合計 149,237 151,322
純資産の部
株主資本
資本金 31,733 31,733
資本剰余金 32,500 32,500
利益剰余金 146,627 146,643
自己株式 △4,969 △4,942
株主資本合計 205,891 205,935
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 14,273 6,835
為替換算調整勘定 △2,843 △5,998
退職給付に係る調整累計額 2,118 2,165
その他の包括利益累計額合計 13,548 3,002
新株予約権 265 281
非支配株主持分 7,187 7,100
純資産合計 226,892 216,318
負債純資産合計 376,130 367,641
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 139,376 123,290
売上原価 109,062 95,901
売上総利益 30,313 27,388
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 3,458 3,270
給料及び手当 5,915 5,645
賞与 1,345 1,293
福利厚生費 1,503 1,440
減価償却費 922 965
研究開発費 1,631 1,482
その他 9,424 7,739
販売費及び一般管理費合計 24,202 21,838
営業利益 6,111 5,549
営業外収益
受取利息 96 118
受取配当金 567 765
その他 275 229
営業外収益合計 939 1,114
営業外費用
支払利息 322 270
為替差損 117 938
持分法による投資損失 15 156
その他 246 365
営業外費用合計 702 1,730
経常利益 6,347 4,933
特別利益
固定資産売却益 23 6
投資有価証券売却益 359 -
特別利益合計 383 6
特別損失
固定資産除売却損 70 102
操業停止費用 - 361
環境対策引当金繰入額 2,688 -
その他 7 22
特別損失合計 2,765 486
税金等調整前四半期純利益 3,965 4,453
法人税、住民税及び事業税 2,478 2,498
法人税等調整額 △1,419 △883
法人税等合計 1,058 1,615
四半期純利益 2,906 2,838
非支配株主に帰属する四半期純利益 136 191
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,770 2,646
― 6 ―
東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 2,906 2,838
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,671 △7,442
為替換算調整勘定 △2,254 △3,231
退職給付に係る調整額 41 47
持分法適用会社に対する持分相当額 △52 △123
その他の包括利益合計 △3,936 △10,749
四半期包括利益 △1,030 △7,911
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △974 △7,898
非支配株主に係る四半期包括利益 △55 △12
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東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 3,965 4,453
減価償却費 4,527 4,516
受取利息及び受取配当金 △663 △884
支払利息 322 270
持分法による投資損益(△は益) 15 156
有形固定資産売却損益(△は益) △22 △5
有形固定資産除却損 18 25
投資有価証券売却損益(△は益) △359 -
環境対策引当金の増減額(△は減少) 2,653 △0
売上債権の増減額(△は増加) 5,140 7,838
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,445 △3,260
仕入債務の増減額(△は減少) △5,360 △8,256
その他 2,697 905
小計 11,488 5,758
利息及び配当金の受取額 680 882
利息の支払額 △314 △285
法人税等の支払額 △1,759 △1,743
営業活動によるキャッシュ・フロー 10,094 4,612
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △396 △265
定期預金の払戻による収入 732 792
有形固定資産の取得による支出 △4,485 △6,044
有形固定資産の売却による収入 139 13
子会社株式の取得による支出 △775 -
その他 △63 △63
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,848 △5,567
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △1,632 15,706
長期借入れによる収入 38 12,381
長期借入金の返済による支出 △83 △12,375
リース債務の返済による支出 △194 △183
配当金の支払額 △2,623 △2,623
非支配株主への配当金の支払額 △87 △75
その他 △2 △1
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,585 12,829
現金及び現金同等物に係る換算差額 △468 △615
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 191 11,258
現金及び現金同等物の期首残高 50,958 53,765
現金及び現金同等物の四半期末残高 51,149 65,023
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東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(たな卸資産の評価方法の変更)
従来、国内連結子会社は、商品に係る評価方法について、主として最終仕入原価法(貸借対照表価額は収益
性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しておりましたが、第1四半期連結会計期間より、総
平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)に変更しており
ます。
この変更は、在庫管理システムの見直しを契機に、より適正な期間損益計算を行うことを目的としたもので
あります。
なお、この変更による影響額は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社及び一部の国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」 (2020年法律第8号)において創設
されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた
項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」
(実務対応報告第39号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の
額について、改正前の税法の規定に基づいております。
(新型コロナウイルスの感染拡大による影響に関する会計上の見積りについて)
新型コロナウイルスの感染拡大による影響につきましては、感染リスクが解消しないまでも、新しい日常の
中での経済活動再開に伴い景気は少しずつ回復していくと仮定し、 固定資産の減損及び繰延税金資産の回収可
能性について見積りや判断を行っております。
しかしながら、当該仮定については不確実性を伴うため、今後の状況によっては、見積りや判断に影響を及
ぼす可能性があります。
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東洋インキSCホールディングス㈱ (4634) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
色材・ ポリマー・ 合計 計算書
パッケージ 印刷・情報 (注1) (注2)
機能材 塗加工 計 計上額
関連事業 関連事業
関連事業 関連事業 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 33,493 32,583 33,063 37,614 136,755 2,620 139,376 ― 139,376
セグメント間の内部
1,127 118 371 19 1,636 1,031 2,667 △2,667 ―
売上高又は振替高
計 34,620 32,701 33,434 37,633 138,391 3,652 142,044 △2,667 139,376
セグメント利益 1,949 2,789 1,148 37 5,925 193 6,119 △8 6,111
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない原料販売等の事業セグメントや、当社が親会社として
行うその他の収益を稼得する事業活動であり、役務提供等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△8百万円は、セグメント間取引消去等であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
報告セグメント
連結損益
その他 調整額
色材・ ポリマー・ 合計 計算書
パッケージ 印刷・情報 (注1) (注2)
機能材 塗加工 計 計上額
関連事業 関連事業
関連事業 関連事業 (注3)
売上高
外部顧客への売上高 27,556 29,800 32,605 30,800 120,763 2,527 123,290 ― 123,290
セグメント間の内部
1,200 131 304 12 1,649 792 2,442 △2,442 ―
売上高又は振替高
計 28,757 29,931 32,910 30,813 122,412 3,319 125,732 △2,442 123,290
セグメント利益
1,291 2,449 1,916 △246 5,410 143 5,554 △4 5,549
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない原料販売等の事業セグメントや、当社が親会社として
行うその他の収益を稼得する事業活動であり、役務提供等を含んでおります。
2 セグメント利益又は損失の調整額△4百万円は、セグメント間取引消去等であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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