4633 サカタインクス 2021-08-11 15:00:00
2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月11日
上場会社名 サカタインクス株式会社 上場取引所 東
コード番号 4633 URL http://www.inx.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)上野 吉昭
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)菅原 大輔 TEL 06-6447-5823
四半期報告書提出予定日 2021年8月11日 配当支払開始予定日 2021年9月3日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・証券アナリスト等向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第2四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第2四半期 88,676 11.6 5,045 58.6 5,852 126.5 4,039 169.7
2020年12月期第2四半期 79,472 △4.4 3,181 4.3 2,583 △30.5 1,497 △37.2
(注)包括利益 2021年12月期第2四半期 8,460百万円(-%) 2020年12月期第2四半期△1,370百万円(-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第2四半期 69.14 -
2020年12月期第2四半期 25.65 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第2四半期 156,290 89,043 53.4
2020年12月期 145,272 81,421 52.6
(参考)自己資本 2021年12月期第2四半期 83,472百万円 2020年12月期 76,360百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2021年12月期 - 15.00
2021年12月期(予想) - 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 179,000 10.8 9,000 24.8 10,300 32.2 7,300 38.4 124.94
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期2Q 62,601,161株 2020年12月期 62,601,161株
② 期末自己株式数 2021年12月期2Q 4,164,358株 2020年12月期 4,182,625株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期2Q 58,426,329株 2020年12月期2Q 58,407,601株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。また、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項は、【添付資料】4ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績
予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
2.四半期決算補足説明資料は、TDnetで本日開示するとともに、当社ウェブサイトにも掲載しております。
サカタインクス㈱(4633)2021年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………… 7
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………… 8
四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………… 11
※ 当社は、以下の通り投資家向け説明会を開催する予定です。また、この説明会で配布する資料については、開催日に
当社ウェブサイトにて掲載する予定です。
・2021年8月30日(月)・・・・・・機関投資家・証券アナリスト等向け決算説明会
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サカタインクス㈱(4633)2021年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況にある中、社会・
経済活動の段階的な再開やさらなる経済対策の効果などにより、全体としては持ち直しの動きが続きました。
このような状況の中で、当社グループはコア事業である印刷インキ事業において、各拠点での拡販に注力すると
ともに、環境配慮型・サステナブル製品の開発・積極展開、TPM活動の継続と深化による生産性向上などに取り
組みました。また、印刷インキの主要原材料につきましては、原油価格の上昇や中国における環境規制の強化に加
え、感染症やアメリカの大寒波などの影響によるサプライチェーンの混乱及び需給バランスの悪化により、供給不
足や価格の高騰が生じております。このため、製品の安定供給を最優先として、グループ会社間の連携強化やグロ
ーバル調達などによるサプライチェーンの安定化に取り組みました。一方、機能性材料事業では、インクジェット
インキをはじめとして、トナー、カラーフィルター用顔料分散液などの従来製品の拡販に加え、社会トレンドを捉
えた高付加価値製品の開発に取り組みました。
売上高は、欧米の印刷インキの拡販が進み、アジアの印刷インキや機能性材料も販売回復が進んだことに加え、
新規連結による増収が寄与したことなどから、886億7千6百万円(前年同期比11.6%増加)となりました。
利益面では、印刷インキの原材料高が第2四半期において顕著となったものの、販売数量の増加、販売価格の改
定及びコスト削減による利益増加に加え、機能性材料の販売回復による大幅な利益改善が寄与したことなどから、
営業利益は50億4千5百万円(前年同期比58.6%増加)となりました。経常利益は、持分法による投資損益、為替
差損益が大幅に改善したことなどから、58億5千2百万円(前年同期比126.5%増加)となり、親会社株主に帰属す
る四半期純利益は40億3千9百万円(前年同期比169.7%増加)となりました。
(参考)USドルの期中平均為替レート
第1四半期 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間 連結累計期間
2021年12月期 105.90円 109.49円 107.69円
2020年12月期 108.92円 107.62円 108.27円
(注)第2四半期連結累計期間の期中平均為替レートは、1月~6月の単純平均レートを記載しております。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントごとの業績をより適切に反映させるため、全社費用の配分
基準の見直しを行っております。これに伴い、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の
費用配分方法に基づき作成したものを記載しております。
(単位:百万円)
売上高 営業利益又は営業損失(△)
前期 当期 増減額 増減率 (※)実質 前期 当期 増減額 増減率
印刷インキ・
23,802 24,439 637 2.7% 2.7% 503 824 321 63.9%
機材(日本)
印刷インキ
15,365 18,135 2,770 18.0% 16.0% 861 1,221 360 41.9%
(アジア)
印刷インキ
24,868 26,352 1,483 6.0% 7.1% 1,481 1,646 164 11.1%
(米州)
印刷インキ
5,146 8,003 2,856 55.5% 46.1% △254 47 302 -
(欧州)
機能性材料 5,744 6,754 1,010 17.6% 15.4% 333 927 593 177.7%
報告セグメント計 74,927 83,685 8,758 11.7% 10.8% 2,924 4,667 1,742 59.6%
その他 8,628 9,861 1,233 14.3% 14.3% 127 224 96 75.9%
調整額 △4,083 △4,871 △787 - - 129 153 24 -
合計 79,472 88,676 9,204 11.6% 10.8% 3,181 5,045 1,863 58.6%
(※)実質増減率:海外連結子会社の為替換算の影響を除いた増減率
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印刷インキ・機材(日本)
パッケージ関連では、グラビアインキは内食関連の需要が比較的堅調であったものの、外出自粛によるレジャー
消費やコンビニエンスストアにおける需要の停滞に加え、前年上半期の巣ごもり特需による一時的な販売増がなく
なったこともあり前年同期を下回りました。フレキソインキは好調な通販関係や家飲み需要に支えられ前年同期を
上回りました。印刷情報関連では、デジタル化の影響に加え、感染症の影響により広告需要が低迷したことなどか
ら、新聞インキは前年同期を下回りました。一方、オフセットインキは感染症の影響で前年上半期は販売が大きく
落ち込んだこともあり前年同期を上回りました。以上のことから、印刷インキ全体では前年同期を上回りました。
機材につきましては、印刷製版用材料は低調であったものの機械販売が増加したことから、前年同期を上回りまし
た。これらの結果、売上高は244億3千9百万円(前年同期比2.7%増加)となりました。
利益面では、パッケージ関連が堅調に推移したことに加え、全般的なコスト削減が寄与したことなどから、営業
利益は8億2千4百万円(前年同期比63.9%増加)となりました。
印刷インキ(アジア)
主力であるパッケージ関連のグラビアインキは、感染症の影響を受けたものの、インドネシア、ベトナム、タイ
などが堅調に推移し、昨年の上半期に事業活動に大きな制約を受けたインドにおいても、回復傾向が続きました。
印刷情報関連では、インドは感染症の影響により需要の回復が一部に留まったものの、経済活動の回復に伴い中国
は好調に推移しました。売上高は、販売数量が増加したことに加え、販売価格の改定が進んだことなどから181億
3千5百万円(前年同期比18.0%増加)となりました。
利益面では、原材料高が影響したものの、販売数量の増加や販売価格の改定効果が寄与したことなどから、営業
利益は12億2千1百万円(前年同期比41.9%増加)となりました。
印刷インキ(米州)
主力のパッケージ関連では、旺盛な需要を背景として、顧客密着型の技術サービスの充実による環境配慮型製品
の拡販に取り組み、フレキソインキ及びグラビアインキが堅調に推移しました。メタルインキは環境負荷の観点か
らアルミ缶に対する需要が高まっており、引き続き堅調に推移しました。印刷情報関連であるオフセットインキ
は、UVインキなどが堅調に推移したことに加え、感染症の影響で前年上半期は販売が大きく落ち込んだこともあ
り、前年同期を上回りました。売上高は、パッケージ関連の販売数量が増加したことに加え、販売価格の改定が進
んだことなどから、263億5千2百万円(前年同期比6.0%増加)となりました。
利益面では、原材料高が影響したものの、販売数量の増加や販売価格の改定効果に加え、コスト削減が寄与した
ことなどから、営業利益は16億4千6百万円(前年同期比11.1%増加)となりました。
印刷インキ(欧州)
パッケージ関連を中心として拡販に取り組んだ結果、販売は堅調に推移しました。売上高は、販売数量が増加し
たことに加え、ドイツの子会社を連結の範囲に含めたことなどから、80億3百万円(前年同期比55.5%増加)とな
りました。
利益面では、販売数量の増加及び新規連結による増益に加え、組織再編や生産能力増強によるコスト削減が寄与
したことなどから、営業利益は4千7百万円(前年同期は2億5千4百万円の営業損失)となりました。
機能性材料
インクジェットインキは、感染症の影響により落ち込んでいた広告需要が海外を中心に回復し、拡販が進んだこ
となどから、前年同期を上回りました。カラーフィルター用顔料分散液は、パネルディスプレイ市場の好況が続
き、堅調に推移しました。トナーは、感染症の影響により落ち込んでいたオフィス用途の需要が上向いてきたこと
などから、前年同期を上回りました。これらの結果、売上高は67億5千4百万円(前年同期比17.6%増加)となり
ました。
利益面では、デジタル印刷材料の販売が全般的に増加し、欧米事業のコスト体質の改善も進んだことに加え、在
庫評価減の一巡や諸経費の削減が寄与したことなどから、営業利益は9億2千7百万円(前年同期比177.7%増
加)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、売上高の増加に伴う売上債権やたな卸資産の増加、有形固定資産の取
得に加え、円安による為替換算の影響を受けたことなどから、前連結会計年度末比110億1千7百万円(7.6%)増
加の1,562億9千万円となりました。
負債は、借入金が減少したものの、仕入債務が増加したことに加え、社債の新規発行による増加や円安による為
替換算の影響を受けたことなどから、前連結会計年度末比33億9千5百万円(5.3%)増加の672億4千6百万円と
なりました。
純資産は、利益剰余金の増加に加え、その他の包括利益累計額が増加したことなどから、前連結会計年度末比76
億2千2百万円(9.4%)増加の890億4千3百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次の通りであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加、たな卸資産の増加、法人税等の支払があったものの、
税金等調整前四半期純利益、減価償却費、仕入債務の増加などにより、26億6千9百万円の資金の増加となり、前
年同四半期連結累計期間に比べ4千5百万円の増加となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益の増
加、運転資本の増加、法人税等の支払額の増加であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、日本、アジア、北米などにおける有形固定資産の取得などにより、23億
8千8百万円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間に比べ18億9千8百万円の増加となりました。主な
要因は、投資有価証券の取得による支出の減少であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入があったものの、借入金の減少や配当金の支払な
どにより、16億9千2百万円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間に比べ67億5千6百万円の減少とな
りました。主な要因は、借入金の純増減額の減少であります。
以上に加え、連結の範囲の変更を伴う現金及び現金同等物の増減額として4億2千9百万円を計上した結果、当
第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高は113億5千2百万円となり、前連結会計年度末に比
べ3億2千6百万円の減少となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の業績を踏まえて、2021年2月12日に公表し
ました当初予想を修正いたしました。
日本及びアジアの印刷インキは、感染症の影響が続き、販売数量が当初予想を下回ると見込まれるものの、欧
米の印刷インキ及び機能性材料は比較的堅調に推移し、アジア及び米州を中心とした販売価格の改定効果や円安
による為替換算の影響が見込まれることなどから、売上高は当初予想を上回る見込みであります。利益につきま
しては、主要原材料の調達環境の悪化に伴い、印刷インキの原材料費や輸送コストが高水準で推移し、機能性材
料の利益率も上半期に比べて下がると見込まれるものの、販売価格の改定並びにグループ全体におけるコスト削
減の推進により、通期においても各段階利益は当初予想を上回る見込みであります。
なお、前提条件として、海外連結子会社の収益・費用の為替換算にあたって影響を受け易いUSドルにつきまし
ては、第3四半期以降は1ドル当たり109.00円、通期で108.00円(年間単純平均)としております。
2021年12月期 通期連結業績予想数値の修正(2021年1月1日~2021年12月31日)
親会社株主に 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
(2021年2月12日) 170,000 8,000 9,200 6,400 109.53
今回修正予想(B) 179,000 9,000 10,300 7,300 124.94
増減額(B-A) 9,000 1,000 1,100 900
増減率(%) 5.3 12.5 12.0 14.1
(ご参考)前期実績
(2020年12月期) 161,507 7,212 7,789 5,275 90.32
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,427 12,188
受取手形及び売掛金 43,083 47,341
商品及び製品 10,462 11,496
仕掛品 1,119 1,258
原材料及び貯蔵品 9,602 12,225
その他 1,542 1,994
貸倒引当金 △596 △563
流動資産合計 77,640 85,942
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 16,134 16,595
機械装置及び運搬具(純額) 9,282 9,640
土地 8,847 9,284
リース資産(純額) 414 377
建設仮勘定 3,514 5,071
その他(純額) 2,144 2,221
有形固定資産合計 40,338 43,190
無形固定資産
のれん 501 530
その他 206 508
無形固定資産合計 707 1,038
投資その他の資産
投資有価証券 25,176 24,574
その他 1,824 1,989
貸倒引当金 △414 △444
投資その他の資産合計 26,586 26,118
固定資産合計 67,632 70,348
資産合計 145,272 156,290
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 16,376 19,562
電子記録債務 11,309 10,665
短期借入金 4,533 4,084
1年内返済予定の長期借入金 2,771 3,490
未払費用 3,563 3,714
未払法人税等 614 725
賞与引当金 555 550
その他 2,590 2,646
流動負債合計 42,315 45,438
固定負債
社債 - 1,000
長期借入金 9,754 8,275
退職給付に係る負債 4,940 4,936
資産除去債務 71 72
その他 6,768 7,522
固定負債合計 21,535 21,807
負債合計 63,850 67,246
純資産の部
株主資本
資本金 7,472 7,472
資本剰余金 5,672 5,675
利益剰余金 73,918 76,949
自己株式 △4,027 △4,010
株主資本合計 83,035 86,087
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,652 1,998
繰延ヘッジ損益 △0 △1
為替換算調整勘定 △7,281 △3,653
退職給付に係る調整累計額 △1,045 △958
その他の包括利益累計額合計 △6,674 △2,614
非支配株主持分 5,060 5,571
純資産合計 81,421 89,043
負債純資産合計 145,272 156,290
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 79,472 88,676
売上原価 62,037 68,928
売上総利益 17,434 19,747
販売費及び一般管理費 14,252 14,701
営業利益 3,181 5,045
営業外収益
受取利息 45 38
受取配当金 174 167
不動産賃貸料 95 90
持分法による投資利益 - 542
その他 115 135
営業外収益合計 431 974
営業外費用
支払利息 130 113
持分法による投資損失 249 -
為替差損 616 -
その他 33 54
営業外費用合計 1,029 168
経常利益 2,583 5,852
特別利益
投資有価証券売却益 - 71
特別利益合計 - 71
特別損失
有形固定資産売却損 - 22
投資有価証券評価損 3 -
組織再編費用 58 -
特別損失合計 61 22
税金等調整前四半期純利益 2,522 5,901
法人税、住民税及び事業税 936 1,340
法人税等調整額 △109 190
法人税等合計 827 1,530
四半期純利益 1,695 4,370
非支配株主に帰属する四半期純利益 197 331
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,497 4,039
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期純利益 1,695 4,370
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,411 215
繰延ヘッジ損益 △0 △1
為替換算調整勘定 △1,321 2,747
退職給付に係る調整額 60 86
持分法適用会社に対する持分相当額 △393 1,041
その他の包括利益合計 △3,066 4,089
四半期包括利益 △1,370 8,460
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △1,453 7,869
非支配株主に係る四半期包括利益 82 590
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サカタインクス㈱(4633)2021年12月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 2,522 5,901
減価償却費 2,204 2,148
のれん償却額 42 42
貸倒引当金の増減額(△は減少) 116 △56
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 133 △8
賞与引当金の増減額(△は減少) 2 △9
受取利息及び受取配当金 △220 △205
支払利息 130 113
持分法による投資損益(△は益) 249 △542
有形固定資産売却損益(△は益) - 22
投資有価証券売却損益(△は益) - △71
投資有価証券評価損益(△は益) 3 -
組織再編費用 58 -
売上債権の増減額(△は増加) 3,694 △2,542
たな卸資産の増減額(△は増加) △2,066 △2,023
仕入債務の増減額(△は減少) △3,715 1,734
その他 △0 △773
小計 3,154 3,730
利息及び配当金の受取額 384 376
利息の支払額 △137 △118
法人税等の支払額 △777 △1,319
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,623 2,669
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △1,668 △2,435
有形固定資産の売却による収入 0 163
投資有価証券の取得による支出 △2,580 △10
投資有価証券の売却による収入 - 154
貸付けによる支出 △20 △23
貸付金の回収による収入 25 22
その他 △43 △260
投資活動によるキャッシュ・フロー △4,286 △2,388
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 3,507 △649
長期借入れによる収入 4,040 1,043
長期借入金の返済による支出 △1,317 △2,011
社債の発行による収入 - 1,000
配当金の支払額 △875 △876
非支配株主への配当金の支払額 △167 △79
その他 △122 △119
財務活動によるキャッシュ・フロー 5,064 △1,692
現金及び現金同等物に係る換算差額 △499 656
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,901 △755
現金及び現金同等物の期首残高 9,361 11,678
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の
- 429
増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高 12,263 11,352
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サカタインクス㈱(4633)2021年12月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルスの感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書(追加情報)(新型コロナウイルスの
感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)に記載した新型コロナウイルスの感染症拡大の影響に関する仮定に
ついての重要な変更を行っておりません。
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サカタインクス㈱(4633)2021年12月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
印刷 連結損益
印刷 印刷 印刷 その他 調整額
インキ 機能性 合計 計算書
インキ インキ インキ 計 (注)1 (注)2
・機材 材料 計上額
(アジア) (米州) (欧州)
(日本) (注)3
売上高
外部顧客への売上高 23,794 15,296 24,365 4,889 5,710 74,055 5,416 79,472 - 79,472
セグメント間の内部
8 69 503 256 33 871 3,212 4,083 △4,083 -
売上高又は振替高
計 23,802 15,365 24,868 5,146 5,744 74,927 8,628 83,555 △4,083 79,472
セグメント利益又は
503 861 1,481 △254 333 2,924 127 3,052 129 3,181
損失(△)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、日本における化成品事業、ディスプレイサービス事業及び
色彩関連機器事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額129百万円には、セグメント間取引消去370百万円、各報告セグメントに配分していない全社費
用△241百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
当第2四半期連結累計期間において、固定資産に係る重要な減損損失の認識、のれんの金額の重要な変動及び
重要な負ののれん発生益の認識はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期
印刷 連結損益
印刷 印刷 印刷 その他 調整額
インキ 機能性 合計 計算書
インキ インキ インキ 計 (注)1 (注)2
・機材 材料 計上額
(アジア) (米州) (欧州)
(日本) (注)3
売上高
外部顧客への売上高 24,433 18,014 25,971 7,600 6,722 82,743 5,933 88,676 - 88,676
セグメント間の内部
6 121 380 402 31 942 3,928 4,871 △4,871 -
売上高又は振替高
計 24,439 18,135 26,352 8,003 6,754 83,685 9,861 93,547 △4,871 88,676
セグメント利益 824 1,221 1,646 47 927 4,667 224 4,891 153 5,045
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、日本における化成品事業、ディスプレイサービス事業及び
色彩関連機器事業等を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額153百万円には、セグメント間取引消去486百万円、各報告 セグメントに配分していない全社費用△332百万円
が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントごとの業績をより適切に反映させるため、全社費用の配分基準
の見直しを行っております。
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の費用配分方法に基づき作成したもの
を記載しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
当第2四半期連結累計期間において、固定資産に係る重要な減損損失の認識、のれんの金額の重要な変動及び
重要な負ののれん発生益の認識はありません。
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