4633 サカタインクス 2020-08-07 15:00:00
2020年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月7日
上 場 会 社 名 サカタインクス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4633 URL http://www.inx.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名) 森田 耕太郎
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 菅原 大輔 (TEL) 06-6447-5823
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日 配当支払開始予定日 2020年9月4日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト等向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第2四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第2四半期 79,472 △4.4 3,181 4.3 2,583 △30.5 1,497 △37.2
2019年12月期第2四半期 83,167 5.4 3,051 13.9 3,718 5.0 2,386 △8.5
(注)包括利益 2020年12月期第2四半期 △1,370百万円( -%) 2019年12月期第2四半期 1,310百万円( -%)
1株当たり 潜在株式調整後
四半期純利益 1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第2四半期 25.65 -
2019年12月期第2四半期 40.86 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期第2四半期 146,710 79,042 50.7 1,273.28
2019年12月期 148,292 81,439 51.7 1,313.31
(参考) 自己資本 2020年12月期第2四半期 74,383百万円 2019年12月期 76,696百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2020年12月期 - 15.00
2020年12月期(予想) - 15.00 30.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 161,800 △3.3 7,000 12.4 6,700 △8.5 4,200 2.1 71.91
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期2Q 62,601,161株 2019年12月期 62,601,161株
② 期末自己株式数 2020年12月期2Q 4,181,969株 2019年12月期 4,202,237株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期2Q 58,407,601株 2019年12月期2Q 58,399,137株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1.本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。また、実
際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項は、【添付資料】5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業
績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
2. 四半期決算補足説明資料は、TDnetで本日開示するとともに、当社ウェブサイトにも掲載しております。
サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………… 5
(4)事業等のリスクに関する説明 ………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………… 8
四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………… 9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………… 10
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………… 11
(追加情報) ……………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) …………………………………………………………………… 12
3.その他 ……………………………………………………………………………………… 14
主要な設備の計画 …………………………………………………………………………… 14
※ 当社は、以下の通り投資家向け説明会を開催する予定です。また、この説明会で配布した
資料については、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
・2020年8月27日(木)・・・・・・機関投資家・証券アナリスト等向け決算説明会
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サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の大流行の影響により急
速に悪化しました。先行きにつきましては、経済活動の段階的な再開や経済対策の効果が期待さ
れるものの、感染症の影響の長期化により極めて厳しい状況が続くと見込まれます。
このような状況の中で、当社グループはコア事業である印刷インキ事業において、各拠点での
拡販に注力するとともに、環境に配慮した安全・省エネ志向製品や顧客ニーズに応じた地域密着
型製品の開発、TPM活動の深化による生産性向上などに取り組みました。また、印刷インキの
一部の原材料につきましては、感染症の影響や中国における環境規制の強化により、供給不足や
価格の高騰が生じていることから、サプライチェーンの安定化やコスト削減の推進に取り組みま
した。一方、機能性材料事業では、インクジェットインキをはじめとして、トナー、カラーフィ
ルター用顔料分散液などの開発・拡販に取り組みました。
売上高は、パッケージ関連の印刷インキは欧米で順調に拡販が進んだものの、新型コロナウイ
ルス感染症の影響を受けて、印刷情報関連の印刷インキや機能性材料のデジタル印刷材料が低調
であったことなどから、794億7千2百万円(前年同期比4.4%減少)となりました。
利益面では、印刷インキ事業において、パッケージ関連の販売数量の増加に加え、コスト削減
が寄与したことなどから、営業利益は31億8千1百万円(前年同期比4.3%増加)となりまし
た。経常利益は、ブラジルレアルなどの現地通貨安の進行により多額の為替差損が発生し、持分
法投資損益も悪化したことなどから、25億8千3百万円(前年同期比30.5%減少)となり、親会
社株主に帰属する四半期純利益は14億9千7百万円(前年同期比37.2%減少)となりました。
(参考) USドルの期中平均為替レート
第1四半期 第2四半期 第2四半期
連結会計期間 連結会計期間 連結累計期間
2020年12月期 108.92 円 107.62 円 108.27 円
2019年12月期 110.20 円 109.90 円 110.05 円
(注) 第2四半期連結累計期間の期中平均為替レートは、1月~6月の単純平均レートを記載しております。
セグメントの経営成績は、次の通りであります。
(単位:百万円)
売上高 営業利益又は営業損失(△)
前期 当期 増減額 増減率 (※)実質 前期 当期 増減額
印刷インキ・
25,655 23,802 △1,853 △7.2% △7.2% 266 393 127
機材(日本)
印刷インキ
17,384 15,365 △2,019 △11.6% △8.3% 1,138 861 △277
(アジア)
印刷インキ
24,271 24,868 597 2.5% 5.8% 932 1,481 548
(米州)
印刷インキ
4,994 5,146 151 3.0% 7.6% △371 △254 116
(欧州)
機能性材料 6,321 5,744 △577 △9.1% △8.0% 522 302 △219
報告セグメント計 78,628 74,927 △3,701 △4.7% △2.6% 2,488 2,784 295
その他 8,353 8,628 274 3.3% 3.3% 206 126 △79
調整額 △3,815 △4,083 △268 - - 356 270 △85
合計 83,167 79,472 △3,695 △4.4% △2.4% 3,051 3,181 130
(※) 実質増減率:海外連結子会社の為替換算の影響を除いた増減率
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サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
印刷インキ・機材(日本)
パッケージ関連では、食品廃棄量削減に向けた取り組みが続く中、感染症の影響による巣ごも
り需要の増加があり、グラビアインキは前年同期を上回ったものの、フレキソインキは工業製品
向けなどの段ボール需要が減少した影響もあり前年同期を下回りました。印刷情報関連では、デ
ジタル化の影響に加え、感染症の影響により広告需要が一段と減少したことなどから、新聞イン
キ、オフセットインキともに落ち込みました。以上のことから、印刷インキ全体では前年同期を
下回りました。機材につきましては、印刷製版用材料が低調であったことから、前年同期を下回
りました。これらの結果、売上高は238億2百万円(前年同期比7.2%減少)となりました。
利益面では、印刷情報関連の印刷インキ及び機材販売が低調であったものの、パッケージ関連
の印刷インキは比較的堅調に推移したことに加え、全般的なコスト削減が寄与したことなどか
ら、営業利益は3億9千3百万円(前年同期比47.8%増加)となりました。
印刷インキ(アジア)
主力であるパッケージ関連のグラビアインキは、感染症の影響による需要の増加などにより、
インドネシア及びベトナムは比較的堅調に推移したものの、事業活動に大きな制約を受けたイン
ド、中国などではマイナスの影響が大きく販売が落ち込みました。また、中国における環境規制
の強化に伴う一部原材料の供給不足も引き続き販売に影響しました。印刷情報関連では、感染症
の影響によりインド及び中国で需要が減少したことなどにより新聞インキ、オフセットインキと
もに、販売が落ち込みました。売上高は、販売数量の減少に加え、円高による為替換算の影響を
受けたことなどから、153億6千5百万円(前年同期比11.6%減少)となりました。
利益面では、原材料費の抑制が寄与したものの、販売数量が減少したことなどから、営業利益
は8億6千1百万円(前年同期比24.4%減少)となりました。
印刷インキ(米州)
主力のパッケージ関連では、需要増加を背景として、顧客密着型の技術サービスの充実による
高機能インキの拡販が奏功し、フレキソインキ及びグラビアインキが好調に推移しました。メタ
ルインキはアルミ缶に対する需要の高まりもあり堅調に推移しました。印刷情報関連であるオフ
セットインキは、UVインキなどが堅調に推移したものの、デジタル化の影響に加え、感染症の
影響により広告需要が一段と減少したことから、全体としては前年同期を下回りました。売上高
は、円高による為替換算の影響を受けたものの、感染症の影響によるパッケージ需要の増加も影
響し、販売数量が増加したことなどから、248億6千8百万円(前年同期比2.5%増加)となりま
した。
利益面では、販売数量の増加に加え、原材料費の抑制が寄与したことなどから、営業利益は14
億8千1百万円(前年同期比58.9%増加)となりました。
印刷インキ(欧州)
販売体制の強化により拡販が奏功したことに加え、感染症の影響によるパッケージ需要の増加
も影響し、全体としては販売数量が増加しました。売上高は、円高による為替換算の影響を受け
たものの、販売数量の増加により51億4千6百万円(前年同期比3.0%増加)となりました。
利益面では、販売数量の増加に加え、組織再編や生産体制の強化によるコスト削減が寄与した
ことなどから赤字幅が減少し、2億5千4百万円の営業損失(前年同期は3億7千1百万円の営
業損失)となりました。
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サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
機能性材料
インクジェットインキは、感染症の影響により中国市場向けなどの販売が低調であったことな
どから、前年同期を下回りました。カラーフィルター用顔料分散液は、パネルディスプレイ市場
における供給過剰が和らいだこともあり、前年同期を上回りました。トナーは、感染症の影響に
より需要が低迷したことなどから、前年同期を下回りました。これらの結果、売上高は57億4千
4百万円(前年同期比9.1%減少)となりました。
利益面では、販売が低調であったことに加え、競争の激化により利益率が低下したことなどか
ら、営業利益は3億2百万円(前年同期比42.1%減少)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染症の影響への対策などによ
り、現金及び預金、たな卸資産が増加したことに加え、関係会社株式が増加したものの、売上債
権、有形固定資産が減少したことに加え、時価評価による投資有価証券の減少や円高による為替
換算の影響を受けたことなどから、前連結会計年度末比15億8千1百万円(1.1%)減少の1,467
億1千万円となりました。
負債は、仕入債務や繰延税金負債の減少に加え、円高による為替換算の影響を受けたものの、
手元資金の確保により借入金が増加したことなどから、前連結会計年度末比8億1千5百万円
(1.2%)増加の676億6千8百万円となりました。
純資産は、利益剰余金は増加したものの、その他の包括利益累計額が減少したことなどから、
前連結会計年度末比23億9千6百万円(2.9%)減少の790億4千2百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次の通りであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、たな卸資産の増加や仕入債務の減少、法人税等の支払
があったものの、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、売上債権の減少などにより、26億2
千3百万円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間に比べ4億3千3百万円の減少とな
りました。主な要因は、法人税等の支払額の増加であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、日本、北米などにおける有形固定資産の取得、欧州に
おける関係会社株式の取得などにより、42億8千6百万円の資金の減少となり、前年同四半期連
結累計期間に比べ19億6千9百万円の減少となりました。主な要因は、有形固定資産の取得によ
る支出の減少、投資有価証券の取得による支出の増加であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払などがあったものの、借入金が増加(感
染症の影響への対策として30億円を借入)したことにより、50億6千4百万円の資金の増加とな
り、前年同四半期連結累計期間に比べ66億1千8百万円の増加となりました。主な要因は、借入
金の純増減額の増加であります。
以上の結果、当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は122億6千3百万円と
なり、前連結会計年度末に比べ29億1百万円の増加となりました。
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サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、当第2四半期連結累計期間の業績を踏まえて、2020年2
月14日に公表しました当初予想を修正いたしました。
パッケージ関連の印刷インキは、アジアが第3四半期から徐々に持ち直し、欧米を中心に全体
として堅調に推移すると見込まれるものの、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、
印刷情報関連の印刷インキ及び機能性材料のデジタル印刷材料は需要の減少により厳しい状況が
続くと見込まれ、連結売上高は当初予想を下回る見込みであります。利益につきましては、原材
料費や管理販売費などグループ全体でコスト削減を推し進め、営業利益は一定の水準を確保する
見通しであるものの、経常利益以下は、上期における為替差損、持分法投資損益の悪化により、
当初予想を大幅に下回る見込みであります。
なお、前提条件として、海外連結子会社の収益・費用の為替換算にあたって影響を受け易いUS
ドルにつきましては、第3四半期以降は1ドル当たり108.00円、通期で108.00円(年間単純平
均)としております。
2020年12月期 通期連結業績予想数値の修正(2020年1月1日~2020年12月31日)
親会社株主に 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
171,000 7,500 8,800 5,800 99.32
(2020年2月14日)
今回修正予想(B) 161,800 7,000 6,700 4,200 71.91
増減額(B-A) △9,200 △500 △2,100 △1,600
増減率(%) △5.4 △6.7 △23.9 △27.6
(ご参考)前期実績
167,237 6,225 7,319 4,114 70.46
(2019年12月期)
(4)事業等のリスクに関する説明
当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリス
ク」について、以下の変更すべき事項が生じております。なお、文中の将来に関する事項は、当
四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
また、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部
[企業情報] 第2[事業の状況] 2[事業等のリスク]」の項目番号に対応したものであります。
(3)自然災害・事故等について
大規模な地震やその他の自然災害、事故等により、当社グループの各事業所、製造拠点が被害
にあった場合には、操業中断による生産能力の低下や設備の修復に伴う費用の増加等により、業
績、財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、新型コロナウイルスなどの感染症の影響により、事業活動の中断や著しい縮小を余儀な
くされた場合や、一部の製商品の需要が著しく減少する場合には、業績、財政状態に影響を及ぼ
す可能性があります。
さらには、上記に起因して電力や原材料の供給不足などが発生し、サプライチェーンに大きな
障害が生じた場合には生産活動の制限により、業績、財政状態に影響を及ぼす可能性がありま
す。
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サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 10,122 12,966
受取手形及び売掛金 45,828 41,623
商品及び製品 11,480 11,380
仕掛品 1,178 1,223
原材料及び貯蔵品 9,024 10,792
その他 1,943 1,807
貸倒引当金 △513 △541
流動資産合計 79,064 79,250
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 17,439 16,726
機械装置及び運搬具(純額) 10,455 9,927
土地 8,831 8,812
リース資産(純額) 445 402
建設仮勘定 1,683 1,984
その他(純額) 2,317 2,225
有形固定資産合計 41,173 40,078
無形固定資産
のれん 738 499
その他 344 234
無形固定資産合計 1,083 733
投資その他の資産
投資有価証券 25,311 25,091
その他 2,193 2,161
貸倒引当金 △533 △604
投資その他の資産合計 26,970 26,648
固定資産合計 69,227 67,460
資産合計 148,292 146,710
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サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 17,632 16,349
電子記録債務 13,008 10,295
短期借入金 6,010 9,409
1年内返済予定の長期借入金 2,159 3,021
未払費用 3,639 3,122
未払法人税等 566 645
賞与引当金 527 529
その他 2,771 2,608
流動負債合計 46,317 45,981
固定負債
長期借入金 8,059 9,881
退職給付に係る負債 4,769 4,867
資産除去債務 70 70
その他 7,635 6,867
固定負債合計 20,535 21,686
負債合計 66,852 67,668
純資産の部
株主資本
資本金 7,472 7,472
資本剰余金 5,672 5,672
利益剰余金 70,396 71,016
自己株式 △4,047 △4,027
株主資本合計 79,494 80,134
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,329 1,903
繰延ヘッジ損益 0 2
為替換算調整勘定 △5,050 △6,634
退職給付に係る調整累計額 △1,078 △1,021
その他の包括利益累計額合計 △2,798 △5,750
非支配株主持分 4,743 4,658
純資産合計 81,439 79,042
負債純資産合計 148,292 146,710
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サカタインクス㈱(4633) 2020年12月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 83,167 79,472
売上原価 65,545 62,037
売上総利益 17,621 17,434
販売費及び一般管理費 14,569 14,252
営業利益 3,051 3,181
営業外収益
受取利息 30 45
受取配当金 169 174
不動産賃貸料 97 95
持分法による投資利益 449 -
その他 136 115
営業外収益合計 882 431
営業外費用
支払利息 157 130
持分法による投資損失 - 249
為替差損 - 616
その他 58 33
営業外費用合計 215 1,029
経常利益 3,718 2,583
特別利益
投資有価証券売却益 208 -
特別利益合計 208 -
特別損失
減損損失 190 -
投資有価証券評価損 2 3
組織再編費用 - 58
特別損失合計 192 61
税金等調整前四半期純利益 3,733 2,522
法人税、住民税及び事業税 1,021 936
法人税等調整額 10 △109
法人税等合計 1,032 827
四半期純利益 2,701 1,695
非支配株主に帰属する四半期純利益 315 197
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,386 1,497
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 2,701 1,695
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △289 △1,411
繰延ヘッジ損益 - △0
為替換算調整勘定 △865 △1,321
退職給付に係る調整額 70 60
持分法適用会社に対する持分相当額 △306 △393
その他の包括利益合計 △1,391 △3,066
四半期包括利益 1,310 △1,370
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,052 △1,453
非支配株主に係る四半期包括利益 257 82
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 3,733 2,522
減価償却費 2,154 2,204
減損損失 190 -
のれん償却額 56 42
貸倒引当金の増減額(△は減少) 12 116
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 56 133
賞与引当金の増減額(△は減少) 3 2
受取利息及び受取配当金 △199 △220
支払利息 157 130
持分法による投資損益(△は益) △449 249
投資有価証券売却損益(△は益) △208 -
投資有価証券評価損益(△は益) 2 3
組織再編費用 - 58
売上債権の増減額(△は増加) 175 3,694
たな卸資産の増減額(△は増加) △648 △2,066
仕入債務の増減額(△は減少) △1,529 △3,715
その他 △38 △0
小計 3,467 3,154
利息及び配当金の受取額 356 384
利息の支払額 △161 △137
法人税等の支払額 △606 △777
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,056 2,623
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,830 △1,668
有形固定資産の売却による収入 7 0
投資有価証券の取得による支出 △118 △2,580
投資有価証券の売却による収入 467 -
貸付けによる支出 △25 △20
貸付金の回収による収入 23 25
その他 158 △43
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,317 △4,286
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △1,741 3,507
長期借入れによる収入 2,096 4,040
長期借入金の返済による支出 △869 △1,317
配当金の支払額 △875 △875
非支配株主への配当金の支払額 △10 △167
その他 △153 △122
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,553 5,064
現金及び現金同等物に係る換算差額 46 △499
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △767 2,901
現金及び現金同等物の期首残高 6,788 9,361
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減
1,426 -
額(△は減少)
現金及び現金同等物の四半期末残高 7,447 12,263
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルスの感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
新型コロナウイルスの感染症拡大は、経済、企業活動に広範な影響を与える事象であり、当社グループの事
業活動にも一定程度の影響を及ぼしております。
当該感染症の今後の収束時期やその影響の程度を合理的に予測することは困難な状況にありますが、当社グ
ループの損益に与える影響は限定的であると仮定して固定資産の減損及び繰延税金資産の回収可能性等に係る
会計上の見積りを行っております。
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(セグメント情報等)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 (単位:百万円)
報告セグメント 四半期
印刷 連結損益
印刷 印刷 印刷 その他 調整額
インキ 機能性 合計 計算書
インキ インキ インキ 計 (注)1 (注)2
・機材 材料 計上額
(アジア) (米州) (欧州)
(日本) (注)3
売上高
外部顧客への売上高 25,645 17,360 23,736 4,868 6,273 77,883 5,283 83,167 - 83,167
セグメント間の内部
9 24 535 126 48 744 3,070 3,815 △3,815 -
売上高又は振替高
計 25,655 17,384 24,271 4,994 6,321 78,628 8,353 86,982 △3,815 83,167
セグメント利益又は
266 1,138 932 △371 522 2,488 206 2,695 356 3,051
損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、日本における化成品事業、ディスプレイサービス事業及び
色彩関連機器事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額356百万円には、セグメント間取引消去457百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用
△101百万円が含まれております。全社費用は、主に関係会社に対する役務提供費用であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
各報告セグメントに配分していない全社資産において、有形固定資産の減損損失190百万円を特別損失として計
上しております。
(のれんの金額の重要な変動)
「印刷インキ(米州)」セグメントにおいて、第1四半期連結会計期間より、Creative Industria e Comercio
Ltda.及びその他1社を連結の範囲に含めたことから、のれんが発生しております。なお、当該事象によるのれん
の増加額は、888百万円であります。
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Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 (単位:百万円)
報告セグメント 四半期
印刷 連結損益
印刷 印刷 印刷 その他 調整額
インキ 機能性 合計 計算書
インキ インキ インキ 計 (注)1 (注)2
・機材 材料 計上額
(アジア) (米州) (欧州)
(日本) (注)3
売上高
外部顧客への売上高 23,794 15,296 24,365 4,889 5,710 74,055 5,416 79,472 - 79,472
セグメント間の内部
8 69 503 256 33 871 3,212 4,083 △4,083 -
売上高又は振替高
計 23,802 15,365 24,868 5,146 5,744 74,927 8,628 83,555 △4,083 79,472
セグメント利益又は
393 861 1,481 △254 302 2,784 126 2,911 270 3,181
損失(△)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、日本における化成品事業、ディスプレイサービス事業及び
色彩関連機器事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額270百万円には、セグメント間取引消去370百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用
△99百万円が含まれております。全社費用は、主に関係会社に対する役務提供費用であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
当第2四半期連結累計期間において、固定資産に係る重要な減損損失の認識、のれんの金額の重要な変動及び
重要な負ののれん発生益の認識はありません。
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3.その他
主要な設備の計画
2020年6月30日現在
投資予定額 着手及び完了予定
事業所名 資金調達
会社名 セグメントの名称 設備の内容
(所在地) 方法
総額 既支払額 着手 完了
MAOMING 百万元 百万元 自己資金
茂名第二工場 2018年 2021年
SAKATA INX 印刷インキ (アジア) 製造設備 及び
(中国広東省) 9月 6月
CO.,LTD. 168 78 借入金
SAKATA INX 百万Rs
百万Rs
(BANGLADESH) バングラデシュ工場 2019年 2021年
印刷インキ (アジア) 製造設備 自己資金
PRIVATE (Dhaka,BANGLADESH) 506 7月 1月
210
LIMITED
百万円 百万円
大阪工場 印刷インキ・機材 2020年 2021年
提出会社 研究設備 自己資金
(兵庫県伊丹市) (日本) 6月 5月
1,450 145
INX 千$ 千$
レバノン工場 2020年 2021年
International 印刷インキ(米州) 製造設備 借入金
(OHIO,U.S.A.) 4月 1月
Ink Co. 11,731 488
(注)1.上記の金額に消費税等は含まれておりません。
2.上記の製造設備における完成後の生産能力については合理的な算出が困難なため、記載を省略しております。
3.MAOMING SAKATA INX CO.,LTD.における計画は、一部見直しに伴い、投資予定額を145百万元から168百万元に変更しております。また
完了予定年月を2021年3月から2021年6月に変更しております。
4.SAKATA INX (BANGLADESH) PRIVATE LIMITEDにおける計画は、一部見直しに伴い、投資予定額を435百万Rsから506百万Rsに変更してお
ります。また完了予定年月を2020年12月から2021年1月に変更しております。
5.SAKATA INX (BANGLADESH) PRIVATE LIMITEDにおける工場用地は長期リース契約により既に取得しており、上記の投資予定額に工場用
地の取得金額は含めておりません。
6.大阪工場における計画は、研究設備のため生産能力の増加はありません。
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