2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上場会社名 DIC株式会社 上場取引所 東
コード番号 4631 URL https://www.dic-global.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名)猪野 薫
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)金子 潤 TEL 03-6733-3000
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト・機関投資家等向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 514,308 △10.8 25,577 △13.2 22,965 △23.4 13,913 △24.1
2019年12月期第3四半期 576,587 △4.0 29,471 △19.1 29,964 △17.8 18,327 △18.3
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 6,699百万円 (△24.6%) 2019年12月期第3四半期 8,882百万円 (8.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 146.99 -
2019年12月期第3四半期 193.64 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 861,205 337,789 35.6
2019年12月期 803,083 343,497 38.9
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 306,267百万円 2019年12月期 312,740百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 60.00 - 40.00 100.00
2020年12月期 - 50.00 -
2020年12月期(予想) 50.00 100.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 700,000 △8.9 35,000 △15.3 31,500 △23.7 15,000 △36.2 158.48
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有
詳細は、添付資料9ページ「3.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
詳細は、添付資料9ページ「3.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 95,156,904株 2019年12月期 95,156,904株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 505,770株 2019年12月期 511,622株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 94,650,497株 2019年12月期3Q 94,646,551株
※当社は、2017年度12月期より「株式給付信託(BBT)」を導入しており、当該信託が保有する当社株式を期末自己株式数及び期中平均株
式数の算定上控除する自己株式に含めています。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により異なる可能性があります。
業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページをご参照
ください。
DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績 ………………………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当第3四半期連結累計期間の業績全般の概況 ………………………………………………………………… 2
(2)当第3四半期連結累計期間のセグメント別業績 ……………………………………………………………… 2
(3)通期の業績見通し ………………………………………………………………………………………………… 4
2.財政状態 ………………………………………………………………………………………………………………… 4
3.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 9
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 12
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
1.経営成績
(1)当第3四半期連結累計期間の業績全般の概況
(単位:億円)
前第3四半期 当第3四半期 現地通貨ベース
前年同期比
連結累計期間 連結累計期間 前 年 同 期 比
売 上 高 5,766 5,143 △10.8% △8.2%
営 業 利 益 295 256 △13.2% △8.1%
経 常 利 益 300 230 △23.4% -
親会社株主に帰属
183 139 △24.1% -
する四半期純利益
E B I T D A 501 436 △12.9% -
US$/円(平均) 109.15 107.16 △1.8% -
EUR/円(平均) 122.56 120.49 △1.7% -
EBITDA:親会社株主に帰属する四半期純利益+法人税等合計+支払利息-受取利息+減価償却費+のれん償却額
当第3四半期連結累計期間(2020年1月~9月)における当社グループの業績は、売上高は前年同期比10.8%減の
5,143億円でした。コロナ禍が世界規模で続くなか、当第3四半期(7~9月)は、幅広い地域で感染拡大が一旦落ち着
き、行動制限が緩和されたことで出版用インキ、自動車向け材料などの品目で出荷回復の傾向が見られましたが、前四
半期と同様に全てのセグメントで前年同期比で減収となりました。第2四半期(4~6月)との比較では5.2%の増収と
なりました。
営業利益は、前年同期比13.2%減の256億円でした。現地通貨ベースでは8.1%の減益でした。海外ではアジア及び米
州や欧州でのインキを中心とした出荷数量の回復に加え、活動経費の減少と合理化を含めたコスト削減効果により現地
通貨ベースで前年同期を上回る利益水準となりましたが、国内では全般的に出荷数量の回復に時間がかかっており、減
益幅が拡大しました。
経常利益は、前年同期比23.4%減の230億円でした。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比24.1%減の139億円でした。2019年8月29日に公表したBASF社の顔
料事業取得に伴う買収関連の一時費用が発生しました。
EBITDAは、前年同期比12.9%減の436億円でした。
(2)当第3四半期連結累計期間のセグメント別業績
(単位:億円)
売 上 高 営 業 利 益
セ グ メ ン ト 現地通貨 現地通貨
前第3四半期 当第3四半期 前年 前第3四半期 当第3四半期 前年
ベース ベース
連結累計期間 連結累計期間 同期比 連結累計期間 連結累計期間 同期比
前年同期比 前年同期比
パッケージング&
3,121 2,862 △8.3% △4.6% 131 135 +3.5% +12.4%
グ ラ フ ィ ッ ク
カラー&ディスプレイ 896 799 △10.8% △8.5% 88 63 △28.9% △26.7%
ファンクショナル
1,999 1,704 △14.8% △14.1% 129 112 △13.1% △12.4%
プ ロ ダ ク ツ
その他、全社・消去 △250 △222 - - △53 △55 - -
計 5,766 5,143 △10.8% △8.2% 295 256 △13.2% △8.1%
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
[パッケージング&グラフィック]
前第3四半期 当第3四半期 現地通貨ベース
連結累計期間 連結累計期間 前年同期比 前 年 同 期 比
売 上 高 3,121 億円 2,862 億円 △8.3% △4.6%
営 業 利 益 131 億円 135 億円 +3.5% +12.4%
売上高は、前年同期比8.3%減の2,862億円でした。食品包装分野では、パッケージ用インキは需要が堅調なアジアで
増収となったことに加えて、引き続き堅調に推移した米州や欧州では前年同期並となりましたが、コロナ禍で販売が悪
化した国内では減収となりました。出版や新聞を主用途とする出版用インキは、各地域とも第2四半期(4~6月)と比
べて広告及び商業印刷の需要に回復が見られましたが、コロナ禍で落ち込んだ需要を完全に取り戻すには至らず減収と
なりました。デジタル印刷で使用されるジェットインキも在宅勤務の増加により、オフィス用途の需要が減少したこと
から引き続き減収となりました。
営業利益は、前年同期比3.5%増の135億円でした。出版用インキや国内のパッケージ用インキの出荷数量の落ち込み
を、アジア及び米州や欧州でのパッケージ用インキの堅調な出荷や合理化効果を中心としたコストダウンによりカバー
しました。
[カラー&ディスプレイ]
前第3四半期 当第3四半期 現地通貨ベース
前年同期比
連結累計期間 連結累計期間 前 年 同 期 比
売 上 高 896 億円 799 億円 △10.8% △8.5%
営 業 利 益 88 億円 63億円 △28.9% △26.7%
売上高は、前年同期比10.8%減の799億円でした。色材分野では、世界的なマスク着用の常態化など生活様式の変化
により、化粧品用顔料を中心に出荷が減少し、大幅な減収となりました。ディスプレイ分野では、液晶パネル市場の回
復に伴い、カラーフィルタ用顔料やTFT液晶は回復基調にありますが、前年同期比では減収となりました。一方、欧
州での建材用発泡コンクリートの需要増により、光輝材は前年同期並となりました。
営業利益は、前年同期比28.9%減の63億円でした。米州や欧州において、化粧品用顔料などの出荷が落ち込むなか、
生産調整に伴う一部工場の稼働率の低下により、固定費などのコストを吸収できず、大幅な減益となりました。
[ファンクショナルプロダクツ]
前第3四半期 当第3四半期 前年同期比 現地通貨ベース
連結累計期間 連結累計期間 前 年 同 期 比
売 上 高 1,999 億円 1,704 億円 △14.8% △14.1%
営 業 利 益 129 億円 112億円 △13.1% △12.4%
売上高は、前年同期比14.8%減の1,704億円でした。半導体分野を主用途とするエポキシ樹脂は5G関連の需要が第
3四半期に入って滞り、出荷が減速しました。また、サステナブル樹脂※の需要は自動車や建材関連を中心に戻ってき
ていますが、本格的な回復には至らず、減収となりました。自動車の軽量化や電装化に伴って用途が拡大しているPP
Sコンパウンドにつきましても、各地域とも自動車市場の回復に伴い、需要が大きく落ち込んだ第2四半期から回復基
調にありますが、前年同期比では出荷が大幅に減少しました。
営業利益は、前年同期比13.1%減の112億円でした。自動車や建材など幅広い工業製品の需要が回復途上であること
に加え、好調であったエポキシ樹脂の出荷の停滞を原料費の低下やコスト削減効果などによってカバーできず、前年同
期比で減益となりました。
※サステナブル樹脂:環境対応と機能性を高めることを目指した樹脂戦略製品の総称で、水性、UV硬化型、ポリエステ
ル、アクリル、ウレタン樹脂が含まれます。
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)通期の業績見通し
(単位:億円)
現地通貨ベース
前連結会計年度 通期見通し 前年同期比 前 年 同 期 比
売 上 高 7,686 7,000 △8.9% △6.2%
営 業 利 益 413 350 △15.3% △10.2%
経 常 利 益 413 315 △23.7% -
親 会 社 株 主 に帰 属
235 150 △36.2% -
する当期純利益
US$/円(平均) 109.11 106.78 △2.1% -
EUR/円(平均) 122.13 119.35 △2.3% -
※為替レートの見直しを行いましたが、通期見通しは前回予想(2020年8月11日)から変更ありません。
業績の見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき、当社が判断したものであり、潜在的なリスクや不確定要素が含
まれています。業績に影響を与え得る重要な要素としては、国内外の経済情勢、市場の動向、原材料価格や金利、為替
レートの変動などのほか、紛争・訴訟、災害・事故などのリスクがあり、また、事業再構築に伴う一時損失が発生する
可能性があります。ただし、業績に影響を与え得る要素はこれらに限定されるものではありません。
2.財政状態
(資産、負債及び純資産の状況に関する分析)
当第3四半期連結会計期間末の資産の部は、主にコマーシャル・ペーパーの発行に伴う現預金の増加により、前連結
会計年度末と比べて581億円増加し、8,612億円となりました。負債の部は、主にコマーシャル・ペーパーの発行によ
り、前連結会計年度末比638億円増の5,234億円となりました。また、純資産の部は、親会社株主に帰属する四半期純利
益を計上した一方、配当金の支払や為替の影響などにより、前連結会計年度末比57億円減の3,378億円となりました。
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
3.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 16,786 110,019
受取手形及び売掛金 211,232 177,277
商品及び製品 91,555 87,539
仕掛品 9,566 10,800
原材料及び貯蔵品 58,610 57,484
その他 21,607 22,778
貸倒引当金 △9,437 △10,078
流動資産合計 399,919 455,819
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 88,540 87,193
機械装置及び運搬具(純額) 70,867 69,029
工具、器具及び備品(純額) 11,191 10,586
土地 51,961 52,266
建設仮勘定 9,616 12,491
有形固定資産合計 232,176 231,565
無形固定資産
のれん 762 864
ソフトウエア 2,585 2,614
顧客関連資産 2,674 2,924
その他 5,782 5,186
無形固定資産合計 11,804 11,589
投資その他の資産
投資有価証券 59,313 55,667
退職給付に係る資産 44,339 50,208
その他 56,212 57,030
貸倒引当金 △680 △672
投資その他の資産合計 159,184 162,233
固定資産合計 403,164 405,386
資産合計 803,083 861,205
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 108,562 87,562
短期借入金 43,595 34,407
コマーシャル・ペーパー - 58,000
未払法人税等 2,556 1,602
賞与引当金 5,724 5,135
その他 49,689 53,924
流動負債合計 210,126 240,630
固定負債
社債 80,000 100,000
長期借入金 122,602 138,389
退職給付に係る負債 21,377 18,802
資産除去債務 1,696 1,690
その他 23,785 23,904
固定負債合計 249,459 282,785
負債合計 459,585 523,416
純資産の部
株主資本
資本金 96,557 96,557
資本剰余金 94,456 94,456
利益剰余金 218,209 220,457
自己株式 △1,823 △1,798
株主資本合計 407,398 409,673
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,676 2,634
繰延ヘッジ損益 683 1,487
為替換算調整勘定 △72,671 △85,872
退職給付に係る調整累計額 △24,346 △21,654
その他の包括利益累計額合計 △94,658 △103,406
非支配株主持分 30,757 31,522
純資産合計 343,497 337,789
負債純資産合計 803,083 861,205
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 576,587 514,308
売上原価 453,004 400,497
売上総利益 123,583 113,811
販売費及び一般管理費
従業員給料及び手当 31,799 32,573
貸倒引当金繰入額 711 561
賞与引当金繰入額 3,176 2,953
退職給付費用 717 △110
その他 57,709 52,258
販売費及び一般管理費合計 94,112 88,234
営業利益 29,471 25,577
営業外収益
受取利息 1,949 1,002
受取配当金 376 415
持分法による投資利益 1,798 159
その他 1,337 1,689
営業外収益合計 5,460 3,265
営業外費用
支払利息 2,920 1,728
為替差損 747 909
その他 1,300 3,239
営業外費用合計 4,967 5,877
経常利益 29,964 22,965
特別利益
固定資産売却益 1,315 1,722
負ののれん発生益 - 1,305
関係会社株式及び出資金売却益 1,555 -
特別利益合計 2,870 3,027
特別損失
買収関連費用 1,057 3,357
固定資産処分損 1,516 1,418
リストラ関連退職損失 613 751
減損損失 1,463 -
災害による損失 1,168 -
貸倒引当金繰入額 551 -
過去勤務費用償却額 390 -
特別損失合計 6,758 5,525
税金等調整前四半期純利益 26,076 20,467
法人税等 6,466 4,855
四半期純利益 19,610 15,612
非支配株主に帰属する四半期純利益 1,283 1,699
親会社株主に帰属する四半期純利益 18,327 13,913
-7-
DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 19,610 15,612
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △155 882
繰延ヘッジ損益 45 803
為替換算調整勘定 △11,483 △12,810
退職給付に係る調整額 2,661 2,724
持分法適用会社に対する持分相当額 △1,796 △512
その他の包括利益合計 △10,728 △8,913
四半期包括利益 8,882 6,699
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 7,850 5,165
非支配株主に係る四半期包括利益 1,032 1,534
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
一部の連結子会社の税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益
に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算
しています。
(会計方針の変更)
(連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い等)
「連結財務諸表作成における在外子会社等の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第18号 2019年
6月28日)及び「持分法適用関連会社の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告第24号 2018年9月14
日)を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、在外子会社等において国際財務報告基準第9号「金融商品」
を適用し、資本性金融商品の公正価値の事後的な変動をその他の包括利益に表示する選択をしている場合に、連
結決算手続上、当該資本性金融商品の売却損益相当額及び減損損失相当額を当期の損益として修正することとし
ました。
なお、四半期連結財務諸表に与える影響は軽微です。
(追加情報)
(株式給付信託(BBT))
当社は、2017年12月期より、執行役員を兼務する取締役及び執行役員(以下「対象取締役等」という。)に対
する業績連動型株式報酬制度「株式給付信託(BBT)」(以下「本制度」という。)を導入しています。本制度
は、対象取締役等の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にすることで、対象取締役等の中長期
的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的としています。
当該信託契約に係る会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務
上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)に準じています。
(1) 取引の概要
本制度に基づき設定される信託が当社の拠出する金銭を原資として当社株式を取得します。当該信託は、当社
株式及び当社株式の時価相当の金銭を、当社の定める役員株式給付規程に従って、対象取締役等に対して給付し
ます。当該給付の時期は、原則として対象取締役等の退任時となります。
(2) 信託に残存する自社の株式
信託に残存する自社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式
として計上しています。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は前連結会計年度末において577百万円及び146千
株、当第3四半期連結会計期間末において549百万円及び139千株です。
(ドイツBASF社の顔料事業に関する株式及び資産の取得(子会社化))
当社は、2019年8月29日、欧州化学メーカー最大手のドイツBASF社(以下、「BASF」)が保有する顔料事業で
あるBASF Colors & Effectsに関する株式及び資産の取得を決定し、同日付でMaster Sale and Purchase
Agreement(包括契約)を締結しました。
なお、本取引は米国及び欧州委員会をはじめとする各国規制当局の承認を必要としています。
(1)株式及び資産取得の目的
当社は、カラー&ディスプレイ事業部門における質的転換を加速させるため、高成長で高付加価値なスペシャ
リティ領域(ディスプレイ・化粧品・自動車など)における顔料業界のリーディングカンパニーを目指し、機能
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
性顔料の拡大を進めてきました。グローバル顔料市場は約2.3兆円の規模があり、当社はそのうち有機顔料とエ
フェクト顔料(アルミ顔料)で世界有数の会社です。
一方、対象事業は、欧州を中心にグローバルに拠点を有し、高級顔料、エフェクト顔料(パール顔料等)及び
特殊無機顔料において世界有数の会社です。対象事業が保有する製品ポートフォリオは、当社と重複が少なく製
品補完性が極めて高い状況にあります。
本買収により、当社は市場での評価が高い高機能製品をポートフォリオに取り込み、機能性顔料事業を拡大す
ることでカラービジネスの持続的成長にコミットし、企業価値の向上に繋げていきます。
(2)株式及び資産取得の相手会社の名称
BASF SE
(3)対象事業の概要
本買収では顔料事業に関する技術、特許などの知的財産及び株式買収に含まれない営業権などの資産及び当該
事業を構成する18社の株式を取得します。
(4)株式及び資産取得の時期
2021年第1四半期中
(注)1.2020年末までのクロージングに向け、BASFと必要な作業を進めてまいりましたが、当初スケジュー
ルよりも時間を要しており、作業が継続していることから、BASFと協議のうえ、日程の変更を決定
しました。
2.米国及び欧州委員会をはじめとする必要各国の競争法当局からの承認を前提としています。
3.規制当局手続きやクロージング条件により、本買収実行日を変更する可能性があります。
(5)取得価額(参考値)
985百万ユーロ(1,162億円)
(注)1.上記取得価額は、対象事業の企業価値(1,150百万ユーロ)から2018年末時点の現預金・借入金等
の残高を調整した金額(参考値)です。実際の取得価額は、クロージング時点での現預金・借入金
等の残高や運転資金の増減などにより変動します。
2.アドバイザリー費用などの手数料は、米国及び欧州委員会をはじめとする必要各国の競争法手続き
に係る費用などが未確定のため記載していません。
3.1ユーロ=118円で換算し、小数点以下は四捨五入しています。
(6)資金調達方法
株式希薄化による資本効率性低下の回避と健全な財務体質の維持を考慮した方法を検討した結果、後述の劣後
特約付実行可能期間付タームローンによる資金調達を決定しました。なお、新株発行を伴う資金調達は予定して
いません。
(劣後特約付実行可能期間付タームローンによる資金調達)
当社は、2020年3月24日の取締役会において、劣後特約付実行可能期間付タームローン(以下、「本劣後ロー
ン」)による総額600億円の資金調達について決議しました。
(1)本劣後ローン調達の目的・意義
当社は、2019年8月29日、BASFが保有する顔料事業であるBASF Colors & Effectsに関する株式及び資産を取
得することを決定し、準備を進めています。
その後、取得を実行するための資金調達方法について、株式希薄化による資本効率性低下の回避と健全な財務
体質の維持を考慮した方法を検討した結果、本劣後ローンによる資金調達を決定しました。
なお、新株発行を伴う資金調達(エクイティファイナンス)は予定していません。
(2)本劣後ローンの特徴
本劣後ローンは、資本と負債の中間的性質を持ち、負債でありながら資本に類似した特徴を有しています。そ
のため、格付機関より一定の資本性が認められることから、株式の希薄化なしに実質的な財務基盤の強化が可能
となります。
具体的には、株式会社日本格付研究所(以下、「格付機関」)より資金調達額の50%に対して資本性の認定を
受けました。
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(3)本劣後ローンの概要
① 調達金額 600億円
② 契約締結日 2020年3月31日
③ 実行日 契約締結日から1年以内の任意の日
④ 資金使途 事業買収資金
⑤ 弁済期日 実行日から60年後の応答日
⑥ 期限前弁済(注) 実行日から5年目以降の各利払日に、又はその他一定の事由に該当する
場合に、元本の全部又は一部の期限前弁済が可能です。
⑦ 適用利率 実行日から10年目までは基準金利に当初スプレッドを加算した変動金利
が適用され、10年目以降は基準金利に当初スプレッドから0.25%、25年目
以降は基準金利に当初スプレッドから1.00%ステップアップしたスプレッ
ドを加算した変動金利が適用されます。
⑧ 利息支払に関する条項 利息の任意繰延が可能です。
⑨ 劣後特約 本劣後ローンの債権者は、当社の清算手続、破産手続、更生手続もしく
は民事再生手続又は日本法によらないこれらに準ずる手続において、上
位債務に劣後した劣後請求権を有します。本劣後ローンに係る契約の各
条項は、いかなる意味においても劣後債権の債権者以外の債権者に対し
て不利益を及ぼす内容に変更してはなりません。
⑩ 貸付人 株式会社三菱UFJ銀行、株式会社みずほ銀行他
⑪ 格付機関による資本性評価 株式会社日本格付研究所:資本性「中・50%」
(注)当社は、本件の弁済期日以前に期限前弁済を実施する場合は、普通株式又は格付機関から同等以上の資本
性が認定される証券もしくは債務(以下、「借換証券」)により資金調達を行うことを想定しています。
ただし、5年目の任意期限前弁済日以降に期限前弁済する際、一定の財務水準を満たす場合は、借換証券
による資金調達を見送る可能性があります。
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
パッケージング& カラー& ファンクショナル
計
グラフィック ディスプレイ プロダクツ
売上高
外部顧客への売上高 312,099 66,762 197,412 576,273 314 576,587
セグメント間の内部売
- 22,814 2,535 25,349 - 25,349
上高又は振替高
計 312,099 89,576 199,947 601,622 314 601,936
セグメント利益 13,087 8,821 12,940 34,848 304 35,152
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 34,848
「その他」の区分の利益 304
全社費用(注) △5,681
四半期連結損益計算書の営業利益 29,471
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の総合研究所に係る費用です。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
当第3四半期連結累計期間においては、「パッケージング&グラフィック」セグメントで1,463百万円の減損損
失を計上しています。
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DIC㈱ (4631) 2020年12月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他 合計
パッケージング& カラー& ファンクショナル
計
グラフィック ディスプレイ プロダクツ
売上高
外部顧客への売上高 286,217 59,638 168,128 513,984 324 514,308
セグメント間の内部売
- 20,251 2,274 22,525 - 22,525
上高又は振替高
計 286,217 79,889 170,402 536,508 324 536,832
セグメント利益 13,543 6,275 11,246 31,065 313 31,378
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 31,065
「その他」の区分の利益 313
全社費用(注) △5,801
四半期連結損益計算書の営業利益 25,577
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の総合研究所に係る費用です。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(重要な負ののれん発生益)
当第3四半期連結累計期間においては、「パッケージング&グラフィック」セグメントで1,305百万円の負の
のれん発生益を計上しています。
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