4626 太陽HD 2019-05-10 08:50:00
特別損失の計上及び2019年3月期通期業績予想と決算値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                      2019 年 5 月 10 日
各   位
                                  会 社 名   Zxcv
                                  代表者名 代 表 取 締 役 社 長 佐 藤 英 志
                                       (コード番号 4626 東証一部)
                                       常 務 執 行 役 員
                                  問合せ先                   尾 身 修 一
                                       グループ経理財務統括
                                       (TEL 03-5953-5200(代表))


    特別損失の計上及び 2019 年 3 月期通期業績予想と決算値との差異に関するお知らせ


 当社は、2019年5月10日開催の取締役会において、特別損失の計上を行うとともに、2018年5月2日に開
示した2019年3月期の連結業績予想と本日公表の決算値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。

                             記

1.特別損失の計上について
  連結決算において 1,311 百万円、個別決算において 1,364 百万円の特別損失を計上いたしました。

(1) 特別損失の発生理由とその内容
    当社は、2018 年 4 月 6 日付公表のとおり、経営上の重要な課題であるグループ内の IT システムの
  刷新及び新システムの構築のスピードをあげるべく、IT 人材の獲得を目的に株式会社マイクロネット
  ワークテクノロジーズ(以下、         「MNT 社」
                               )の発行済株式の全部を取得し、連結子会社化しました。
    連結子会社化以降、当社グループ内の IT システムの開発は順調に進展している一方で、MNT 社の初
  年度の業績は当初の計画を下回りました。各種の施策により、今後、MNT 社は十分な成長を果たせる
  ものと考えております。
    しかしながら、当期末において、会計監査人より MNT 社の事業価値を会計上厳格かつ保守的に見積
  もるよう指導を受け、のれんの未償却残高の全額を一括費用処理することといたしました。
   ①連結決算
    「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、減損損失 1,311 百万円を計上いたしました。この処
    理により、 2020 年 3 月期に 321 百万円計上することを予定していた MNT 社に関するのれん償却額は、
    ゼロとなります。
   ②個別決算
    「金融商品に関する会計基準」に基づき、関係会社株式評価損 1,013 百万円及び関係会社貸倒引当
    金繰入額 351 百万円を計上いたしました。
    なお、関係会社株式評価損及び関係会社貸倒引当金繰入額は、連結決算において消去されるため、
    連結損益への影響はありません。




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2.2019 年 3 月期通期連結業績予想と実績の差異について

2019 年 3 月期通期連結業績予想と実績との差異(2018 年 4 月 1 日から 2019 年 3 月 31 日まで)
                                                              親会社株主に
                                                                        1 株当たり
                          売   上    高    営 業 利 益    経 常 利 益      帰属する
                                                                        当期純利益
                                                               当期純利益
                                  百万円        百万円        百万円       百万円       円     銭
前 回 発 表 予 想 ( A)
                              60,200      9,800      9,600      6,700    232.43
今 回 発 表 実 績 ( B)              59,389      8,099      8,014      4,396    152.71
増 減 額 ( B - A )               △811       △1,701     △1,586     △2,304
増   減    率      (   % )       △1.3        △17.4      △16.5      △34.4
(ご参考)前期実績
                              52,241      11,337     11,199     4,856    168.55
(2018 年 3 月期)


差異の理由
 通期の売上高、営業利益、経常利益は、主力事業の電子機器用部材事業において、為替が想定よりも円安で推
移したものの、スマートフォン市場の成長の鈍化、米中貿易摩擦に起因する顧客の在庫調整、中国での環境規制
の強化による原材料費の高騰の影響をうけ、当初の予想数値を下回りました。
 親会社株主に帰属する当期純利益は、上記の理由に加え、「1.特別損失の計上について」に記載のとおり、減
損損失を計上したことにより、当初の予想値を下回りました。


                                                                                  以上




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