4612 日ペイントHD 2019-11-14 15:30:00
2019年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年11月14日
上 場 会 社 名 日本ペイントホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4612 URL https://www.nipponpaint-holdings.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 兼 CEO (氏名) 田堂 哲志
問合せ先責任者 (役職名) IR広報部長 (氏名) 田中 良輔 (TEL) 06-6455-9140
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に 四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 合計額
帰属する四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第3四半期 495,119 4.3 66,479 △0.5 65,928 △3.8 47,689 △6.0 32,697 △6.6 △2,790 -
2018年12月期第3四半期 474,482 - 66,810 - 68,529 - 50,758 - 35,017 - 37,149 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第3四半期 101.95 101.92
2018年12月期第3四半期 109.19 109.17
当社グループは2018年12月期からIFRSを適用しております。そのため、2018年12月期第3四半期の対前年同四半期増減率は
記載しておりません。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年12月期第3四半期 1,417,522 652,274 526,185 37.1
2018年12月期 953,988 647,618 520,047 54.5
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 22.00 - 23.00 45.00
2019年12月期 - 22.00 -
2019年12月期(予想) 23.00 45.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 640,000 2.0 77,000 △11.0 78,000 △12.4 39,000 △14.0 121.60
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
DuluxGroup Limited
DuluxGroup (New Zealand) Pty Ltd
新規 4社 除外 -社
Alesco Corporation Pty Ltd
Betek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketi
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期3Q 325,402,443株 2018年12月期 325,402,443株
② 期末自己株式数 2019年12月期3Q 4,655,147株 2018年12月期 4,689,703株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期3Q 320,724,704株 2018年12月期3Q 320,701,656株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な
要因により大きく異なる可能性があります。
日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………… 4
(2)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 12
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 12
(企業結合等関係) …………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………… 19
1
日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、円高の影響があった一方、豪州塗料メーカーDuluxGroup
Limited及びトルコ塗料メーカーBetek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketiを子会社化したことにより、連結売
上収益は4,951億19百万円(前年同期比4.3%増)となりました。連結営業利益は、前年同期に中国で環境規制に伴
う工場退去の補助金収入などがあったことから664億79百万円(前年同期比0.5%減)となりました。連結税引前四
半期利益は659億28百万円(前年同期比3.8%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は326億97百万円(前年
同期比6.6%減)となりました。
セグメントの状況は次のとおりであります。
なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントとして「オセアニア」を追加しております。
≪日本≫
当地域では、自動車用塗料の売上収益については、自動車生産台数が前年同期を上回ったことに加えて、高意
匠・高付加価値塗料の出荷が好調に推移したことなどから、前年同期を上回りました。工業用塗料の売上収益につ
いては、前年に発生した自然災害からの復旧に伴い需要が増加したことなどから、前年同期を上回りました。汎用
塗料の売上収益については、市況が堅調に推移するなか、リテール領域での拡販に努めたことなどから前年同期を
上回りました。
これらにより、当地域セグメントの連結売上収益は1,365億1百万円(前年同期比2.2%増)となりました。ま
た、連結営業利益は原材料価格の上昇に加えて、2019年4月に公表した企業買収に関連し株式取得関連費用を計上
したことなどから328億16百万円(前年同期比8.8%減)となりました。この連結営業利益には海外グループ会社か
らの受取配当金135億85百万円(前年同期は140億12百万円)が含まれております。なお、この受取配当金は内部取引
であるため、セグメント間取引消去その他の調整額として全額消去されます。
≪アジア≫
当地域では、自動車生産台数が中国及びインド、タイで前年実績を下回ったことから、自動車用塗料の売上収益
は前年同期を大きく下回りました。アジアの主力事業である汎用塗料の売上収益については、シンガポールなどに
おいて市況が低調に推移した一方で、中国において主力である住宅内装用塗料の販売促進活動に注力したことや、
建築外装用塗料の売上が好調に推移したことから、前年同期を上回りました。
これらに加えて円高の影響があり、当地域セグメントの連結売上収益は2,710億63百万円(前年同期比1.1%
減)、連結営業利益は原材料価格が下落した一方で、前年同期に中国で環境規制に伴う工場退去の補助金収入など
があったことから400億28百万円(前年同期比1.1%減)となりました。
≪オセアニア≫
当地域では、2019年9月からのDuluxGroup Limitedの損益を当社グループの連結業績に反映しております。汎用
塗料事業及び塗料周辺事業については、豪州の新築住宅市場が軟調に推移するなか、販促活動やシェア増加によ
り、堅調に推移しました。
これらにより、当地域セグメントの連結売上収益は131億48百万円、連結営業利益は28億97百万円となりまし
た。
≪米州≫
当地域では、自動車用塗料の売上収益については、中核地域であるアメリカにおいて自動車生産台数が低調に推
移したことなどから前年同期を下回りました。汎用塗料の売上収益については、高付加価値商品の拡販や店舗数の
拡大により前年同期を上回りました。
これらにより、当地域セグメントの連結売上収益は569億11百万円(前年同期比0.4%増)、連結営業利益は人員
増などにより販管費が増加したため39億74百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
≪その他≫
当地域では、自動車用塗料の売上収益について、域内の自動車生産台数が低調に推移したことに加えて円高の影
響があり、前年同期を下回りました。また、2019年7月からのBetek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketiの損
益を当社グループの連結業績に反映しており、同社の業績は堅調に推移しました。
これらにより、当地域セグメントの連結売上収益は174億93百万円(前年同期比70.1%増)、連結営業利益は3
億52百万円(前年同期比936.4%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末と比較して4,635億33百万円増加し、1兆4,175億22百
万円となりました。流動資産につきましては、前連結会計年度末と比較して618億45百万円増加しておりますが、
主な要因は、現金及び現金同等物が減少した一方で、営業債権及びその他の債権が増加したことなどによるもので
す。また、非流動資産につきましては、前連結会計年度末と比較して4,016億87百万円増加しております。主な要
因 は、 IFRS 第 16 号 の 適 用 に 伴 う 有 形 固 定 資 産 の 増 加 や DuluxGroup Limited 及 び Betek Boya ve Kimya Sanayi
Anonim Sirketiの買収により、有形固定資産や無形資産が増加したことなどによるものです。
負債につきましては、前連結会計年度末と比較して4,588億77百万円増加し、7,652億47百万円となりましたが、
主な要因は、DuluxGroup Limited及びBetek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketiの買収に伴う借入金の増加な
どによるものです。
資本につきましては、前連結会計年度末と比較して46億56百万円増加し、6,522億74百万円となりました。主な
要因は、為替換算調整勘定が減少した一方で、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上により利益剰余金が増
加したことなどによるものです。
以上の結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の54.5%から37.1%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年2月13日の決算短信で公表いたしました通期の連結業績予想に変更はありません。
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上収益 474,482 495,119
売上原価 △289,726 △299,220
売上総利益
売上総利益 184,756 195,898
販売費及び一般管理費 △125,142 △134,016
その他の収益 8,582 6,160
その他の費用 △1,386 △1,562
営業利益
営業利益 66,810 66,479
金融収益 3,034 3,522
金融費用 △2,142 △4,755
持分法による投資利益 826 681
税引前四半期利益
税引前四半期利益 68,529 65,928
法人所得税 △17,770 △18,238
四半期利益
四半期利益 50,758 47,689
四半期利益の帰属
四半期利益の帰属
親会社の所有者 35,017 32,697
非支配持分 15,741 14,992
四半期利益
四半期利益 50,758 47,689
1株当たり四半期利益
株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 109.19 101.95
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 109.17 101.92
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
第3四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上収益 161,264 182,694
売上原価 △99,460 △110,383
売上総利益
売上総利益 61,804 72,311
販売費及び一般管理費 △42,424 △49,536
その他の収益 2,830 2,443
その他の費用 △272 △683
営業利益
営業利益 21,938 24,534
金融収益 1,394 1,172
金融費用 △746 △2,412
持分法による投資利益 250 224
税引前四半期利益
税引前四半期利益 22,837 23,519
法人所得税 △5,692 △6,573
四半期利益
四半期利益 17,145 16,945
四半期利益の帰属
四半期利益の帰属
親会社の所有者 11,203 11,758
非支配持分 5,942 5,186
四半期利益
四半期利益 17,145 16,945
1株当たり四半期利益
株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 34.93 36.66
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 34.93 36.65
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期利益
四半期利益 50,758 47,689
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
△1,713 1,312
定する金融資産
確定給付制度の再測定 △25 △18
純損益に振り替えられることのない項目
△1,739 1,294
合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 △11,108 △18,479
キャッシュ・フロー・ヘッジ - △32,626
持分法適用会社におけるその他の包括利
△761 △669
益に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項
△11,869 △51,775
目合計
その他の包括利益合計
その他の包括利益合計 △13,609 △50,480
四半期包括利益
四半期包括利益 37,149 △2,790
四半期包括利益の帰属
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 25,961 △11,730
非支配持分 11,188 8,939
四半期包括利益
四半期包括利益 37,149 △2,790
6
日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
第3四半期連結会計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期利益
四半期利益 17,145 16,945
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
51 1,021
定する金融資産
確定給付制度の再測定 △49 △6
純損益に振り替えられることのない項目
1 1,015
合計
純損益に振り替えられる可能性のある項目
在外営業活動体の換算差額 6,134 △4,513
キャッシュ・フロー・ヘッジ - △12,315
持分法適用会社におけるその他の包括利
105 △295
益に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項
6,239 △17,123
目合計
その他の包括利益合計
その他の包括利益合計 6,241 △16,108
四半期包括利益
四半期包括利益 23,386 837
四半期包括利益の帰属
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 17,339 △1,582
非支配持分 6,047 2,419
四半期包括利益
四半期包括利益 23,386 837
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産
流動資産
流動資産
現金及び現金同等物 129,633 124,941
棚卸資産 65,807 90,458
営業債権及びその他の債権 179,269 220,235
その他の金融資産 59,775 55,758
その他の流動資産 9,456 14,216
小計 443,941 505,611
売却目的で保有する資産 272 449
流動資産合計
流動資産合計 444,214 506,060
非流動資産
非流動資産
有形固定資産 140,550 231,729
のれん 203,722 511,409
その他の無形資産 95,496 94,203
持分法で会計処理されている投資 11,612 11,619
その他の金融資産 40,942 52,021
その他の非流動資産 14,374 3,250
繰延税金資産 3,075 7,228
非流動資産合計
非流動資産合計 509,774 911,461
資産合計
資産合計 953,988 1,417,522
8
日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
負債及び資本
負債及び資本
負債
流動負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 121,999 147,808
社債及び借入金 51,583 395,302
その他の金融負債 5,050 23,387
未払法人所得税 4,735 12,285
引当金 992 3,332
その他の流動負債 31,415 42,072
流動負債合計
流動負債合計 215,776 624,188
非流動負債
非流動負債
社債及び借入金 37,881 50,206
その他の金融負債 5,558 41,398
退職給付に係る負債 19,572 23,490
引当金 385 876
その他の非流動負債 1,209 1,618
繰延税金負債 25,986 23,468
非流動負債合計
非流動負債合計 90,593 141,059
負債合計
負債合計 306,370 765,247
資本
資本金 78,862 78,862
資本剰余金 63,247 62,869
自己株式 △6,444 △6,401
利益剰余金 390,287 408,538
その他の資本の構成要素 △5,905 △17,683
親会社の所有者に帰属する持分合計
親会社の所有者に帰属する持分合
る持分合計 520,047 526,185
非支配持分
非支配持分 127,570 126,089
資本合計
資本合計 647,618 652,274
負債及び資本合計
負債及び資本合計 953,988 1,417,522
9
日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 非支配
資本 利益 資本合計
資本金 自己株式 資本の 合計 持分
剰余金 剰余金
構成要素
2018年1月1日残高 78,862 63,262 △6,454 360,249 15,471 511,392 125,549 636,941
四半期利益 - - - 35,017 - 35,017 15,741 50,758
その他の包括利益 - - - - △9,055 △9,055 △4,553 △13,609
四半期包括利益 - - - 35,017 △9,055 25,961 11,188 37,149
自己株式の取得 - - △4 - - △4 - △4
自己株式の処分 - 0 0 - △1 0 - 0
配当金 - - - △14,110 - △14,110 △12,325 △26,436
株式報酬取引 - - - - 43 43 - 43
支配継続子会社に対する持
- △33 - - - △33 △197 △231
分変動
連結範囲の変動 - - - - - - 521 521
その他の資本の構成要素か
- - - 56 △56 - - -
ら利益剰余金への振替
その他の資本の構成要素か
- - - - - - - -
ら非金融資産等への振替
子会社の増資による持分の
- - - - - - - -
増減
その他 - - - - - - △21 △21
所有者との取引額等合計 - △32 △4 △14,054 △13 △14,105 △12,024 △26,129
2018年9月30日残高 78,862 63,229 △6,458 381,212 6,402 523,248 124,713 647,961
当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の 非支配
資本 利益 資本合計
資本金 自己株式 資本の 合計 持分
剰余金 剰余金
構成要素
2019年1月1日残高 78,862 63,247 △6,444 390,287 △5,905 520,047 127,570 647,618
四半期利益 - - - 32,697 - 32,697 14,992 47,689
その他の包括利益 - - - - △44,427 △44,427 △6,052 △50,480
四半期包括利益 - - - 32,697 △44,427 △11,730 8,939 △2,790
自己株式の取得 - - △6 - - △6 - △6
自己株式の処分 - 104 49 - - 153 - 153
配当金 - - - △14,433 - △14,433 △12,047 △26,481
株式報酬取引 - - - - 9 9 - 9
支配継続子会社に対する持
- △481 - - - △481 △441 △922
分変動
連結範囲の変動 - - - - - - 475 475
その他の資本の構成要素か
- - - △13 13 - - -
ら利益剰余金への振替
その他の資本の構成要素か
- - - - 32,626 32,626 - 32,626
ら非金融資産等への振替
子会社の増資による持分の
- - - - - - 1,618 1,618
増減
その他 - - - - - - △25 △25
所有者との取引額等合計 - △377 43 △14,447 32,649 17,867 △10,420 7,447
2019年9月30日残高 78,862 62,869 △6,401 408,538 △17,683 526,185 126,089 652,274
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ フロー
税引前四半期利益 68,529 65,928
減価償却費及び償却費 14,220 17,746
受取利息及び受取配当金 △1,420 △2,648
支払利息 941 2,860
持分法による投資損益(△は益) △826 △681
有形固定資産及び無形資産除売却損益(△は益) △3,742 △1,040
棚卸資産の増減額(△は増加) △374 △2,634
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △12,476 △13,428
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △1,372 1,609
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △29 △348
引当金の増減額 △1,910 412
その他 △3,632 7,062
小計 57,904 74,838
利息の受取額 855 1,998
配当金の受取額 1,070 1,353
利息の支払額 △962 △2,406
法人所得税の支払額 △15,907 △16,990
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ フロー 42,959 58,793
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ フロー
定期預金の純増減額(△は増加) △1,546 △526
有価証券の純増減額(△は増加) 11,139 1,823
有形固定資産の取得による支出 △14,339 △15,115
有形固定資産の売却による収入 4,695 2,817
無形資産の取得による支出 △1,111 △1,621
投資有価証券の取得による支出 △126 △161
投資有価証券の売却による収入 240 6
子会社株式の取得による支出 △1,215 △318,655
子会社株式の売却による支出 - △57
貸付けによる支出 △567 △3,639
その他 △363 △36
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ フロー △3,196 △335,167
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △2,040 315,096
長期借入れによる収入 351 -
長期借入金の返済による支出 △7,080 △21,200
リース負債の返済による支出 △469 △5,788
非支配持分からの払込みによる収入 - 1,611
配当金の支払額 △14,110 △14,433
非支配持分への配当金の支払額 △902 △1,225
その他 71 △6
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ フロー △24,181 274,052
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響
現金及び現金同等物に係る為替変動による影
る為替変動による影響 △868 △2,371
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の増減額
減額( は減少) 14,713 △4,692
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期首残
首残高 101,876 129,633
現金及び現金同等物の四半期末残高
現金及び現金同等物の四半期末残
半期末残高 116,590 124,941
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(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループが、第1四半期連結会計期間より適用している主な基準書は、次のとおりであります。
IFRS 新設・改訂内容
全ての借手のリースについて、原則としてその資産の使用権と支払いに伴う債務が
IFRS第16号 「リース」
連結財務諸表に反映されることになります。
IFRS第16号の適用にあたっては、C5項(b)の経過措置を適用し、適用開始の累積的影響額を適用開始日(2019年1月
1日)に認識しております。IFRS第16号への移行により、使用権資産が32,985百万円増加、リース負債が20,860百万円
増加、その他の非流動資産が12,429百万円減少しております。なお、使用権資産は有形固定資産に、リース負債はそ
の他の金融負債(流動及び非流動)に含めて表示しております。
過去にIAS第17号のもとでオペレーティング・リースに分類していたリースにIFRS第16号を適用する際に、IFRS第16
号C10項(a)‐(e)の実務上の便法を使用しております。
(セグメント情報)
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高
経営意思決定機関である取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象
となっているものであります。当社グループは、塗料・コーティング事業として自動車用、汎用、工業用、ファイ
ンケミカル及びその他塗料の製造・販売を、塗料周辺事業として接着剤等の塗料関連製品の製造・販売を主な事業
としており、国内においては当社及び独立した法人が、海外においてはアジア、オセアニア、米州、その他の地域
を独立した現地法人がそれぞれ担当しております。各法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品につ
いて各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは製造・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「ア
ジア」、「オセアニア」及び「米州」の4つを報告セグメントとしております。
「その他」の区分は、欧州等の現地法人の事業活動を含んでおります。当該事業活動は個別に管理されているも
のの、当社グループにとって、独立したセグメントとして区分開示するほどの重要性はありません。
(報告セグメントの変更等に関する事項)
当第3四半期連結会計期間において、DuluxGroup Limitedの全株式を取得し、同社及びその子会社42社を連結の
範囲に含めたことにより、「オセアニア」を報告セグメントに追加しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分に基づき表示し
ております。
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(2) 報告セグメントごとの実績
前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
調整額
その他 合計 連結財務
(注)
日本 アジア オセアニア 米州 小計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への
133,553 273,958 - 56,683 464,196 10,286 474,482 - 474,482
売上収益
セグメント間
29,891 2,816 - 175 32,882 555 33,438 △33,438 -
売上収益
合 計 163,444 276,775 - 56,859 497,078 10,841 507,920 △33,438 474,482
セグメント利益 35,990 40,481 - 4,289 80,761 33 80,795 △13,985 66,810
金融収益 3,034
金融費用 △2,142
持分法による投資利益 826
税引前四半期利益 68,529
(注) セグメント間売上収益及びセグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去によるものであります。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
調整額
その他 合計 連結財務
(注)
日本 アジア オセアニア 米州 小計 諸表計上額
売上収益
外部顧客への
136,501 271,063 13,148 56,911 477,625 17,493 495,119 - 495,119
売上収益
セグメント間
28,541 2,874 - 107 31,523 630 32,153 △32,153 -
売上収益
合 計 165,043 273,938 13,148 57,018 509,148 18,124 527,272 △32,153 495,119
セグメント利益 32,816 40,028 2,897 3,974 79,717 352 80,069 △13,589 66,479
金融収益 3,522
金融費用 △4,755
持分法による投資利益 681
税引前四半期利益 65,928
(注) セグメント間売上収益及びセグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去によるものであります。
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(3) 製品及びサービスに関する情報
当第四半期連結会計期間より、事業別の売上区分を「塗料・コーティング事業」と「塗料周辺事業」に変更して
おります。
なお、前第3四半期連結累計期間の売上収益については、変更後の事業別の売上区分に基づき表示しておりま
す。
前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
日本 アジア オセアニア 米州 その他 合計
塗料・コーティング事業 133,553 273,958 - 56,683 10,286 474,482
自動車用塗料 33,210 55,689 - 20,599 9,541 119,041
汎用塗料 33,824 180,894 - 33,682 - 248,401
工業用塗料 29,465 21,569 - - 190 51,225
ファインケミカル 6,556 5,100 - 2,277 546 14,481
その他塗料 30,496 10,705 - 124 7 41,332
塗料周辺事業 - - - - - -
合 計 133,553 273,958 - 56,683 10,286 474,482
当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
日本 アジア オセアニア 米州 その他 合計
塗料・コーティング事業 136,501 271,063 7,075 56,911 15,667 487,221
自動車用塗料 34,689 49,598 - 19,763 8,807 112,859
汎用塗料 36,434 185,176 6,582 34,702 4,651 267,547
工業用塗料 30,273 19,929 493 - 922 51,618
ファインケミカル 6,580 4,493 - 2,299 767 14,140
その他塗料 28,524 11,865 - 146 518 41,055
塗料周辺事業 - - 6,072 - 1,825 7,898
合 計 136,501 271,063 13,148 56,911 17,493 495,119
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(企業結合等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年9月30日)
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
(豪州DuluxGroup Limitedの取得(子会社化))
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 : DuluxGroup Limited及びその子会社42社
事業内容 : オセアニアを中心とした地域のハイブランドの塗料・DIY用品の製造販売
※なお、上記DuluxGroup Limitedは、持分法適用関連会社1社を有しております。
② 取得日
2019年8月21日
③ 取得した議決権付資本持分の割合
100%
④ 被取得企業の支配を獲得した方法
現金を対価とする株式の取得
⑤ 取得の主な理由
豪州・ニュージーランド(以下、「ANZ」)の塗料市場は、先進国にあって、なお、安定成長を堅調に重ねて
いる魅力的な市場であり、DuluxGroup LimitedはそのANZ塗料市場における首位の市場シェアを有しておりま
す。同社は特に建築用塗料領域において知名度の高いブランドを豊富に揃え、2位以下を大きく引き離し市場
シェアを拡大し続ける、豪州屈指の優良企業であります。そのため、本件株式取得の実施は、世界の塗料需要
の中で規模が大きく、かつ成長余地の大きな建築用塗料事業において、強いポジションを確保しつつ、地域ポ
ートフォリオを、成長著しい地域と安定成長が期待できる地域のバランスの取れたものにすることにより、事
業基盤をさらに頑強なものにし、当社の中期経営計画の進捗に大いに貢献するものであると確信し株式取得を
行うことといたしました。
(2) 企業結合日における資産及び負債の公正価値
(単位:百万円)
公 正 価 値
現金及び現金同等物 2,906
有形固定資産 47,672
無形資産 5,710
その他の資産 52,342
引受負債の公正価値 △96,380
取得資産及び引受負債の公正価値(純額) 12,251
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営業債権及びその他の債権
(単位:百万円)
契約上の債権金額 公 正 価 値
営業債権 18,924 18,541
未収入金 163 163
計 19,087 18,704
回収が見込まれない契約上のキャッシュ・フローの
△382 -
最善の見積り
差引合計 18,704 18,704
取得した資産及び引き受けた負債の額については、当第3四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完
了していないため、現時点で入手可能な情報に基づいて暫定的に算定しております。取引日に存在していた事実
及び状況について取得日から1年以内に新たな情報が生じ、上記の金額に修正または追加がある場合には、取得
時の会計処理を修正することとなります。
(3) 移転対価及びのれん
(単位:百万円)
金 額
移転対価(現金) A 262,932
ベーシス・アジャストメント B 31,720
取得資産及び引受負債の公正価値(純額) C 12,251
非支配持分 (注1) D △156
のれん (注2) A+B-(C-D) 282,244
(注1) 非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配持分の持分割合で測定してお
ります。
(注2) のれんは、主に将来の超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映したものであります。なお、当
該のれんについて税務上、損金算入を見込んでいる金額はありません。
(4) 取得関連費用
表示科目 : 販売費及び一般管理費
金額 : 1,425百万円
(5) 連結損益計算書に与える影響
① 連結損益計算書で認識されている取得日以降の被取得企業の業績
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年9月1日
至 2019年9月30日)
売上収益 13,148
当期利益 1,826
② 企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の連結損益計算書に与える影響額
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
売上収益 103,747
当期利益 5,069
なお、当該プロフォーマ情報(非監査情報)は、四半期レビューを受けておりません。
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(6) 企業結合によるキャッシュ・フローへの影響
(単位:百万円)
金 額
取得対価の支払 294,652
現金及び現金同等物 △2,906
子会社株式取得による支出 291,745
(トルコBetek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketiの取得(子会社化))
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 : Betek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketi及びその子会社8社
事業内容 : 建築用塗料及び建設用材料の製造・販売
※なお、上記Betek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketiは、持分法適用会社1社を有しております。
② 取得日
2019年7月10日
③ 取得した議決権付資本持分の割合
99.71%
④ 被取得企業の支配を獲得した方法
現金を対価とする株式の取得
⑤ 取得の主な理由
トルコ建築用塗料市場は今後、高い成長性が期待される魅力的な市場です。今回株式を取得するBetekグルー
プは1988年に設立され、建築用・工業用塗料に加えETICS(External Thermal Insulation Composite System:
断熱材)等を手がけており、トルコ建築用塗料市場においてトップシェアを有するリーディングカンパニーで
す。主力ブランドのFilli BoyaとFaworiは各々高いシェア、高いブランド認知度を有しております。当社は本
取引を通じ、従来から高いプレゼンスを有しているアジア・中国に加え、将来の市場成長が大いに期待される
トルコにおいて、一気にトッププレーヤーを獲得でき、トルコ市場の高い成長性を享受することが可能となり
ました。また、これまでアジアの建築用塗料事業で培ったノウハウや事業リソースをBetek Boya ve Kimya
Sanayi Anonim Sirketiに注入することにより、同社の成長スピードを加速することも可能であると捉えており
ます。したがって、当社の中期経営計画の進捗及び中・長期経営方針の達成に大いに貢献するものと確信し株
式取得を行うことといたしました。
(2) 企業結合日における資産及び負債の公正価値
(単位:百万円)
公 正 価 値
現金及び現金同等物 3,813
有形固定資産 8,235
無形資産 19
その他の資産 22,623
引受負債の公正価値 △35,228
取得資産及び引受負債の公正価値(純額) △536
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
営業債権及びその他の債権
(単位:百万円)
契約上の債権金額 公 正 価 値
営業債権 17,251 14,566
未収入金 327 327
計 17,579 14,893
回収が見込まれない契約上のキャッシュ・フローの
△2,685 -
最善の見積り
差引合計 14,893 14,893
取得した資産及び引き受けた負債の額については、当第3四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完
了していないため、現時点で入手可能な情報に基づいて暫定的に算定しております。取引日に存在していた事実
及び状況について取得日から1年以内に新たな情報が生じ、上記の金額に修正または追加がある場合には、取得
時の会計処理を修正することとなります。
(3) 移転対価及びのれん
(単位:百万円)
金 額
移転対価(現金) A 26,456
ベーシス・アジャストメント B 906
取得資産及び引受負債の公正価値(純額) C △536
非支配持分 (注1) D 512
のれん (注2) A+B-(C-D) 28,411
(注1) 非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配持分の持分割合で測定してお
ります。
(注2) のれんは、主に将来の超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映したものであります。なお、当
該のれんについて税務上、損金算入を見込んでいる金額はありません。
(4) 取得関連費用
表示科目 : 販売費及び一般管理費
金額 : 556百万円
(5) 連結損益計算書に与える影響
① 連結損益計算書で認識されている取得日以降の被取得企業の業績
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年7月1日
至 2019年9月30日)
売上収益 7,825
1,035
当期利益
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日本ペイントホールディングス株式会社(4612) 2019年12月期 第3四半期決算短信
② 企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の連結損益計算書に与える影響額
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年1月1日
至 2019年9月30日)
売上収益 21,960
当期利益 167
なお、当該プロフォーマ情報(非監査情報)は、四半期レビューを受けておりません。
(6) 企業結合によるキャッシュ・フローへの影響
(単位:百万円)
金 額
取得対価の支払 27,362
現金及び現金同等物 △3,813
子会社株式取得による支出 23,548
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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