4599 M-ステムリム 2021-07-15 17:00:00
レダセムチド(HMGB1ペプチド)に関する急性期脳梗塞を対象とした第2相試験の進捗(患者組み入れ完了)に関するお知らせ [pdf]

                                                   2021 年 7 月 15 日




各 位
                                   会 社 名   株 式 会 社 ス テ ム リ ム
                                   代表者名    代表取締役会長 CEO 冨田 憲介
                                           (コード番号:4599 東証マザーズ)
                                   問合せ先    経 営 管 理 部 長 中山 勝仁
                                               (電話番号:072-648-7152)




       レダセムチド(HMGB1 ペプチド)に関する急性期脳梗塞を対象とした
        第Ⅱ相試験の進捗(患者組み入れ完了)に関するお知らせ

 当社から塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製
薬」)へ導出済みの再生誘導医薬開発品、レダセムチド(HMGB11)より創製したペプチド医薬、開発コー
ド:S-005151)について、現在、塩野義製薬により急性期脳梗塞の患者を対象とした第Ⅱ相試験(以下
「本治験」)が実施されておりますが、この度、塩野義製薬より患者の組み入れが目標症例である150例に
到達・完了した旨の連絡がありましたので、お知らせいたします。


 本治験は、急性期脳梗塞患者に対するレダセムチドの有効性について、投与開始90日後のmRS2)を
指標として、二重盲検下で比較検討いたします。今後は治験登録患者の経過観察期間を経てデータ解
析・評価が行われる予定です。
 本治験の概要は、臨床試験情報(一般財団法人 日本医薬情報センター/JAPIC)をご参照ください。
(参考)日本医薬情報センター/JAPIC 臨床試験情報(JapicCTI-194963)


 なお、本件は計画通りの進捗であり、本日当社が公表しました2021年7月期(2020年8月1日~2021年7月
31日)の通期業績修正予想値に与える影響はありません。


1) HMGB1(High Mobility Group Box 1):体内の間葉系幹細胞を患部に誘導する細胞の核内タンパク
  質の1つ
2) mRS(modified Rankin Scale):脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、パーキンソン病などの神経疾患
  といった神経運動機能に異常を来す疾患の重症度を評価するためのスケール


                                                            以 上