4598 M-DELTA-P 2020-03-24 15:00:00
がん微小環境改善剤「DFP-17729」のライセンス契約締結に関するお知らせ [pdf]
2020 年3月 24 日
各 位
会 社 名 Delta-Fly Pharma株式会社
代表者名 代表取締役社長 江 島 淸
(コード:4598、東証マザーズ)
問合せ先 取締役管理管掌 松 枝 康 雄
(TEL.03-6231-1278)
がん微小環境改善剤「DFP-17729」の
ライセンス契約締結に関するお知らせ
Delta-Fly Pharma 株式会社(徳島県徳島市、代表取締役社長 江島 淸、以下「DFP」)と日本
ケミファ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 山口 一城、以下「日本ケミファ」)は、DFP が
特許を有するがん微小環境改善剤「DFP-17729」(以下、「本剤」)について、日本国内における本
剤の独占的販売権ならびに日本国内で販売するための独占的製造権を日本ケミファに付与するラ
イセンス契約(以下「本契約」)を締結することを合意しましたのでお知らせいたします。
本剤は、がん細胞が増殖するためにがん細胞外に放出する酸性物質により酸性となっている腫
瘍周囲の環境をアルカリ化することにより、腫瘍周囲の微小環境を改善する作用を有しており、難
治性がんの画期的治療効果が期待されています。
本契約に基づき、DFP は既存の抗がん剤との併用で膵臓がん患者を対象に臨床試験を実施し、
日本ケミファは日本において本剤の製造承認が取得された後、本剤の販売と製造を行います。膵臓
がんに代表される難治性がんは早期発見が難しく、特に末期では満足できる治療剤がない状況に
あるため、一日も早い新薬の開発が望まれております。
また、本剤の関連特許は PCT(特許協力条約)加盟国に対し国際出願済みであり、日本と韓国で
は既に特許が成立しています。
本件に関する 2020 年3月期の業績への影響につきましては、本契約により日本ケミファより受
け取る契約一時金を当期の売上高に計上する予定であり、本日「業績予想の修正に関するお知らせ」
を公表しております。
以 上
(参考情報)
【会社概要】
(1)Delta-Fly Pharma 株式会社
① 商 号 Delta-Fly Pharma 株式会社
② 代 表 者 代表取締役社長 江島 淸 (えしま きよし)
③ 本社所在地 徳島県徳島市川内町宮島錦野 37 番地の 5
④ 主な事業内容 医薬品、医薬部外品、医療器具、化学工業薬品、化粧品の
研究開発、製造、販売並びに輸出入
⑤ 資 本 金 28 億49百万円
⑥ 設立年月日 2010 年 12 月 6 日
⑦ 決 算 期 3 月 31 日
Delta-Fly Pharma 株式会社は、2010 年 12 月に創業した、医療用医薬品の研究開発に特
化したベンチャー企業です。「『がん』だけを見ることなく『がん患者』の全体を診ることにより、安心
して身内のがん患者に勧められるがん治療法を提供すること」を企業理念として、ヒトでの有効性
が確認された既存薬にアレンジを加える“モジュール創薬(Module Technology)”を用いて、新
規抗がん剤の開発に注力しています。
(2)日本ケミファ株式会社
① 商 号 日本ケミファ株式会社
② 代 表 者 代表取締役社長 山口 一城 (やまぐち かずしろ)
③ 本社所在地 東京都千代田区岩本町 2-2-3
④ 主な事業内容 医療用医薬品・臨床検査薬の製造・販売および輸出入業
健康・医療関連事業
⑤ 資 本 金 43 億 4 百万円
⑥ 設立年月日 1950 年 6 月 16 日
⑦ 決 算 期 3 月 31 日
日本ケミファは 1950 年に創業した、医療用医薬品を中心に臨床検査薬やヘルスケアなどの事
業に取り組む企業です。「ジェネリック医薬品」、「高尿酸血症治療」、「自社開発創薬」の 3 つを成長
戦略として掲げ、これらの成果を国内外に展開することを目指しています。自社開発創薬について
は探索研究にフォーカスした「ベンチャー型創薬研究」による画期的な新薬開発と既存薬のドラッ
グ・リポジショニングに取り組んでおり、近年では新薬開発において複数の有望な候補化合物を見
出すことに成功しています。
<お問い合わせ先>
Delta-Fly Pharma 株式会社 管理部門
TEL:03-6231-1278
FAX:03-6231-1478
日本ケミファ株式会社 広報室
TEL:03-3863-1213
FAX:03-3864-5940