4598 M-DELTA-P 2020-02-14 12:25:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年2月14日
上場会社名 Delta-Fly Pharma株式会社 上場取引所 東
コード番号 4598 URL http://delta-flypharma.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)江島 清
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理管掌 (氏名)松枝 康雄 TEL 03(6231)1278
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 - - △1,223 - △1,229 - △1,232 -
2019年3月期第3四半期 - - △424 - △501 - △503 -
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 △276.70 -
2019年3月期第3四半期 △131.63 -
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、四半期純損失であるため記
載しておりません。
2.当社は、2018年6月25日付で普通株式1株につき500株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期
首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり四半期純利益」を算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 2,420 2,379 98.3
2019年3月期 3,567 3,504 98.2
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 2,379百万円 2019年3月期 3,504百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 - 0.00 -
2020年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 - - △1,066 - △1,066 - △1,069 - △244.85
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 4,504,600株 2019年3月期 4,369,600株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 32株 2019年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 4,454,010株 2019年3月期3Q 3,825,237株
当社は、2018年6月25日付で普通株式1株につき500株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首
に当該株式分割が行われたと仮定して、「期中平均株式数」を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注
意事項等については、添付資料P.2「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に
関する説明」をご覧ください。
Delta-Fly Pharma株式会社(4598) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 2
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 4
第3四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 4
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 5
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 5
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 5
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Delta-Fly Pharma株式会社(4598) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
世界の医薬品市場においては、中国市場が国民の所得水準の上昇や慢性疾患の増加により、引き続き拡大してい
ます。この中国市場において、2019年第3四半期に米国メルクやファイザー、英国のアストラゼネカは循環器系疾
患やがんの新薬の売り上げを順調に伸ばし、欧米の大手製薬企業における中国市場の位置付けがさらに高まってい
ます。一方、わが国の医薬品市場においては、2019年12月20日に中央社会保険医療協議会が開催され、2020年度薬
価制度改革の骨子を決定し、薬価の引き下げを1,100億円とするなど厳しい状況が続いています。
当社では、このような国内外における市場環境の変化が進む中、経済的にも安心して身内のがん患者にも勧めら
れる治療法を早期に提供することを目指して、「モジュール創薬」に基づく研究開発に取り組み、着実に開発パイ
プラインを前進させました。
抗がん剤候補化合物DFP-10917は、米国での臨床第Ⅲ相試験の症例登録が開始されると共に、治験実施医療機関
をさらに拡大し、海外の製薬企業と提携に向けた協議を進めました。DFP-14323は、日本国内における臨床第Ⅱ相
試験の症例登録を順調に進め、2019年12月末現在で予定症例数の半数以上の登録を完了すると共に、中国企業を含
む海外の製薬企業と提携交渉も開始しました。DFP-11207は、臨床第Ⅰ相試験と食事の影響試験の結果について、
「中国臨床腫瘍学会〈CSCO〉(2019年9月18日から22日開催)」に続き「第57回日本癌治療学会(2019年10月24日
から26日開催)」で治験責任医師(米国MD Anderson Cancer Center)が発表し、米国での臨床第Ⅱ相試験に関す
る治験薬製造の準備を進めると共に、中国企業を含む海外の製薬企業とも提携交渉を開始しました。また、DFP-
14927は米国での臨床第Ⅰ相試験の症例登録を順調に進めると共に、DFP-10825は、2020年度末の臨床第Ⅰ相試験の
開始を目指して前臨床試験を進め、DFP-17729については日本国内での臨床開発に向けて、国内製薬企業との提携
についてさらに協議を進めました。
以上の結果、期首計画のとおり当第3四半期累計期間におけるマイルストーン等はなく、事業収益はありません
でした(前年同四半期は事業収益はなし)。事業費用につきましては、各開発パイプラインの進捗に伴い、治験実
施医療機関並びに症例数の増加や新規の臨床試験の準備などを行ったことから、研究開発費が1,031百万円(前年
同四半期比277.8%増)となりました。この結果、営業損失は1,223百万円(前年同四半期は424百万円の損失)、
経常損失は1,229百万円(前年同四半期は501百万円の損失)、四半期純損失は1,232百万円(前年同四半期は503百
万円の損失)となりました。
なお、当社は医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績を記載しておりません。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期会計期間末における資産合計は2,420百万円となり、前事業年度末と比較して1,146百万円減少しま
した。このうち、流動資産は2,373百万円となり、前事業年度末と比較して1,158百万円減少しました。これは主と
して、現金及び預金が1,196百万円減少したことによるものであります。また、固定資産は46百万円となり、前事
業年度末と比較して11百万円増加しました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債合計は41百万円となり、前事業年度末と比較し22百万円減少しました。こ
のうち、流動負債は39百万円となり、前事業年度末と比較して17百万円減少しました。これは主として、未払法人
税等が11百万円減少したことによるものであります。また、固定負債は1百万円となり、前事業年度末と比較して
5百万円減少しました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は2,379百万円となり、前事業年度末と比較して1,124百万円減少し
ました。これは主として、ストック・オプションの行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ54百万円増加した
ものの、四半期純損失の計上により利益剰余金が1,232百万円減少したことによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2019年5月15日の「2019年3月期決算短信」で公表いたしました業績予想に変更はあ
りません。
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Delta-Fly Pharma株式会社(4598) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,508,437 2,311,651
その他 23,752 62,247
流動資産合計 3,532,190 2,373,898
固定資産
有形固定資産 31,521 43,337
無形固定資産 84 57
投資その他の資産 3,568 3,360
固定資産合計 35,173 46,754
資産合計 3,567,363 2,420,653
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 6,792 6,792
未払金 26,063 19,514
未払法人税等 22,567 11,273
その他 1,567 2,309
流動負債合計 56,990 39,889
固定負債
長期借入金 6,266 1,172
固定負債合計 6,266 1,172
負債合計 63,256 41,061
純資産の部
株主資本
資本金 2,795,185 2,849,185
資本剰余金 2,775,185 2,829,185
利益剰余金 △2,066,262 △3,298,692
自己株式 - △85
株主資本合計 3,504,107 2,379,591
純資産合計 3,504,107 2,379,591
負債純資産合計 3,567,363 2,420,653
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Delta-Fly Pharma株式会社(4598) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
事業収益 - -
事業費用
研究開発費 273,084 1,031,690
その他の販売費及び一般管理費 150,940 191,538
事業費用合計 424,024 1,223,228
営業損失(△) △424,024 △1,223,228
営業外収益
受取利息 16 425
為替差益 174 -
その他 522 47
営業外収益合計 713 472
営業外費用
支払利息 244 140
為替差損 - 6,188
コミットメントフィー 46,610 -
上場関連費用 16,281 -
株式交付費 15,211 595
その他 220 -
営業外費用合計 78,569 6,923
経常損失(△) △501,880 △1,229,679
税引前四半期純損失(△) △501,880 △1,229,679
法人税、住民税及び事業税 1,647 2,750
法人税等合計 1,647 2,750
四半期純損失(△) △503,528 △1,232,430
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Delta-Fly Pharma株式会社(4598) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期累計期間において、ストック・オプションとしての新株予約権の権利行使により、資本金及び資本
剰余金がそれぞれ54,000千円増加し、当第3四半期会計期間末において、資本金が2,849,185千円、資本剰余金が
2,829,185千円になっております。
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