4597 Ｍ－ソレイジア 2019-12-26 16:00:00
エディットフォース株式会社との共同研究開発契約締結に関するお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 26 日
各 位
会 社 名 ソレイジア・ファーマ株式会社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 荒 井 好 裕
（コード番号：4597 東証マザーズ）
問 合 せ 先 取締役 CFO 管理本部長 宮 下 敏 雄
電 話 0 3 - 5 8 4 3 - 8 0 4 9
エディットフォース株式会社との共同研究開発契約締結に関するお知らせ
当社は、本日、エディットフォース株式会社（本社：福岡県福岡市中央区、代表取締役社長：
小野 高、以下「エディットフォース」）と、エディットフォースの有する DNA/RNA 編集技術を
基に、主にがん領域での医薬品の研究・開発を目的として共同研究開発契約を締結いたしました
ので、お知らせいたします。
詳細につきましては、別紙「共同研究開発契約締結のお知らせ」をご参照ください。
当社は、本契約の締結は中長期的な企業価値の向上に資するものと考えております。ただし、
2019 年 12 月期の業績に与える影響は軽微です。
以上
2019 年 12 月 26 日
各 位
ソレイジア・ファーマ株式会社
エディットフォース株式会社
共同研究開発契約締結のお知らせ
ソレイジア・ファーマ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：荒井好裕、以下「ソレ
イジア」
）とエディットフォース株式会社（本社：福岡県福岡市中央区、代表取締役社長：小野
高、 「エディットフォース」 は、
以下 ） エディットフォースの有する DNA/RNA 編集技術を基に、
主にがん領域での医薬品の研究・開発を目的として共同研究開発契約を締結いたしましたので、
お知らせいたします。
両社は今後、主として、がん領域の中から RNA 編集をベースとした複数プロジェクト（対象
疾患×標的遺伝子配列×作用機序）を策定し、当該プロジェクトにおける PPR
（pentatricopeptide
repeat）タンパク質プラットフォーム技術※を用いた医薬品開発を推進してまいります。
エディットフォースはソレイジアに対して、基盤技術の知的財産権への非独占的な実施権、並
びに該当するプロジェクトの独占使用にかかるオプション権を付与し、ソレイジアはエディッ
トフォースに対して、契約一時金と各プロジェクトの開発の進捗に対するマイルストンを支払
います。なお、ソレイジアのオプション権は、該当するプロジェクトにおいて将来の臨床開発を
目指した非臨床試験に進める開発候補品が見出された段階での行使が予定されます。
ソレイジアは、主としてがん領域のアンメット・メディカルニーズに応えるため、医薬品の開
発事業化を推進するスペシャリティー・ファーマであり、すでに複数の医薬品を上市しており、
その臨床開発力には定評があります。一方エディットフォースは世界にも類のない独自の
DNA/RNA 編集技術（PPR タンパク質プラットフォーム技術）を有するベンチャー企業であり、
製薬企業などとの連携を通して、その技術の医薬品開発分野における応用に向けて研究開発を
推進しております。
今回両社は、それぞれの有する知見に基づき、特定のプロジェクト（対象疾患、標的遺伝子配
列、並びに作用機序）の研究・開発において、早期の研究開発から臨床開発に至るまでを共同で
立案、実施することで、両社にとって創薬パイプライン充実及び研究開発プロセスを効率的に進
めることに合意いたしました。
ソレイジア代表取締役社長 荒井好裕は、次のように述べています。
「エディットフォースは、世界的にも新規且つ独自技術である DNA/RNA 編集技術を有してお
り、がん領域を中心とした現在まだ開発されていない治療ターゲットに対し、新しい視点での創
薬が可能と期待しています。当社の対象とする新規導入品の主なターゲットは、引き続き前期～
後期臨床試験ステージにある候補品であることに変更はありませんが、新規候補品数には限り
があり、常に当社の期待する候補品を導入できる保証はありません。また近年の技術革新スピー
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ドは目覚ましく、新技術や新しい知見に基づく創薬も行われています。現時点での候補品に限ら
ず、将来の新規候補品導入の機会を増やすことは、当社の長期的なビジネス発展に必要と考え、
今般エディットフォースと共同研究開発契約を締結することといたしました。早期の研究開発
をエディットフォースが担い、臨床での有効性が期待できる候補品の臨床開発を当社が担う共
同研究開発スキームによって各社の強みを生かし、新規候補品確保の機会向上の他、創薬と臨床
開発プロセスの効率化と強化が図れるものと期待しています。」
また、エディットフォース代表取締役社長 小野高は、次のように述べています。
「当社の有する技術は極めて革新的であり、医薬分野の発展に大きく貢献できるものと考えてお
りますが、医薬品を製品として上市するまでには、多くの過程を経る必要があります。主にがん
の領域において、この過程、特に臨床開発における深い知見を有するソレイジアと協業をするこ
とによって、よりスピーディーに案件を開発ステージに進められることを期待し、この度共同研
究開発契約を締結させていただくこととなりました。本契約を基に、ソレイジアと新しいモダリ
ティの医薬品の開発を推進してまいります。」
以上
【ソレイジア・ファーマ株式会社について】
ソレイジアは、2017年に東京証券取引所に株式上場（証券コード：4597）した、東京都港区に本社を
置く、医療用医薬品等の開発及び販売を行う製薬企業です。“Better Medicine for a Brighter Tomorrow”
をミッションとする、アジアを事業領域の中心とした癌領域特化のスペシャリティ・ファーマです。
がん領域のアンメット・メディカルニーズに応えるため、革新的な医薬品等を開発し、患者の皆様の
健やかな暮らしと未来に貢献いたします。詳細は、https://www.solasia.co.jp/をご覧ください。
【エディットフォース株式会社について】
エディットフォースは、独自のDNA/RNA編集技術であるPPRタンパク質プラットフォーム技術を有
する九州大学発のベンチャー企業です。「New Tools Lead To a New World」をビジョンに掲げ、新
規のDNA/RNA操作ツールを提供することを通じて、PPR技術を医療、産業、農業などの分野を含む
広範囲なバイオ産業に貢献いたします。詳細は、https://www.editforce.co.jp/をご確認下さい。
※PPR（pentatricopeptide repeat）タンパク質プラットフォーム技術について
PPRは植物で発見された、RNA及びDNAに配列特異的に結合することで遺伝子の発現制御を行って
いるタンパク質です。ヒトや酵母にも存在しており、同様の機能を有しています。エディットフォー
ス取締役の中村崇裕准教授、八木祐介博士らはこのPPRに注目し、配列特異性を決定するメカニズム
を明らかにし、標的とするDNAまたはRNA配列に結合するタンパク質を作成する技術を確立しまし
た。さらに、酵素タンパク質と融合することで、細胞内外問わず、標的ゲノムやRNAを自在に操作、
改変することが可能です。詳細は、https://www.editforce.co.jp/ppr/をご確認下さい。
お問い合わせ先
ソレイジア・ファーマ株式会社 エディットフォース株式会社
管理本部経営企画（広報・IR担当） 担当：研究企画部
電話：03-5843-8045（代表） Tel: 092-802-4935
E-mail: info@solasia.co.jp Email: editforce-info@editforce.jp
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