4597 M-ソレイジア 2019-02-27 16:00:00
資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分(繰越利益剰余金の欠損填補)、並びに役員の異動に関するお知らせ [pdf]
2019 年2月 27 日
各 位
会 社 名 ソレイジア・ファーマ株式会社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 荒 井 好 裕
( コ ード 番号 :4 5 9 7 東証 マ ザー ズ)
問 合 せ 先 取締役 CFO 管理本部長 宮 下 敏 雄
電 話 0 3 - 5 8 4 3 - 8 0 4 9
資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分
(繰越利益剰余金の欠損填補)、並びに役員の異動に関するお知らせ
当社は、本日取締役会において、資本準備金の額の減少を決議し、2019 年3月 29 日開催予定の第 11
回定時株主総会(以下、
「本株主総会」
)に資本金の額の減少について付議すること、及びそれらの効力
が生じることを条件とした剰余金の処分を決議するとともに、役員の異動につき、下記のとおり本株
主総会に付議することを決議しましたので、お知らせいたします。
なお、上記資本金の額の減少、資本準備金の額の減少及び剰余金の処分は、発行済株式総数の変更は
なく、株主の皆様の所有株式数に影響を与えるものではありません。また、本件は「純資産の部」にお
ける勘定の振替であり、当社の純資産に変更を生じるものではありません。
記
1.資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分(繰越利益剰余金の欠損填補)の件
(1)目的
当社は、アジア諸地域を中心にがん領域を対象とする製品の開発事業化に特化するスペシャリティ・
ファーマであり、バイオベンチャー企業の一種です。医薬品等の研究開発は臨床試験等を実施するた
めに多額の先行投資を要し、かつその期間は中長期に亘ることから、収益確保、投資資金回収には相当
程度の期間を要するものとなります。創業以来4つの医薬等候補品の開発に着手し、それらに対する
これまでの先行投資の結果として、2つの開発品について当局承認を得るに至りました。うち1製品
は日本で 2018 年に販売が開始されており、もう1製品は中国で 2019 年の販売開始を予定しておりま
す。これら製品販売により、投資資金回収の端緒に就いた状況であると認識しております。また残りの
2つの開発品は、いずれも当局への承認申請に至る最終段階の臨床試験を実施している状況です。こ
のようなこれまでの開発に対する先行投資により、2018 年 12 月 31 日現在の当社単体財政状態におい
てマイナス(欠損)の繰越利益剰余金は 11,244 百万円となっております。
今般、上記のとおりの開発品の成功と販売開始を契機として、将来の剰余金の配当や自社株取得等
の株主還元策が可能な状況に当社財政状態を近接せしめ、資本政策の柔軟性と機動性の向上を図るこ
とを目的とし、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分(繰越利益剰余金の欠損填補)を
行う次第です。
なお、当社が発行している新株予約権が効力発生日までに行使された場合には、効力発生日後の資
本金の額及び資本準備金の額は変動する可能性があります。
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(2)資本金の額の減少の要領
① 減少する資本金の額
2018 年 12 月 31 日現在の資本金の額 7,632,240,417 円を 7,532,240,417 円減少し、100,000,000
円といたします。
② 資本金の額の減少の方法
資本金の額を減少し、その他資本剰余金に振り替えます。
(3)資本準備金の額の減少の要領
① 減少する資本準備金の額
2018 年 12 月 31 日現在の資本準備金の額 7,631,740,384 円を 3,712,290,054 円減少し、
3,919,450,330 円といたします。
② 資本準備金の額の減少の方法
資本準備金の額を減少し、その他資本剰余金に振り替えます。
(4)剰余金の処分(繰越利益剰余金の欠損填補)の要領
会社法第 452 条の規定に基づき、上記(2)及び(3)の効力が生じた場合、その後、その他資本
剰余金の全額 11,244,530,471 円を繰越利益剰余金に振り替えることにより、繰越利益剰余金の欠損
を填補いたします。
① 減少する剰余金の項目及びその額
その他資本剰余金 11,244,530,471 円
② 増加する剰余金の項目及びその額
繰越利益剰余金 11,244,530,471 円
上記(2)から(4)までの効力が生じた場合、当社自己資本「純資産の部」は、以下のとおり
となる予定です。
2018 年 12 月末 増減 効力発生後(予定)
資本金 7,632,240,417 円 △7,532,240,417 円 100,000,000 円
資本準備金 7,631,740,384 円 △3,712,290,054 円 3,919,450,330 円
繰越利益剰余金 △11,244,530,471 円 11,244,530,471 円 0円
自己株式 △48,793,696 円 -円 △48,793,696 円
※効力発生後(予定)の数値は、本件以外の 2019 年度の期中の変動要因は含まれておりません。
(5)資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分の日程
① 取締役会決議日 2019 年2月 27 日
② 株主総会決議日(資本金の額の減少) 2019 年3月 29 日(予定)
③ 債権者異議申述公告日 2019 年4月 9日(予定)
④ 債権者異議申述最終期日 2019 年5月 9日(予定)
⑤ 効力発生日 2019 年5月 10 日(予定)
(6)今後の見通し
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本件は、上記のとおり「純資産の部」における勘定の振替であり、当社の純資産の額及び発行済株式
総数に変動はなく、業績に与える影響は軽微であり、2019 年2月 13 日に公表した 2019 年 12 月期の連
結業績予想値の変更は行いません。
2.役員の異動
(1)取締役の選任
現任の取締役6名全員の選任(再任)につき、本株主総会に付議いたします。
(2)新任監査役の選任
以下の者の監査役選任(新任)につき、本株主総会に付議いたします。本議案が承認可決された場
合、当社監査役は4名となります。なお、現任の監査役3名の任期は 2019 年 12 月期に係る定時株
主総会終結の時までであり、変更はありません。
新任監査役候補者
氏 名: 荒木 進(あらき すすむ)
生 年 月 日: 1952 年8月6日生
略 歴: 1976 年4月 東海銀行(現㈱三菱 UFJ 銀行)入行
1996 年6月 同行ラブアン支店長
2001 年6月 同行蒲田支店長
2002 年6月 クオール株式会社入社 総合企画部長、財務部長
2004 年6月 同社取締役
2008 年6月 同社専務取締役
2017 年6月 同社退任
選任理由: 長年にわたる金融機関での国際的な職務経験を通じ、国際企業経営や財務会計
の専門的知見を候補者は有しており、且つ医薬品業界の上場企業での取締役経
験を有することも踏まえ、当社の監査機能強化への貢献が充分に期待しうるも
のと判断し、社外監査役候補として本株主総会に付議する。
(3) 新取締役監査役体制(2019 年3月 29 日付)
役 職 新任 社外 独立 氏 名
代表取締役社長 荒井 好裕 ※
取締役 CFO 管理本部長 宮下 敏雄 ※
取締役 ○ ○ 通筋 雅弘 ※
取締役 ○ ○ スタンレー・ロー※
取締役 ○ ○ 栄木 憲和 ※
取締役 ○ 榎 太司夫 ※
監査役(常勤) ○ ○ ○ 荒木 進 ※
監査役 ○ ○ 鷺谷 興一
監査役 ○ ○ 松尾 眞
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監査役 ○ 藤山 二郎
注 1 ※は本株主総会で選任する予定の役員を示しております。
注 2 荒木進が監査役に選任された場合、荒木進は常勤監査役に就任する予定であり、また
現常勤監査役鷺谷興一は非常勤監査役に就任する予定です。
以上
注意事項:
このプレスリリースに記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び
合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありませ
ん。様々な要因により、実際の業績等が変動する可能性があることをご承知おきください。実際の業績に影響を
与えうる重要な要素には、当社の事業領域を取り巻く経済情勢、為替レートの変動、競争状況などがあります。
また、このプレスリリースに含まれている医薬品又は医療機器(開発中のものを含む)に関する情報は、宣伝広
告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。
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