4592 M-サンバイオ 2019-06-14 15:00:00
2020年1月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年1月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年6月14日
上場会社名 サンバイオ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4592 URL http://www.sanbio.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)森 敬太
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営管理部長 (氏名)角谷 芳広 TEL 03(6264)3481
四半期報告書提出予定日 2019年6月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年1月期第1四半期の連結業績(2019年2月1日~2019年4月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
事業収益 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年1月期第1四半期 189 19.5 △1,248 - △727 - △736 -
2019年1月期第1四半期 158 27.9 △1,004 - △836 - △837 -
(注)包括利益 2020年1月期第1四半期 △886百万円 (-%) 2019年1月期第1四半期 △875百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年1月期第1四半期 △14.80 -
2019年1月期第1四半期 △18.30 -
(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失である
ため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年1月期第1四半期 12,889 8,028 62.0 160.60
2019年1月期 13,975 8,909 63.5 178.42
(参考)自己資本 2020年1月期第1四半期 7,986百万円 2019年1月期 8,873百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年1月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年1月期
-
2020年1月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年1月期の連結業績予想(2019年2月1日~2020年1月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
事業収益 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 284 △31.4 △3,445 - △3,196 - △3,197 - △64.29
通期 713 △3.7 △5,887 - △5,390 - △5,395 - △108.48
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年1月期1Q 49,733,223株 2019年1月期 49,732,868株
② 期末自己株式数 2020年1月期1Q 190株 2019年1月期 190株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年1月期1Q 49,732,818株 2019年1月期1Q 45,778,038株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
サンバイオ株式会社(4592)
2020年1月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
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サンバイオ株式会社(4592)
2020年1月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2019年2月1日~2019年4月30日)において、世界経済の減速が鮮明になりつつあ
るなか、米国を起点とした世界的な貿易摩擦の強まりが米国自身の企業景況感も押し下げる結果となりました。ま
た、日本においても、実質GDP成長率が2018年10月から2四半期連続のプラス成長となったものの、輸出の減速、
米国の対中制裁及び消費増税の行方がリスクとなり景気は予断を許さない状況となりました。
日本の再生医療業界においては、2014年11月に施行された再生医療安全性確保法及び改正薬事法によって、再生
医療の産業促進化が進むなか、2015年9月には、新制度の早期承認制度下で初めてとなる国内の再生医療等製品に
対しての条件及び期限付き販売の承認がされるなど、再生医療等製品の実用化が現実となりつつあります。また、
米国においては2016年12月に、21st Century Cures Act(21世紀治療法)が可決されました。新しい法制度のも
と、再生医療が先進治療として新たなカテゴリー(RMAT:Regenerative Medicine Advanced Therapy)として識別
されるとともに、今後、再生医療関連製品に係る承認制度の整備や新薬承認のスピードアップが図られていくこと
が予想されます。
このような環境のもと、当社グループ(以下、当社及び連結子会社SanBio, Inc.(米国カリフォルニア州マウン
テンビュー市)の2社を指します。)は、中枢神経系疾患に対する新しい治療薬として当社グループ独自の再生細
胞薬SB623の事業化を目指し、日米を中心に開発を進めています。当社グループ単独で進めている日米のSB623慢性
期外傷性脳損傷プログラムのフェーズ2臨床試験(被験者61名)は、2018年11月に「SB623の投与群は、コントロ
ール群と比較して、統計学的に有意な運動機能の改善を認め主要評価項目を達成。」という良好な結果を得てお
り、2019年4月には、国内の慢性期外傷性脳損傷プログラムについて、厚生労働省より再生医療等製品として「先
駆け審査指定制度」の対象品目の指定を受けました。本指定により、独立行政法人医薬品医療機器総合機構
(PMDA)から薬事承認に係る相談・審査の優先的な取扱いを受けることが可能となるため、この利点と国内の再生
医療等製品に対する条件及び期限付承認制度を活用し、2020年1月期(2019年2月~2020年1月)中に、再生医療
等製品としての製造販売の承認申請を目指します。
さらに、同じく2019年4月に、再生細胞薬SB623が、欧州医薬品庁(European Medicines Agency:EMA)より先
端医療医薬品(Advanced Therapy Medicinal Product:ATMP)の指定を受けました。本指定は、グローバル展開を
図る第一歩であり、当社グループは、2020年1月期末までに欧州で慢性期外傷性脳損傷プログラムフェーズ3臨床
試験の開始を計画しています。
一方、米国で大日本住友製薬株式会社と共同で進めている被験者163名を対象としたSB623慢性期脳梗塞プログラ
ムのフェーズ2b臨床試験は、2019年1月に主要評価項目未達という解析結果を得ましたが、今後もグローバル展
開を目指し、開発の継続を決定しています。今後、詳細解析を進めその結果を踏まえて、次の臨床試験のデザイン
を決定し、来期以降での試験の実施を検討していきます。
上記の事業を進捗させるため、2019年5月に、海外募集による新株式を発行し7,097百万円を調達しました。こ
の調達は、日米欧のSB623の販売需要を見越したもので、その資金については、SB623の量産化能力の向上と安定供
給体制確保を図るために、製造委託先企業の複線化とSB623の在庫確保に充当する予定です。なお、この在庫は、
まずは国内の慢性期外傷性脳損傷用途として販売される予定です。
このような状況のなか、当社グループが北米において大日本住友製薬株式会社と締結しているSB623の共同開発
及び販売ライセンス契約により受領した開発協力金収入等の収入により、当第1四半期連結累計会計期間の事業収
益は189百万円(前年同期は事業収益158百万円)となりました。営業損失については、上述の慢性期脳梗塞及び慢
性期外傷性脳損傷を対象とした2つの開発プログラムに係る臨床試験費用等を含む費用として研究開発費1,095百
万円を計上した結果、1,248百万円(前年同期は営業損失1,004百万円)となりました。また、カリフォルニア州再
生医療機構(CIRM)からの補助金分として営業外収益290百万円及び為替差益237百万円を計上したことにより、経
常損失は727百万円(前年同期は経常損失836百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は736百万円(前年同
期は親会社株主に帰属する四半期純損失837百万円)となりました。
なお、当社グループは他家幹細胞を用いた再生細胞事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績記載
を省略しています。
(2)財政状態に関する説明
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末の流動資産の残高は、11,957百万円(前連結会計年度末は13,058百万円)とな
り、前連結会計年度末に比べて1,101百万円減少いたしました。これは、現金及び預金が1,235百万円減少したこ
とが主な要因であります。
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(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末の固定資産の残高は、931百万円(前連結会計年度末は917百万円)となり、前連
結会計年度末に比べて14百万円増加いたしました。これは、有形固定資産が12百万円減少した一方で、投資有価
証券が29百万円増加したことが主な要因であります。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末の流動負債の残高は、860百万円(前連結会計年度末は1,066百万円)となり、前
連結会計年度末に比べて206百万円減少いたしました。これは、前受金が278百万円減少したことが主な要因であ
ります。
(固定負債)
当第1四半期連結会計期間末の固定負債の残高は、4,000百万円(前連結会計年度末残高は4,000百万円)とな
り、前連結会計年度末からの増減はありません。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、8,028百万円(前連結会計年度末は8,909百万円)となり、前連
結会計年度末に比べて880百万円減少いたしました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失736百万円を計
上したこと、為替換算調整勘定が179百万円減少したことが主な要因であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2019年3月15日に公表いたしました第2四半期連結累計期間及び通期の業績予想につきましては、現在のところ
変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年1月31日) (2019年4月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 12,453,031 11,217,682
前渡金 519,009 685,359
その他 86,872 54,477
流動資産合計 13,058,913 11,957,520
固定資産
有形固定資産 74,165 61,902
無形固定資産 2,601 1,970
投資その他の資産
投資有価証券 828,828 857,890
その他 11,467 10,125
投資その他の資産合計 840,295 868,016
固定資産合計 917,061 931,889
資産合計 13,975,975 12,889,409
負債の部
流動負債
1年内返済予定の長期借入金 33,380 16,720
未払金 315,509 501,713
前受金 489,282 210,310
賞与引当金 - 22,316
その他 228,682 109,535
流動負債合計 1,066,854 860,595
固定負債
長期借入金 4,000,000 4,000,000
固定負債合計 4,000,000 4,000,000
負債合計 5,066,854 4,860,595
純資産の部
株主資本
資本金 9,431,953 9,432,048
資本剰余金 13,143,396 13,143,490
利益剰余金 △13,675,118 △14,411,266
自己株式 △837 △837
株主資本合計 8,899,393 8,163,436
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △171,147 △142,084
為替換算調整勘定 145,293 △34,378
その他の包括利益累計額合計 △25,854 △176,463
新株予約権 35,580 41,841
純資産合計 8,909,120 8,028,814
負債純資産合計 13,975,975 12,889,409
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
事業収益 158,452 189,395
事業費用
研究開発費 972,478 1,095,647
その他の販売費及び一般管理費 190,288 342,594
事業費用合計 1,162,767 1,438,242
営業損失(△) △1,004,315 △1,248,846
営業外収益
受取利息 7,058 2,270
受取配当金 - 6,458
為替差益 47,524 237,655
補助金収入 135,640 290,018
その他 35 41
営業外収益合計 190,258 536,443
営業外費用
支払利息 7,834 11,658
資金調達費用 2,954 3,105
株式交付費 11,631 -
営業外費用合計 22,420 14,763
経常損失(△) △836,478 △727,166
特別利益
新株予約権戻入益 67 -
特別利益合計 67 -
特別損失
固定資産除却損 - 7,522
特別損失合計 - 7,522
税金等調整前四半期純損失(△) △836,410 △734,688
法人税、住民税及び事業税 1,114 1,458
法人税等合計 1,114 1,458
四半期純損失(△) △837,525 △736,147
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △837,525 △736,147
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2020年1月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年2月1日 (自 2019年2月1日
至 2018年4月30日) 至 2019年4月30日)
四半期純損失(△) △837,525 △736,147
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 - 29,062
為替換算調整勘定 △38,119 △179,672
その他の包括利益合計 △38,119 △150,609
四半期包括利益 △875,645 △886,756
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △875,645 △886,756
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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