4591 M-リボミック 2019-05-24 15:15:00
大塚製薬株式会社への導出品(RBM-001)に関する特許出願とその研究成果の取扱いに関する覚書締結について [pdf]

                                          2019年5月24日
各    位
               会 社 名   株 式 会 社 リ ボ ミ ッ ク
               代表者名    代 表 取 締 役 社 長 中 村 義 一
                       (コード番号:4591 東証マザーズ)
               問合せ先    執行役員経営企画部長 米 林 渉 司
                                  TEL. 03-3440-3745

    大塚製薬株式会社への導出品(RBM-001)に関する特許出願と
       その研究成果の取扱いに関する覚書締結について


株式会社リボミック(“リボミック”)は、RBM-001(“本品”)を含む核酸が
骨代謝に関与する細胞に対し特有の作用を有することを大塚製薬株式会社 “大       (
塚製薬”)との 2008 年 1 月 1 日付共同研究契約下において見出し、2017 年 5 月
8 日付ライセンス契約下での研究・開発を経て、それに基づく発明「骨形成や骨
代謝の異常に関連する疾患の治療薬」の特許出願を本日実施いたしました。

また、リボミックは、大塚製薬と協議の上、本日付で、「ライセンス契約」を
終了すると同時に、本品のリボミックによる事業化(事業化後の大塚製薬への
ロイヤリティ支払いを含む)に関する「覚書」(“「覚書」”)を締結しまし
た。
今後、リボミックは、本品のグローバル展開を推進するためのパートナーの選
定を進めて参る所存です。

今回の発明により、本品を含む核酸は、希少疾患である骨硬化性疾患等の骨系
統疾患に効果を示すことが期待されます。
骨硬化性疾患等の骨系統疾患には、進行性骨化性線維異形成症(筋肉や腱、靱
帯が骨組織に変化して硬化する病気であり、子供のころから発症し死に至る可
能性があるとして、難病に指定されています。)や後縦靱帯骨化症(背骨の中を
縦に走る後縦靭帯が骨になった結果、脊髄等が押されて、感覚障害や運動障害
等の神経症状を引き起こす病気で、難病に指定されています。 等が含まれます。
                            )

今回の覚書の締結によって、軟骨無形成症(RBM-007)と共に新たな骨系統疾患
治療候補薬がリボミックのパイプラインに加わることとなります。リボミック
は、これらの希少疾患に苦しむ患者様並びにそのご家族の福音となるよう努め
てまいる所存です。

なお、本件による当事業年度および当面の業績に対する影響はありません。


                                              以   上




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