4591 M-リボミック 2021-08-05 08:00:00
滲出型加齢黄斑変性治療薬(RBM-007)の米国第2相TOFU試験における患者組み入れ完了のお知らせ [pdf]

                                                     2021年8月5日
各位
                          会 社 名   株 式 会 社 リ ボ ミ ッ ク
                          代表者名    代 表 取 締 役 社 長 中 村 義 一
                                  (コード番号:4591 東証マザーズ)
                          問合せ先    執行役員財務経理部長 米 林 渉 司
                                             TEL. 03-3440-3745



        滲出型加齢黄斑変性治療薬(RBM-007)の米国第 2 相 TOFU 試験
              における患者組み入れ完了のお知らせ


 当社 100%子会社の RIBOMIC USA Inc.が米国で進めている RBM-007 第 2 相臨床試験(対象疾患:
滲出型加齢黄斑変性 (wet AMD)   、略称名:TOFU 試験)につき、このたび、患者の組み入れが完了い
たしましたので、お知らせいたします。
 本治験は、wet AMD 患者を対象に、①RBM-007 単剤投与群 ②既存薬アイリーアとの併用投与群
③アイリーアの単剤投与群の 3 群を設定し、RBM-007 の有効性及び安全性を比較評価する無作為化二
重盲検試験です。


 同社 CEO の Padma Bezwada は次のようにコメントしています。「COVID-19 の影響を受けつつも予
定通りに TOFU 試験の患者組み入れを完了できたことは、当グループにとっての重要なマイルストー
ン達成であり、RBM-007 の開発における大きな前進を意味します。我々は、RBM-007 が wet AMD やそ
の他の網膜疾患に対し、これまでにない新しい治療選択肢を提供する可能性をもつと信じていま
す。試験に参加くださった患者の皆さん、医師、治験施設のチームに感謝します。最後の患者の主
要評価項目の評価は約 4 か月後に実施され、データ解析ののち、速やかにトップラインデータをお
知らせしたいと思います。結果がポジティブな場合、第 3 相試験の設計に有益なデータセットとな
ります。」


 TOFU 試験のトップラインデータの公表は、2022 年第 1 四半期(3 月まで)を予定しております。

 尚、本件による 2022 年 3 月期業績への影響はございません。

                                                           以上


RBM-007について
  線維芽細胞増殖因子2(FGF2)の機能を阻害するアプタマーで、加齢黄斑変性における血管新生と
瘢痕形成を同時に抑制する新規な薬理作用を有することが非臨床試験で示されています。特に加齢
黄斑変性における瘢痕形成は、失明の一因と考えられていますが、既存薬には瘢痕化を直接抑制す
る作用は確認されておらず、RBM-007は新規の治療法を提供できる可能性があります。


本リリースに記載されている医療用医薬品(開発品を含む)の情報は、当該製品を宣伝・広告するものではなく、投資

家への情報開示を目的とするものであり、その製品化を保証するものではありません。