4591 Ｍ－リボミック 2019-04-04 15:00:00
大正製薬株式会社との共同研究成果の特許出願完了とその共同研究成果の取扱いに関する覚書締結 [pdf]
2019年4月4日
各位
会 社 名 株 式 会 社 リ ボ ミ ッ ク
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 中 村 義 一
（コード番号：４５９１ 東証マザーズ）
問合せ先 取締役執行役員経営企画部長 中 村 恵 美 子
TEL. 03-3440-3745
大正製薬株式会社との共同研究成果の特許出願完了と
その共同研究成果の取扱いに関する覚書締結
株式会社リボミック（以下、「当社」）と大正製薬株式会社（以下、「大正製薬」）は、2014
年 3 月 1 日付共同研究契約 “共同研究契約” に基づき共同研究を実施してまいりました。
（ ）
本共同研究は、アプタマー医薬品の創製を目的に行われたものです。本共同研究の結果、
得られたアプタマーに、変形性関節症の増悪因子の一つである ADAMTS5（a disintegrin and
metalloproteinase with thrombospondin motifs 5）の働きを抑制し、変形性関節症の新
規治療薬候補となる可能性が示されたことから、当該成果に関する PCT 出願を共同で完了
し、当該出願特許は両者共有で権利化していくことと致しました。
併せて本日、両者は、共同研究成果の今後の取り扱いについて、覚書を締結致しました。
今後、大正製薬の協力を適宜受けながら、当社が当該アプタマーの事業化を進める上で重
要なグローバル展開を推進するためのパートナーを選定していく事と致しましたので、そ
の旨ご報告申し上げます。本覚書の締結により、共同研究契約は満了となります。なお、
守秘義務により、この度の覚書の内容の詳細は非開示とさせて頂きます。
本件による当事業年度の業績に与える影響はありませんが、本覚書に基づく事業開発活動
は中長期的に当社の事業に寄与するものと考えております。
変形性関節症
変形性関節症は、種々の原因により、膝や足の付け根、肘、肩等の関節に痛みや腫れ等の
症状が生じ、その後関節の変形をきたす病気です。現在、治療としては痛みや腫れを和ら
げる薬の服用や関節置換術などの手術しかなく、根治する薬はありません（抗 ADAMTS5 ア
プタマーはその根治療法に道を開く可能性があります）
。日本には、変形性関節症を有して
いる人が、2500 万人以上、又、世界では、変形性関節症の患者が約 2 億 4,000 万人以上と
推定されており、今後高齢化にともない更に増加が予測されています。（出典：J Bone Miner
Metab.2009;27(5):620-8/Osteoarthritis Cartilage.2018 March;26(3):319-325）
株式会社リボミックについて
リボミックは、創薬バイオベンチャーとして、次世代医薬品としての開発が期待される核
酸医薬の一種であるアプタマー医薬品の開発に取り組んでいます。当社の技術プラットフ
ォームである RiboART システムは、様々なアプタマー医薬品の開発に利用できます。リボ
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ミックは、疼痛、眼障害、骨疾患など、幅広いアンメットメディカルニーズをターゲット
として創薬に取り組んでいます。
当社についての詳細は下記をご参照ください。
https://www.ribomic.com/index.php
お問い合わせ: https://www.ribomic.com/contact.php
大正製薬株式会社について
大正製薬は一般用医薬品・医薬部外品・特定保健用食品・機能性表示食品等の、研究・開
発・製造・販売（セルフメディケーション事業）及び医療用医薬品の研究・開発・製造・
販売（医薬事業）を行っています。リポビタンＤ、パブロン、リアップをはじめ多くのト
ップシェア製品を持つ OTC 医薬品のリーディングカンパニーとして市場をリードしながら、
医療用医薬品の新薬開発力を強化し、 つの事業の相乗効果を発揮することで、
2 誰もが願う、
健康でより豊かな暮らしの実現に貢献しています。大正製薬の詳細情報は、
https://www.taisho.co.jp/ をご覧ください。
以上
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