4587 ペプチドリーム 2021-07-27 07:50:00
武田薬品工業との中枢神経系疾患に対するペプチド-薬物複合体に関するパートナーシップの拡大に関する契約締結のお知らせ [pdf]
2021 年7月 27 日
各 位
会 社 名 ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 リード・パトリック
(コード番号:4587 東証第一部)
問 い 合 わ せ 先 IR 広報部ディレクター 沖 本 優 子
電 話 番 号 ( 0 4 4 ) 2 2 3 - 6 6 1 2
武田薬品工業との中枢神経系疾患に対するペプチド-薬物複合体に関する
パートナーシップの拡大に関する契約締結のお知らせ
当社は、以下のとおり、武田薬品工業株式会社の米国子会社であり、グローバル開発拠点を擁
する武田ファーマシューティカルズUSA Inc.(以下「武田薬品」
)との間で、両社の共同研究およ
び独占的ライセンスの枠組みを拡大し、慢性神経変性疾患において重要な役割を担う複数の中枢
神経系(CNS)ターゲットについてペプチド-薬物複合体(Peptide Drug Conjugate、以下「PDC
医薬品」)の創製に向けた取り組みを進めることとなりましたので、お知らせいたします。
1.契約の内容等
当社と武田薬品は、2020年12月22日に神経筋疾患領域における複数のPDC医薬品の創製に関する
包括的な共同研究および独占的ライセンス契約を締結し、当社とJCRファーマ株式会社が開発
したトランスフェリン受容体1(TfR1)結合ペプチドと武田薬品が選択した医薬品候補化合物の組
み合わせによるPDC医薬品の創製に関して共同研究を進めてまいりました。今回の共同研究の拡大
により、神経変性疾患に関連する複数のCNSターゲットに対してTfR1結合ペプチドリガンドを用い、
武田薬品がTfR1結合ペプチドと医薬品候補化合物の複合体を作成して、医薬品候補化合物に血液
脳関門(BBB)通過能を付与する研究が行えるようになります。
本契約の締結に伴い、当社は武田薬品から契約一時金を受領いたします。また今後、当社は本
契約によって発生する契約一時金、ならびに今後の非臨床および臨床試験の進捗、製品の発売お
よび製品の正味売上高に応じたマイルストーンフィーとして、総額で最大約35億ドル(約3,903億
円*1)を受け取る可能性があります。また、当社は上記に加え製品化後の正味売上高に応じたロイ
ヤルティーを受領する権利を有します。
*1: 1 ドル=111.5 円として計算
2.契約相手先の概要
武田ファーマシューティカルズUSA Inc.
(1) 名 称
(Takeda Pharmaceuticals U.S.A., Inc.)
(2) 所 在 地 95 Hayden Avenue, Lexington, MA 02421, United States
1
(3) 代表者の役職・氏名 President: Ramona Sequeira
(4) 事 業 内 容 医薬品等の販売
(5) 設 立 年 月 1998年
大株主及び持株比率 武田薬品工業株式会社 100%
(6) (直接所有:72.7%、間接所有:27.3%)
(2021年3月31日現在)
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
上場会社と当該会社と Peptide Drug Conjugate(PDC)に関
(7)
の間の関係 取 引 関 係 する共同研究および独占的ライセン
ス契約を締結しております。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
※同社は非上場会社のため、過去3年間の業績に係る記載はしておりません。
3.日程
(1) 社内決済日 2021年7月26日
(2) 契約締結日 2021年7月26日
(3) 事業開始日 2021年7月26日
4.今後の見通し
本件につきましては、2021 年2月 10 日に発表いたしました 2021 年 12 月期の業績予想への影
響は軽微です。業績予想に変更が生じる場合には、速やかに開示いたします。
以 上
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