4587 ペプチドリーム 2021-03-25 08:30:00
新たな中期目標の策定に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2021 年3月 25 日
各        位
                                   会       社   名 ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社
                                   代 表 者 名 代表取締役社長               リード・パトリック
                                                   (コード番号:4587            東証第一部)
                                   問い合わせ先 I R 広 報 部 長            岩    田     俊   幸
                                   電 話 番 号         (   0 4 4 )   2 2 3 - 6 6 1 2


                   新たな中期目標の策定に関するお知らせ


    当社は、2021年度から2026年度までを新たな目標期間とする、新中期目標を策定いたしました
ので、お知らせいたします。


                                       記


1. 背景・概要
    当社は、2017年8月9日に公表した2017年6月期の決算短信において、5年後となる2022年
6月末までの中期目標を発表しておりますが、今後の事業環境における各研究開発プログラムの
進展、ならびに当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPSを基盤とする事業展開の
さらなる拡大・深化等を勘案し、2026年12月期末に向けた新たな中期目標を策定いたしました。
    今後は、これまで以上に臨床開発プログラムの進捗スピードが加速していくものと考えており
ます。治療薬(診断薬は含まない)の上市が4件以上、臨床開発プログラムは32件以上、また
創薬研究プログラムは160件以上まで増加する見通しをもっております。各プログラムをしっかり
と進めていくため、高い専門性をもつ人財についても積極的に採用を進めてまいります。また、
「Drug Discovery Powerhouse」としての当社の立ち位置をより強固なものにしていくため、パー
トナーネットワークをさらに拡充するとともに、そのエコシステムの中心的ハブとしての当社の
役割を継続的に拡大してまいります。


2.新たな目標
        中期目標(2026年12月期末)                                             2020年12月期末
        (1)治療薬の上市品数※                                   4件以上                  0件
        (2)臨床開発プログラム数                                  32件以上                 2件
        (3)創薬研究プログラム数                                  160件以上               118件
        (4)2026年12月期末時点の人員数                            220名以上               150名
        (5)「Drug Discovery Powerhouse」としての基盤確立
    ※
     治療薬以外の製品、および診断薬は含まない




                                       1
 また、今後の5年間で「Drug Discovery Powerhouse」としての基盤をしっかりと確立していく
ため、以下の5つの重点目標に向けた取り組みを推進してまいります。


 ① ペプチド創薬におけるエコシステム&パートナーネットワークの発展拡大をリードし、
    その中心的ハブとしての当社の役割を継続的に拡大


 ② 「世界で最も広く活用される創薬基盤技術」として、当社独自のペプチド創薬開発
    プラットフォームシステム(PDPS)のライセンス先を継続的に拡大


 ③ 安全安心でかつ多様性を尊重し合う職場環境の中、すべての社員が新たなチャレンジへの
    機会を与えられ、その能力を最大限発揮できる「最高の場」を実現


 ④ 機動性の高い経営体制を推進するとともに、規範遵守や執行の監督機能とのバランス、
    および社内外ステークホルダーとの継続的対話による透明性の高い経営を実現


 ⑤ 社会全体の持続的成長に向けて事業活動の効率化を促進し、水や廃棄物の環境負荷を最小
    化するとともに、2026年までに自社事業活動の「カーボンニュートラル」を実現


(ご参考)前中期目標の振り返り
 2017 年に公表した時点の前中期目標については、下記5つの目標のうち、
                                    (3)(5)について
                                       、
は 2020 年 12 月末時点までに既に達成しており、また(2)についても創薬共同研究開発契約の
締結先(20 社)と、戦略的提携先の中で創薬プログラムを進めている提携先(13 社)を合計して
考えると、実質的にはほぼ達成できたと評価できるものと考えております。残り2つの目標に
ついては、引き続き、射程距離にある目標として達成に向けた取り組みを鋭意進めてまいります
が、その一方で、新型コロナウイルス感染症の収束時期を見定めるのが難しい中、その影響を
受けやすい特性を考慮すると、一定の遅れを織り込む必要が出てきているものと考えております。
新たな中期目標では、当社を取り巻く事業環境を踏まえながら(1)(4)(5)について継承
                              、  、
しております。


中期目標(2022年6月期末)                                2020年12月期末
(1)新薬の上市(承認・販売)                        1件以上           0件
(2)創薬共同研究開発契約企業数                       25社以上          33社
(3)PDPSの非独占的技術ライセンス許諾先企業数              8社以上           9件
(4)臨床試験開始プロジェクト数                       10件以上          2件
(5)2022年6月期の期末人員数                     120人以上         150名


                                                     以   上




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