4587 ペプチドリーム 2020-08-04 15:30:00
RayzeBio社とのペプチド放射性医薬品に関する戦略的共同研究開発契約締結のお知らせ [pdf]
2020 年8月4日
各 位
会 社 名 ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 リード・パトリック
(コード番号:4587 東証第一部)
問い合わせ先 IR 広報部長 岩 田 俊 幸
電 話 番 号 ( 0 4 4 ) 2 2 3 - 6 6 1 2
RayzeBio 社とのペプチド放射性医薬品に関する
戦略的共同研究開発契約締結のお知らせ
当社は、以下のとおり、米国・サンディエゴ市に本拠を置くRayzeBio Inc.,
(以下 RayzeBio社)
との間で、ペプチド-放射性核種(Radioisotope)薬物複合体(以下 「ペプチド放射性医薬品」)
の創製に関する戦略的共同研究開発契約を締結しましたので、お知らせいたします。
1. 契約の内容等
本契約に基づき当社は、両社で選定した標的分子に対し、当社独自の創薬開発プラットフォー
ムシステム:PDPS(Peptide Discovery Platform System)を用いて、複数のプログラムでペプ
チド薬物複合体(Peptide Drug Conjugate、 以下 PDC)として使用する新たなペプチドの同定
及び最適化を行います。RayzeBio社は、それらペプチドを用いたペプチド放射性医薬品に関する
全世界での開発及び商業化の独占的な権利を有します。当社は非臨床段階までの研究開発を主導
し、RayzeBio社はその後の臨床開発および商業化を主導いたします。
本契約の締結に伴い、当社は RayzeBio 社から契約一時金として RayzeBio 社の一部株式を受領
いたします。また今後、開発および商業化の進捗に合わせてマイルストーンや、製品化後は売上
金額に応じたロイヤルティーが当社に支払われます。なお、契約一時金等の金額については、
RayzeBio 社との契約により非開示とさせていただきます。
がん治療分野において放射性医薬品の高い抗腫瘍効果への関心が高まっております。当該領域
において当社は、2018年に日本メジフィジックス社との間で戦略的共同研究開発契約、2019年に
はスイス・ノバルティス社との間でペプチドに放射性核種を結合させるペプチド-薬物複合体の
共同研究開発契約を締結しております。今回のRayzeBio社との戦略的共同研究開発契約の締結は、
当社が戦略的に取り組みを進めているペプチド放射性医薬品分野において、リーディングカンパ
ニーとしての当社の優位性をさらに強化するものと考えております。
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2. 契約相手先の概要
(1) 名 称 RayzeBio Inc.
9880 Campus Point Dr, Suite 410, San
(2) 所 在 地
Diego, CA 92121 USA
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 Ken Song (President & CEO)
放 射性医 薬品 の研究 開発 に特化 した バイ オ
(4) 事 業 内 容
医薬品会社
(5) 設 立 年 月 日 2020年1月
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
(6) 上場会社と当該会社との間の関係
取 引 関 係 該当事項はありません。
関連当事者への該当状況 該当事項はありません。
当該会社の最近 3 年間の経営成績 RayzeBio社は2020年1月に設立されたため、 過
(7)
及び財政状態 年度の決算書はありません。
3. 日程
(1) 社内決裁日 2020年8月4日
(2) 事業開始日 2020年8月4日(予定)
4.今後の見通し
今回の契約締結につきましては、2020 年2月 13 日に発表いたしました 2020 年 12 月期の業績
予想への影響は軽微です。業績予想に変更が生じる場合には、速やかに開示いたします。
以 上
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