4584 M-キッズ・バイオ 2019-02-06 08:30:00
(訂正)「2019年3月期 第3四半期決算補足説明資料」の一部訂正のお知らせ [pdf]

                                                        2019 年2月6日


各    位


                             会   社   名 株式会社ジーンテクノサイエンス
                             代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 谷           匡   治
                                           (コード番号:4584   東証マザーズ)
                                       執    行   役   員
                             問 合 せ 先                     栄     靖   雄
                                       経 営 管 理 本 部 長
                                                    (TEL.011-876-9571)




(訂正)
   「2019 年3月期 第3四半期決算補足説明資料」の一部訂正のお知らせ


    当社が 2019 年2月5日に発表いたしました「2019 年3月期 第3四半期決算補足説明資料」につきま
して、記載に誤りがございましたので、下記のとおり訂正いたします。訂正箇所には下線を付して表示
しております。


1.訂正内容
 Ocumension Therapeutics と独占的ライセンス契約締結に関する説明資料(13 ページ)における中国
の市場環境についての概要、加齢黄斑変性症の患者数につきまして、当該数値は中国国内ではなく全世
界の患者数を指すものでありましたので、訂正をいたしました。


2.訂正箇所
 Ocumension Therapeutics と独占的ライセンス契約締結に関する説明資料(13 ページ)の「中国の市
場環境についての概要」に関する項目
 (訂正前)
     加齢黄斑変性症の患者数


 (訂正後)
     (参考)全世界の加齢黄斑変性症の患者数


3.訂正後の補足説明資料
 別紙、訂正後の決算補足資料をご覧ください。
                                                               以   上
                    証券コード:4584




株式会社ジーンテクノサイエンス
 2019年3月期 第3四半期決算
      補足説明資料
     2019年2月5日
             注意事項


 この資料は株式会社ジーンテクノサイエンス(以下、当社という)を
ご理解いただくために作成されたものであり、投資勧誘を目的として
作成されたものではありません。

 この資料に含まれている今後の戦略・計画、将来の見通し及びその
他将来の事象等に関する記載には、本資料の発表時点において
合理的に入手可能な情報に基づく当社の仮定、見込み等が含まれ
ます。そのため、実際の業績、開発進捗等は、今後の研究開発の
成否や将来における当局の対応、事業パートナーの状況等、現時点
では不明又は未確定な要因によって、本資料の記載とは異なる結果
となる可能性があります。



                                   2
     業績・事業ハイライトの概要

業績ハイライト

2019年3月期 第3四半期の実績は予定どおり進捗
 ・フィルグラスチムバイオシミラーは計画どおりの売上達成
   (売上高は前年対比減だが、納品時期のズレによるものであるため業績予想には影響なし)


事業ハイライト


株式交換による㈱セルテクノロジーの完全子会社化

GBS-007 海外導出
  Ocumension Therapeuticsと独占的ライセンス契約締結(中国及び台湾)
   ※本件に伴う2019年3月期への影響は精査中
    精査後、業績予想の修正が必要と判断された場合は速やかに開示予定



                                      Challenge GTS3.0   3
4
          業績ハイライト


         2019年3月期 第3四半期業績

◆ 2019年3月期 第3四半期業績
                                  販売費及び一般管理費                          四半期       1株当たり ※
                       売上高                          営業利益     経常利益
                       (百万円)                        (百万円)    (百万円)
                                                                      純利益      四半期純利益
                                   合計     内 研究開発費                     (百万円)         (円)

 2019年3月期
                           618      860     (524)    △466     △477     △524     △27.10
   4月~12月実績 (A)

 2018年3月期
                           777      991     (656)    △515     △512     △513     △26.85
   4月~12月実績 (B)

 増減額(A-B)              △159        △131   (△132)        49       35     △11

 (参考)
                       1,060                1,300   △1,180   △1,180   △1,182
 2019年3月期 業績予想値


   主なポイント

 • フィルグラスチムバイオシミラーは、             • 研究開発費は主にバイオシミラー           • 退任取締役に対する特別功労金
   計画どおりの売上高を達成                    事業の推進に支出                    45百万円計上
  ※前年対比減だが、納品時期のズレによるもので           (開発は順調に進捗)                  (特別損失)
  あるため業績予想には影響なし

 • 開発進捗に伴うマイルストン収益含む

 ※2018年7月1日付で株式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、2018年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して
  1株当たり四半期純利益を算定しております
                                                                       Challenge GTS3.0   5
6
   GTSによるセルテクノロジー 完全子会社化の目的




   セルテクノロジーが持つ歯髄幹細胞治療プラットフォームに、
GTSの研究開発の経験・ノウハウを掛け合わせ、以下を実現化します。

① 多様なパートナーとの提携を拡大

➁ 新しい製品・治療法の開発を加速

③ より高いレベルのソリューションを早期かつ安定的に患者様に提供




                           Challenge GTS3.0   7
     歯髄幹細胞の特徴を活かした研究開発

    歯髄幹細胞とは?
                              セルテクノロジーは、この歯髄細胞を
歯の内部に存在する“歯髄”と呼ばれる細胞を         保管する事業を行っている
用いて製造・加工した幹細胞


     歯髄幹細胞の特徴               研究開発におけるメリット
 脱落歯から得るため採取チャンスが多く、    採取チャンスも豊富なため、研究開発用のリソース
 ドナーへの負担が少ない              (原料)を豊富に確保でき、製薬企業へも提供

 骨、軟骨及び神経細胞に分化し易い       分化特性から脊髄損傷などの神経系疾患等に
                         適性がある

 乳歯から採取するため細胞が若い        若年由来故に分化能・増殖能が高く、
                          高い組織再生能力が期待できる



  高い組織再生能力が期待できる潤沢なリソースと対象疾患の適性を見極めることで
     低リスクで確実性の高い堅実な研究開発が可能となる
                                        Challenge GTS3.0   8
     細胞治療における研究開発を成功させるために
                       成功のカギは、
     「豊富なリソース」   ×   「対象疾患への適性」 × 「高い組織再生能力」
・豊富なリソース    セルテクノロジーの歯髄細胞のバンクを活用し、製薬企業に提供
・対象疾患への適性   歯髄幹細胞の特徴に対して適性がある疾患を見極める
・高い組織再生能力   次世代医療である細胞治療は未だ研究段階であるため、その有効性の全貌を
            確認することは難しいが、効果の実証(効いた)に合わせて、そのメカニズム
            (何故効いたのか)を追求することも成功のカギとなる


当社は、上記3点を踏まえて、細胞治療実現における重要なファクターを着実に確保・準備中



     研究開発に不可欠な幹細胞の安定的確保(歯髄幹細胞プラットフォーム)

     研究開発リソース・ネットワーク、及び対象疾患選定(自社・アカデミア・企業)

     有効性早期検証の為の研究機関提携、及び具体的計画(第二種再生医療等に基づく研究)



                                         Challenge GTS3.0   9
 GTS再生医療事業:今後の事業展開

セルテクノロジーの”歯髄幹細胞”及びGTS/JRM*の”心臓内幹細胞”の
 両細胞治療プラットフォームを、再生医療分野で幅広く事業展開する。
                              *JRM (株式会社日本再生医療)は、ノーリツ
                               鋼機のグループ会社で、小児心臓内幹細胞を
                               活用した再生医療事業を展開し、GTSと資本
                               業務提携しております。

               再生医療等製品
                (自社開発)   再生医療等製品
                         (他社開発支援)
      再生医療
     (再生因子・
    エクソソーム等)
                              創薬スクリーニング




                    細胞治療
                   プラットフォーム
                      ↑
    セルテクノロジー         幹細胞            JRM
                     バンク
          献歯®
                                          Challenge GTS3.0   10
              再生医療分野の市場規模とその成長性




         GTS独自の細胞治療プラットフォーム(心臓内幹細胞、歯髄幹細胞)を活用して
                                拡大する再生医療市場に本格参入
出典:近畿経済産業局ウェブサイト http://www.kansai.meti.go.jp/2-4bio/KRIC/KRICkickoffforumsiryo1.pdf   Challenge GTS3.0   11
12
             事業ハイライト

           GBS-007 海外導出
           Ocumension Therapeuticsと独占的ライセンス契約締結(中国及び台湾)

 千寿製薬㈱と共同事業化中の眼科治療領域のバイオシミラー(GBS-007)について
 Ocumension Therapeuticsへ独占的ライセンスを付与する契約を締結。

                  • Ocumension社を通じて、中国及び台湾での販売承認取得を目指す
                  • 開発段階に応じてマイルストンペイメント及び上市後の売上高に応じたロイヤリティを受領

<Ocumension社の概要>
  6 Dimensions Capital ( 中 国 及 び米 国 の ヘ ル ス ケ ア 分 野 の 投 資 フ ァ ン ド ) に よ る 100 % 出 資 会 社 。
   2018年5月設立。
  グローバル製薬企業で実績・経験を持つ眼科領域のプロを集め、眼科領域の医薬品に特化することで、中国市場
   での事業展開を目指している。


<中国の市場環境についての概要>
                                                                      2018年                            2023年
 眼科治療領域の医薬品売上規模※1
                                                                 約3,000憶円                 ⇒          約5,400億円
                                                                      2020年                            2040年
 (参考)全世界の加齢黄斑変性症の患者数※2
                                                                1億9,600万人                 ⇒          2億8,800万人
 その他:中国においても高齢化が進むため65歳以上の人口は、日本の約5倍1億7,000万人(2020年)※3となり、市場は拡大傾向にある

  (※1) “Market Scope: China’s Ophthalmic Market to grow 11.3% to $4.5 Billion in 2023” Markt Scope
  (※2) “Global prevalence of age-related macular degeneration” Jost B Jonas
       https://www.thelancet.com/journals/langlo/article/PIIS2214-109X(13)70163-3/fulltext
  (※3) 独立行政法人労働政策研究・研修機構 「データブック国際労働比較2017」                                                           Challenge GTS3.0   13
14
              各パイプラインの進捗

① バイオシミラー
                               臨床試験(治験)
                                            申請・審査
    開発番号       対象疾患   開発研究                                         提携先
                             第1相      第3相   承認・上市


GBS-001         がん
                                                       富士製薬工業㈱
フィルグラスチム                                               持田製薬㈱


GBS-004         がん
ベバシズマブ

                                                       長春長生生物科技有限責任公司との提携解消
GBS-005        免疫疾患                                    に向けて交渉中
アダリムマブ                                                 導出活動中
                                                       千寿製薬㈱
GBS-007         眼疾患                                    Ocumension Therapeuticsへ導出(中国
                                                       及び台湾)

GBS-008         感染症
パリビズマブ


GBS-010         がん
ペグフィルグラスチム


GBS-011         腎疾患                         UPDATE!!   ㈱三和化学研究所
ダルベポエチンアルファ




 GBS-007について、Ocumension Therapeuticsと独占的ライセンス契約を締結



                                                             Challenge GTS3.0          15
           各パイプラインの進捗

② バイオ新薬
                                                   臨床試験(治験)            申請・審査
    開発番号           対象疾患      基礎研究   開発研究                                              提携先
                                            第1相       第2相        第3相   承認・上市

GND-001           免疫疾患、がん                                                       科研製薬㈱
抗ヒトα9インテグリン抗体

GND-004           眼科疾患、がん                                                       導出活動中
抗RAMP2抗体


GND-007            免疫疾患




③新規バイオ事業(再生医療)
                                    臨床試験   条件・期限      市販               継続して
   開発番号           対象疾患       基礎研究                   (市販後に有効性、    承認               共同研究企業・大学等
                                    (治験)   付き承認※    更なる安全性を検証)          販売


心臓内幹細胞           心機能の改善                                                         ㈱日本再生医療


                 自己免疫疾患                                                         順天堂大学
免疫寛容誘導
                臓器移植、アレルギー                                                      ㈱JUNTEN BIO

                                                                                札幌医科大学
骨髄間葉系幹細胞         糖尿病性腎症
                                                                                ㈱ミネルヴァメディカ

※再生医療等製品の早期実用化に対応した承認制度
 患者にリスクを説明・同意を得て、先行して使用し、市販後の安全対策を講じる。


                                                                               Challenge GTS3.0   16
17
      目指す事業の方向性



                       GTS
                       3.0

 バイオで価値を創造する                 治療法が不十分な疾患に対する
        エンジニアリングカンパニー          医療を提供し、新しい領域を開拓する

-患者、家族、介護者を含め、包括的なケアを目指して-          GTSの注力領域

                                 小児疾患(若年性疾患含む)
                                 希少疾患
                                 難病
                                 アジアの疾患


                                          Challenge GTS3.0   18
            企業価値向上への取り組み

     既存パイプラインの着実な開発推進による売上           新規パイプラインの着実な開発と提携
      計画の達成                           提携一時金、ライセンスアウト、開発進捗に伴う
     新規パイプラインの着実な開発と提携                マイルストン収益等
     海外導出の推進、提携一時金、開発進捗に             細胞治療プラットフォームによる提携拡大
      伴うマイルストン収益等                     (歯髄幹細胞販売、共同研究開発)
                                      歯髄細胞バンク®事業による早期利益貢献
       実績のあるバイオシミラー事業で②をサポート          バイオ新薬開発促進


企          新たな企業価値が加わる
                                              歯髄幹細胞
業
価     細胞治療の臨床応用の実現
値     歯髄バンク事業の展開                                         -成長性-
                                                       ②バイオ新薬・新規バイオ事業
                                                           (細胞治療)
                                              心臓内幹細胞


                                   抗RAMP2抗体


                         GBS-007
                         海外展開                             -安定性-
                                                        ①バイオシミラー事業



    2019
                                                         Challenge GTS3.0   19
   株式会社ジーンテクノサイエンス


          GTS
          3.0


バイオで価値を創造するエンジニアリングカンパニー