4584 M-キッズ・バイオ 2019-09-30 15:30:00
資金調達及びHeartseed株式会社への出資に関する補足説明資料 [pdf]
証券コード:4584
株式会社ジーンテクノサイエンス
資金調達及びHeartseed㈱への出資
補足説明資料
2019年9月30日
注意事項
この資料は株式会社ジーンテクノサイエンス(以下、「当社」と
いう)をご理解いただくために作成されたものであり、投資勧誘を目的
として作成されたものではありません。
この資料に含まれている今後の戦略・計画、将来の見通し及びその
他将来の事象等に関する記載には、本資料の発表時点において
合理的に入手可能な情報に基づく当社の仮定、見込み等が含まれ
ます。そのため、実際の業績、開発進捗等は、今後の研究開発の
成否や将来における当局の対応、事業パートナーの状況等、現時点
では不明又は未確定な要因によって、本資料の記載とは異なる結果
となる可能性があります。
Challenge GTS3.0 2
1.資金調達
現行の資金調達方法から新たな方策へ変更いたします。
2.Heartseed株式会社への出資
iPS細胞を用いた心筋再生医療の研究開発を推進する企業
に出資いたします。
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4
資金調達方法の見直し
資金調達方法見直しのため、2019年10月16日に以下を同時実施
第6回新株予約権を取得・消却
• 現状必要調達資金以上の希薄化懸念を払拭し、より株式需給への影響を軽減可能な手法へ切り替える目的で実施
第2回転換社債型新株予約権付社債及び第9回新株予約権を発行
• 当初必要な資金を一定程度確実に調達を確保しつつ、将来的な資金需要を見据えた設計
• 当初調達した資金で事業進捗を図りつつ、即時の希薄化を抑制
取得・消却 発行
割当先:大和証券 割当先:CVI Investments, Inc.
取得新株予約権概要: 当初想定潜在希薄化率:合計5.57%
- 第6回新株予約権 手法及び金額/諸条件:
取得対象新株予約権個数:8,718個 - 第2回転換社債型新株予約権付社債
(残存する当該新株予約権全て) 600百万円/期間3年/クーポン0%
8,718個 基本固定転換価額
1,743,600株(発行済株式総数比6.31%) (但し株価下落時6ヶ月毎修正)
行使状況:15,000個中6,282個
既資金調達総額:1,018百万円 - 第9回新株予約権
行使価額修正条件:行使の都度 540百万円相当/期間4年
(いわゆる、MSワラント) 基本固定行使価額
(但し株価下落時6ヶ月毎修正)
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資金調達方法の変更理由
第6回新株予約権の行使によって得た資金を基に、バイオシミラー事業の
2022年3月期以降黒字化目途が立つ
事業戦略 今後は完全子会社であるセルテクノロジーが所有する歯髄細胞バンクを活用し
歯髄幹細胞を軸とした新規バイオ事業(再生医療/細胞治療)を本格推進
するため、事業戦略に適合した資金調達手法へ変更
転換社債により発行時に一定資金を確保可能
資金調達手法 新株予約権は事業の進捗が市場から評価されたことにより株価が上昇した
場合に、より行使の蓋然性が期待できる設計
即時及び不必要な希薄化を回避し、需給及び株主価値に配慮
CVI/Heights Capital Management, Inc.(CVI) は、これまでの
バイオ企業等への豊富な投資経験から同分野に精通した米系機関投資家
割当先の属性
当社の現況及び事業戦略方針を十分に理解し、当社の企業価値向上を
見込んだ中⾧期的な目線で金融支援を行いたい旨、CVIは表明
■本資金調達における留意点
当社と割当先のロックアップ契約により、本件実施後270日間は外部からの株式発行を伴う資金調達は一切行わない。
上記日数経過後においても、社債及び新株予約権が残存するうちは株価連動型の資金調達は行わない。ただし、⾧期的な
戦略パートナーとの第三者割当は除く。
本新株予約権付社債については、当初転換価額が上方に修正されないため、株価が下方となった場合、低い株価で希薄化
が発生する可能性がある。
株価が本新株予約権の行使価額を下回って推移した場合、資金調達の金額が当初の予定を下回ることとなる。
Challenge GTS3.0 6
調達資金の資金使途について
事業戦略の変更に伴い、以下のとおり資金使途を変更 (単位:百万円)
本件
第6回新株予約権
資金調達 支出
資金使途 予定時期
充当済 充当予定額
変更前 変更後
バイオシミラー事業 2019年4月
GBS-002~011のうち3品目に 1,350 1,018 518 ー ≀
係る開発費用 2022年12月
バイオシミラー事業
新規バイオシミラーパイプライン1~2 650 ー ー ー ー
品目に係る開発費用
バイオ新薬及び再生医療事業
既存バイオ新薬の研究開発、導入・ 1,059 ー - ー ー
新規バイオ事業の拡充費用
バイオ新薬及び新規バイオ事業 2019年10月
既に具体的な開発活動をスタート ー ー ー 585 ≀
させている案件に関する費用 2020年6月
バイオ新薬及び新規バイオ事業 2019年10月
新規案件拡充、当該案件の推進に ー ー ー 530 ≀
必要な研究開発費用 2022年3月
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参考資料:資金調達方法の概要
第2回無担保転換社債型新株予約権付社債 第9回新株予約権(行使価額修正条項付)
払込期日 2019年10月16日 割当日 2019年10月16日
新株予約権の総数 30個 発行新株予約権数 7,298個
発行価額 社債:金600,000,000円 発行価額 新株予約権1個当たり479円
新株予約権と引換えに金銭の払込みを要しません。
転換価額 当初転換価額740円 行使価額 当初行使価額740円
下限転換価額370円 下限行使価額370円
潜在株式数 上限転換価額で全転換:810,810株(2.93%) 潜在株式数 潜在株式数:729,800株(2.64%)
下限転換価額で全転換:1,621,621株(5.87%) 本新株予約権の当初行使価額及び下限行使価額のい
( )内は発行済株式総数比(9/30時点) ずれにおいても潜在株式数は変動しません。
調達資金の額 600,000,000円 調達資金の額 543,547,742円
※本新株予約権の発行価額の総額(3,495,742円)を
含みます。
転換価額修正条件 2020年4月17日、2020年10月17日、2021年4月17日、 行使価額修正条件 2020年4月17日、2020年10月17日、2021年4月17日、
2021年10月17日、2022年4月17日及び2022年10月17 2021年10月17日、2022年4月17日、2022年10月17日、
日において、以下のいずれか低い方に修正されます。ただし、下限 2023年4月17日及び2023年10月17日において、以下のいず
転換価額は下回りません。 れか低い方に修正されます。ただし、下限転換価額は下回りません。
(i) 当該日に先立つ15連続取引日において、東京証券取引 (i) 当該日に先立つ15連続取引日において、東京証券取引
所における当社普通株式の売買高加重平均価格の最も低 所における当社普通株式の売買高加重平均価格の最も低
い2つの価額の合計金額を2で除した金額(1円未満の い2つの価額の合計金額を2で除した金額(1円未満の
端数切り上げ)の91%に相当する金額の1円未満の端数 端数切り上げ)の90%に相当する金額の1円未満の端数
を切り上げた金額。 を切り上げた金額。
(ii) 当該日において有効な転換価額。 (ii) 当該日において有効な行使価額。
6か月毎に転換もしくは償還(ただし、償還は下限転換価額を下
回る場合のみ)されます。
発行方法 CVI Investments, Inc.に第三者割当 募集または割当方法 CVI Investments, Inc.に第三者割当
利率及び償還期日 利 率:本社債には利息を付しません。
償還期日:2022年10月31日
償還価額 額面100円につき100円
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Heartseed株式会社への出資
• 慶應義塾大学発ベンチャーとして2015年11月に設立
• “心筋再生医療”によって重症心不全患者に根本的治療を届けることを目指す
• iPS細胞から分化誘導した心室心筋細胞を高度に純化精製した再生医療等製品の
研究開発及び事業化を推進
再生医療ベンチャーとして有望なHeartseedに対する出資を行い、
同社の技術と当社の技術との組み合わせによる協業の可能性を探る。
会社概要 設 立 2015年11月30日
事 業 内 容 iPS細胞を用いた心筋再生医療 GTS 細胞治療
資 本 金 等 18億円(2019年8月31日現在) プラットフォーム
東京都新宿区大京町12-9
所 在 地 本社
アートコンプレックス・センター302 心臓内幹細胞
経営体制 取 締 役 代表取締役社⾧ 福田 恵一
取締役COO 安井 季久央 歯髄幹細胞
開発担当 取締役 秋山 琢己
社外取締役 河西 祐太郎、古川 俊治
常勤監査役 菊川 知之 Heartseed
創業メンバー/役職員/Angel Bridge/Astellas iPS細胞
株 主
Venture Management/澁谷工業 Challenge GTS3.0 10
株式会社ジーンテクノサイエンス
GTS
3.0
バイオで価値を創造するエンジニアリングカンパニー