4584 M-キッズ・バイオ 2019-08-05 15:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信 補足説明資料 [pdf]

                   証券コード:4584




株式会社ジーンテクノサイエンス
  2020年3月期 第1四半期
     決算補⾜説明資料
     2019年8月5日
             注意事項


 この資料は株式会社ジーンテクノサイエンス(以下、当社という)を
ご理解いただくために作成されたものであり、投資勧誘を目的として作
成されたものではありません。

 この資料に含まれている今後の戦略・計画、将来の⾒通し及びその
他将来の事象等に関する記載には、本資料の発表時点において合
理的に⼊⼿可能な情報に基づく当社の仮定、⾒込み等が含まれま
す。そのため、実際の業績、開発進捗等は、今後の研究開発の成否
や将来における当局の対応、事業パートナーの状況等、現時点では
不明⼜は未確定な要因によって、本資料の記載とは異なる結果とな
る可能性があります。



                                   2
3
         業績ハイライト


        2020年3月期 第1四半期業績・連結


◆ 2020年3月期 第1四半期業績(2019年4月1⽇〜2019年6月30⽇)

                               販売費及び⼀般管理費                         親会社株主
                                                                             1株当たり
                       売上高                      営業利益     経常利益      に帰属する
                                                                            四半期純利益
                       (百万円)                    (百万円)    (百万円)    四半期純利益
                               合計    内 研究開発費                                   (円)
                                                                    (百万円)



 連結
                         283   416      (234)    △209     △211    △6,147 △222.40
2020年3月期 4月〜6月実績 (A)



(参考)2020年3月期 業績予想値     1,050            1,200   △1,220   △1,260   △7,260




   主なポイント

 • フィルグラスチムバイオシミラーは、     • 研究開発費は主にバイオシミラー             • のれんの⼀括償却に係る減損損失
   計画どおりの売上高を達成            事業の推進に支出                      5,938百万円計上
 • 開発進捗に伴うマイルストン収益含む                                     (特別損失)


                                                                  Challenge GTS3.0   4
         業績ハイライト


        2020年3月期 第1四半期業績・個別(参考数値)


◆ 2020年3月期 第1四半期業績(2019年4月1⽇〜2019年6月30⽇)
                                  販売費及び⼀般管理費                            四半期
                         売上高                          営業利益    経常利益
                         (百万円)                        (百万円)   (百万円)
                                                                        純利益
                                  合計        内 研究開発費                     (百万円)


  ジーンテクノサイエンス
                           250      391       (225)    △207    △209    △6,144
  2020年3月期 4月〜6月実績 (A)


  2019年3月期 4月〜6月実績 (B)     273      251       (141)    △55     △62       △108



  (参考)増減額(A-B)            △23       139       (84)     △152    △146    △6,035


  セルテクノロジー
                            33         25       (9)     △1      △1         △2
  2020年3月期 4月〜6月実績


                                 主なポイント           • 連結上ののれん減損に伴う、個別上での関係会社
                                                    株式評価損5,938百万円計上(特別損失)


※個別の数値については、四半期レビューの対象外です。                                           Challenge GTS3.0   5
     特別損失の計上
  ◆2019年4月に連結子会社化した㈱セルテクノロジーに係る
   のれんの減損損失       約60億円 計上(1Qで一括償却)

     将来の企業価値向上に向けた必要かつ重要な研究開発投資

     GTS3.0                               GTS+セルテクノロジー
     再⽣医療事業の推進
                                             再⽣医療
        課題                                   事業推進
  細胞治療プラットフォームの確⽴      セルテクノロジー買収
     研究用リソースの確保           課題解決
      提携先の拡大
     細胞培養技術の獲得          ⻭髄幹細胞バンク
   自社で課題解決をするには          細胞培養技術
    時間、人、費用が掛かる




課題解決に要する研究開発期間・人材確保をセルテクノロジーの買収で即時クリア(=研究開発投資)
        GTSのノウハウと掛け合わせることで買収額以上の価値創出を目指す
                                        Challenge GTS3.0   6
     事業ハイライト


    提携実績︓ORTHOREBIRTH㈱                                    ジーンテクノサイエンス
                                                               ×
                                                           セルテクノロジー
                                                          再生医療PJ 第1弾


ORTHOREBIRTH㈱と共同研究開発契約を締結
<⼝唇⼝蓋裂の治療法創出を目指す>
 SHED(乳⻭髄幹細胞)とReBOSSIS(人工骨充填材)を組み合わせて顎裂治療薬を開発
  • ⼝唇⼝蓋裂は神経堤細胞の異常が原因であり、同じ神経堤細胞が起源である⻭髄幹細胞は最適な細胞ソース
  • 綿状の人工骨充填材であるReBOSSISは、その特性上、⻭髄幹細胞と相性がよく、高い骨再⽣能⼒が⾒込める
  • ポイントは、非侵襲性・就学前治療・低コストでの治療

<対象疾患例と治療法イメージ>                  唇顎裂患者に⾜場材と幹細胞を混合投与し、より良い骨再⽣を促す

唇顎裂(年間約1000人)
・⿐汁の逆流
                                                    混合
・咀嚼障害
・発声障害
                                SHED   ReBOSSIS
治療法は自⼰骨移植で、侵襲性が高い


           顎裂


                                       唇顎裂

                                                  骨再生

           ⼝蓋裂
                    ⼝唇裂
                                                         Challenge GTS3.0   7
8
              各パイプラインの進捗

① バイオシミラー
                               臨床試験(治験)
                                            申請・審査
    開発番号       対象疾患   開発研究                                      提携先
                             第1相      第3相   承認・上市


GBS-001         がん
                                                    富士製薬工業㈱
フィルグラスチム                                            持田製薬㈱


GBS-004         がん
ベバシズマブ

                                                    ⻑春⻑⽣⽣物科技有限責任公司との提携解消
GBS-005        免疫疾患                                 に向けて交渉中
アダリムマブ                                              導出活動中
                                                    千寿製薬㈱
GBS-007         眼疾患                                 Ocumension Therapeuticsへ導出(中国
ラニビズマブ                                              及び台湾)

GBS-008         感染症
パリビズマブ


GBS-010         がん
ペグフィルグラスチム


GBS-011         腎疾患                                 ㈱三和化学研究所
ダルベポエチンアルファ




                                                          Challenge GTS3.0          9
           各パイプラインの進捗

② バイオ新薬
                                                   臨床試験(治験)            申請・審査
    開発番号           対象疾患      基礎研究   開発研究                                              提携先
                                            第1相       第2相        第3相   承認・上市

GND-001           免疫疾患、がん                                                       科研製薬㈱
抗ヒトα9インテグリン抗体

GND-004           眼科疾患、がん                                                       導出活動中
抗RAMP2抗体


GND-007            免疫疾患




③新規バイオ事業(再⽣医療/細胞治療)
                                    臨床試験   条件・期限      市販               継続して
   開発番号           対象疾患       基礎研究                   (市販後に有効性、    承認               共同研究企業・大学等
                                    (治験)   付き承認※    更なる安全性を検証)          販売

GCT-101           ⼝唇⼝蓋裂                                                         オルソリバース㈱
顎裂治療薬


JRM-001          心機能の改善                                                         ㈱⽇本再⽣医療
心臓内幹細胞


                 自⼰免疫疾患                                                         順天堂大学
免疫寛容誘導
                臓器移植、アレルギー                                                      ㈱JUNTEN BIO

                                                                                札幌医科大学
骨髄間葉系幹細胞         糖尿病性腎症
                                                                                ㈱ミネルヴァメディカ

※再⽣医療等製品の早期実用化に対応した承認制度
 患者にリスクを説明・同意を得て、先⾏して使用し、市販後の安全対策を講じる。
                                                                               Challenge GTS3.0   10
11
               資⾦調達の状況(2019年7月末まで)

株価(円)                                       出来高        株価 (●新株予約権⾏使⽇)                                           出来高(株)

1,200                                                                                                           800,000

                                                                                                                700,000
1,000
                                                                                                                600,000
 800
                                                                                                                500,000

 600                                                                                                            400,000

                                                                                                                300,000
 400
                                                                                                                200,000
 200
                                                                                                                100,000

   0                                                                                                            0
        7/2   7/24 8/14   9/4   9/27 10/19 11/9 12/3 12/25 1/22 2/13   3/6   3/28 4/18 5/17   6/7   6/28 7/22


                 7月末までの累計⾏使個数                      6,282個              1,256,400株    (⾏使⽐率41.88%)
                                     残数            8,718個              1,743,600株
                            合計払込⾦額                               1,015,921,140円

                                                                                                    Challenge GTS3.0      12
   株式会社ジーンテクノサイエンス


          GTS
          3.0


バイオで価値を創造するエンジニアリングカンパニー