4584 M-キッズ・バイオ 2021-02-05 15:30:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月5日
上場会社名 株式会社ジーンテクノサイエンス 上場取引所 東
コード番号 4584 URL https://www.g-gts.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 谷 匡治
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営管理本部長 (氏名) 栄 靖雄 TEL 03 - 6222 - 9547
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 720 △1.7 △647 ― △660 ― △670 ―
2020年3月期第3四半期 733 ― △932 ― △953 ― △6,892 ―
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 △617百万円 (―%) 2020年3月期第3四半期 △6,916百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 △23.43 ―
2020年3月期第3四半期 △249.32 ―
(注)1.2020年3月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2020年3月期第3四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりませ
ん。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 3,669 1,513 38.5
2020年3月期 3,592 1,487 39.8
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 1,412百万円 2020年3月期 1,430百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 972 △9.8 △1,672 ― △1,688 ― △1,691 ― △58.84
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 ― 社 (社名) 、 除外 1 社 (社名) 株式会社セルテクノロジー
(注)詳細は、添付資料P.7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記 (3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項(当四半期連結累計期間における重要な
子会社の異動)」をご覧ください。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 29,058,747 株 2020年3月期 27,646,986 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 92 株 2020年3月期 92 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 28,632,218 株 2020年3月期3Q 27,644,916 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法)
四半期決算補足説明資料はTDnetで同日開示しています。
(株)ジーンテクノサイエンス (4584)
2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) ……………………………………………………… 7
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(株)ジーンテクノサイエンス (4584)
2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、新たな事業ステージを指すGTS3.0「バイオで価値を創造するエンジニアリングカンパニー」を目標に掲
げ、これまでの事業活動で得てきたバイオ技術に関するノウハウ及び知見を最大限活用し、従来より手掛けてきた
希少疾患、難病に加えて、小児疾患を重点的なターゲットと定め、これらの疾患に悩む患者様、そのご家族や介護
者の方を含めた包括的なケアを目指して、新薬のみならず新たな医療の開発・提供に取り組んでおります。具体的
には、バイオ後続品事業で安定的な収益基盤を確立させつつ、バイオ新薬事業及び再生医療における細胞治療分野
を軸とした新規バイオ事業で成長性を追求しております。
当第3四半期連結累計期間における各事業の進捗状況は以下のとおりであります。
① バイオ後続品事業
富士製薬工業㈱と持田製薬㈱による好中球減少症治療薬「フィルグラスチムBS」の原薬販売及び2019年11月27日
より販売が開始された㈱三和化学研究所と共同開発を行っていたダルベポエチンアルファバイオ後続品の売上高に
応じたロイヤリティによる収益を安定的に計上しております。加えて、2020年9月18日に千寿製薬㈱と共同で開発
している眼科治療領域のバイオ後続品について、同社より国内での医薬品製造販売承認に関する申請が行われ、将
来の同社に対する製品供給による収益確保は大きく前進いたしました。その他、開発中のパイプラインについても
着実に開発活動を推進しております。
② バイオ新薬事業
次世代型抗体医薬品等の研究開発を進めた結果、2020年1月にがん細胞内侵入能力を有する抗体を用いた抗がん
剤の開発を目的として札幌医科大学との共同研究契約、同じくがん細胞殺傷効果を有する新たな抗体の取得を目的
としてMabGenesis㈱との共同研究契約をそれぞれ締結し、その他の開発中のパイプラインと合わせて研究開発活動
を継続しております。
③ 新規バイオ事業
当社は、GTS3.0の実現に向けた再生医療事業の研究開発において、重要な研究ソースとなる歯髄幹細胞及び心臓
内幹細胞を活用したプロジェクトの推進、アカデミア及び企業との共同研究または提携を推進しております。
歯髄幹細胞については、歯髄幹細胞の疾患に対する適性を見極め、骨及び神経疾患といった分野で新たな治療法
を提供できる可能性を複数のアカデミア及び企業に評価いただき、それぞれ研究開発活動を推進しております。
心臓内幹細胞については、小児の重篤な心臓疾患である機能的単心室症を主な対象とした再生医療等製品の開発
(開発番号JRM-001)を推進しております。2020年10月に当該開発品の第3相臨床試験において、患者様自身の組
織に由来する自家細胞を用いた自家再生医療等製品の実用化で豊富な実績を有する㈱ジャパン・ティッシュ・エン
ジニアリングを製造パートナーとして加え、同社の製造技術を活用した当該開発品の安定製造体制の構築によっ
て、自家細胞を活用する本臨床試験の更なる加速が見込めます。
そのほか、再生医療分野での事業を進展させていくための重要なステップとして、歯髄幹細胞を再生医療等製品
として製品化するための基となるマスターセルバンク(MCB)の製造及びワーキングセルバンクの確立と安定供給
体制の構築を㈱ニコン・セル・イノベーションと進めつつ、一方で東京大学医学部附属病院との連携による歯髄幹
細胞製造の原料となる乳歯を提供頂くための臨床研究を開始いたしました。今後、当該臨床研究を確立する事によ
り安定した乳歯提供体制を確立し、上述のMCBにおいて安定的な歯髄幹細胞製造体制構築を目指します。これによ
り当社における再生医療等製品の研究・開発活動を加速すると共に、アカデミアや企業との連携による研究・開発
パイプラインの強化を進めてまいります。
さらに、2020年2月14日付で㈱同仁グループと再生医療及びヘルスケア領域における事業展開を目的に締結した
業務提携契約に基づき、同社との新たな歯髄幹細胞事業の連携体制構築に向けて、2020年7月10日付で当社完全子
会社である㈱セルテクノロジーの全株式を同社に譲渡する旨を定めた株式譲渡契約を締結した件に関連して、当該
連携体制に㈱セルテクノロジーの共同創業者である篠原奈美子氏が代表を務める㈱リバースを加えることで、上述
の事業をさらに成長及び発展させることが可能となり、その事業価値を最大化できるとの判断に至り、各社と合意
いたしました。この結果、当社が2020年9月30日で公表しました㈱同仁グループとの株式譲渡延期に関して、その
株式譲渡先をより譲渡先として最適である㈱リバースに変更し、2020年11月12日付で当社は㈱リバースと株式譲渡
契約を締結し、同日株式譲渡を実行いたしました。当該株式譲渡に伴い、㈱セルテクノロジー及びその完全子会社
である㈱レムケアは同社の傘下となりました。
なお、当社は、2020年11月6日付「2021年3月期 第2四半期決算短信 補足説明資料」にて公表した早期黒字化
のための中期経営計画について、同計画の公表予定日を2021年2月15日と定め、現在その詳細を精査しておりま
す。
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2021年3月期 第3四半期決算短信
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は720,859千円(前年同四半期比1.7%減)、営業損失
は647,405千円(前年同四半期は営業損失932,220千円)、経常損失は660,977千円(前年同四半期は経常損失
953,957千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は670,897千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期
純損失6,892,342千円)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う当第3四半期連結累計期間
における業績への影響はありませんでした。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末比2.2%増の3,669,650千円となりま
した。これは主に、現金及び預金が203,073千円減少したものの、仕掛品が88,604千円、前渡金が168,765千円増
加したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比2.4%増の2,156,039千円となりまし
た。これは主に、未払法人税等が34,721千円減少したものの、買掛金が79,916千円増加したことによるものであ
ります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比1.8%増の1,513,611千円となりま
した。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失を670,897千円計上したものの、資本金及び資本剰余金
がそれぞれ300,000千円、その他有価証券評価差額金が53,541千円、新株予約権が43,576千円増加したことによ
るものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年5月25日付で公表いたしました業績予想に変更はありません。
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2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,032,575 1,829,501
売掛金 651,686 540,066
商品及び製品 - 23,719
仕掛品 254,260 342,865
前渡金 274,954 443,719
その他 108,856 149,615
流動資産合計 3,322,333 3,329,488
固定資産
有形固定資産 1,977 1,726
無形固定資産 57 2,794
投資その他の資産 267,770 335,640
固定資産合計 269,805 340,161
資産合計 3,592,139 3,669,650
負債の部
流動負債
買掛金 8,763 88,680
短期借入金 25,000 -
未払法人税等 46,935 12,214
受注損失引当金 355,243 379,243
その他 445,037 445,185
流動負債合計 880,979 925,324
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 600,000 600,000
長期借入金 600,000 600,000
退職給付に係る負債 19,320 16,605
その他 4,448 14,110
固定負債合計 1,223,768 1,230,715
負債合計 2,104,748 2,156,039
純資産の部
株主資本
資本金 611,711 911,711
資本剰余金 9,917,311 10,217,311
利益剰余金 △9,077,244 △9,748,142
自己株式 △73 △73
株主資本合計 1,451,704 1,380,806
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △21,540 32,001
その他の包括利益累計額合計 △21,540 32,001
新株予約権 57,226 100,802
純資産合計 1,487,390 1,513,611
負債純資産合計 3,592,139 3,669,650
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 733,008 720,859
売上原価 443,850 86,186
売上総利益 289,157 634,673
販売費及び一般管理費
研究開発費 685,251 600,660
その他 536,126 681,417
販売費及び一般管理費合計 1,221,377 1,282,078
営業損失(△) △932,220 △647,405
営業外収益
受取利息 88 42
為替差益 - 1,424
雑収入 1,356 779
営業外収益合計 1,444 2,245
営業外費用
支払利息 1,158 11,868
株式交付費 1,847 3,203
支払手数料 18,000 -
為替差損 1,402 -
雑損失 772 746
営業外費用合計 23,181 15,818
経常損失(△) △953,957 △660,977
特別利益
投資有価証券売却益 4,419 -
特別利益合計 4,419 -
特別損失
固定資産除却損 854 0
関係会社株式売却損 - 7,064
減損損失 5,938,405 1,449
特別損失合計 5,939,259 8,513
税金等調整前四半期純損失(△) △6,888,797 △669,491
法人税、住民税及び事業税 3,545 1,406
法人税等合計 3,545 1,406
四半期純損失(△) △6,892,342 △670,897
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △6,892,342 △670,897
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(株)ジーンテクノサイエンス (4584)
2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純損失(△) △6,892,342 △670,897
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △24,233 53,541
その他の包括利益合計 △24,233 53,541
四半期包括利益 △6,916,576 △617,356
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △6,916,576 △617,356
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(株)ジーンテクノサイエンス (4584)
2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間において、第2回無担保転換社債型新株予約権付社債に付された新株予約権の権利行
使がありました。この結果、資本金及び資本準備金がそれぞれ300,000千円増加し、当第3四半期連結会計期間末
において、資本金が911,711千円、資本準備金が10,217,311千円となっております。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
当第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であり特定子会社に該当していた㈱セルテクノロジーの
全株式を譲渡したため、当第3四半期連結会計期間の期首をみなし売却日として、同社及びその完全子会社である
㈱レムケアを連結の範囲から除外しております。
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