4584 M-キッズ・バイオ 2020-08-06 15:30:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月6日
上場会社名 株式会社ジーンテクノサイエンス 上場取引所 東
コード番号 4584 URL https://www.g-gts.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 谷 匡治
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営管理本部長 (氏名) 栄 靖雄 TEL 03 - 6222 - 9547
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 121 △57.3 △237 ― △244 ― △244 ―
2020年3月期第1四半期 283 ― △209 ― △211 ― △6,147 ―
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △164百万円 (―%) 2020年3月期第1四半期 △6,163百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第1四半期 △8.72 ―
2020年3月期第1四半期 △222.40 ―
(注)1.2020年3月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2020年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりませ
ん。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 3,951 1,795 43.7
2020年3月期 3,592 1,487 39.8
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 1,725百万円 2020年3月期 1,430百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 972 △9.8 △1,672 ― △1,688 ― △1,691 ― △59.19
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
当社は主として年次での業績管理を行っていることから、通期の業績予想のみ記載しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 28,729,336 株 2020年3月期 27,646,986 株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 92 株 2020年3月期 92 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 28,079,213 株 2020年3月期1Q 27,640,828 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する
説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料の入手方法)
四半期決算補足説明資料はTDnetで同日開示しています。
(株)ジーンテクノサイエンス (4584)
2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
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(株)ジーンテクノサイエンス (4584)
2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、新たな事業ステージを指すGTS3.0「バイオで価値を創造するエンジニアリングカンパニー」を目標に掲
げ、これまでの事業活動で得てきたバイオ技術に関するノウハウ及び知見を最大限活用し、従来より手掛けてきた
希少疾患、難病に加えて、小児疾患を重点的なターゲットと定め、これらの疾患に悩む患者様、そのご家族や介護
者の方を含めた包括的なケアを目指して、新薬のみならず新たな医療の開発・提供に取り組んでおります。具体的
には、バイオ後続品事業で安定的な収益基盤を確立させつつ、バイオ新薬事業及び再生医療における細胞治療分野
を軸とした新規バイオ事業で成長性を追求しております。
当第1四半期連結累計期間における各事業の進捗状況は以下のとおりであります。
① バイオ後続品事業
富士製薬工業㈱と持田製薬㈱による好中球減少症治療薬「フィルグラスチムBS」の原薬販売及び2019年11月27日
より販売開始された㈱三和化学研究所と共同開発を行っていたダルベポエチンアルファバイオ後続品の売上高に応
じたロイヤリティによる売上収益を安定的に計上しております。その他、開発中のパイプラインについても着実に
開発活動を推進しております。
② バイオ新薬事業
次世代型抗体医薬品等の研究開発を進めた結果、2020年1月にがん細胞内侵入能力を有する抗体を用いた抗がん
剤の開発を目的として札幌医科大学との共同研究契約、同じくがん細胞殺傷効果を有する新たな抗体の取得を目的
としてMabGenesis㈱との共同研究契約をそれぞれ締結し、その他の開発中のパイプラインと合わせて研究開発活動
を継続しております。
③ 新規バイオ事業
当社は、GTS3.0の実現に向けた再生医療事業の研究開発において、重要な研究ソースとなる歯髄幹細胞及び心臓
内幹細胞を活用したプロジェクトの推進、アカデミア及び企業との共同研究または提携を推進しております。
歯髄幹細胞については、歯髄幹細胞の疾患に対する適性を見極め、骨及び神経疾患といった分野で新たな治療法
を提供できる可能性を複数のアカデミア及び企業に評価いただき、前連結会計年度において昭和大学と骨関連疾
患、岐阜薬科大学と眼関連疾患、東京都医学総合研究所・名古屋大学医学部附属病院・東京医科歯科大学と脳性麻
痺、大分大学と末梢神経麻痺、名古屋大学と脊髄損傷に関する共同研究契約、及びORTHOREBIRTH㈱と口唇口蓋裂の
治療法創出に向けた共同研究開発契約、持田製薬㈱との腸管神経節細胞僅少症等の消化器領域における希少疾患・
難病に対する再生医療等製品の共同事業化契約を締結し、それぞれ研究開発活動を推進しております。
心臓内幹細胞については、これまで資本提携関係にあった㈱日本再生医療を前連結会計年度において完全子会社
化することで、小児の重篤な心臓疾患である機能的単心室症を主な対象とした再生医療等製品の開発品(開発番号
JRM-001)を当社のパイプラインに加え、当社の事業化ノウハウ、技術及び開発資金を投じ、開発活動を加速させ
ております。
また、再生医療分野での事業を進展させていくための重要なステップとして、当社及び㈱日本再生医療の開発経
験、ノウハウなどを活用することにより、㈱ニコンとの業務提携に基づき開発中であった、歯髄幹細胞を再生医療
等製品として製品化するための基となるマスターセルバンク(MCB)製造法を改良し、2020年3月にMCB製造法を確
立しました。その後、臨床試験の開始に向けてパートナー企業等との連携を強化していくために、MCBの製造及び
ワーキングセルバンク確立と安定供給体制の構築を進めております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は121,294千円(前年同四半期比57.3%減)、営業損
失は237,757千円(前年同四半期は営業損失209,663千円)、経常損失は244,341千円(前年同四半期は経常損失
211,711千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は244,857千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期
純損失6,147,343千円)となりました。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う当第1四半期連結累計期間
における業績への影響はありませんでした。また、当社グループの売上高の大半を占めるフィルグラスチムBSの販
売につきましては、受注状況に合わせて納品スケジュールを定めており、その納品のタイミングは年度によって異
なります。このため、当第1四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期比減となっておりますが、当連結
会計年度の業績予想に影響はありません。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末比10.0%増の3,951,997千円となりま
した。これは主に、売掛金が381,955千円減少したものの、現金及び預金が625,037千円、投資その他の資産に含ま
れる投資有価証券が106,224千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比2.4%増の2,156,095千円となりまし
た。これは主に、転換社債型新株予約権付社債が140,000千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比20.7%増の1,795,902千円となりま
した。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失を244,857千円計上したものの、資本金が230,000千円、資
本剰余金が230,000千円、その他有価証券評価差額金が80,311千円増加したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年5月25日付で公表いたしました業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,032,575 2,657,612
売掛金 651,686 269,731
仕掛品 254,260 278,780
その他 383,810 366,977
流動資産合計 3,322,333 3,573,101
固定資産
有形固定資産 1,977 1,894
無形固定資産 57 3,138
投資その他の資産 267,770 373,862
固定資産合計 269,805 378,896
資産合計 3,592,139 3,951,997
負債の部
流動負債
買掛金 8,763 14,211
短期借入金 25,000 25,000
未払法人税等 46,935 14,938
受注損失引当金 355,243 355,243
その他 445,037 363,088
流動負債合計 880,979 772,482
固定負債
転換社債型新株予約権付社債 600,000 740,000
長期借入金 600,000 600,000
退職給付に係る負債 19,320 17,700
その他 4,448 25,913
固定負債合計 1,223,768 1,383,613
負債合計 2,104,748 2,156,095
純資産の部
株主資本
資本金 611,711 841,711
資本剰余金 9,917,311 10,147,311
利益剰余金 △9,077,244 △9,322,101
自己株式 △73 △73
株主資本合計 1,451,704 1,666,847
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △21,540 58,771
その他の包括利益累計額合計 △21,540 58,771
新株予約権 57,226 70,283
純資産合計 1,487,390 1,795,902
負債純資産合計 3,592,139 3,951,997
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 283,959 121,294
売上原価 76,796 4,971
売上総利益 207,163 116,322
販売費及び一般管理費
研究開発費 234,941 138,411
その他 181,885 215,668
販売費及び一般管理費合計 416,826 354,080
営業損失(△) △209,663 △237,757
営業外収益
受取利息 29 24
講演料収入 108 -
補助金収入 70 -
為替差益 - 152
雑収入 47 213
営業外収益合計 256 391
営業外費用
支払利息 186 4,052
株式交付費 1,847 2,417
為替差損 270 -
雑損失 - 505
営業外費用合計 2,304 6,975
経常損失(△) △211,711 △244,341
特別利益
投資有価証券売却益 4,419 -
特別利益合計 4,419 -
特別損失
固定資産除却損 854 0
減損損失 5,938,405 -
特別損失合計 5,939,259 0
税金等調整前四半期純損失(△) △6,146,551 △244,341
法人税、住民税及び事業税 791 515
法人税等合計 791 515
四半期純損失(△) △6,147,343 △244,857
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △6,147,343 △244,857
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2021年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △6,147,343 △244,857
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △16,002 80,311
その他の包括利益合計 △16,002 80,311
四半期包括利益 △6,163,346 △164,545
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △6,163,346 △164,545
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(株)ジーンテクノサイエンス (4584)
2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第1四半期連結累計期間において、第2回無担保転換社債型新株予約権付社債に付された新株予約権の権利行
使がありました。この結果、資本金及び資本準備金がそれぞれ230,000千円増加し、当第1四半期連結会計期間末
において、資本金が841,711千円、資本準備金が10,147,311千円となっております。
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