4579 J-ラクオリア創薬 2021-04-01 15:00:00
岐阜薬科大学との共同研究講座設置契約書締結のお知らせ [pdf]

                                                 2021年4月1日
各    位
                          会 社 名 ラクオリア創薬株式会社
                          代 表 者 名 代表取締役        武内 博文
                                        (コード番号:4579)
                          問 合 せ 先 財務経理部長       杉山 英史
                                         (TEL.052-446-6100)



          岐阜薬科大学との共同研究講座設置契約書締結のお知らせ

    本日、当社は、岐阜薬科大学(本部:岐阜県岐阜市、学長:原 英彰)内に共同研究講座を設
置するため岐阜市との間で、共同研究講座設置契約書(以下「本契約」
                               )を締結しましたのでお
知らせいたします。


    1.本契約締結の理由
    本契約は、両者の研究能力と人材を活かした連携・協力を推進することにより、東海地区発の
創薬開発推進構想の具現化と有為な人材育成を目的として2020年10月に両者の間で締結した「産
学連携に関する基本協定書」に沿って、両者の研究活動基盤を拡充し中部発の画期的な新薬の創
成に繋げるべく、共同研究講座を設置する運びとなりました。
    本共同研究講座は、岐阜薬科大学で初めての共同研究講座設置となります。
    当社は2016年から現在まで、岐阜薬科大学薬効解析学研究室との間で眼疾患に関する産学共同研究
を実施中です。また岐阜薬科大学は、2016年に名古屋大学大学院医学系研究科と連携・協力に関する
基本協定を、2021年には名古屋大学大学院創薬科学研究科と連携・協力に関する基本協定を締結する
とともに、
    「名大医薬系3部局交流シンポジウム」
                     (名古屋大学医薬系3部局と岐阜薬科大学・岐阜大
学・ラクオリア創薬が一同に介する交流シンポジウム)を年1回開催しており、当社との関係を深め
てまいりました。
    当社は共同研究講座の開設を機に創薬企業としてこれまで培ってきた創薬に関する知見 技術
                                           ・
ノウハウ・知財戦略を基に、知的財産の創出や人的交流と人材の育成、更には研究施設・設備と
資源を有効に活用することで、創薬研究体制の更なる充実を図ります。共同研究講座の開設によ
り、当社は開発候補品の創出を加速することは勿論、その価値の最大化に向けた実践的な研究も
展開してまいります。
 2.共同研究講座の概要


    名 称        : 創薬イノベーション共同研究講座

    設置期間       : 2021年4月1日~2026年3月31日(予定)

    設置場所       : 岐阜薬科大学本部キャンパス

    所属教職員      : 嶋田 薫   特任教授(ラクオリア創薬 執行役員)
                 嶋澤 雅光 専任教員(岐阜薬科大学 薬効解析学研究室 准教授)

    教育研究領域     : 創薬研究に関する事項
                 開発戦略・知的財産戦略に関する事項



 3.今後の見通し
 本件による2021年12月期通期業績に対する影響につきましては、2021年2月16日に公表した
2021年12月期(2021年1月1日~2021年12月31日)通期連結業績予想に変更はありません。中長
期的には、これまで当社が培ってきた創薬研究に関する様々な知見やノウハウを基盤として、外
部との連携を加速させる取り組みであり、当社の企業価値向上に寄与するものと考えております。



                                                以   上


【ご参考】
岐阜薬科大学について
 岐阜薬科大学は、昭和7年に岐阜市立の岐阜薬学専門学校として設立され、その後、昭和24
年の学制改革に伴い岐阜薬科大学として発足しました。「ヒトと環境にやさしい薬学(グリーン
ファーマシー)
      」を教育・研究および地域貢献の基本的な方針として活動しており、約1万3千
人を超える卒業生が、製薬企業、大学、研究機関等幅広い分野で活躍しています。
 研究体制としては、
         「伝統の中からこそ真の改革的教育・研究が生まれる」との信念のもと、
化学物質探索等の基礎薬学分野から臨床試験等の臨床薬学分野まで育薬と創薬に係る幅広い研
究を進めています。2007年から岐阜大学と連携して「岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科」
を設置し、2016年には名古屋大大学院医学系研究科との間で共同研究や研究者交流を促進し研究
試料の共有化を図ることを目的とした連携・協力に関する基本協定を締結、さらに2021年1月に
は同大学院創薬科学研究科とも連携・協力に関する基本協定を結ぶなど、
                                「創薬」というテーマ
の下に中部地区を中心とした大学並びに企業・機関との連携を積極的に進めております。
詳細については https://www.gifu-pu.ac.jp/ をご覧ください。