4579 J-ラクオリア創薬 2021-01-29 11:00:00
AK1780ライセンス契約締結による旭化成ファーマからの一時金受領のお知らせ [pdf]

r


                                                          2021年1月29日
各     位
                                   会 社 名 ラクオリア創薬株式会社
                                   代 表 者 名 代表取締役        谷      直 樹
                                                 (コード番号:4579)
                                   問 合 せ 先 取締役          河田 喜一郎
                                                  (TEL.052-446-6100)


          AK1780ライセンス契約締結による旭化成ファーマからの一時金受領のお知らせ


    本日、旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木喜和、以下「旭化成フ
ァーマ」)とイーライリリー・アンド・カンパニー(本社:インディアナ州インディアナポリス、最高経営
責任者:デイビット・A・リックス、以下「リリー」)との間でP2X7受容体拮抗薬(AK1780/RQ-00466479)
に関するライセンス契約を締結したことにより、当社が旭化成ファーマより一時金を受領することが確定
しましたことをお知らせいたします。ライセンス契約の締結により、当社はリリーに対してラクオリア社
の知財権を旭化成ファーマを通してライセンスすることとなります。


    P2X7受容体拮抗薬であるAK1780/RQ-00466479は、当社と旭化成ファーマとの共同研究において創製され
た化合物です。AK1780はP2X7受容体拮抗作用を有する、中枢移行性のある低分子の経口可能な薬剤です。
末梢性神経障害性疼痛の治療薬を目指して、現在、第Ⅰ相臨床試験が終了しています。


    旭化成ファーマからは一時金に加え、AK1780/RQ-00466479の商業化に成功した場合、当社は旭化成フ
ァーマの収益に対して一定の料率でロイヤリティーを受領します。


    当社代表取締役社長の谷直樹は、「当社と旭化成ファーマの共同研究により創出された医薬品候補化
合物が、リリーにより開発されることを大変嬉しく、誇りに思います。リリーによるグローバル開発の
進展を期待いたしております」と述べております。


    当社取締役副社長執行役員(創薬研究担当)の渡邉修造は、「今回の大型契約の締結を大変嬉しく思
っております。共同プロジェクトチームの下、新規神経障害性疼痛治療薬候補としてAK1780/RQ-
00466479を見出せたことは、当社の強みであるイオンチャネル創薬の大きな成果であると考えておりま
す。旭化成ファーマのここまでの尽力に心より御礼申し上げます。」と述べております。


    なお、旭化成ファーマとリリーとのライセンス契約詳細につきましては、旭化成ファーマのホームペ
ージにてご確認ください。https://www.asahikasei-pharma.co.jp
    当社が受領する一時金は、直前連結会計年度(2019年12月期)における連結売上高の20%に相当する
額以上となる見込みです。


    なお、本件に伴う2021年12月期通期業績につきましては、2020年12月期決算発表時(2021年2月12日
予定)にお知らせする予定です。


                                                                 以上