4579 J-ラクオリア創薬 2020-12-28 15:00:00
中期経営計画の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                              2020年12月28日
各       位
                                 会 社 名 ラクオリア創薬株式会社
                                 代 表 者 名 代表取締役        谷      直 樹
                                               (コード番号:4579)
                                 問 合 せ 先 取締役          河田 喜一郎
                                                (TEL.052-446-6100)


                  中期経営計画の修正に関するお知らせ

当社は、2020年12月28日に公表した「2020年12月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」及
び、最近の業績動向等を踏まえ、2020年8月14日に公表した2020年12月期~2022年12月期中期経営計画
(Gaia   2021)に関し、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。


                                 記
1. 売上・損益目標修正の概要
【見直後】                                                          (百万円)
                                                               親会社株主に帰属する
                   事業収益         事業費用      営業利益(△) 経常利益(△)       当期純利益(△)

2019年度通期(実績)          1,702       1,715       △15        21              5
2020年度通期(計画)              852     1,605       △753     △759         △843
2021年度通期(目標)          2,700       2,331        369      376           319
2022年度通期(目標)          2,532       2,154        377      392           326


【見直前】(2020年8月14日公表)                                             (百万円)
                                                               親会社株主に帰属する
                   事業収益         事業費用       営業利益      経常利益        当期純利益

2019年度通期(実績)          1,702       1,715       △15        21              5
2020年度通期(計画)          1,579       1,840      △260      △256         △333
2021年度通期(目標)          2,349       2,143        205      233           118
2022年度通期(目標)          2,305       2,060        244      261           200


2.修正の理由
  当社は、2020年12月28日に公表いたしました『2020年12月期 通期連結業績予想の修正に関するお知
    らせ』及び最近の業績動向等について検討した結果、2020年8月14日に公表しました『2020年12月期~
    2022年12月期中期経営計画(Gaia 2021)
                             』の修正を行うことといたしました。
     修正の背景は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けた事業開発活動への影響等を織り込
    んだことであります。
     主な増減要因は以下の通りです。

 ※本資料は、投資者に対する情報提供を目的として事業計画等を記載しており、投資勧誘を目的としたものではありません。
    当社の事業計画に対する評価及び投資に対する決定は、投資者ご自身の判断において行われるよう、お願いいたします。
  2020年12月期の事業収益につきましては、前回発表予想比726百万円(同46%)減少する見通しです。
  新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受けた経済活動の停滞や国内外の移動制限、臨床試験施
 設の閉鎖等により、tegoprazanの日本での開発にかかわる協議は進捗したものの年内の成約には至ら
 ず、来期以降に持ち越されたことに加え、提携先企業におけるイオンチャネル創薬プログラムにかかわ
 る臨床試験の一部や導出交渉も新型コロナウイルス感染症の影響を受けて後ずれしました。このため、
 当初見込んでおりました契約関連の収入がほぼ全額、翌期以降にずれ込む公算が大きくなりました。事
 業費用につきましては、委託試験等の研究開発費が翌期にずれ込んだため、前回発表予想比235百万円
 (同13%)減少する見通しです。


  2021年12月期につきましては、胃食道逆流症治療薬「tegoprazan」、犬の変形性関節症治療薬
 「GALLIPRANT 🄬」、犬の食欲不振症治療薬「ENTYCE 🄬」のロイヤルティ収入に加え、契約関連の収入等が
 寄与すると想定し、事業収益計画を同351百万円(同15%)上方修正いたしました。事業費用計画につ
 きましては、研究基盤の拡充と委託試験等の研究開発費の増加を見込み、同188百万円(同8.8%)増額
 いたしました。


  2022年12月期につきましては、上市品の伸長と契約関連の収入等を見込み、事業収益予想を同227百
 万円(同9.8%)上方修正いたしました。事業費用予想につきましては、委託試験等の関連費用の増加
 を予想し、同94百万円(同4.6%)増額いたしました。なお、tegoprazanの中国での開発が順調に進捗
 しているため、同薬の販売開始時期を2022年と見込みました。


  なお、当社は、新型コロナウイルス感染症の影響が本中期経営計画期間中(2020年12月期~2022年12
 月期)も続くという前提で、上市品の販売ロイヤルティ収入について、2021年12月期、2022年12月期と
 もに再度の伸長率の見直しを行いました。


  以上の結果、2020年12月期の業績予想を事業収益852百万円(前回発表予想値1,579百万円)、事業費
 用1,605百万円(同1,840百万円)、営業損失753百万円(同260百万円の赤字)、経常損失759百万円(同
 256百万円の赤字)、当期純損失843百万円(同333百万円の赤字)に修正いたします。
  2021年12月期については、事業収益2,700百万円(同2,349万円)、事業費用2,331百万円(同2,143百
 万円)、営業利益369百万円(同205百万円)、経常利益376百万円(同233百万円)、当期純利益319百
 万円(同118万円) 2022年12月期については、
           、               事業収益2,532百万円(同2,305百万円) 事業費用2,154
                                                  、
 百万円(同2,060百万円)、営業利益377百万円(同244百万円)、経常利益392百万円(同261百万円)、
 当期純利益326百万円(同200百万円)に修正いたします。


  新型コロナウイルス感染症の収束の時期等の見通しが立たない現状において、新型コロナウイルス
 感染症による当社グループの中長期業績への影響は現時点では見通すことが困難な状況です。今後、新
 型コロナウイルス感染症の流行状況や事業環境の変化等により、修正の必要性が生じた場合には、速や
 かに開示してまいります。


※修正箇所は、次ページ以降をご参照下さい。




※本資料は、投資者に対する情報提供を目的として事業計画等を記載しており、投資勧誘を目的としたものではありません。
 当社の事業計画に対する評価及び投資に対する決定は、投資者ご自身の判断において行われるよう、お願いいたします。
(修正箇所一覧表)
  修正箇所                     修正前                        修正後
2020 年 12 月 期   (※表内)                         (※表内)
業績予想(P6)        2020年12月期(新計画)                2020年12月期(見込み)
                事業収益       1,579              事業収益         852
                事業費用       1,840              事業費用       1,605
                (内)人件費       673              (内)人件費       667
                (内)研究開発費 379                  (内)研究開発費 246
                営業利益       △260               営業利益       △753
                経常利益       △256               経常利益       △759
                親会社株主に帰属する当期純利益△333           親会社株主に帰属する当期純利益 △843

                                              (※表内)
                                              増減(前回計画/新見込み)欄を追加
                                              事業収益   △46%
                                              事業費用   △13%
                                              営業利益      -
                                              経常利益      -
                                              親会社株主に帰属する当期純利益 -

                「トピックス」                     「トピックス」
                「事業収益は、    新型コロナウイルス感染症     「事業収益は、   新型コロナウィルス感染症
                (COVID-19、以下「COVID-19」)の世界的 の世界的流行を受けた経済活動の停滞や
                な感染拡大を受け、    上半期にペット用医薬     国内外の移動制限、     臨床試験施設の閉鎖等
                品の売上が伸び悩んだことを勘案しまし          により、tegoprazanの日本での開発にかか
                た。                          わる協議は進捗したものの年内の成約に
                                            は至らず、 来期以降に持ち越されたことに
                「COVID-19の影響で上半期にライセンス・ 加え、    提携先企業におけるイオンチャネル
                アライアンス活動が一時停滞いたしまし 創薬プログラムにかかわる臨床試験の一
                た。期初計画比で契約一時金やマイルスト 部や導出交渉も新型コロナウイルス感染
                ン収入の想定を下方修正いたします。           症の影響を受けて後ずれしました。     このた
                                            め、当初見込んでおりました契約関連の収
                事業費用につきましては、    COVID-19の影響 入がほぼ全額、   翌期以降にずれ込む公算が
                等で支払いロイヤルティが減少すると見 大きくなったことを勘案しました。
                込んだほか、委託試験の遅延やライセン
                ス・アライアンス活動に関連する費用が減 「事業費用につきましては、             委託試験等の
                少すると予想しました。                 研究開発費が翌期にずれ込んだことを勘
                                            案しました。




※本資料は、投資者に対する情報提供を目的として事業計画等を記載しており、投資勧誘を目的としたものではありません。
  当社の事業計画に対する評価及び投資に対する決定は、投資者ご自身の判断において行われるよう、お願いいたします。
  修正箇所                   修正前                        修正後
中期経営計画        2020年12月期(計画)               2020年12月期(見込み)
「Gaia2021」の   事業収益       1,579            事業収益         852
概要と数値         事業費用       1,840            事業費用       1,605
(P12)         (内)人件費       673            (内)人件費       667
              (内)研究開発費 379                (内)研究開発費 246
              営業利益      △260              営業利益       △753
              経常利益      △256              経常利益       △759
              親会社株主に帰属する当期純利益△333         親会社株主に帰属する当期純利益△843
              為替(米ドル/日本円)        110.00   為替(米ドル/日本円)      105.00
              2021年12月期(計画)               2021年12月期(計画)
              事業収益       2,349            事業収益       2,700
              事業費用       2,143            事業費用       2,331
              (内)人件費       770            (内)人件費       712
              (内)研究開発費 358                (内)研究開発費 556
              営業利益         205            営業利益         369
              経常利益         233            経常利益         376
              親会社株主に帰属する当期純利益118          親会社株主に帰属する当期純利益 319
              為替(米ドル/日本円)      110.00     為替(米ドル/日本円)      105.00

              2022年12月期(計画)               2022年12月期(予想)
              事業収益       2,305            事業収益       2,532
              事業費用       2,060            事業費用       2,154
              (内)人件費       789            (内)人件費       743
              (内)研究開発費 360                (内)研究開発費 487
              営業利益         244            営業利益         377
              経常利益         261            経常利益         392
              親会社株主に帰属する当期純利益 200         親会社株主に帰属する当期純利益 326
              為替(米ドル/日本円)      110.00     為替(米ドル/日本円)      105.00




事業収益の推移       (※図)                        (※図)
(P13)         2020年(計画)棒グラフの値は 1,579百万    2020年(計画)棒グラフの値を 852百万円
              円                           に減額
              2021年(目標)棒グラフの値は 2,349百万    2021年(目標)棒グラフの値を 2,700百万
              円                           円に増額
              2022年(目標)棒グラフの値は2,305百万     2022年(目標)棒グラフの値を 2,532百万
              円                           円に減額




※本資料は、投資者に対する情報提供を目的として事業計画等を記載しており、投資勧誘を目的としたものではありません。
 当社の事業計画に対する評価及び投資に対する決定は、投資者ご自身の判断において行われるよう、お願いいたします。
  修正箇所                     修正前                      修正後
費 用 の 概 要       2020年12月期(計画)            2020年12月期(見込み)
(P14)           ① 事業原価       138         ① 事業原価       121
                ② 事業費用     1,702         ② 事業費用     1,483
                (内)人件費       673         (内)人件費       667
                (内)研究開発費 379             (内)研究開発費 246
                (内)管理統制費 250             (内)管理統制費 219
                (内)施設関連費 227             (内)施設関連費 221
                (内)その他       173         (内)その他       130
                合計(①+②) 1,840            合計(①+②) 1,605

                2021年12月期(計画)            2021年12月期(計画)
                ① 事業原価       283         ① 事業原価       340
                ② 事業費用     1,861         ② 事業費用     1,991
                (内)人件費       770         (内)人件費       712
                (内)研究開発費 358             (内)研究開発費 556
                (内)管理統制費 288             (内)管理統制費 289
                (内)施設関連費 255             (内)施設関連費 283
                (内)その他       190         (内)その他       151
                合計(①+②) 2,144            合計(①+②) 2,331

                2022年12月期(計画)            2022年12月期(目標)
                ① 事業原価       262         ① 事業原価       221
                ② 事業費用     1,798         ② 事業費用     1,933
                (内)人件費       789         (内)人件費       743
                (内)研究開発費 360             (内)研究開発費 487
                (内)管理統制費 288             (内)管理統制費 267
                (内)施設関連費 206             (内)施設関連費 251
                (内)その他       155         (内)その他       185
                合計(①+②) 2,060            合計(①+②) 2,154

                (※表内:解説文)                (※表内:解説文)
                2021年12月期:<中略>研究開発費は委託   2021年12月期:<中略>研究開発費は委託
                  研究費の一巡等で減少。              試験費が増加する見通し。
1) tegoprazan (※グラフ)                     (※グラフ)
韓国「K-CAB®」 2019年3月-2019年12月の月次データを       2019年3月-2020年9月のデータを四半
好発進(P18)      棒グラフで表現                    期ごとに集計、棒グラフで表現
1) tegoprazan   -                        (※傍注)
世界展開 サブ
ライセンス状況                                  「2020年6月1日時点」との傍注を追記
(P21)
2)ペット医薬         タイトル:ENTYCE 🄬            タイトル:ENTYCE 🄬 / ELURA 🄬
品(P23)          (※表内)                    (※表内)
                ・適応症:犬の食欲不振症(体重減少)       ・適応症:犬の食欲不振症(体重減少)/
                                         慢性腎疾患の猫の体重減少管理
                ・参考情報:エランコ社(米国)による販      ・参考情報:エランコ社(米国)による販

※本資料は、投資者に対する情報提供を目的として事業計画等を記載しており、投資勧誘を目的としたものではありません。
  当社の事業計画に対する評価及び投資に対する決定は、投資者ご自身の判断において行われるよう、お願いいたします。
  修正箇所                   修正前                            修正後
           促を強化、米国にて慢性腎臓病の高齢ネコ            促を強化 / 2020年10月、米国で当局か
           を対象にピボタル試験実施中                  ら承認を取得
4)テムリック    ・急性骨髄性白血病(AML)・・<中略>           ・急性骨髄性白血病(AML)・・<中略>
株式会社:タミ    中間データの結果は良好。                   2020 年 12 月 5 - 7 日 の 米 国 血 液 学 会 で
バロテンの状況                                   Syros社が同試験の新データを公表。今後
(P25)                                     の臨床試験計画も開示。
                                          ・骨髄異形成症候群        (MDS) を適応とする第
                                          Ⅲ相臨床試験を2021年第1四半期に開始
                                          ・AMLについては3剤併用の新たな第Ⅱ相
                                          臨床試験を2021年第4四半期に開始へ
4)テムリック (※表内)                             (※表内)
株式会社:タミ ・                                 ・骨髄異形成症候群(MDS)を追加
バロテンのロー                                   2021年第1四半期以降「フェーズ3」開始
ドマップ(P27) ・急性骨髄性白血病(AML)                  ・急性骨髄性白血病(AML)
          「欧米」2021年第2四半期以降「フェーズ           「米国」2021年第4四半期以降「フェーズ
          3」開始                            2」開始
          「日」(日本)2022年第1四半期以降「診           「日」開発計画を削除
          断薬準備」
          ・急性前骨髄球性白血病(APL)                ・急性前骨髄球性白血病(APL)を削除



特許出願状況     -                              (※傍注)
(P32)
                                          「2019年12月31日時点」との傍注を追記
Appendix   (※図表内)                         (※図表内)
導出済みプログ    Elanco Animal Health,Inc(米国)   Elanco Animal Health,Inc(米国)
ラム(P41)    EP4拮抗薬(米国、欧州:販売中)              EP4拮抗薬(米国、欧州、日本:販売中)
                                          日本を追加


※修正後の「2020年12月期~2022年12月期中期経営計画 (Gaia 2021)(修正)」は、次ページ以降をご
参照下さい。

  ※ 将来の事象に関わる記述に関する注意
    業績予想につきましては、発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実
   際の業績は、今後起こりうる様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
                                                                      以   上




 ※本資料は、投資者に対する情報提供を目的として事業計画等を記載しており、投資勧誘を目的としたものではありません。
  当社の事業計画に対する評価及び投資に対する決定は、投資者ご自身の判断において行われるよう、お願いいたします。
2020〜2022年12⽉期 中期経営計画
(Gaia 2021)(修正)
前回公表︓2020年8⽉14⽇
今回公表︓2020年12⽉28⽇(東証ジャスダック   グロース︓4579)




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    ⽬次


   2019年12⽉期 事業ハイライト
   2020年12⽉期 業績予想と主なイベント


   中期経営計画 「Gaia2021」



   2019年12⽉期の振り返り(詳細)



   その他




ご注意 : 本資料は投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行われる際には投資家ご自身で判断していただくようお願いいたします。また本資料最終頁末尾の留意事項を必ずご参照ください。
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    2019年12⽉期 事業ハイライト
    2020年12⽉期 業績予想と主なイベント




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   2019年12⽉期 事業ハイライト
   tegoprazan           韓国2019年3⽉販売開始、好発進 中国フェーズ3実施中
   GALLIPRANT®          北⽶好調持続、欧州2019年3⽉販売開始
   ENTYCE®              北⽶着実に進捗、ネコでピボタル試験実施中

            提携拡⼤︓CJ HealthCare Corporation(韓国︓以下「CJ社(韓国)」)
                 とグローバルパートナーシップ拡⼤で合意、
                 tegoprazanの北⽶・欧州ライセンスをCJ社に供与

   導出済プログラム︓P2X7受容体拮抗薬---旭化成ファーマ社でステージアップ
            特定のイオンチャネル---EAファーマ社でステージアップ
            ジプラシドン---Meiji Seikaファルマ社が国内フェーズ3試験
                     速報発表

        共同研究案件︓新規=あすか製薬(イオンチャネル)
               新規=Epigeneron(腎疾患)
               新規=名古屋市⽴⼤学(筋委縮性側索硬化症/感染症)
               新規=岐⾩薬科⼤学(網膜静脈閉塞症)

            学会発表︓名古屋⼤学とCRHR2拮抗薬に関するポスターを共同発表
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   2019年12⽉期 連結損益計算書                                                                         (単位︓百万円)


                                                       2018年12⽉期                     2019年12⽉期
                【連結】
                                                           (前期)                          (当期)

  事業収益                                                                 744               1,702
                                                                                                 2019/9/6発表の
  事業費⽤及び事業原価                                                       1,819                 1,718    業績予想数値
                                                                                                   (1,840)から
                                                                                                       圧縮
  営業損失(△)                                                       △1,075                    △15

  経常利益⼜は経常損失(△)                                                 △1,064                      21
  親会社株主に帰属する当期純利益⼜は
  親会社株主に帰属する当期純損失(△)
                                                                △1,104                       5



                                                  創業来初の最終損益⿊字化達成




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   2020年12⽉期 業績予想                                                          (単位︓百万円)

                                2019年12⽉期       2020年12⽉期       2020年12⽉期            増減
            【連結】
                                  (実績)          (8/14計画)          (⾒込み)         (前回計画/新⾒込み)




事業収益                                   1,702            1,579            852         △46%

事業費⽤及び事業原価                             1,718            1,840          1,605         △13%

営業利益⼜は営業損失(△)                            △15            △260           △753                ―

経常利益                                       21           △256           △759                ―

親会社株主に帰属する当期純利益                             5           △333           △843                ―
 トピックス


  事業収益は、新型コロナウイルス感染症の世界的流⾏を受けた経済活動の停滞や国内外の移動制限、臨床
   試験施設の閉鎖等により、tegoprazanの⽇本での開発にかかわる協議は進捗したものの年内の成約には
   ⾄らず、来期以降に持ち越されたことに加え、提携先企業におけるイオンチャネル創薬プログラムにかか
   わる臨床試験の⼀部や導出交渉も新型コロナウイルス感染症の影響を受けて後ずれしました。このため、
   当初⾒込んでいた契約関連の収⼊がほぼ全額、翌期以降にずれ込む公算が⼤きくなったことを勘案しまし
   た。
  事業費⽤につきましては、委託試験等の研究開発費が翌期にずれ込んだことを勘案しました。
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      2020年12⽉期 主なイベント(1)
     tegoprazanは韓国で売上好調、グローバル開発進展へ
        CJ社(韓国)によるtegoprazan(韓国商品名︓『K-CAB®』)の販売は2年⽬に(発売は
         2019年3⽉)。2020年12⽉期は通年で寄与へ。

        2019年11⽉の当社とCJ社(韓国)とのグローバルパートナーシップ拡⼤に関する契約に基
         づき、CJ社(韓国)は当社が⽶国で実施した第Ⅰ相臨床試験を継承。2020年12⽉期中に⽶
         国での開発を再開する予定。

        ⽇本においても、当社とCJ社(韓国)との協⼒関係を強化。

        Shandong Luoxin Pharmaceutical Group(中国︓以下「Luoxin社(中国)」)が実施中
         の中国におけるtegoprazanの第Ⅲ相臨床試験は順調。

     ペット⽤医薬品は堅調に推移
        GALLIPRANT®(grapiprant/RQ-00000007)の⽶国・欧州販売は順調に拡⼤。販売地域はさら
         に拡⼤する⾒込み。

        イヌの⾷欲不振症治療薬ENTYCE®(capromorelin/RQ-00000005)の⽶国販売は着実な歩み。
         ⽶国における慢性腎臓病の⾼齢ネコを対象としたピボタル試験は順調。

   シロス社(⽶国)によるタミバロテンの開発は順調
        急性⾻髄性⽩⾎病(AML)の未治療および再発・難治の患者さんを対象とする5-アザシチ
         ジン(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)との併⽤第Ⅱ相臨床試験は順調。
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    2020年12⽉期 主なイベント(2)
   当社コア・コンピタンスのさらなる強化
        イオンチャネル創薬のさらなる進展。製薬企業との新たな共同研究を模索。

        継続的な知的財産の強化。ライフサイクルマネジメント(LCM)戦略を推進。

   提携先での臨床開発の進展
        P2X7受容体拮抗薬(RQ-00466479/AKP-23494954)は、旭化成ファーマ社における臨
         床開発が順調。さらなる進展に期待。

        EAファーマ社との共同研究から創出されたイオンチャネルを標的とした化合物(化合物
         コード⾮開⽰)は、EAファーマ社における臨床開発が順調。

        選択的ナトリウムチャネル遮断薬(化合物コード⾮開⽰)は、マルホ社における開発が順調。

   その他
        ⽶国⽀店(US BRANCH)は本格始動。現地のアカデミアや、製薬企業・バイオベンチャー
         との良好な関係構築に向け活動へ。

        ラクオリア イノベーションズは、ラクオリア創薬のコア技術とのシナジーを⽬指した新た
         な提携候補先の発掘と新たな疾患領域・モダリティーの開拓に貢献すべく、情報収集活動を
         推進。候補先とのさらなる関係構築により案件組成へ。


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    CEOメッセージ


      創薬ベンチャーとして創業以来12年が経ち、
      市場における医薬品販売にもとづくロイヤルティ収⼊とい
      う安定的な経営基盤によって独⾃の地歩を固めつつありま
      す。

      当社グループは、研究開発型企業として今後⼀段の⾶躍を
      ⽬指していきたいと考えております。



                                         ラクオリア創薬株式会社代表取締役
                                         ⾕直樹


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    中期経営計画 「Gaia2021」
         ・概要および策定の背景
         ・数値⽬標
         ・費⽤の概要
         ・⼈員計画
         ・資⾦調達戦略




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    中期経営計画『Gaia』の概要および策定の背景
 【中期経営計画の基本⽅針】
  当社ビジョンの実現
  「私たちは創薬を通じて健康と幸せに貢献し、⼈々の⼼に陽をもたらします」

  経営の安定化と株主価値向上に向けたより具体的な施策の提⽰と実⾏

  地⺟神「Gaia」のような創造⼒で「グローバル」規模の進化を⽬指す

 【中期経営計画の⾻⼦】
  早期導出を⽬指した創薬研究プラットフォームの構築・強化
      •   産学官連携を中⼼とした画期的な創薬共同研究の継続と強化
      •   ⾃社評価系による継続的な新規開発化合物の創出

  ヒト向け医薬品の上市と効率的な導出体制の構築
      •   既存パイプラインの早期導出に向けた効率的な導出体制の構築・強化
      •   パートナー企業との連携・協業を通じた信頼関係の構築とロイヤルティ収⼊の獲得

  海外展開の加速
      •   製薬企業等のイノベーション・エコシステムが構築されている⽶国カリフォルニア州サン
          ディエゴ市に⽶国⽀店を設⽴、現地のアカデミアや、製薬企業・バイオベンチャーとの良
          好な関係構築に向け活動を本格化

ご注意 : 本資料は投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行われる際には投資家ご自身で判断していただくようお願いいたします。また本資料最終頁末尾の留意事項を必ずご参照ください。
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    中期経営計画 「Gaia2021」の概要と数値⽬標                                              (単位︓百万円)
    【連結】         2018年12⽉期    2019年12⽉期    2019年12⽉期   2020年12⽉期    2021年12⽉期    2022年12⽉期
  (単位︔百万円)           (実績)     (9/6時の計画)        (実績)       (⾒込み)         (計画)         (⽬標)

 事業収益                   744        1,756       1,702         852        2,700        2,532

 事業費⽤                 1,819        1,840       1,718        1,605       2,331        2,154

 (内)⼈件費                 607         625          616         667          712          743

 (内)研究開発費               451         267          221         246          556          487
 営業利益⼜は
                    △1,075          △84         △15         △753          369          377
 営業損失(△)
 経常利益⼜は
                    △1,064          △82           21        △759          376          392
 経常損失(△)
 親会社株主に帰属する
 当期純利益⼜は親会社
 に帰属する当期純損失         △1,104         △106            5        △843          319          326
 (△)




 為替(⽶ドル/⽇本円)         110.91      110.00       109.55      105.00       105.00       105.00




ご注意 : 本資料は投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行われる際には投資家ご自身で判断していただくようお願いいたします。また本資料最終頁末尾の留意事項を必ずご参照ください。
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    事業収益の推移

                                                 事業安定化フェーズ
   事業収益(単位:百万円)
    3,000


    2,500


    2,000


    1,500


    1,000


      500


        0
               2017        2018       2019     2020(計画) 2021(⽬標) 2022(⽬標)


            契約⼀時⾦・マイルストン収⼊による事業収益の着実な増加から
              ロイヤルティ収⼊による事業安定化フェーズへの移⾏へ
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    費⽤の概要                                                                  (単位︓百万円)
     【連結】         2018年12⽉期    2019年12⽉期    2019年12⽉期   2020年12⽉期    2021年12⽉期    2022年12⽉期
   (単位︔百万円)           (実績)     (9/6時の計画)        (実績)       (⾒込み)         (計画)         (⽬標)

 ①事業原価                    89          272         262          121         340          221

 ②事業費⽤                 1,730        1,568       1,453        1,483        1,991       1,933

   (内)⼈件費                607          625         616          667         712          743

   (内)研究開発費              451          267         221          246         556          487

   (内)管理統制費              255          273         236          219         289          267

   (内)施設関連費              204          235         221          221         283          251

   (内)その他                213          168         159          130         151          185

 合計(①+②)               1,819        1,840       1,715        1,605        2,331       2,154


                    ⼈件費は創薬基盤の拡充を⽬指した研究員の採⽤等で増加。
      2020年         研究開発費は⾃社プログラムの開発を進捗させるための委託研究費の増額で増加。
      12⽉期          管理統制費は研究開発活動の加速化を図り、専⾨家等のサポートを増やす。
      2021年          ⼈件費は増額。創薬基盤の拡充に加え、開発を加速させるための⼈員を採⽤。
      12⽉期           研究開発費は委託試験費が増加する⾒通し。

      2022年          ⼈件費は増額。創薬基盤の拡充に加え、開発を加速させるための⼈員を採⽤。
      12⽉期
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    ⼈員計画
                                      総数        研究開発部⾨
  80⼈                                                                              76
                                                                  73
                                 68               69
                66
  60⼈


                                                                                   51
  40⼈                                                             48
                                 43               45
                40

  20⼈



     ⼈
          2018年12⽉期(実績) 2019年12⽉期(実績) 2020年12⽉期(計画) 2021年12⽉期(⽬標) 2022年12⽉期(⽬標)


         ※. 当社連結、休職者含む、臨時職員等除く




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    資⾦調達戦略
  基本⽅針
        継続的な事業費⽤圧縮努⼒により、各年度の期末資⾦残⾼は30億円を維持
        原則として、運転資⾦は事業収益からの資⾦収⼊と事業費⽤圧縮効果により調達
        余剰資⾦は創薬加速化のため、探索研究費と既存プログラム価値向上のため、研究
         開発費⽤に充当し、早期収益化を⽬指す
        市場から理解を得られる株主価値向上に根ざした/明確なEquity storyを持った資⾦
         調達戦略の提⽰と実⾏

  実績(現預⾦、投資有価証券等)
        2019年度末の資⾦残⾼実績(約36億円)

  資⾦調達⽅法
          安定株主発掘のための第三者割当増資
          公募増資
          新たな資⾦調達⼿法の検討(プロジェクト毎のファイナンス等)
          保有資産の有効利⽤
          Debtの検討


                  市場から理解を得られる株主価値向上に根差した
                明確なEquity Storyを持った資⾦調達戦略の提⽰と実⾏
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   2019年12⽉期の振り返り(詳細)
        1)tegoprazan
        2)ペット⽤医薬品
        3)イオンチャネル創薬
        4)テムリック株式会社「タミバロテン」




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   1) tegoprazan ︓韓国                 「K-CAB®」好発進

                                                         「K-CAB®」韓国での売上⾼
                                                              四半期ベース
                                             25


                                                                                             20.0
                                             20

                                                                                      16.2
                                                                              14.5
                                             15

                                                                       11.1

                                             10
                                                                 7.2
                                                          6.5
                         販売⽤パンフレット
                                              5

                                                  1.5

                                              0
                                                  1Q      2Q     3Q    4Q      1Q     2Q     3Q
                                                         2019年                2020年


                                                        院外処⽅データ(bw)
                                                        出典︓UBISTデータ

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   1) tegoprazan ︓中国                 第Ⅲ相臨床試験進⾏中




                                                  サブライセンス先
                                                  Luoxin社(中国)


                                                  第Ⅲ相臨床試験の概要
                                                  びらん性胃⾷道逆流症を⽬標適応症と
                                                   して主要評価項⽬達成
                                                  ⾮びらん性胃⾷道逆流症の臨床試験が
                                                   進⾏中
                                                  ⼗⼆指腸潰瘍の臨床試験を検討中




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   1) tegoprazan ︓世界展開                    グローバルパートナーシップ拡⼤




                        2019年11⽉26⽇
                        CJ社(韓国)とのグローバルパートナーシップ拡⼤
                        tegoprazanの北⽶・欧州の独占的ライセンスを許諾

                               欧⽶ビッグマーケットに参⼊へ
                                CJ社(韓国)との連携をより強固に
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   1) tegoprazan ︓世界展開                    サブライセンス状況




                                     Shandong Luoxin
                                     Pharmaceutical Group(中国)
                                     (フェーズ3試験実施中)


                                                    CJ HealthCare
                                                    Corporation(韓国)
                                                    (2019年販売開始)


                                                  Vimediex
                                                  Medi-Pharma JSC(ベトナム)
        PONDS Chemical Thailand                   (承認申請準備中)
        R.O.P(タイ)
        (承認申請準備中)

                                                       Laboratorios Carnot(メキシコ)
                                                       (承認申請準備中)
            PT Kalbe Farma Tbk.
            (インドネシア)
            (承認申請準備中)



                                                                      (2020年6⽉1⽇時点)
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   2) ペット⽤医薬品 ︓GALLIPRANT®




  適        応       症       ⽝の変形性関節症(慢性炎症性疼痛)

                           Elanco Animal Health Inc.(以下「エランコ社(⽶国)」)
  販        売       元       (2019年7⽉エランコ社(⽶国)がAratana Therapeutics Inc.を⼦会社化、
                            新販売体制構築)


  参    考       情   報       ⾮ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)でのリーディングブランド

ご注意 : 本資料は投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行われる際には投資家ご自身で判断していただくようお願いいたします。また本資料最終頁末尾の留意事項を必ずご参照ください。
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   2) ペット⽤医薬品 ︓ENTYCE®                          /      ELURA®




  適        応       症       ⽝の⾷欲不振症(体重減少)/ 慢性腎疾患の猫の体重減少管理


  販        売       元                             エランコ社(⽶国)


                           エランコ社(⽶国)による /                  2020年10⽉、⽶国で当局から
  参    考       情   報
                           販促強化                            承認を取得
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   3) イオンチャネル創薬
   製薬企業4社と共同研究等を実施
           会社名                                  内容                             直近の状況
                           消化器領域における特定のイオンチャネル                             2019年9⽉
  EAファーマ株式会社
                           現在、同社にて開発中                                      マイルストン達成
                           選択的ナトリウムチャネル遮断薬                                 2017年12⽉
  マルホ株式会社
                           現在、同社にて開発中                                      ライセンス契約締結
                           P2X7受容体拮抗薬(RQ-00466479、AKP-23494954)            2019年10⽉
  旭化成ファーマ株式会社
                           現在、同社にて開発中                                      マイルストン達成
                                                                           2019年7⽉
  あすか製薬株式会社                特定のイオンチャネルを標的とした共同研究
                                                                           共同研究契約締結


   探索研究段階における共同研究
             創薬標的                    リード化合物       リード化合物        開発化合物
                        評価系の構築                                               前臨床試験
            分⼦の探索                      探索           最適化          決定



                                  共同研究範囲
    • 探索研究ステージを基本に、当社と製薬会社の双⽅が持つ強みを持ち寄り、
               ⾰新的な開発化合物の創出を⽬指す

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   4) テムリック株式会社︓タミバロテンの状況
    急性⾻髄性⽩⾎病(AML)は、未治療および再発・難治の患者さんを対象とし、5-アザシチジン(ブリスト
     ル・マイヤーズ スクイブ)と併⽤した場合の効果や安全性を調べるフェーズ2試験を実施中。
   2020年12⽉5⽇-7⽇の⽶国⾎液学会でSyros社が同試験の新データを公表。今後の臨床試験計画も開⽰。
       ・⾻髄異形成症候群(MDS)を適応とする第Ⅲ相臨床試験を2021年第1四半期に開始。
       ・AMLについては3剤併⽤の新たな第Ⅱ相臨床試験を2021年第4四半期に開始へ。
    乳がん(BC)は、AMLの併⽤試験の効果状況を鑑みて開始予定。

    神経芽腫(NB)は、Epigenetic作⽤薬との併⽤により、POCを確⽴し、新薬承認を⽬指す。

    急性前⾻髄球性⽩⾎病(中国・APL)は、亜ヒ酸との併⽤によるATRA再発並びに不応性APLに対する中国での
     輸⼊承認を⽬指す。

    好中球減少症(NP)は、導出交渉中で、可能な限り早期契約締結を⽬指し、がん適応以外への拡⼤を図る。
                                                                                  臨床試験                               契約
             適応症                            導出先               探索   前臨床                              申請     承認   販売
                                                                         フェーズ1   フェーズ2   フェーズ3                    地域

 急性⾻髄性⽩⾎病                        Syros Pharmaceutical, Inc.                          フェーズ2実施中
                                                                                                                     ⽶国
 Acute Myeloid Leukemia: AML     (⽶)

 乳がん                             Syros Pharmaceutical, Inc.                           フェーズ2準備中
                                                                                                                     ⽶国
 Breast Cancer: BC               (⽶)

 神経芽腫                                                                        フェーズ1/2実施中
                                 ⼤原薬品⼯業株式会社                                                                          ⽇本
 Neuroblastoma: NB

 急性前⾻髄球性⽩⾎病                                                                                          申請中
 Acute Promyelocytic Leukemia:   東光薬品株式会社                                                                            中国
 APL

 好中球減少症                                                              前臨床終了
                                 導出交渉中                                                                               アジア
 Neutropenia: NP

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   4) テムリック株式会社︓タミバロテンの作⽤メカニズム

 ①正常な⾻髄球
                                         体内のレチノイン酸
                                                            ⾻髄球分化



       レチノイン酸α遺伝⼦                        レチノイン酸α受容体                        正常な⾻髄球形成


 ②急性⾻髄性⽩⾎病(⾻髄球の癌化)
                                                             分化抑制




      レチノイン酸α遺伝⼦過剰発現                                                          癌/未分化



 ③急性⾻髄性⽩⾎病+タミバロテン
                                                   TM-411     分化能回復



      レチノイン酸α遺伝⼦過剰発現
                                                                           正常な⾻髄球形成


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     4) テムリック株式会社︓タミバロテンのロードマップ
 ⾻髄異形成症候群(MDS)
      FY2020          FY2021           FY2022          FY2023           FY2024


 ⽶                                    フェーズ3                                承認申請      承認取得




  急性⾻髄性⽩⾎病(AML)
      FY2020          FY2021           FY2022          FY2023           FY2024


 ⽶                                          フェーズ2                             フェーズ3


  神経芽腫(NB)
      FY2020          FY2021           FY2022          FY2023           FY2024

                              フェーズ1/2                                      承認申請      承認取得
 ⽇                            (2018年8⽉〜)


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   その他
        ・主な導出済みプログラム(ヒト)
        ・導出準備プログラム
        ・特許関連ニュース
        ・産学官連携
        ・ラクオリア             イノベーションズ株式会社




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   1)主な導出済みプログラム(ヒト)
                                                                        臨床試験
             化合物
プロジェクト                      導出先           主適応症     探索   前臨床                                 申請    承認   販売
             (⼀般名)                                            フェーズ1     フェーズ2    フェーズ3


                            Meiji Seika
ジプラシドン       RQ-00000003                  統合失調症                                             フェーズ3実施中(⽇)
                            ファルマ社



                                                                                                 2019年発売(韓)

カリウムイオン競合型
             RQ-00000004    HKイノエン社
アシッドブロッカー                                 胃⾷道逆流症                                            フェーズ3実施中(中)
(P-CAB)      (tegoprazan)   (韓国)

                                                                  フェーズ1(⽶)
                                                                  HKイノエン社フェーズ1準備中(⽶)


                                                                       フェーズ1実施中(⽶)
                                          がん
             RQ-00000007                                               フェーズ1実施中(中)
             (grapiprant)   AskAt社
EP4拮抗薬
             RQ-00000008
                                                                                  前期フェーズ2終了(⽶)
                                          疼痛
                                                                       フェーズ1終了(中)



                                                                                  前期フェーズ2終了(⽶)
COX-2阻害薬     RQ-00317076    AskAt社        疼痛
                                                                       フェーズ1実施中(中)



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     導出準備プログラム
  カリウムイオン競合型アシッドブロッカー︓P-CAB(tegoprazan/RQ-00000004)は、フェーズ1の治験総
     括報告書    作成完了(2016年12⽉)
    5-HT4部分作動薬(RQ-00000010)は、フェーズ1の治験総括報告書作成完了(2017年10⽉)
    5-HT2B拮抗薬(RQ-00310941)は、フェーズ1の治験総括報告書作成完了(2018年4⽉)
    モチリン受容体作動薬(RQ-00201894)は、前臨床試験が終了、フェーズ1の検討中
    グレリン受容体作動薬(RQ-00433412)及びTRPM8遮断薬(RQ-00434739)は、前臨床試験の検討中


                                                              臨床試験
                                                                                                実施
     プロジェクト       化合物           主適応症      探索   前臨床                               申請   承認   販売
                                                                                                地域
                                                     フェーズ1    フェーズ2   フェーズ3

カリウムイオン競合型
               RQ-00000004     胃⾷道逆流症
アシッドブロッカー                                                                                       ⽇本
               (tegoprazan)     (GERD)                   フェーズ1終了
(P-CAB)

                                胃不全⿇痺
5-HT4部分作動薬     RQ-00000010     機能性胃腸症                    フェーズ1終了                                英国
                                 慢性便秘

                               下痢型過敏性
5-HT2B拮抗薬      RQ-00310941      腸症候群                     フェーズ1終了                                英国
                                (IBS-D)

                                胃不全⿇痺
モチリン受容体作動薬     RQ-00201894     機能性胃腸症                    検討中                                    ⽇本
                               術後イレウス

                              がんに伴う⾷欲不振
グレリン受容体作動薬     RQ-00433412      悪液質症候群            検討中                                           ⽇本
                              脊髄損傷に伴う便秘

                               神経障害性疼痛
TRPM8遮断薬       RQ-00434739    (化学療法起因性            検討中                                           ⽇本
                               冷アロディニア)


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    特許関連ニュース

      ⽇付               対象                                       地域            内容
                       選択的ナトリウムチャネル遮断薬
      2019年12⽉20⽇                                               韓国            物質特許
                       (アミド誘導体)
                       選択的TRPM8遮断薬
      2019年10⽉29⽇                                               ⽇本            物質特許
                       (アザスピロ誘導体)
                       カリウムイオン競合型アシッドブロッカー
      2019年8⽉6⽇                                                 欧州            ⽤途特許
                       (P-CAB)に関する新規⽤途
                       Nav1.7およびNav1.8ナトリウム遮断薬
      2019年7⽉23⽇                                                ⽇本            物質特許
                       (アミド誘導体)
                       グレリン受容体作動薬
      2019年4⽉9⽇                                                 韓国            物質特許
                       (セリン誘導体)




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    特許出願状況                                                                                         (各国移⾏件数を除く)


                90
                        特許出願件数                             90
                80
                          物質特許 60
                70        ⽤途特許 19
                          その他  11
                60


                50


                40


                30


                20


                10


                 0
                     3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q
                     2008年 2009年   2010年   2011年   2012年   2013年   2014年   2015年   2016年   2017年   2018年   2019年


                                                                                              (2019年12⽉31⽇時点)
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    産学官連携の状況
  難治性神経芽腫の治療薬の開発を⽬的とした特定の酵素の選択的阻害剤の探索(2015年5⽉)
   名古屋⼤学⼤学院医学系研究科⽣物化学講座分⼦⽣物学(⾨松 健治 教授)

  ⼼不全治療薬の開発を⽬的とした特定タンパク質に対する選択的阻害剤の探索(2015年10⽉)
   名古屋⼤学⼤学院医学系研究科循環器内科学(⽵藤 幹⼈ 助教)

  ⾮アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療薬の探索(2016年9⽉開始、2018年10⽉更新)
   名古屋⼤学環境医学研究所分⼦代謝医学分野(菅波 孝祥 教授)

  細胞⽼化を利⽤した変異型KRAS肺癌の新規治療薬開発(2018年1⽉)
   名古屋⼤学⼤学院医療技術学専攻病態解析学講座(佐藤 光夫 教授)

  TRPM8遮断薬(RQ-00434739)の中枢における作⽤機序の解明(2018年10⽉)
   名古屋⼤学環境医学研究所脳機能分野(澤⽥ 誠 教授)

  網膜静脈閉塞症(RVO)治療薬の探索(2019年5⽉)
   岐⾩薬科⼤学⽣体機能解析学⼤講座薬効解析学研究室(原 英彰 教授)

  筋委縮性側策硬化症(ALS)の新規治療薬の創出に向けた初期探索研究(2019年7⽉)
   名古屋市⽴⼤学薬学系研究科病態⽣化学分野(築地             仁美   講師)


  マクロライド耐性型A群レンサ球菌に対する新規治療薬開発(2019年12⽉)
   名古屋市⽴⼤学医学系研究科細菌学分野(⻑⾕川            忠男 教授)




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    ラクオリア イノベーションズ株式会社

   アカデミア研究者発の                                                           ⼩児向けのオー
   医薬品候補化合物の事                                                           ファンドラッグの
   業化推進                                                                 開発⽀援
                               創薬研究             希少疾患
                                ⽀援               ⽀援
                                              案件
                                             組成へ
  バイオベンチャーに対
  する最適ソリューショ
  ンの提供と協業推進
                                         ベンチャー
                                           ⽀援

  ◆ライフサイエンス領域のベンチャーやアカデミアに対し、技術開発⽀援や知財戦略の策定⽀援を⾏うべく、
   関係構築・案件組成につとめた
  ◆2020年12⽉期は、⽀援候補先ベンチャーとの連携を強化、案件組成へ



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    将来の⾒通しに関する注意事項

      本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「⾒通し情報」
       (forward-looking statements)を含みます。これらは、現在における⾒
       込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの
       記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。

      それらリスクや不確実性には、⼀般的な業界ならびに市場の状況、⾦利、通
       貨為替変動といった⼀般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。
       リスクや不確実性は、特に製品(研究開発プログラムおよび化合物)に関連
       した⾒通し情報に存在します。製品のリスク、不確実性には、技術的進歩、
       特許の競合他社による獲得、臨床試験の完了、製品の安全性ならびに効果に
       関するクレームや懸念、規制当局からの承認取得、国内外の医療保険制度改
       ⾰、医療費抑制への傾向、国内外の事業に影響を与える政府の法規制、新製
       品開発に付随する課題などが含まれますが、これらに限定されるものではあ
       りません。

      今後、新しい情報・将来の出来事等があった場合であっても、当社は、本発
       表に含まれる「⾒通し情報」の更新・修正を⾏う義務を負うものではありま
       せん。
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                        お問合せ先

E-mail︓当社HPからお願いいたします。
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    会社概要
 社名                                                               本社

 ラクオリア創薬株式会社
 代表取締役
 ⾕ 直樹
 事業内容
 医薬品の研究開発、医薬品及び臨床開発候補品に                                名古屋駅
                                                                        創薬研究部⾨
 関わる基盤技術の知的財産の販売及び使⽤許諾                                  名古屋⼤学


 従業員
 70名

 設⽴
 2008年2⽉19⽇

 資本⾦
 22億5,509万円

  発⾏株式総数
  20,950,642株
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   ラクオリア創薬の歩みと今後の成⻑




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                                                2017年             ヒト⽤医薬品
                                                動物⽤医薬品            販売開始
                                     2014-2015年 2剤を販売開始
                                名古屋⼤学へ
                        2011年7⽉ 創薬研究部⾨を移転
                        株式公開
                2008年7⽉
                        JASDAQ︓4579
                ファイザーから
                スピンアウト
        2008年2⽉
        設⽴


         創                 成                発                  ⾶
         業                 ⻑                展                  躍
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     事業領域とビジネスモデル
                                 ビジネスモデル
  1                        2         3                                   4
      契約⼀時⾦                 マイルストン    ロイヤルティ                              研究協⼒⾦
       収⼊                     収⼊        収⼊                                 収⼊

      薬のアイデア    開発化合物決定      臨床試験開始      コンセプト確認      ⽐較試験        ⾏政への申請       発売


        探索研究         前臨床        フェーズ1       フェーズ2        フェーズ3       承認審査         販売開始
                                (第1相)       (第2相)        (第3相)


       3-5年        1-2年                      5-7年                    1-2年      特許期間満了まで
                  ラクオリア
         共同研究               ライセンスアウト


 4    研究協⼒⾦            1   契約⼀時⾦
                                                     2   マイルストン※             3   ロイヤルティ
                                        他社の製薬会社
                   ※「②マイルストン」の収益タイミングはあくまで⼀例であり、実際には各企業との契約条件によって異なります。
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    導出済みプログラム                                                                   (提出⽇現在)


    •   世界5カ国9社13件のライセンス契約
    •   パートナー企業による順調な臨床開発


                                                                Elanco Animal Health, Inc.(⽶国)
                 H. Lundbeck A/S(デンマーク)                         EP4拮抗薬(⽶国、欧州、⽇本︓販売中)
                 (契約により⾮開⽰)                                     グレリン受容体作動薬(⽶国︓販売中)


                                                 HK inno.N Corporation (韓国)
                                                 カリウムイオン競合型アシッドブロッカー
                                                 (韓国︓2019年3⽉販売開始)
                 Shire AG(スイス)                   (北⽶・欧州︓2019年11⽉ライセンス許諾)
                 グレリン受容体作動薬
                                                   旭化成ファーマ(⽇本)
                                                   P2X7受容体拮抗薬
                                                   Meiji Seikaファルマ(⽇本)
                                                   ジブラシドン(フェーズ3)
                                                   EAファーマ(⽇本)
                                                   特定のイオンチャネル
                                                   AskAt(⽇本)
                                                   EP4拮抗薬、COX-2阻害薬、5-HT4部分作動薬(アルツハイマー)、
                                                   CB2作動薬
                                                   マルホ(⽇本)
                                                   選択的ナトリウムチャネル遮断薬


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    強みと魅⼒(1)創薬⼒

 国内バイオベンチャートップクラスのインフラを最⼤限に活かし、開発化
 合物の創出を⽬指す

     ハ   • 化合物ライブラリー               • 化合物の合成と分析                  • スクリーニング
     ー   - 豊富な化合物を継続拡充               - ⾃動化システムの確⽴
                                                                 - SCARAロボットシステム導⼊
     ド
     ・                                                           - オートパッチ(QPatch)導⼊
     イ                                            化合物合成                         High
     ン
     フ
                    保有数   38万                     週150個                      Through-put
                                                                              Screening
     ラ


     ソ
     フ
     ト   • ⾼度な技術を有する               • 「消化管疾患」、                   • イオンチャネル創薬
     ・
     イ     豊富な研究員                    「疼痛」領域に精通                    分野で複数の製薬企
     ン
     フ
                                     した研究員                        業と共同研究を実施
     ラ




                    豊富なリソースを活かした探索研究・開発を⾏い
                         開発化合物の創出を⽬指す

ご注意 : 本資料は投資勧誘を目的に作成されたものではありません。投資を行われる際には投資家ご自身で判断していただくようお願いいたします。また本資料最終頁末尾の留意事項を必ずご参照ください。
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    強みと魅⼒(2)イオンチャネル創薬
       難易度が⾼く、他社が容易に模倣・後追いができない領域
     イオンチャネル創薬の課題                                              当社の優位性
   未解明の点が多い                                          ⼤学・公的研究機関、製薬会社等との
   ⽐較的新しい研究領域であるため⽣理機能
   や病態への関与が未解明の点が多い
                                                     共同研究の実施

   従来の⼿法が通⽤しない                                       豊富な化合物ライブラリーと化合物の
   天然のリガンドが存在しないため天然の
   ⽣理活性物質が⼿がかりとならない
                                                     精製・分析の⾃動化システム確⽴

    スクリーニングが困難                                        浜松ホトニクス社とイオンチャネル
    既存のHTS⼿法では間接的な観察に留まり、
    ⽣きた細胞を測定する煩雑な測定系が必須
                                                      活性測定機器の共同開発



                                          96本の電極で、                       オートパッチシステム
                                          同時に96化合物                       HTSが可能(7000
                                          の電位依存性                         データポイント/⽇)
                                          イオンチャネル                        ギガシール可能
                                          活性評価が可能

            FDSS/µCELL                                     QPatch HTX
           (浜松ホトニクス)                                (ソフィオン・バイオサイエンス)
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    強みと魅⼒(2)イオンチャネル創薬(神経障害性疼痛)

痛みの中でも        神経障害性疼痛治療薬
「神経障害性疼痛」の抑制を (イオンチャネル創薬)
⽬指した創薬研究を実施中
                                       神経の痛み
                                     (神経の過剰興奮)




                  消炎鎮痛剤                                        抗うつ剤など


                           炎症の痛み                    ⼼因性の痛み
                         (ケガ、炎症など)                 (ストレスなど)



                                                                                 蛍光シグナル
      イオンチャネル

                                          イオンチャネルとは
                                細胞の内外へイオンを通過させる膜タンパク質の総称。
                                知覚神経や運動神経における情報の伝達や様々な組織で
                                神経伝達物質の放出を調節する重要な役⽬を担っている


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    強みと魅⼒(3)知的財産戦略

    知的財産は当社の商品そのもの
    - 価値の⾼い知的財産ポートフォリオの構築

                                                             期待される効果
                 知的財産
                  戦略
                                                  •   迅速な特許出願
                                                  •   堅実な権利取得
                                                  •   顧客ニーズに合わせた知財の創出
            事業          研究開発                      •   知的財産をベースにしたライセンス提案
            戦略           戦略                       •   知的財産によるライフサイクル延⻑




    物質特許                            ライフサイクル延⻑(周辺特許の取得)
                   満
                   了     特許期間延⻑               満       周辺特許
                                                             ⽤途特許、結晶多形特許、塩特許、製法特
                                                             許、製剤特許、併⽤特許、⽤法・⽤量特許
                            最⼤5年              了              など


               基本特許の導出による収益                                    周辺特許の導出による収益
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    産学連携におけるラクオリアのミッション

    名古屋大学を中心とした中部圏(地域)を、米国のシリコンバレーに見ら
     れるような革新的な新薬を創成するハブにする


               環境医学
                研究所



                                          探索              前臨床             臨床          販売
             ラクオリア創薬
              産学協同
             研究センター
                                      名古屋⼤学
     医学系                 創薬科学
     研究科                  研究科                          ラクオリア         ラクオリア
                                      ラクオリア
                                                            ライセンスアウト


                                                                   他の製薬会社
      名古屋⼤学発の
     医薬候補化合物の
        創出へ
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