4579 J-ラクオリア創薬 2020-10-22 14:00:00
岐阜薬科大学との産学連携に関する基本協定書締結のお知らせ [pdf]
2020年10月22日
各 位
会 社 名 ラクオリア創薬株式会社
代 表 者 名 代表取締役 谷 直 樹
(コード番号:4579)
問 合 せ 先 取締役 河田 喜一郎
(TEL.052-446-6100)
岐阜薬科大学との産学連携に関する基本協定書締結のお知らせ
本日、当社は、岐阜薬科大学(本部:岐阜県岐阜市、学長:稲垣 隆司)との間で、産学連携に関
する基本協定書(以下「本協定」)を締結しましたのでお知らせいたします。
1.本協定締結の理由
当社は2016年から現在まで、岐阜薬科大学薬効解析学研究室(原英彰教授兼副学長)との間で眼疾
患に関する産学共同研究を実施中です。また岐阜薬科大学は、2016年に名古屋大学大学院医学系研究
科と連携協定を締結し、
「名大医薬系3部局交流シンポジウム」
(名古屋大学医薬系3部局と岐阜薬科
大学・岐阜大学・ラクオリア創薬が一同に介する交流シンポジウム)を年1回開催しており、当社と
の関係を深めてまいりました。
この度、岐阜薬科大学の創薬に関する卓越した研究成果や優秀な人材を社会に還元していきたい
との想いと、当社の東海地区を中心とした産学連携活動により創薬研究を推進する方針が合致した
ことから、本協定の締結に至りました。
2.本協定の内容等
本協定は「両者の研究能力及び人材を活かし、連携・協力を推進することによって、東海地区発の
創薬開発推進構想の具現化と有為な人材の育成に資すること」を目的としております。
具体的には、2021年4月を目途に岐阜薬科大学に共同研究講座の設置を目指しており、これにより、
両者間の共同研究の推進のみならず、人的交流、教育活動、知財創出等幅広い活動が想定されます。
当社は、創薬企業としてこれまで培ってきた創薬に関する知見・技術ノウハウ・知財戦略を基に、
研究施設や研究資源(岐阜薬科大学の先生方の能力やアイデアを含む)を有効に活用することで、更
なる共同研究の機会を得るとともに、研究活動基盤を拡充することで、中部発の画期的な新薬の創成
に繋げてまいります。
3.今後の見通し
本件による2020年12月期通期業績に対する影響につきましては、2020年8月14日に公表した2020
年12月期(2020年1月1日~2020年12月31日)通期連結業績予想に変更はありません。中長期的に
は、これまで当社が培ってきた創薬研究に関する様々な知見やノウハウを基盤として、外部との連
携を加速させる取り組みであり、当社の企業価値向上に寄与するものと考えております。
以 上
【ご参考】
岐阜薬科大学について
岐阜薬科大学は、昭和7年に岐阜市立の岐阜薬学専門学校として設立され、その後、昭和24年の学制
改革に伴い岐阜薬科大学として発足しました。ヒトと環境にやさしい薬学
「 (グリーンファーマシー)」
を教育・研究および地域貢献の基本的な方針として活動しており、約1万2千人を超える卒業生が、
製薬企業、大学、研究機関等幅広い分野で活躍しています。
研究体制としては、「伝統の中からこそ真の改革的教育・研究が生まれる」との信念のもと、化学
物質探索等の基礎薬学分野から臨床試験等の臨床薬学分野まで育薬と創薬に係る幅広い研究を進め
ています。2008年から岐阜大学と連携して「岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科」を設置し、2016
年には名古屋大大学院医学系研究科との間で共同研究や研究者交流を促進し研究試料の共有化を図
ることを目的とした連携協定を締結するなど、「創薬」というテーマの下に中部地区を中心とした大
学並びに企業・機関との連携を積極的に進めております。
詳細については https://www.gifu-pu.ac.jp/ をご覧ください。