4578 大塚HD 2021-11-12 13:30:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]

                 2021年12月期                  第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
                                                                                                                          2021年11月12日
上場会社名        大塚ホールディングス株式会社                                                                     上場取引所            東
コード番号        4578           URL       https://www.otsuka.com/jp/
代表者          (役職名) 代表取締役社長                                      (氏名)樋口 達夫
問合せ先責任者      (役職名) IR部長                                         (氏名)小暮 雄二                       TEL       03-6361-7411
四半期報告書提出予定日                 2021年11月12日                         配当支払開始予定日                   -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無                    :有 (機関投資家、証券アナリスト、報道関係者向け)

                                                                                                               (百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
 (1)連結経営成績(累計)                                                                              (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                                       親会社の
                                                                                                                           四半期包括利益
                     売上収益                   事業利益                営業利益              四半期利益             所有者に帰属する
                                                                                                                             合計額
                                                                                                      四半期利益
                    百万円          %        百万円          %      百万円         %      百万円            %     百万円             %     百万円         %
2021年12月期第3四半期 1,107,417        3.8       155,863 △17.4      158,130   △7.9     130,033     △0.4     126,648    △0.9       189,671    65.9
2020年12月期第3四半期 1,066,959        3.7       188,663    20.7    171,695    10.2    130,598     13.7     127,766     14.6      114,354    42.1
(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費並びに研究開発費を控除した額に持分法による投資損益を加減算した額であ
   り、経常的な収益力を示す指標として採用しております。
              基本的1株当たり     希薄化後1株当たり
                四半期利益         四半期利益
                                           円 銭                          円 銭
2021年12月期第3四半期                            233.50                       233.34
2020年12月期第3四半期                            235.59                       234.79


 (2)連結財政状態
                                                                       親会社の所有者に                 親会社所有者                    1株当たり親会社
                       資産合計                         資本合計
                                                                        帰属する持分                  帰属持分比率                     所有者帰属持分
                                 百万円                        百万円                    百万円                          %                     円 銭
2021年12月期第3四半期                2,815,766                2,017,608                1,984,248                      70.5               3,658.27
2020年12月期                     2,627,807                1,883,432                1,852,375                      70.5               3,415.54


2.配当の状況
                                                                       年間配当金
                    第1四半期末                    第2四半期末                   第3四半期末                       期末                       合計
                                円 銭                         円 銭                   円 銭                     円 銭                         円 銭
2020年12月期                             -                     50.00                    -                    50.00                      100.00
2021年12月期                             -                     50.00                    -
2021年12月期(予想)                                                                                             50.00                      100.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
                                                                                                      (%表示は、対前期増減率)
                                                                                                    親会社の所有者に              基本的1株当たり
                    売上収益                   事業利益                営業利益               当期利益
                                                                                                    帰属する当期利益                当期利益
                    百万円         %         百万円         %      百万円         %       百万円            %    百万円            %                 円 銭
      通期        1,480,000      4.0    200,000       △7.8    203,000     2.2     165,000      8.7    161,000       8.7                296.84

(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※    注記事項
    (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
       新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-

    (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
      ① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
      ② ①以外の会計方針の変更        :無
      ③ 会計上の見積りの変更         :無

    (3)発行済株式数(普通株式)
      ① 期末発行済株式数(自己株式を含む)   2021年12月期3Q   557,835,617株   2020年12月期     557,835,617株
      ②   期末自己株式数           2021年12月期3Q   15,434,834株    2020年12月期     15,499,157株
      ③   期中平均株式数(四半期累計)    2021年12月期3Q   542,372,023株   2020年12月期3Q   542,308,947株



※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。

※    業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
     (将来に関する記述等についてのご注意)
      本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
     断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
     は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
     注意事項については、添付資料P.10「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報
     に関する説明」をご覧ください。
     (四半期決算短信補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法について)
      当社は、2021年11月12日(金)に機関投資家、証券アナリスト、報道関係者向けにカンファレンス・コールを開催
     する予定です。その模様及び説明内容(音声)については、当日使用する四半期決算短信資料とともに、開催後速や
     かに当社ホームページに掲載する予定です。
                  大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


○添付資料の目次

1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………     2
 (1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     2
 (2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………     8
 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………    10
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………    11
 (1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………………    11
 (2)要約四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………………    13
 (3)要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………………    14
 (4)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………………………    15
 (5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………    17
 (6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………    18
   (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………    18
   (事業セグメント) …………………………………………………………………………………………………    18




                         - 1 -
                      大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明
  文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 <当四半期連結累計期間における業績の概要>
   当社グループは、経常的な収益力を示す指標として事業利益を採用しております。
   事業利益とは、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費並びに研究開発費を控除した額に持分法による投
  資損益を加減算した額であります。
                                             (単位:百万円)
                          前第3四半期         当第3四半期
                                                      増減額       増減率
                          連結累計期間         連結累計期間
   売上収益                    1,066,959      1,107,417    40,458      3.8%

   研究開発費投資前事業利益             346,723        318,384    △28,338    △8.2%

   事業利益                      188,663        155,863   △32,800    △17.4%

   営業利益                      171,695        158,130   △13,564    △7.9%

   税引前四半期利益                  164,990        166,308     1,317      0.8%

   四半期利益                     130,598        130,033     △565     △0.4%
   親会社の所有者に帰属する四半
                             127,766        126,648    △1,118    △0.9%
   期利益


   研究開発費                     158,059        162,521     4,461      2.8%

   減損損失                       25,102          5,051   △20,051    △79.9%


   これまで当社グループは、「トータルヘルスケア企業」として、健康の維持・増進、病気の診断から治療までを
  担う企業活動を進めてまいりました。今後のニューノーマルという時代の中でも、健康意識の高まりを成長機会と
  捉え、今こそ「トータルヘルスケア企業」の真価を発揮し、引き続き持続的成長の実現に向け、進んでまいりま
  す。
   当第3四半期連結累計期間は、「スプリセル」、「イーケプラ」の契約満了による大幅な減収要因に対して、
  「エビリファイ メンテナ」、「レキサルティ」、「ジンアーク」、「ロンサーフ」のグローバル4製品及びニュ
  ートラシューティカルズ関連事業等での増収が減収分を大幅に超えて貢献し、連結売上収益は1,107,417百万円
  (前年同四半期比3.8%増)の増収となりました。医療関連事業においては、上記契約満了や米国における「サムス
  カ」の後発医薬品上市の影響を受けましたが、グローバル4製品や診断試薬、臨床栄養、前年、北米で上市した
  「INQOVI」等の売上収益の増加が業績を牽引しました。ニュートラシューティカルズ関連事業においては、前年、
  外出機会減少等による消費等への影響を受けたアジアの「ポカリスエット」の売上収益が回復、健康の自己管理意
  識の向上とともに、北米の「ネイチャーメイド」や日本の「エクエル」等が引き続き伸長、また、ニュートリショ
  ン エ サンテ社ブランドはニューノーマルに対応した流通体制構築が奏功し売上収益は増加しました。
                      *
   一方、製品構成の変化や一過性要因 等により売上総利益が前年同四半期比1.4%増にとどまり、また、「エビリ
  ファイ メンテナ」、「レキサルティ」の増収に伴い共同販売費が増加、さらに、ニューノーマルな活動環境から
  次第に活動の幅が拡がることに伴い、マーケティング活動に積極的に投資したことで、研究開発費投資前事業利益
  は318,384百万円(同8.2%減)となりました。また、バダデュスタット等に係る開発費が減少しましたが、大日本
  住友製薬㈱とサノビオン社との共同開発及び販売に関するライセンス契約締結に基づく開発費等が増加したことか
  ら研究開発費は162,521百万円(同2.8%増)となり、事業利益は155,863百万円(同17.4%減)、減損損失等を計上
  した結果、営業利益は158,130百万円(同7.9%減)となりました。
   なお、為替の影響等により、四半期利益は130,033百万円(同0.4%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益
  は126,648百万円(同0.9%減)となりました。
  * 医療関連事業における棚卸資産の未実現利益消去に係る為替影響、インフルエンザ診断薬の在庫評価損等




                                 - 2 -
                       大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


セグメントの業績は次のとおりです。
                                                                         (単位:百万円)
                      ニュートラシュ
           医療関連                      消費者            その他
                      ーティカルズ                                   調整額         連結
           事業                       関連事業            の事業
                       関連事業

 売上収益       720,974      280,072           24,115    110,752   △28,496     1,107,417

 事業利益       126,854      45,905            5,767     10,813    △33,478      155,863


(参考-前年同一期間)
                                                                         (単位:百万円)
                      ニュートラシュ
           医療関連                      消費者            その他
                      ーティカルズ                                   調整額         連結
           事業                       関連事業            の事業
                       関連事業

 売上収益       715,124      252,767           24,105    104,038   △29,076     1,066,959

 事業利益       163,562      36,952            9,252     10,758    △31,862      188,663


(医療関連事業)
 当第3四半期連結累計期間における売上収益は720,974百万円(前年同四半期比0.8%増)、事業利益は126,854
百万円(同22.4%減)となりました。



<主要製品の状況>
●グローバル4製品
 当社がグローバル4製品と位置付ける持続性抗精神病薬「エビリファイ メンテナ」、抗精神病薬「レキサル
ティ」、V2-受容体拮抗剤「サムスカ/ジンアーク」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」の売上収益の合計は、前年同
四半期比10.9%増の360,850百万円となりました。


  ・持続性抗精神病薬「エビリファイ メンテナ」
   新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、米国ではDTCの活用や、対面による情報提供活動が回復基調
  にあること等から、売上収益は増加しています。日本では、2020年9月に双極Ⅰ型障害における気分エピソー
  ドの再発・再燃抑制の効能が追加となり、売上収益は堅調に推移しています。欧州でも、主要市場を中心に増
  収となりました。これらの結果、売上収益は前年同四半期比10.1%増の96,746百万円となりました。

  ・抗精神病薬「レキサルティ」
  大うつ病補助療法及び統合失調症治療薬として販売する米国では、デジタル技術を活用したプロモーション
 に加え、DTCや対面による情報提供活動の増加等により処方数が伸長し、増収となりました。日本では、本年
 8月にOD錠の製造販売承認を取得、利便性の向上とともに情報提供活動を強化し、売上収益は堅調に推移して
 います。これらの結果、売上収益は前年同四半期比12.1%増の89,021百万円となりました。

 ・V2-受容体拮抗剤「サムスカ」
   心不全・肝硬変における体液貯留や常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)等の治療薬として販売する日本
 では、ウェブ講演会等のオンラインを活用した情報提供活動により、継続して処方が拡大しています。低ナト
 リウム血症治療薬として販売する米国では、独占期間満了に伴い後発医薬品が発売されています。これらの結
 果、売上収益は前年同四半期比0.8%増の66,695百万円となりました。

 ・V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」
   米国では、ADPKD治療薬として継続的な疾患啓発や臨床データの情報提供活動等により、処方数は伸長して
  います。これらの結果、売上収益は前年同四半期比21.8%増の74,304百万円となりました。




                                   - 3 -
                                         大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


  ・抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」
                                                                                                               *1,2
   米国では、新型コロナウイルス感染拡大を受けて在宅治療や経口抗がん剤の使用が推奨されており  、増
  収となりました。日本と欧州においても、処方は堅調に推移しています。これらの結果、売上収益は前年同四
  半期比9.8%増の34,082百万円となりました。
  *1 Pelin Cinar et al., Safety at the Time of the COVID-19 Pandemic: How to Keep our Oncology Patients and Healthcare
        Workers Safe. J Natl Compr Canc Netw, 2020 Apr 15;1-6.
  *2 ASCO. COVID-19 Patient Care Information, Cancer Treatment and Supportive Care.
        https://www.asco.org/covid-resources/patient-care-info/cancer-treatment-supportive-care  Updated 17 September
        2021, Accessed 19 October 2021


(ニュートラシューティカルズ関連事業)
  当第3四半期連結累計期間における売上収益は280,072百万円(前年同四半期比10.8%増)、事業利益は45,905
 百万円(同24.2%増)となりました。


 <主要製品の状況>
  当社が主要3ブランドと位置付ける「ポカリスエット」、「ネイチャーメイド」、ニュートリション エ サン
 テ社ブランドの売上収益の合計は、前年同四半期比13.2%増の172,663百万円となりました。育成3ブランドと位
 置付けるデイヤフーズ社ブランド、「エクエル」、「ボディメンテ」の売上収益の合計は、前年同四半期比1.9%
 増の20,392百万円となりました。

 ●主要3ブランド
  水分・電解質補給飲料「ポカリスエット」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で消費者の活動量が制限さ
 れる中、特に海外において、各地の状況に応じた水分・電解質補給の啓発と市場開発により、ブランド全体の売
 上収益が増加しました。日本においても、日常における熱中症対策等の啓発活動のほか、インターハイや全国中
 学校体育大会において感染対策と熱中症対策を両立させた運営支援を行い、状況に応じた新たな取り組みを実施
 しました。
  ファーマバイト社のサプリメント「ネイチャーメイド」は、消費者の新型コロナウイルス感染拡大下での体調
 管理に対する意識が向上し、ブランドや品質に対する信頼性がより高まり、メイン市場である北米において、ビ
 タミンDやビタミンC等を中心に需要が増加し、増収となりました。また、本年7月には米国薬剤師が推奨する
   *3
 No.1 サプリメントに24年連続で選出されました。
  欧州を中心に健康食品を展開するニュートリション エ サンテ社ブランドは、消費者の健康志向が高まる中、
 継続的な製品構成の最適化の効果とともに、新しい生活様式に適応したEコマースの拡大等により増収となりま
 した。
  *3 2021 U.S. News & World Report - Pharmacy Times Survey
  対象商品:レタービタミン(A, B, C, D, E) 、睡眠、糖尿病用マルチビタミン、コエンザイムQ10、フラックスシードオイル、ハー
  ブ、オメガ3/フィッシュオイル、コレステロールマネジメント、ムードヘルス


 ●育成3ブランド
  プラントベース(植物由来)食品であるデイヤフーズ社ブランドは、北米において、乳代替品の市場における
 シェアを高い水準で維持しています。一方で、市場が急速に拡大する中、新規参入メーカーが増えています。前
 年同四半期の新型コロナウイルス感染拡大に伴う家庭内需要の急激な拡大の反動もあり、当第3四半期連結累計
 期間は減収となりましたが、引き続き、独自技術を活かした製品ラインナップの拡充及び流通拡大に取り組んで
 います。
  女性の健康と美をサポートするエクオール含有食品「エクエル」は、幅広い情報提供活動により製品の認知が
 進み、引き続き売上収益は順調に増加しています。
                           *4
  植物由来の乳酸菌B240 を含有する「ボディメンテ」は、消費者の体調管理に対する意識が高まる中、製品認
 知と理解が着実に広がり、継続的な店頭展開と連動した結果、増収となりました。
  *4 Lactobacillus pentosus ONRICb0240:東京農業大学が単離、大塚製薬㈱が有効性を確認した乳酸菌




                                                     - 4 -
                             大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


(消費者関連事業)
  ウォーター類は、主力製品「クリスタルガイザー」の700mlペットボトルを中心に販売数量は堅調に推移して
 います。また、本年4月より50%リサイクルペットボトルを導入し、環境に配慮した活動を積極的に推進してい
 ます。ビタミン炭酸飲料「マッチ」は、継続する外出機会の減少や気温の低下等の影響もあり、ブランド全体の
 販売数量は減少しました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上収益は24,115百万円(前年同
 四半期比0.0%増)、また、持分法投資利益の減少等により事業利益は5,767百万円(同37.7%減)となりました。

(その他の事業)
  機能化学品分野は、自動車産業向け販売が増加した結果、増収となりました。ファインケミカル分野は、抗生
 剤の需要等が減少したため、減収となりました。
  運輸・倉庫分野は、『共通プラットフォーム戦略』による新規の外部顧客の獲得及び取扱数量の回復により、
 増収となりました。
  以上の結果、当第3四半期連結累計期間のその他の事業の売上収益は110,752百万円(前年同四半期比6.5%
 増)となり、事業利益は10,813百万円(同0.5%増)となりました。

  ※その他、製品別の売上収益等につきましては、決算補足資料(ファクトブック)をご参照ください。
    https://www.otsuka.com/jp/ir/library/materials.html


<新型コロナウイルス感染拡大による事業及び業績への影響>
  新型コロナウイルス感染拡大に関する当社グループの現状と、今後懸念される経営リスクは、以下のとおりで
 す。
 (販売)
  ・医療関連事業においては、外出自粛等に伴い外来患者の来院数が減少している一方、一部エリアあるいは一
   部疾患においては処方箋数に回復傾向がみられます。今後、これらの状況が長期化もしくは深刻化した場合
   には、医療施設への訪問規制や疾患啓発活動の自粛に伴う新規処方の減少や、来院を要する注射剤等の処方
   減少がさらに進み、売上収益にも影響を及ぼす可能性があります。
  ・医療関連事業以外においては、一部の製品について、健康意識の高まりや家庭内消費の増加、通信販売の利
   用増加等により需要が増加している一方、外出自粛に伴う屋外活動の制限等による消費機会の低下もみられ
   ます。今後、新型コロナウイルス感染拡大が長期化もしくは深刻化した場合には、営業活動の自粛や制限に
   伴う新規顧客の獲得減少や消費機会の消失により、売上収益にも影響を及ぼす可能性があります。
 (生産)
  ・原材料の調達は、一部の輸入品に遅延がみられますが、概ね順調に確保できています。生産活動は一部のラ
   インで従業員の自宅待機等により一時的に生産が停止しましたが、現在はほぼ復旧し、人員確保も含め順調
   に稼働しています。今後、新型コロナウイルス感染拡大が長期化もしくは深刻化し、原材料調達に停滞が生
   じた場合、あるいは生産工場内でのクラスター発生が生じた場合等には、一部製品の供給の遅延も考慮する
   必要があります。
  (研究開発)
  ・臨床試験を実施している開発品の一部においては、治験実施施設の立上げや患者登録を中断していました
   が、現在は再開しています。患者登録等の中断もしくは遅延が深刻化した場合には、臨床試験の進捗や製造
   販売承認申請時期等の開発戦略を変更する可能性もあります。
  ・研究活動については、外出規制等の影響もあり、これらの状況が長期化もしくは深刻化した場合には、研究
   活動の減速により、中長期での新製品上市時期が遅延する可能性もあります。


 以上のとおり、新型コロナウイルス感染拡大による当社グループ事業への影響を多岐にわたり想定しております
が、経営リスクを予め十分認識した上で個々に万全の対策を取り、企業価値の向上及び2021年12月期通期連結業績
予想の達成を目指してまいります。




                                         - 5 -
                                大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


 <当四半期連結累計期間における研究開発活動の内容及び成果>
   当第3四半期連結累計期間における研究開発費は162,521百万円です。
   主な研究開発分野及び新製品の開発のセグメント別の状況は、次のとおりです。


  (医療関連事業)
   当社グループは、精神・神経領域、がん・がんサポーティブケア領域を重点領域とし、循環器・腎領域等にお
  いても未充足疾患に焦点を当てた研究開発を進めています。
   医療関連事業における研究開発費は、152,661百万円です。


   当第3四半期連結累計期間の医療関連事業における研究開発の主な進捗状況は、以下のとおりです。
                        「製品名」
   領域                   (一般名)                         状況
                       又は開発コード
精神・神経領域      (アリピプラゾール持続性注射              <中国>
             剤)                          ・統合失調症の効能で2021年1月に承認申請しました。
             (センタナファジン)                  <米国>
             EB-1020                     ・禁煙を対象としたフェーズⅡ試験を2021年9月に開始しま
                                          した。
             「アジョビ」                      <日本>
             (フレマネズマブ(遺伝子組換              ・片頭痛発作の発症抑制の効能で2021年6月に承認を取得し
             え)
              )                           ました。
             TEV-48125
             (ulotaront)                 <米国>
                            *
             SEP-363856                  ・統合失調症を対象としたフェーズⅢ試験を実施中です。
                                         <日本・中国>
                                         ・統合失調症を対象としたフェーズⅡ/Ⅲ試験を実施中です。
                        *
             SEP-4199                    <米国>
                                         ・双極Ⅰ型障害うつを対象としたフェーズⅢ試験を実施中で
                                          す。
                                         <日本>
                                         ・双極Ⅰ型障害うつを対象としたフェーズⅢ試験を準備中で
                                          す。
がん・がんサポー     「INQOVI」                    <米国>
ティブケア領域      (decitabine・cedazuridine)   ・急性骨髄性白血病を対象としたフェーズⅠ試験を2021年2
             ASTX727                      月に開始しました。
             (ピミテスピブ)                    <日本>
             TAS-116                     ・消化管間質腫瘍の効能で2021年9月に承認申請しました。
             TAS-117                     <日本・米国・欧州>
                                         ・生殖細胞系列PTEN遺伝子変異陽性固形がんを対象としたフ
                                          ェーズⅡ試験を2021年4月に開始しました。
             (フチバチニブ)                    <日本・米国・欧州>
             TAS-120                     ・肝内胆管がんを対象としたフェーズⅢ試験を2021年1月に
                                          開始しました。
                                         <米国・欧州>
                                         ・尿路上皮がんを対象としたフェーズⅡ試験を2021年2月に
                                           開始しました。
             TAS0953                     <日本>
                                         ・固形がんを対象としたフェーズⅠ/Ⅱ試験を2021年2月に開
                                          始しました。
             TAS1553                     <米国>
                                         ・急性骨髄性白血病を対象としたフェーズⅠ試験を2021年3
                                          月に開始しました。




                                         - 6 -
                              大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


                         「製品名」
   領域                    (一般名)                      状況
                       又は開発コード
             (zimberelimab)          <日本>
             AB122                   ・固形がんを対象としたフェーズⅠ試験を2021年9月に開始
                                      しました。
             (ホスネツピタント)              <日本>
             Pro-NETU                ・抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐の効能で2021年3月に
                                      承認申請しました。
             OPC-415                 <日本>
                                     ・多発性骨髄腫を対象としたフェーズⅠ/Ⅱ試験を2021年6月
                                      に開始しました。
循環器・腎領域      (トルバプタンリン酸              <日本>
             エステルナトリウム)              ・心性浮腫の効能で2021年3月に承認申請しました。
             OPC-61815
             (バダデュスタット)              <米国>
             AKB-6548                ・腎性貧血の効能で2021年6月に承認申請が受理されました。
             (ベムペド酸)                 <日本>
             ETC-1002                ・高コレステロール血症を対象としたフェーズⅡ試験を2021
                                      年4月に開始しました。
             (voclosporin)           <欧州>
                                     ・ループス腎炎の効能で2021年6月に販売承認申請しました。
             NO-13065                <米国>
                                     ・肥満症を対象としたフェーズⅠ試験を2021年6月に開始し
                                      ました。
その他領域        VIS410                  <米国>
                                     ・開発戦略上の理由で、A型インフルエンザ感染症を対象とし
                                      た開発を中止しました。
             「モイゼルト」                 <日本>
             (ジファミラスト)               ・アトピー性皮膚炎の効能で2021年9月に承認を取得しまし
             OPA-15406                た。
*:2021年9月、大日本住友製薬㈱及びその米国子会社であるサノビオン社と共同開発及び販売に関するライセンス契約を締結


  (ニュートラシューティカルズ関連事業)
   当事業においては、医療関連事業で培ったノウハウを活かし、日々の健康の維持・増進をサポートする機能性
  食品・飲料を中心に世界に通用する製品の研究開発に取り組んでいます。
   女性の健康分野において、本年7月、北米で女性の泌尿器系の健康分野に特化した製品とプラットフォームに
  強みを持つユコラ社を買収しました。グループ間のシナジーを生かし、アンメットニーズの高い本分野において
  より広く充実した女性の健康をサポートする研究開発を推進していきます。
   ニュートラシューティカルズ関連事業における研究開発費は、5,298百万円です。

  (消費者関連事業)
   当事業においては、生活に身近な食品や飲料の分野でオリジナルかつユニークな製品の研究開発に取り組んで
  います。社会変化に伴う健康・環境・人口・高齢化問題など様々な課題の解決に向け「レトルト事業」「飲料事
  業」「プラントベース事業」を中核とし、「食」と「健康」をテーマに革新的な製品を創出、提案しています。
   消費者関連事業における研究開発費は、459百万円です。

  (その他の事業)
   当事業においては、機能化学品やファインケミカルの分野で研究開発に取り組んでいます。有機、無機の合成
  技術を主体とし、独自の技術を核とした新製品の研究開発や次世代分野の研究開発を行っています。
   その他の事業における研究開発費は、4,102百万円です。




                                    - 7 -
                     大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


(2)財政状態に関する説明
  ① 資産、負債及び資本の状況
                                                         (単位:百万円)
                    前連結会計年度           当第3四半期連結会計期間
                                                         増減額
                   (2020年12月31日)       (2021年9月30日)
   流動資産                   1,003,727          1,064,063         60,336

   非流動資産                  1,624,079          1,751,703         127,623

          資産合計            2,627,807          2,815,766         187,959

   流動負債                    416,213             484,677         68,464

   非流動負債                   328,161             313,480     △14,680

          負債合計              744,374            798,158          53,783

          資本合計            1,883,432          2,017,608         134,175


  a. 資産
    当第3四半期連結会計期間末における総資産は2,815,766百万円(前連結会計年度末は2,627,807百万円)とな
   り、187,959百万円増加しました。その内訳は、流動資産が60,336百万円の増加、非流動資産が127,623百万円の
   増加であります。
   (流動資産)
     当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,064,063百万円(前連結会計年度末は1,003,727百万円)
   となり、60,336百万円増加しました。その主たる内訳は、売上債権及びその他の債権が20,603百万円、その他
    の金融資産が19,944百万円減少したものの、現金及び現金同等物が91,826百万円増加したこと等によるもので
   あります。
   (非流動資産)
    当第3四半期連結会計期間末における非流動資産は1,751,703百万円(前連結会計年度末は1,624,079百万
   円)となり、127,623百万円増加しました。その主たる内訳は、有形固定資産が20,985百万円、のれんが26,140
   百万円、無形資産が60,049百万円、持分法で会計処理されている投資が16,706百万円増加したこと等によるも
   のであります。これらの増加は、主に医療関連事業における投資と為替相場の変動による影響によるものであ
    ります。当第3四半期連結累計期間においては、大日本住友製薬㈱とサノビオン社が精神神経領域で開発中の
    4つの新薬候補化合物について、全世界を対象とした共同開発及び販売に関するライセンス契約を締結し、契
    約一時金270百万米ドル(30,226百万円)を仕掛研究開発として無形資産に計上しております。
  b. 負債
    当第3四半期連結会計期間末における負債合計は798,158百万円(前連結会計年度末は744,374百万円)とな
   り、53,783百万円増加しました。その内訳は、流動負債が68,464百万円の増加、非流動負債が14,680百万円の減
   少であります。
   (流動負債)
     当第3四半期連結会計期間末における流動負債は484,677百万円(前連結会計年度末は416,213百万円)とな
   り、68,464百万円増加しました。その主たる内訳は、未払法人所得税が4,778百万円減少したものの、仕入債務
   及びその他の債務が27,507百万円、その他の流動負債が38,007百万円、社債及び借入金が3,534百万円、引当金
   が3,243百万円増加したこと等によるものであります。
   (非流動負債)
    当第3四半期連結会計期間末における非流動負債は313,480百万円(前連結会計年度末は328,161百万円)と
   なり、14,680百万円減少しました。その主たる内訳は、その他の金融負債が4,289百万円、リース負債が3,626
   百万円増加したものの、社債及び借入金が14,938百万円、契約負債が8,473百万円減少したこと等によるもので
   あります。
  c. 資本
    当第3四半期連結会計期間末における資本は2,017,608百万円(前連結会計年度末は1,883,432百万円)とな
   り、134,175百万円増加しました。その主たる内訳は、配当金の支払54,236百万円、親会社の所有者に帰属する
   四半期利益126,648百万円の計上等により利益剰余金が75,756百万円、為替相場の変動等の影響によりその他の
   資本の構成要素が55,628百万円増加したこと等によるものであります。




                              - 8 -
                  大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


② キャッシュ・フローの状況
 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は448,678百万円となり、前連結会計年度末よ
り91,826百万円増加しました。当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、197,210百万
円となりました。一方で、将来の持続的成長に向けて、主に医療関連事業において投資等を行ったことにより、
投資活動によるキャッシュ・フローは△33,009百万円となりました。財務活動につきましては、借入金及びリー
ス負債を返済し、配当金の支払額が△55,984百万円となったことから、財務活動によるキャッシュ・フローは
△83,724百万円となりました。
 これらの結果、営業活動によるキャッシュ・イン・フローは、投資活動及び財務活動を合わせたキャッシュ・
アウト・フローを上回り、また、円安の影響により現金及び現金同等物に係る換算差額が11,349百万円となった
ため、現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末より増加し、448,678百万円となりました。

 当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
 (営業活動によるキャッシュ・フロー)
  営業活動によるキャッシュ・フローは、197,210百万円(対前年同四半期比9,219百万円増)となりました。
  当第3四半期連結累計期間の主な内容は、税引前四半期利益166,308百万円、減価償却費及び償却費62,301百
 万円、売上債権及びその他の債権の増減額31,025百万円、仕入債務及びその他の債務の増減額△29,304百万
 円、その他営業活動によるキャッシュ・フロー18,448百万円、法人所得税等の支払額△49,880百万円となって
 おります。当第3四半期連結累計期間における対前年同四半期比9,219百万円のキャッシュ・フロー増加の主な
 要因は、為替相場の影響がプラスに寄与したこと、法人所得税等の支払額が対前年同四半期比10,431百万円減
 少したこと、その他営業活動によるキャッシュ・フローが対前年同四半期比31,014百万円増加したこと及び棚
 卸資産の増減額が対前年同四半期比20,120百万円増加したこと等の影響によるキャッシュ・フローの増加が、
 減損損失が対前年同四半期比20,051百万円減少したこと、売上債権及びその他の債権の増減額が対前年同四半
 期比12,949百万円減少したこと、仕入債務及びその他の債務の増減額が対前年同四半期比15,382百万円減少し
 たこと等の影響によるキャッシュ・フローの減少を上回ったことによるものであります。
 (投資活動によるキャッシュ・フロー)
  投資活動によるキャッシュ・フローは、△33,009百万円(同53,679百万円支出減)となりました。当第3四
 半期連結累計期間の主な内容は、有形固定資産の取得による支出△36,643百万円、投資の取得による支出
 △20,802百万円、定期預金の増減額(△は増加)24,416百万円等であります。当第3四半期連結累計期間にお
 ける対前年同四半期比53,679百万円のキャッシュ・フロー増加の主な要因は、医療関連事業等における無形資
 産の取得による支出が26,959百万円減少したこと、及び定期預金の増減額が対前年同四半期比29,985百万円増
 加となったことによるものであります。
 (財務活動によるキャッシュ・フロー)
  財務活動によるキャッシュ・フローは、△83,724百万円(同7,365百万円支出減)となりました。当第3四半
 期連結累計期間の主な内容は、長期借入金の返済による支出△14,122百万円、リース負債の返済による支出
 △13,834百万円、配当金の支払額△55,984百万円であります。当第3四半期連結累計期間における対前年同四
 半期比7,365百万円のキャッシュ・フロー増加の主な要因は、短期借入金の増減額が対前年同四半期比8,933百
 万円増加したこと等によるものであります。




                         - 9 -
                         大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
    連結業績予想につきましては、当第3四半期連結累計業績を踏まえ、2021年8月6日に公表しました連結業績予
   想を下記のとおり修正しました。


   2021年12月期通期連結業績予想数値の修正(2021年1月1日~2021年12月31日)
                                                                 (単位:百万円)
                                                                   (ご参考)
                 前回発表予想         今回修正予想        増減額         増減率
                                                                   前期実績
                   (A)           (B)          (B-A)       (%)
                                                                 (2020年12月期)
売上収益                1,480,000     1,480,000           -     -        1,422,826

研究開発費投資前事業利益          425,000       425,000           -     -         433,729

事業利益                  200,000       200,000           -     -         216,887

営業利益                  208,000       203,000     △5,000    △2.4        198,582

税引前当期利益               215,000       210,000     △5,000    △2.3        189,988

当期利益                  169,000       165,000     △4,000    △2.4        151,733
親会社の所有者に帰属する
                      165,000       161,000     △4,000    △2.4        148,137
当期利益
基本的1株当たり当期利益
                       304.21       296.84                             273.15
(円)


研究開発費                 225,000       225,000           -     -         216,841


(注)想定為替レートは以下のとおりです。
                 前回発表予想         今回修正予想

米ドル                     109円          109円

ユーロ                     131円          131円


 売上収益は、医療関連事業のグローバル4製品(「エビリファイ メンテナ」、「レキサルティ」、「サムスカ/ジンア
ーク」、「ロンサーフ」)及びニュートラシューティカルズ関連事業が前回発表予想どおり推移し、通期の事業利益も前
回発表予想どおり推移する見込みとなりました。
 一方で、グローバル4製品がさらに好調に推移することによる売上収益増加、「アブラキサン」の出荷調整による売上
収益減少、大日本住友製薬㈱とサノビオン社との共同開発及び販売に関するライセンス契約締結に基づく開発費増加、及
びニューノーマルに対応した積極的なマーケティング活動加速等の可能性も想定し、引き続き業績への影響を注視してま
いります。
 なお、営業利益、税引前当期利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益は、当第3四半期連結累計期間までの減損損
失等の影響により、前回発表予想を下回る見込みとなりました。




                                 - 10 -
                     大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
                                                           (単位:百万円)
                                     前連結会計年度           当第3四半期連結会計期間
                                    (2020年12月31日)       (2021年9月30日)

資産
 流動資産
  現金及び現金同等物                                  356,851           448,678
  売上債権及びその他の債権                               379,107           358,504
  棚卸資産                                       173,827           178,892
  未収法人所得税                                      3,283             2,465
  その他の金融資産                                    44,920            24,975
  その他の流動資産                                    44,488            49,810
              (小計)                         1,002,479          1,063,326
  売却目的で保有する資産                                  1,247                736
  流動資産合計                                   1,003,727          1,064,063
 非流動資産
  有形固定資産                                     462,131           483,116
  のれん                                        262,914           289,055
  無形資産                                       457,192           517,242
  持分法で会計処理されている投資                            208,146           224,853
  その他の金融資産                                   187,221           177,950
  繰延税金資産                                      21,531            32,962
  その他の非流動資産                                   24,941            26,523
  非流動資産合計                                  1,624,079          1,751,703
資産合計                                       2,627,807          2,815,766




                           - 11 -
                     大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信



                                                           (単位:百万円)
                                     前連結会計年度           当第3四半期連結会計期間
                                    (2020年12月31日)       (2021年9月30日)

負債及び資本
 負債
 流動負債
  仕入債務及びその他の債務                               164,950           192,458
  社債及び借入金                                     28,690            32,224
  リース負債                                       15,511            16,759
  その他の金融負債                                     1,987             1,983
  未払法人所得税                                     14,744             9,965
  引当金                                              -             3,243
  契約負債                                        12,644            12,632
  その他の流動負債                                   177,350           215,357
             (小計)                            415,878           484,626
  売却目的で保有する資産に直接関連する負債                           334                51
  流動負債合計                                     416,213           484,677


 非流動負債
  社債及び借入金                                    124,564           109,626
  リース負債                                       57,314            60,941
  その他の金融負債                                    16,737            21,027
  退職給付に係る負債                                   16,724            15,293
  引当金                                            904             1,394
  契約負債                                        69,164            60,690
  繰延税金負債                                      25,457            26,643
  その他の非流動負債                                   17,294            17,864
  非流動負債合計                                    328,161           313,480
 負債合計                                        744,374           798,158


 資本
  親会社の所有者に帰属する持分
  資本金                                         81,690            81,690
  資本剰余金                                      506,295           506,574
  自己株式                                      △45,781            △45,571
  利益剰余金                                    1,402,644          1,478,400
  その他の資本の構成要素                               △92,474            △36,845
  親会社の所有者に帰属する持分合計                         1,852,375          1,984,248
 非支配持分                                        31,057            33,359
 資本合計                                      1,883,432          2,017,608
 負債及び資本合計                                  2,627,807          2,815,766




                           - 12 -
                     大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


(2)要約四半期連結損益計算書
                                                       (単位:百万円)
                             前第3四半期連結累計期間         当第3四半期連結累計期間
                              (自 2020年1月1日         (自 2021年1月1日
                              至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)

 売上収益                                 1,066,959            1,107,417
 売上原価                                 △328,511             △358,668
 売上総利益                                 738,448              748,749

 販売費及び一般管理費                           △404,981             △439,009
 持分法による投資利益                             13,256                8,644
 研究開発費                                △158,059             △162,521
 減損損失                                 △25,102               △5,051
 その他の収益                                 9,914                10,571
 その他の費用                                △1,780               △3,252
 営業利益                                  171,695              158,130

 金融収益                                    2,239                11,056
 金融費用                                  △8,944               △2,878
 税引前四半期利益                             164,990               166,308
 法人所得税費用                              △34,392               △36,275
 四半期利益                                 130,598              130,033


四半期利益の帰属
 親会社の所有者                               127,766              126,648
 非支配持分                                   2,831                3,384


1株当たり四半期利益
 基本的1株当たり四半期利益(円)                       235.59                233.50
 希薄化後1株当たり四半期利益(円)                      234.79                233.34




                           - 13 -
                      大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


(3)要約四半期連結包括利益計算書
                                                     (単位:百万円)
                            前第3四半期連結累計期間        当第3四半期連結累計期間
                             (自 2020年1月1日        (自 2021年1月1日
                             至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)

四半期利益                                 130,598             130,033

その他の包括利益
 純損益に振り替えられることのない項目
 確定給付制度の再測定                                75               1,804
 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
                                       11,808            △10,210
 金融資産
 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対
                                          414               △190
 する持分
 小計                                    12,297             △8,596


 純損益に振り替えられる可能性のある項目
  在外営業活動体の換算差額                        △27,811              58,969
 キャッシュ・フロー・ヘッジ                            △6                     2
 持分法適用会社におけるその他の包括利益に対
                                        △723                9,262
 する持分
 小計                                   △28,541              68,234
 その他の包括利益合計                           △16,243              59,638
四半期包括利益                               114,354             189,671


四半期包括利益の帰属
 親会社の所有者                              112,422             185,621
 非支配持分                                  1,931               4,049
 四半期包括利益                              114,354             189,671




                            - 14 -
                     大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


(4)要約四半期連結持分変動計算書
     前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
                                                                       (単位:百万円)
                                         親会社の所有者に帰属する持分

                                                                   その他の資本の構成要素
                                                                             その他の包
                     資本金       資本剰余金         自己株式      利益剰余金                 括利益を通
                                                                   確定給付制
                                                                             じて公正価
                                                                   度の再測定
                                                                             値で測定す
                                                                             る金融資産
2020年1月1日残高           81,690    505,520      △46,018   1,304,569         -      24,047
 四半期利益                     -          -            -     127,766         -           -
 その他の包括利益                  -             -         -          -         43      12,279
四半期包括利益                    -             -        -     127,766         43      12,279
 自己株式の取得                   -             -       △1           -          -           -
 配当金                       -          -            -    △54,230          -           -
 株式報酬取引                    -        637          238          -          -           -
 支配の喪失を伴わない子会社に対す
                           -       △12             -          -          -           -
 る所有者持分の変動
 その他の資本の構成要素から利益剰
                           -             -         -      △518        △43          561
 余金への振替
所有者との取引額等合計                -        624          237    △54,749       △43          561
2020年9月30日残高          81,690    506,145      △45,780   1,377,586         -      36,888



                           親会社の所有者に帰属する持分

                        その他の資本の構成要素
                                                                   非支配持分     資本合計
                    在外営業活 キャッシュ・                        合計
                    動体の換算 フロー・ヘッ             合計
                    差額    ジ
2020年1月1日残高         △103,537        △1       △79,490   1,766,271    29,168   1,795,440
 四半期利益                     -         -             -     127,766     2,831     130,598
 その他の包括利益            △27,659        △6       △15,343    △15,343      △900     △16,243
四半期包括利益              △27,659        △6       △15,343    112,422      1,931    114,354
 自己株式の取得                   -         -             -        △1           -        △1
 配当金                       -             -         -    △54,230     △1,482    △55,713
 株式報酬取引                    -             -         -        876          -        876
 支配の喪失を伴わない子会社に対す
                           -             -         -        △12          6         △6
 る所有者持分の変動
 その他の資本の構成要素から利益剰
                           -             -       518          -          -           -
 余金への振替
所有者との取引額等合計                -             -       518    △53,367     △1,476    △54,844
2020年9月30日残高        △131,196        △8       △94,315   1,825,326    29,623   1,854,950




                                - 15 -
                      大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


       当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
                                                                        (単位:百万円)
                                          親会社の所有者に帰属する持分

                                                                    その他の資本の構成要素
                                                                              その他の包
                      資本金       資本剰余金         自己株式      利益剰余金                 括利益を通
                                                                    確定給付制
                                                                              じて公正価
                                                                    度の再測定
                                                                              値で測定す
                                                                              る金融資産
2021年1月1日残高            81,690    506,295      △45,781   1,402,644         -     43,298
 四半期利益                      -          -            -     126,648         -          -
 その他の包括利益                   -          -            -           -     1,850    △10,393
四半期包括利益                     -             -        -     126,648      1,850    △10,393
 自己株式の取得                    -             -       △1           -          -          -
 配当金                        -             -         -    △54,236          -           -
 株式報酬取引                     -        279          210          -          -           -
 支配の喪失を伴わない子会社に対す
                            -        △0             -          -          -           -
 る所有者持分の変動
 その他の資本の構成要素から利益剰
                            -             -         -      3,344     △1,850    △1,494
 余金への振替
所有者との取引額等合計                 -        278          209    △50,891     △1,850    △1,494
2021年9月30日残高           81,690    506,574      △45,571   1,478,400         -      31,409



                            親会社の所有者に帰属する持分

                         その他の資本の構成要素
                                                                    非支配持分     資本合計
                     在外営業活 キャッシュ・                        合計
                     動体の換算 フロー・ヘッ             合計
                     差額    ジ
2021年1月1日残高          △135,766        △5       △92,474   1,852,375    31,057   1,883,432
 四半期利益                      -         -             -     126,648     3,384     130,033
 その他の包括利益              67,514         2        58,973      58,973       664      59,638
四半期包括利益                67,514             2    58,973    185,621      4,049    189,671
 自己株式の取得                    -             -         -        △1           -        △1
 配当金                        -             -         -    △54,236     △1,747    △55,984
 株式報酬取引                     -             -         -        489          -         489
 支配の喪失を伴わない子会社に対す
                            -             -         -        △0           -         △0
 る所有者持分の変動
 その他の資本の構成要素から利益剰
                            -             -   △3,344           -          -           -
 余金への振替
所有者との取引額等合計                 -             -   △3,344     △53,748     △1,747    △55,495
2021年9月30日残高          △68,252        △2       △36,845   1,984,248    33,359   2,017,608




                                 - 16 -
                      大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                       (単位:百万円)

                              前第3四半期連結累計期間        当第3四半期連結累計期間
                               (自 2020年1月1日        (自 2021年1月1日
                               至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前四半期利益                               164,990             166,308
 減価償却費及び償却費                              58,998              62,301
 減損損失及びその戻入益                             25,102               5,051
 持分法による投資損益(△は利益)                      △13,256             △8,644
 金融収益                                  △2,239              △11,056
 金融費用                                    8,944                2,878
 棚卸資産の増減額(△は増加)                        △16,261                3,858
 売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加)                 43,974               31,025
 仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少)                △13,922             △29,304
 その他                                   △12,566              18,448
          (小計)                          243,763             240,865
 利息及び配当金の受取額                             6,940               8,269
 利息の支払額                                 △2,400              △2,044
 法人所得税等の支払額                            △60,312             △49,880
 営業活動によるキャッシュ・フロー                       187,991             197,210


投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の売却による収入                             114               1,672
 有形固定資産の取得による支出                        △36,754             △36,643
 無形資産の取得による支出                          △39,803             △12,843
 投資の売却及び償還による収入                         14,124              17,417
 投資の取得による支出                            △19,792             △20,802
 子会社の取得による支出                                 -              △8,036
 定期預金の増減額(△は増加)                         △5,568               24,416
 その他                                       990                1,810
 投資活動によるキャッシュ・フロー                      △86,688             △33,009


財務活動によるキャッシュ・フロー
 自己株式の取得による支出                               △1                  △1
 短期借入金の増減額(△は減少)                        △9,145                △211
 長期借入れによる収入                                433                 430
 長期借入金の返済による支出                         △14,477             △14,122
 リース負債の返済による支出                         △12,392             △13,834
 配当金の支払額                               △55,522             △55,984
 その他                                        16                  △0
 財務活動によるキャッシュ・フロー                      △91,089             △83,724


現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                      10,212              80,477
現金及び現金同等物の期首残高                          334,040             356,851
現金及び現金同等物に係る換算差額                        △4,364               11,349
現金及び現金同等物の期末残高                          339,888             448,678




                            - 17 -
                            大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


 (事業セグメント)
   (1) 報告セグメントの概要
      当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
     取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているもので
     あります。
        当社は持株会社として、グループ戦略の立案・決定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、
       グループ会社に対して、各種共通サービスの提供を行っており、事業活動は、当社傘下の子会社及び関連会社
       が展開しております。
        当社グループは、事業の核をヘルスケアにおいて、国内・海外で医療関連、ニュートラシューティカルズ関
       連、消費者関連及びその他の事業活動を展開しており、「医療関連事業」、「ニュートラシューティカルズ関
       連事業」、「消費者関連事業」及び「その他の事業」の4つを報告セグメントとしております。
        「医療関連事業」は、治療薬及び輸液等を生産及び販売しております。「ニュートラシューティカルズ関連
       事業」は、機能性飲料等、医薬部外品及び栄養補助食品等を生産及び販売しております。「消費者関連事業」
       は、ミネラルウォーター、嗜好性飲料及び食品等を生産及び販売しております。「その他の事業」は、商品の
       保管、保管場所の提供、化学薬品及び液晶評価機器・分光分析機器他を生産及び販売しております。

   (2) 報告セグメントの売上収益及び業績
      当社グループの報告セグメントごとの売上収益及び業績は、以下のとおりであります。
        報告セグメントの利益は、営業利益に基づく数値であります。
        セグメント間の内部売上収益及び振替高は市場実勢価格に基づいて算定した合理的な内部振替価格によって
       おります。

        前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
                                                                               (単位:百万円)
                                      報告セグメント
                                                                                     要約四半期
                           ニュートラ                                           調整額
                                                                                     連結損益計
                医療関連       シューティ       消費者           その他の                  (注)
                                                                 合計                  算書
                 事業        カルズ関連       関連事業           事業
                            事業

売上収益

 外部顧客への売上収益      715,124    252,746      24,097       74,991   1,066,959        -    1,066,959

 セグメント間の内部売
                     -          21               7    29,047     29,076    △29,076         -
 上収益又は振替高

       計         715,124    252,767      24,105      104,038   1,096,035   △29,076   1,066,959

セグメント利益          144,236    36,960        9,556       12,775    203,527    △31,832    171,695

(注)セグメント利益の調整額△31,832百万円には、セグメント間取引消去△56百万円、各セグメントに配賦していな
   い全社費用△32,266百万円、その他の収益490百万円が含まれております。全社費用は、本社等の間接部門に係
   る費用であります。




                                        - 18 -
                           大塚ホールディングス株式会社 (4578)  2021年12月期 第3四半期決算短信


       当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
                                                                           (単位:百万円)
                                     報告セグメント
                                                                                 要約四半期
                          ニュートラ                                        調整額
                                                                                 連結損益計
               医療関連       シューティ       消費者        その他の                  (注)
                                                             合計                  算書
                事業        カルズ関連       関連事業        事業
                           事業

売上収益

 外部顧客への売上収益     720,974    280,038      24,098    82,306   1,107,417        -    1,107,417

 セグメント間の内部売
                    -          33           17    28,445     28,496    △28,496         -
 上収益又は振替高

       計        720,974    280,072      24,115   110,752   1,135,914   △28,496   1,107,417

セグメント利益         127,955    45,789        5,781    12,225    191,751    △33,620    158,130

(注)セグメント利益の調整額△33,620百万円には、セグメント間取引消去205百万円、各セグメントに配賦していな
   い全社費用△34,570百万円、その他の収益743百万円が含まれております。全社費用は、本社等の間接部門に係
   る費用であります。




                                       - 19 -