令和３年10月13日
決算発表・補足説明資料（1/3） ダイト株式会社
（証券コード4577）
令和４年５月期・第１四半期連結決算の概要
Ⅰ． 令和４年５月期・第１四半期連結累計期間の概況について
医薬品業界におきましては、国のジェネリック医薬品使用促進策が進められ、ジェネリック医薬品の普及が拡大する一方、令
和３年４月に薬価改定が行われ、今後毎年薬価改定が実施されることが決まっており、医薬品業界の事業環境は厳しいも
のとなることが予想され、当社としても一層の経営効率化への努力が求められております。
当社グループにおける原薬につきましては、消炎鎮痛剤原薬、食道炎治療剤原薬、疼痛治療剤原薬等のジェネリック医薬
品向け原薬の販売増加があり堅調に推移し、売上高は5,427百万円となりました。
製剤につきましては、自社開発ジェネリック医薬品及び高薬理活性製剤の販売増加、医療用医薬品における新規の新薬
や⾧期収載品の製造受託の販売増加があり堅調に推移し、売上高は6,250百万円となりました。
健康食品他につきましては、堅調に推移し、売上高は68百万円となりました。
Ⅱ． 連結損益の状況
① 損益実績 (百万円)
令和３年5月期・第１Ｑ 令和４年5月期・第１Ｑ 対前期比較 令和４年5月期 計画
進捗率
金額 % 金額 % 増減額 増減率% 金額 %
売上高 13,703 100.0% 11,746 100.0% △1,956 － 42,500 100.0% 27.6%
売上原価 10,564 77.1% 8,470 72.1% △2,094 －
売上総利益 3,139 22.9% 3,276 27.9% +137 +4.4%
販管費 1,192 8.7% 916 7.8% △275 △23.1%
営業利益 1,947 14.2% 2,360 20.1% +413 +21.2% 5,900 13.9% 40.0%
営業外収益 37 0.3% 73 0.6% +35 +94.4%
営業外費用 19 0.1% 13 0.1% △5 △30.1%
経常利益 1,965 14.3% 2,419 20.6% +454 +23.1% 6,000 14.1% 40.3%
特別利益 0 0.0% 246 2.1% +246 －
特別損失 5 0.0% 24 0.2% +18 +338.2%
税引前利益 1,959 14.3% 2,642 22.5% +682 +34.8%
親会社株主に帰属
する四半期純利益
1,321 9.6% 1,825 15.5% +503 +38.1% 4,250 10.0% 42.9%
* 連結子会社数 ３社 （大和薬品工業㈱、Daito Pharmaceuticals America, Inc.、大桐製薬（中国）有限責任公司）
* 返品調整引当金戻入額は、売上原価に含めております。
② 品目別売上高 (百万円)
令和３年5月期・第１Ｑ 令和４年5月期・第１Ｑ 対前期比較
金額 % 金額 % 増減額 増減率%
原 薬 7,163 52.3% 5,427 46.2% △1,736 －
製 剤 6,478 47.3% 6,250 53.2% △227 －
健康食品他 61 0.4% 68 0.6% +7 －
合 計 13,703 100.0% 11,746 100.0% △1,956 －
* 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日）等を当第１四半期連結会計期間の期首から適用しており、
令和４年５月期第１四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。当該変更により売上高、売上
原価はそれぞれ減少しておりますが、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に与える影響は無く、売上高、売上原価は対前
年同四半期増減率を記載しておりません。
Ⅲ． 設備投資の状況 (百万円)
令和３年5月期・第１Ｑ 令和４年5月期・第１Ｑ 対前期比
金 額 金 額 増減額
有形固定資産の投資額（発生ベース） 949 599 △350
無形固定資産の投資額（ 〃 ） 1 0 △1
合 計 950 599 △351
主な設備投資の内訳 (百万円)
設備内容 金額 備考
・ 包装製造設備等 58 ダイト 包装設備の増強・更新
・ 製剤製造設備等 37 ダイト 製剤設備の増強・更新
・ 品質保証棟建設 84 ダイト 品質保証棟の新設
令和３年10月13日
決算発表・補足説明資料（2/3） ダイト株式会社
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Ⅳ． 減価償却費の状況 (百万円)
令和３年5月期・第１Ｑ 令和４年5月期・第１Ｑ 対前期比
金 額 金 額 増減額
有形固定資産 671 749 +77
無形固定資産等 9 11 +1
合 計 681 760 +79
Ⅴ． 研究開発費の状況 (百万円)
令和３年5月期・第１Ｑ 令和４年5月期・第１Ｑ 対前期比
金 額 金 額 増減額
研究開発費 532 191 △340
Ⅵ. 参考 品目別売上高 新収益認識基準適用後の数値比較 (百万円)
令和３年5月期・第１Ｑ 令和４年5月期・第１Ｑ 対前期比較
金額 % 金額 % 増減額 増減率%
原 薬 5,280 46.3% 5,427 46.2% +146 +2.8%
製 剤 6,053 53.1% 6,250 53.2% +197 +3.3%
健康食品他 61 0.5% 68 0.6% +7 +12.4%
合 計 11,395 100.0% 11,746 100.0% +351 +3.1%
* 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年３月31日）等を当第１四半期連結会計期間の期首から適用しており、
令和４年５月期第１四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっております。令和３年5月期第１四半期
の業績については、当該会計基準等を適用したと仮定して算定した数値を記載しております。
令和４年５月期・通期連結決算の予想
令和４年５月期の通期連結業績予想につきましては、令和３年７月14日に公表いたしました予想数値を修正しておりません。
Ⅰ． 連結損益の予想
①損益予想 (百万円)
令和３年５月期 通期 令和４年５月期 通期予想 対前期比較
金額 % 金額 % 増減額 増減率%
売上高 40,007 100.0% 42,500 100.0% +2,492 +6.2%
営業利益 5,908 14.8% 5,900 13.9% △8 △0.1%
経常利益 6,067 15.2% 6,000 14.1% △67 △1.1%
親会社株主に帰属
する当期純利益
4,246 10.6% 4,250 10.0% +3 +0.1%
参考:新収益認識基準適用前後の決算数値 (百万円)
令和３年５月期 令和3年５月期 令和4年５月期 予想
（旧基準） （新基準） （新基準）
48,714 40,007 42,500
売上高
（+8.3%） （－） （+6.2%）
6,067 6,000
経常利益
（+11.1%） （△1.1%）
親会社株主に帰属 4,246 4,250
する当期純利益 （+7.6%） （+0.1%）
* かっこ内は前期比増減率。
* 新基準での令和２年５月期売上高を算出していないため、令和３年の対前比は算出しておりません。（－表記）
令和３年10月13日
決算発表・補足説明資料（3/3） ダイト株式会社
（証券コード4577）
②品目別売上高 (百万円)
令和３年５月期 通期 令和４年５月期 通期予想 対前期比較
金額 % 金額 % 増減額 増減率%
原 薬 18,363 45.9% 19,750 46.5% +1,386 +7.5%
製 剤 21,336 53.3% 22,450 52.8% +1,113 +5.2%
健康食品他 307 0.8% 300 0.7% △7 △2.6%
合 計 40,007 100.0% 42,500 100.0% +2,492 +6.2%
* 令和４年５月期の期首より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号）等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計
基準等を適用した後の金額となっております。令和３年5月期の業績については、当該会計基準等を適用したと仮定して算定した数値を記載
しております。
Ⅱ． 設備投資の状況 (百万円)
令和３年５月期 令和４年5月期 予想 対前期比
金 額 金 額 増減額
有形固定資産の投資額（発生ベース） 5,335 4,970 △365
無形固定資産の投資額（ 〃 ） 59 130 +70
合 計 5,395 5,100 △295
主な設備投資の内訳 (百万円)
設備内容 金額 備考
・ 原薬製造設備等 1,000 ダイト 原薬棟の新設 1,000百万円 ※設備投資総額3,500百万円。
・ 包装製造設備等 699 ダイト 包装設備の増強・更新
・ 製剤製造設備等 767 ダイト 製剤設備の増強・更新
・ 品質保証棟建設 262 ダイト 品質保証棟の新設 ※設備投資総額350百万円。
Ⅲ． 減価償却費の状況 (百万円)
令和３年５月期 令和４年5月期 予想 対前期比
金 額 金 額 増減額
有形固定資産 3,114 3,350 +235
無形固定資産等 39 50 +10
合 計 3,154 3,400 +245
Ⅳ． 研究開発費の状況 (百万円)
令和３年５月期 令和４年5月期 予想 対前期比
金 額 金 額 増減額
研究開発費 2,032 1,800 △232
以上