平成31年５月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
平成31年４月12日
上場会社名 ダイト株式会社 上場取引所 東
コード番号 4577 ＵＲＬ http://www.daitonet.co.jp/
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名）大津賀 保信
問合せ先責任者 （役職名） 常務執行役員 管理本部長 （氏名）埜村 益夫 ＴＥＬ 076-421-5665
四半期報告書提出予定日 平成31年４月12日 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無： 有
四半期決算説明会開催の有無 ： 無
（百万円未満切捨て）
１．平成31年５月期第３四半期の連結業績（平成30年６月１日～平成31年２月28日）
（１）連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
31年５月期第３四半期 30,401 2.6 3,665 15.1 3,753 15.6 2,550 10.9
30年５月期第３四半期 29,636 6.2 3,185 3.6 3,245 6.7 2,300 12.6
（注）包括利益 31年５月期第３四半期 2,439百万円 （△3.6％） 30年５月期第３四半期 2,530百万円 （29.4％）
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年５月期第３四半期 203.81 －
30年５月期第３四半期 183.81 －
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
31年５月期第３四半期 49,193 30,484 61.1
30年５月期 46,898 28,495 59.8
（参考）自己資本 31年５月期第３四半期 30,079百万円 30年５月期 28,060百万円
（注）「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 平成30年２月16日）等を第１四半期連結会
計期間の期首から適用しており、前連結会計年度に係る財政状態については、当該会計基準等を遡って適用した
後の数値となっております。
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年５月期 － 15.00 － 18.00 33.00
31年５月期 － 18.00 －
31年５月期（予想） 18.00 36.00
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無： 無
３．平成31年５月期の連結業績予想（平成30年６月１日～平成31年５月31日）
（％表示は、対前期増減率）
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 40,800 2.3 4,300 3.3 4,350 2.5 3,100 1.9 247.72
（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無： 無
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）： 無
新規 －社 （社名）－、除外 －社 （社名）－
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用： 無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 31年５月期３Ｑ 12,519,064株 30年５月期 12,519,064株
② 期末自己株式数 31年５月期３Ｑ 5,344株 30年５月期 5,241株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 31年５月期３Ｑ 12,513,772株 30年５月期３Ｑ 12,514,006株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
（将来に関する記述等についてのご注意）
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる仮定及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料２ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
（四半期決算補足説明資料の入手方法）
四半期決算補足説明資料は、TDnetで同日開示しております。
ダイト㈱（4577） 平成31年５月期 第３四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第３四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 7
（株主資本に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………………… 7
（追加情報） ………………………………………………………………………………………………………… 7
（セグメント情報等） ……………………………………………………………………………………………… 7
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ダイト㈱（4577） 平成31年５月期 第３四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第３四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などがあり回復基調で推移したもの
の、米国・中国の貿易摩擦による世界経済の減速が懸念され、先行きは不透明な状況が続いております。
医薬品業界におきましては、平成29年６月閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017」では「2020年
９月までに、後発医薬品の使用割合を80％とし、できる限り早期に達成できるよう、更なる使用促進策を検討す
る」と明記され、ジェネリック医薬品の使用に対する国の政策面での後押しが期待されております。しかしながら
薬価引き下げなどによる薬剤費抑制の方針も示されており、平成29年12月には、２年に１度の薬価改定を2021年度
から毎年実施することや、後発薬が普及している先発薬の価格を大幅に引き下げることなどを柱とした薬価制度改
革の骨子が中医協で了承されるなど、医薬品業界の事業環境は厳しいものとなることが予想され、当社としても一
層の経営効率化への努力が求められております。
このような状況のもと、当社グループは生産基盤の充実と積極的な営業活動を図っており、当社は新たに高薬理
固形製剤の製造棟である第八製剤棟を建設し、平成30年11月に竣工いたしました。
売上高の販売品目ごとの業績は次のとおりであります。
原薬では、一部仕入商品の販売減少があったものの、血圧降下剤原薬及び消炎鎮痛剤原薬等のジェネリック医薬
品向け原薬の販売が増加し堅調に推移し、売上高は16,485百万円（前年同期比5.1％増）となりました。
製剤では、自社開発ジェネリック医薬品は堅調に推移したものの、一般用医薬品の販売及び医療用医薬品におけ
る新薬や長期収載品の製造受託の販売が減少となり厳しい状況で推移し、売上高は13,699百万円（前年同期比
0.1％減）となりました。
健康食品他につきましては、市場における競争激化等により、厳しい状況で推移し、売上高は217百万円（前年
同期比8.6％減）となりました。
これらの結果、当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高30,401百万円（前年同期比2.6％増）、営業利益
3,665百万円（前年同期比15.1％増）、経常利益3,753百万円（前年同期比15.6％増）、親会社株主に帰属する四半
期純利益2,550百万円（前年同期比10.9％増）となりました。
（２）財政状態に関する説明
当第３四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末より2,295百万円増加し、49,193百万円とな
りました。これは主に、商品及び製品の減少258百万円などがあった一方で、現金及び預金の増加385百万円、電子
記録債権の増加654百万円、原材料及び貯蔵品の増加766百万円、その他の流動資産の増加343百万円、有形固定資
産の増加414百万円などがあったことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末より306百万円増加し、18,709百万円となりました。これは主に、電子記録債務の減
少304百万円、その他の流動負債の減少236百万円、長期借入金の減少832百万円などがあった一方で、支払手形及
び買掛金の増加877百万円、短期借入金の増加960百万円などがあったことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末より1,988百万円増加し、30,484百万円となりました。これは主に、利益剰余金の
増加2,099百万円などがあったことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末より1.3ポイント増加し、61.1％となっております。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 平成30年２月16日）等を第１四半
期連結会計期間の期首から適用しており、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度末との比較
を行っております。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成31年５月期（平成30年６月１日～平成31年５月31日）の通期の連結業績予想につきましては、平成30年７月
13日に公表いたしました予想数値に変更はありません。
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２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：千円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(平成30年５月31日) (平成31年２月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,711,449 2,096,706
受取手形及び売掛金 8,830,661 8,932,951
電子記録債権 4,296,409 4,951,030
商品及び製品 2,905,512 2,646,688
仕掛品 2,995,922 3,141,500
原材料及び貯蔵品 3,407,163 4,173,212
その他 275,329 618,463
貸倒引当金 △32,969 △33,762
流動資産合計 24,389,479 26,526,792
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 9,739,279 10,920,816
機械装置及び運搬具（純額） 4,980,023 5,682,850
その他（純額） 3,934,875 2,465,246
有形固定資産合計 18,654,177 19,068,913
無形固定資産
その他 329,985 297,357
無形固定資産合計 329,985 297,357
投資その他の資産
投資有価証券 2,877,493 2,788,478
その他 672,228 533,357
貸倒引当金 △24,802 △20,996
投資その他の資産合計 3,524,920 3,300,839
固定資産合計 22,509,083 22,667,109
資産合計 46,898,563 49,193,901
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,620,600 4,498,494
電子記録債務 2,381,900 2,077,772
短期借入金 1,400,000 2,360,000
1年内返済予定の長期借入金 1,965,314 1,832,650
未払法人税等 729,260 431,399
引当金 97,501 371,163
その他 3,488,958 3,252,540
流動負債合計 13,683,536 14,824,020
固定負債
長期借入金 4,018,755 3,185,861
退職給付に係る負債 514,415 517,670
その他 186,301 182,320
固定負債合計 4,719,471 3,885,852
負債合計 18,403,008 18,709,872
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ダイト㈱（4577） 平成31年５月期 第３四半期決算短信
（単位：千円）
前連結会計年度 当第３四半期連結会計期間
(平成30年５月31日) (平成31年２月28日)
純資産の部
株主資本
資本金 4,367,774 4,367,774
資本剰余金 4,253,965 4,253,965
利益剰余金 18,239,096 20,339,061
自己株式 △12,779 △13,110
株主資本合計 26,848,056 28,947,690
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 998,787 956,528
為替換算調整勘定 221,568 177,263
退職給付に係る調整累計額 △8,108 △2,027
その他の包括利益累計額合計 1,212,248 1,131,765
非支配株主持分 435,249 404,573
純資産合計 28,495,554 30,484,029
負債純資産合計 46,898,563 49,193,901
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ダイト㈱（4577） 平成31年５月期 第３四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 平成29年６月１日 (自 平成30年６月１日
至 平成30年２月28日) 至 平成31年２月28日)
売上高 29,636,902 30,401,398
売上原価 23,462,245 23,746,489
売上総利益 6,174,656 6,654,909
返品調整引当金戻入額 1,814 1,325
差引売上総利益 6,176,471 6,656,234
販売費及び一般管理費 2,991,140 2,990,617
営業利益 3,185,330 3,665,617
営業外収益
受取利息 681 871
受取配当金 62,916 68,021
受取保証料 6,710 9,631
為替差益 1,784 16,081
その他 22,914 16,985
営業外収益合計 95,008 111,591
営業外費用
支払利息 18,208 15,688
支払手数料 14,923 7,543
その他 1,819 967
営業外費用合計 34,951 24,199
経常利益 3,245,387 3,753,009
特別利益
補助金収入 - 194,928
受取保険金 20,524 -
特別利益合計 20,524 194,928
特別損失
固定資産除却損 525 23
固定資産圧縮損 - 145,950
投資有価証券評価損 - 38,118
特別損失合計 525 184,092
税金等調整前四半期純利益 3,265,386 3,763,845
法人税等 985,177 1,224,776
四半期純利益 2,280,208 2,539,069
非支配株主に帰属する四半期純損失（△） △20,036 △11,391
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,300,244 2,550,460
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ダイト㈱（4577） 平成31年５月期 第３四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第３四半期連結累計期間）
（単位：千円）
前第３四半期連結累計期間 当第３四半期連結累計期間
(自 平成29年６月１日 (自 平成30年６月１日
至 平成30年２月28日) 至 平成31年２月28日)
四半期純利益 2,280,208 2,539,069
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 156,266 △42,259
為替換算調整勘定 90,938 △63,589
退職給付に係る調整額 3,186 6,081
その他の包括利益合計 250,391 △99,767
四半期包括利益 2,530,599 2,439,301
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 2,523,019 2,469,977
非支配株主に係る四半期包括利益 7,580 △30,676
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ダイト㈱（4577） 平成31年５月期 第３四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（追加情報）
（「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用）
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 平成30年２月16日）等を第１四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区
分に表示しております。
（セグメント情報等）
【セグメント情報】
I 前第３四半期連結累計期間（自 平成29年６月１日 至 平成30年２月28日）
当社の報告セグメントは、「医薬品事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記
載を省略しております。
II 当第３四半期連結累計期間（自 平成30年６月１日 至 平成31年２月28日）
当社の報告セグメントは、「医薬品事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記
載を省略しております。
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