4576 J-DWTI 2019-12-12 15:30:00
眼科手術補助剤「DW-1002(一般名:BBG250)」の日本における開発計画変更のお知らせ [pdf]
2019 年 12 月 12 日
各 位
会社名 株 式 会 社 デ・ウエスタン・セラピテクス研 究 所
代表者名 代表取締役社長 日高 有一
( コ ー ド 番 号 :4 5 7 6 )
問合せ先 取締役総務管理部長 川上 哲也
TEL 0 52-2 1 8-87 8 5
眼 科 手 術 補 助 剤 「 D W -1002( 一 般 名 : BBG250) の 日 本 に お け る
」
開発計画変更のお知らせ
当 社 が 開 発 し て い る 眼 科 手 術 補 助 剤「 D W -1002( 一 般 名 : BBG250)」は 、サ ブ ラ
イ セ ン ス ア ウ ト 先 の わ か も と 製 薬 株 式 会 社( 以 下 、 わ か も と 製 薬 」
「 )が 内 境 界 膜 染
色及び白内障手術時の水晶体前嚢染色を適応症として、国内製造販売承認申請に
向 け た 準 備 を 行 っ て お り ま す が 、本 日 、開 発 計 画 変 更 を 決 定 い た し ま し た の で 、お
知らせいたします。
<開発計画>
は開発計画を表しており、 は 2018 年 12 月 期 ま で の 進 捗 、 は
2019 年 12 月 期 、 は 2020 年 12 月 期 、 は 2021 年 12 月 期 に お け る 開
発計画の到達目標を表しております。
【修正前】
パイプラインの名称 地域 基礎研究 非臨床試験 PhaseⅠ PhaseⅡa PhaseⅡb PhaseⅢ 申請 承認 上市
DW-1002(WP-1108)
日本
(内境界膜染色)
DW-1002(WP-1108)
日本
(白内障手術)
【修正後】
パイプラインの名称 地域 基礎研究 非臨床試験 PhaseⅠ PhaseⅡa PhaseⅡb PhaseⅢ 申請 承認 上市
DW-1002(WP-1108)
日本
(内境界膜染色)
DW-1002(WP-1108)
日本
(白内障手術)
な お 、開 発 計 画 の 変 更 に よ り 、2019 年 12 月 期 に 予 定 し て い た マ イ ル ス ト ー ン の
受 領 は な く な り ま す が 、 の 売 上 高 が 好 調 に 推 移 し て い る た め に 、 件 に よ る 2019
他 本
年 12 月 期 業 績 予 想 の 変 更 は ご ざ い ま せ ん 。
ま た 、中 期 経 営 計 画 の 業 績 へ の 影 響 に つ き ま し て は 、決 ま り 次 第 、速 や か に お 知
らせいたします。
D W -1002 に つ い て
当 社 は 、 九 州 大 学 の 研 究 グ ル ー プ が 発 見 し た BBG250( Brilliant Blue G-250) と
いう染色性の高い色素を主成分とした眼科手術補助剤を、産学連携機構九州から
の独占的ライセンスを受けております。
日 本 以 外 の 全 世 界 向 け の 独 占 的 な サ ブ ラ イ セ ン ス は DORC に 付 与 し て お り 、 DORC
は 、サ ブ ラ イ セ ン ス を 受 け た 後 、実 用 化 に 向 け た 製 剤 開 発 を 行 い 、こ の 眼 科 手 術 補
助 剤 を 完 成 さ せ ま し た 。 2010 年 9 月 か ら 欧 州 等 に お い て 、 こ の 眼 科 手 術 補 助 剤 を
製 造 ・ 販 売 し て い ま す 。 こ の 製 品 は 、 BBG250 の 高 い 染 色 性 を 利 用 し て 、 眼 内 に あ
る内境界膜を安全に染色し、眼科手術における内境界膜剥離を行いやすくするも
のです。
一 方 、日 本 国 内 に つ い て は 、わ か も と 製 薬 株 式 会 社( 以 下 、 わ か も と 製 薬 」
「 )に
眼科手術用途の内境界膜染色及び白内障手術時の水晶体前嚢染色についての独占
的サブライセンスを付与しており、わかもと製薬が製造販売承認の取得に向けて
開発を進めています。
な お 、 D W -1002 に か か る 各 開 発 品 の 現 時 点 で の 進 捗 は 以 下 の と お り で す 。
開発コード 適応症 市場 開発段階 進捗状況
内境界膜剥離 欧州 上市 販売中
内境界膜剥離 米国 申請 DORC に て 申 請
D W -1002 内境界膜剥離 カナダ 申請 DORC に て 申 請
内境界膜染色 日本 第Ⅲ相臨床試験 わかもと製薬にて開発中
白内障手術 日本 第Ⅲ相臨床試験 わかもと製薬にて開発中
以 上