4575 M-CANBAS 2020-01-27 15:00:00
第2四半期及び通期業績予想の再修正に関するお知らせ [pdf]
2020年1月27日
各 位
会社名 株式会社 キ ャ ン バ ス
代表者名 代表取締役社長 河邊 拓己
(コード番号:4575 東証マザーズ)
問合せ先 取締役最高財務責任者兼管理部長
加登住 眞(電話 055-954-3666)
第2四半期及び通期業績予想の再修正に関するお知らせ
当社はこのたび、2019年12月2日に公表した2020年6月期第2四半期累計期間(2019年7月1日~2019年12
月31日)及び2020年6月期通期(2019年7月1日~2020年6月30日)の修正業績予想を再修正することとしました
ので、お知らせいたします。
1. 業績予想再修正の理由及び背景
(1) 2020年6月期第2四半期累計期間(2019年7月1日~2019年12月31日)
膵臓癌臨床試験12月追加組入れ分の費用を含む費用計上時期の期ずれ
当社は、CBP501・シスプラチン・ニボルマブ(オプジーボ)の3剤併用による臨床試験(フェーズ1b拡大相)におい
て、膵臓癌・MSS※ 直腸大腸癌それぞれ評価可能10例の組入れを予定しています。
膵臓癌に関しては、2019年12月2日公表資料作成時に想定したペースで追加組入れが進捗しており、2020年2
月頃までに評価可能10例となる可能性があります。
すなわち、今回の業績予想再修正は、臨床開発の進捗に関して変動が発生したことによるものではありません。
(ただし、追加で組入れた症例からも評価不能が発生した場合には、この予想よりも10例到達が遅れるおそれもあ
ることにご留意ください。)
また、MSS直腸大腸癌に関しても、2019年12月2日公表の状況から変動ありません。
しかしながら、2019年12月後半、臨床試験実施施設側の費用計上処理遅延等が発生し、上記の追加組入れを
含む一連の費用に関する費用計上時期が2020年1月以降へ大きくずれ込むこととなりました。
このため、2020年6月期第2四半期累計期間(2019年7月1日~2019年12月31日)の営業費用(開発費)は、
2019年12月2日に公表した修正業績予想よりもさらに少額に留まると予測されます。
(2) 2020年6月期通期
上記(1)記載の事情から、期首の予想では2020年6月期第2四半期累計期間に見込んでいた費用の一部につい
て、計上時期が同期第3・第4四半期にずれ込むこととなりました。
同じ期中の計上時期変動にとどまると考えられることから、通期業績見通しの変動は軽微と予想しています。
2. 2020年6月期第2四半期累計期間(2019年7月1日~2019年12月31日)業績予想数値
1株当たり
事業収益 営業利益 経常利益 四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 55 △385 △388 △389 △56.97
今回修正予想 (B) 55 △267 △271 △272 △39.80
増減額 (B-A) ― 118 117 117
増減率 ((B-A)/A)(%) ― ― ― ―
《参考》前期第2四半期実績 61 △235 △236 △157 △28.13
(2019年6月期第2四半期)
(注)数値は表示未満切捨
3. 2020年6月期通期(2019年7月1日~2020年6月30日)業績予想数値
1株当たり
事業収益 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 110 △720 △723 △724 △106.09
今回修正予想 (B) 110 △709 △712 △713 △104.48
増減額 (B-A) ― 11 11 11
増減率 ((B-A)/A)(%) - - - -
《参考》前期実績 115 △533 △534 △456 △77.06
(2019年6月期)
(注)数値は表示未満切捨
なお、上記の予想は現時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、今後さまざまな要因により予
想と異なる結果となる可能性があります。
以上
※注 MSS マイクロサテライト安定。ステージIVの直腸大腸癌のおよそ90〜95%がMSSです。
ニボルマブ(オプジーボ)など免疫チェックポイント抗体が効きづらく、奏効率は5%未満であることがわかっています。